DELL G3 15レビュー 安価で購入しやすいゲーミングノートパソコン
DELL G3 15。機材貸出:デル・テクノロジーズ株式会社
DELL G3 15は、安価な価格帯からラインナップされているとても購入しやすいゲーミングノートPCです。
性能も高く、デスクトップPC並みの性能を備えたCPUと、高性能なグラフィックス(NVIDIA GeForce GTX 1650/1650Ti/1660Ti)を搭載しています。快適にゲームがプレイできるだけでなく、動画や画像編集、イラスト制作やデザイン、プログラミングなどの負荷のかかる処理などに使用したい人にもおすすめです。
実際にDELL G3 15を使用してみましたので、レビューをご紹介します。
当製品は販売終了しました。
現在、最新モデルのDELL G15が販売されていますので、こちらの記事をご参照ください。
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安価に購入できるゲーミングノートPC
ゲーミングノートPCというと、ハイスペックなCPUと高性能なグラフィックスを搭載していて、とても高価なパソコンというイメージがあるかもしれません。
しかし、その中でもDELL G3 15は安価に購入できるノートパソコンで、初めてゲーミングノートPCを購入しようと考えている人や、大学生など安くてハイスペックノートパソコンが欲しいと考えている人にとって、とてもおすすめのパソコンです。
このページでも紹介しているクーポンを使えば、最安のもので8万円台から購入できます。しかも、グラフィックス性能が高いNVIDIA GeForce GTX 1660Tiを搭載したものでも12万円台から購入できて非常にお得です(いずれも2020年9月時点)。
スリムで使いやすく、スッキリとしたデザイン
DELL G3 15には、ホワイトとブラックの2つのカラーモデルがラインナップされています。今回のレビューではホワイトのモデルを使用しています。
下の写真の通り、ホワイトのカラーモデルはとてもさわやかな仕上がりです。白いボディで、天板にはDELLのロゴが刻印されています。
本体は薄さ21.6mmで、スリムな仕上がりになっています。パッと見ると、ホームノートPCと見間違うくらいスッキリとしています。
実際に真横から見ると、ディスプレイもキーボードも薄くできています。ゲーミングノートPCというと分厚い製品もあるので、これだけスッキリしているととても使いやすいですね。
ゲーミングノートというと派手なデザインをした製品も多いですが、DELL G3 15はシンプルで落ち着いたデザインです。ゲームをしたり負荷のかかる処理もこなせるハイスペックノートパソコンが欲しいけど、ゲーミングノートPCのデザインが苦手というような人でも、とても選びやすい製品になっています。
キーボードはブラックとなっています。
大きさと重さの確認
DELL G3 15のサイズは15.6インチです。A4ノートよりも大きくなります。
重さは実測で2.5kgでした。一般的な15.6インチのホームノートPCよりも少し重めです。カバンに入れて持ち運ぶのは大変かもしれませんが、自宅の中でちょっと場所を変えてパソコンを使用するなど、気分を変えてゲームを楽しむというような使い方ができます。
NVIDIA GeForce GTX 1650 / 1650Ti / 1660Tiを搭載可能
ゲームをプレイするにあたって大事なグラフィックスは、NVIDIA GeForce GTX 1650 / 1650Ti / 1660Tiの3つから選択することができます。各グラフィックスの性能は下の図のようになっています。
GeForce GTX 1660Tiは、GeForce GTX 1650よりも約1.7倍性能が良くなります。
グラフィックスの性能を比較したグラフ。オレンジ色はDELL G3 15で選択できるグラフィックス。
とりあえずゲームがプレイできれば良いと考えている方やゲーム初心者の方などはGeForce GTX 1650または1650Tiを、しっかりゲームをプレイしたいという方やコスパの良いモデルが欲しいという方はGeForce GTX 1660Tiを選択すると良いでしょう。
GeForce GTX 1650であれば、軽量級~中程度の重さのゲームは快適に動作します。重量級のゲームであれば、画質や解像度などの設定を下げればプレイすることができるでしょう。
GeForce GTX 1660Tiであれば重量級のゲームも快適になり、より幅広いゲームをプレイすることができるようになります。
ハイスペックなCPUを搭載
DELL G3 15のCPUは、最新のCore i7-10750HまたはCore i5-10300Hを選択することができます。どちらも高いパフォーマンスを発揮するCPUですが、Core i7-10750Hの方が約1.3倍性能が高いです。
CPUの性能を比較したグラフ。オレンジ色はDELL G3 15で搭載できるCPU。一般的なノートPCのCPUよりも高性能なものを搭載可能。
一般的なノートPCに搭載されているCore i5-10210UなどのUシリーズのCPUよりも、性能が大幅に高いです。
次の項で紹介しているように、イラスト制作やデザイン、画像・動画編集、プログラミングなどの負荷がかかりやすい処理にも最適です。
イラスト制作やデザイン、画像・動画編集、プログラミングなどの作業にも最適
DELL G3 15はCPUもグラフィックスも、とても高性能なものを搭載しているので、ゲームを楽しむだけでなく、CPUやグラフィックスの性能を必要とする作業を行うこともできます。
特に、画像や動画の編集、イラスト制作やデザイン、CADなどの高いグラフィックス性能を必要とする作業などにも適しています。下でも解説している通り、ディスプレイはsRGBカバー率95.0%の広い色域なので、正確な色彩表現が可能です。作業を快適にこなしつつ、高い品質の作品が出来上がります。
また、プログラミング作業にも活用できます。特にCPUの性能が高いので、完了までに時間を要するような計算処理を行うような場合、一般的なノートパソコンよりも実行時間がより短くてすみます。
さらに、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTXシリーズを搭載しているため、グラフィックスを用いた演算処理も実行することが可能です。AIやディープラーニング、機械学習などの処理を行う際に、グラフィックスを使用した計算を実行することで、CPUで計算させるよりも大幅に処理時間を短縮することが可能になります。
ゲームはどれくらい快適にプレイできる?
実際にベンチマークソフトを使って、ゲームがどれくらい快適にプレイできるか性能を評価してみました。以下にその結果をご紹介します。
今回のレビューで使用したDELL G3 15の仕様は以下の通りです。
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-10750H
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
ディスプレイ:フルHD(解像度:1920×1080)、リフレッシュレート144Hz
CPU: Core i7-10750H
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
ディスプレイ:フルHD(解像度:1920×1080)、リフレッシュレート144Hz
軽量級のゲーム
まず、ドラゴンクエストです。軽量級のゲームになります。
画質を最高品質で解像度をフルHD(1920×1080)の設定で、20931のスコア(すごく快適)となりました。余裕の快適さです。軽量級のゲームであれば、解像度や画質を高めに設定しても快適にプレイできるでしょう。
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
---|---|---|---|
最高品質 | 1920 × 1080 | 20931 | すごく快適 |
続いてファンタシースターオンライン2です。こちらも軽量級のゲームになります。
描画設定を最高に設定しても、平均フレームレートが100fpsを余裕で越えていて、非常に快適に動作します。
簡易描画設定 | 解像度 | スコア | 平均fps |
---|---|---|---|
6(最高) | 1920 × 1080 | 36145 | 172.4 |
中程度の重さのゲーム
続いて、ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズです。中程度の重さのゲームになります。
グラフィックス設定を高品質、解像度を1920×1080にするとスコアは15518(非常に快適)で、平均フレームレートも116.7fpsと高い値となりました。画面がカクついたり、動作が重くなることもありませんでした。とても快適にプレイすることができるでしょう。
また、画質や解像度を下げると、より快適さが増します。詳しくは下の表にまとめていますが、設定を変えると平均フレームレートが上がりますので、より滑らかな表示が可能です。
いずれにしても、中程度の重さのゲームも快適にプレイできることがわかりました。
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 | 平均fps |
---|---|---|---|---|
最高品質 | 1920 × 1080 | 13433 | 非常に快適 | 93.0 |
高品質 (ノートPC) |
1920 × 1080 | 15518 | 非常に快適 | 116.7 |
標準品質 | 1920 × 1080 | 17455 | 非常に快適 | 144.9 |
重量級のゲーム
最後に、重量級のゲームであるファイナルファンタジーXVです。
画質を標準品質で解像度を1920×1080に設定すると、スコアは7573で「快適」となりました。平均フレームレートは75.9fpsで60fpsを越えました。快適にプレイできるでしょう。
ただ、画質を最高品質に設定すると、平均フレームレートは60fpsをやや下回りました。
重量級のゲームをプレイする場合は、画質を高めに設定するよりは標準~軽量品質でプレイすると快適にプレイできるでしょう。
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 | 平均fps |
---|---|---|---|---|
高品質 | 1920 × 1080 | 5617 | やや快適 | 55.6 |
標準品質 | 1920 × 1080 | 7573 | 快適 | 75.9 |
軽量品質 | 1920 × 1080 | 9656 | とても快適 | 96.5 |
ディスプレイ
ディスプレイを取り囲むフレーム幅が細くなっていて、見た目的にもスッキリとしています。ゲームへの没入感が高まります。
また、ディスプレイは映りの良いものが搭載されています。非光沢液晶で映り込みが抑えられていて目にも優しいです。解像度は1920×1080となっています。
i1 Display Proを用いて色域を測定すると、以下のような結果になりました。
色域が広く、sRGBカバー率は95%となっています。正確な色表現が可能です。デザインやイラスト制作などの作業をするのにも適しています。
sRGBカバー率 | 95.0% |
---|---|
sRGB比 | 99.6% |
Adobe RGBカバー率 | 72.8% |
Adobe RGB比 | 73.8% |
角度を変えて見ても色のコントラストや映り方に変化がなく、非常に見やすいです。
リフレッシュレート(1秒間に何回画面を更新するか)については、120Hzのものと144Hzのものがラインナップされています。120Hzだと1秒間に120回画面を更新し、144Hzだと1秒間に144回画面が更新されます。144Hzの方がゲームキャラの動きが滑らかになるという効果がありますが、120Hzのものでも十分にゲームプレイを楽しむことができます。
キーボード
キーボードは下の写真のようになっています。DELL G3 15には本体カラーの違う2つのモデルがありますが、いずれのモデルでもキーボードはブラックとなります。
テンキーが搭載されていて、キーボードの上部にあるのは電源ボタン兼指紋センサーです。
キーボードはスタンダードな構成です。ゲーミングノートPCによくあるWASDキーが目立つようなデザインではなく、落ち着いたデザインになっています。
「\」キーとBackspaceキーがつながっています。「\」キーが少し小さめなので、最初は見ながら入力した方が間違わなくて良いかもしれません。ただ、小さすぎるということはないので、慣れるのに時間はかからないでしょう。
テンキーが搭載されているので、数値データやお金の入力などにも使えます。
程よい打鍵感のある使いやすいキーボードです。
タッチパッドです。縁が青色にハイライトされていて、明るい感じがします。
指紋センサー搭載
キーボードの上部には電源ボタンがあります。これは指紋センサーを兼ねています。
パスワード入力なしでワンタッチでログインできて便利です。また、他人が使うことを防止できるので、人に見られたくないデータや重要な情報が保存されていても安心です。
Officeソフトが選択可能
ゲーミングPCはゲーム専用マシンというようなイメージがあるかもしれませんが、もちろんそれ以外にも使うことができます。ゲームばかりできればいいのですが、学業で使うこともあります。
特に大学では講義でレポートの提出が必ず必要となります。DELL G3 15は大学の講義で課されるレポートや卒論・修論の作成に必要なOfficeソフトをセットで購入することができます。Office単体で購入するよりも安くなるのでお得です。
Microsoft Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalから選ぶことができます。それぞれのバージョンに含まれるアプリは以下の表のようになっています。
Office Personal | Word、Excel、Outlook |
---|---|
Office Home and Business | Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote |
Office Professional | Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、 Publisher、Access |
Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。
もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはWord、Exceが含まれています。
Office ProfessionalはOffice Home and Businessに、さらにPublisherというDTPソフトとAccessというデータベースが含まれるようになります。より専門的な使い方をしたい人はこちらを選択してください。
周辺機器との接続に必要なインターフェース
周辺機器との接続に必要なインターフェースは、下の表にあるように搭載するグラフィックスの種類によって若干変わってきます。
GeForce GTX 1660Ti以上 |
GeForce GTX 1650Ti |
GeForce GTX 1650 |
|
---|---|---|---|
Mini Displayport | 〇 | - | |
SDカードスロット | 〇 | ||
HDMIポート | 〇 | ||
有線LANポート | 〇 | ||
USB2.0 / USB3.2ポート | 〇 | ||
USB Type-Cポート | 〇 (Thunderbolt3) |
〇 (Display Port Alt-Mode対応) |
- |
特にMini DisplayportとUSB Type-Cポートについては、GeForce GTX 1660Ti以上でないと搭載されません。これらのポートが必要な場合にはグラフィックスの種類をよく確認してください。
なお、ここで紹介しているインターフェースは、GeForce GTX 1660Tiを搭載したものになります。
有線LANポートを搭載
インターネットにはWi-FiまたはLANケーブルを挿して接続することができます。
オンラインゲームをする人にとっては、無線通信だとときどき接続が切れる心配があるのですが、LANケーブルを挿してプレイすると接続トラブルを避けることができて便利です。
HDMIポートを搭載し、プレゼンに使用したり、複数モニターでゲームや作業ができる
すべてのモデルでHDMIポートが搭載されているので、モニターとPCをHDMIケーブルで接続することで、プレゼンを行うことが可能です。HDMIケーブルをつなぐだけで、簡単にノートPCの画面を映し出すことが可能です。
HDMIポートとMini Displayportを搭載(NVIDIA GeForce GTX 1660Ti搭載モデル)。
また、別モニターを使ってより大きな画面に映し出してゲームを楽しんだり、グラフィックスやデザインなどのクリエイティブな用途で使うようなこともできます。
ノートPCのディスプレイに加えて、モニターを追加することでより作業領域が広がり、より快適に作業ができます。
Mini DisplayportやUSB Type-C搭載モデルの場合、最大4画面(ノートPC含む)への出力が可能です。
フルサイズのSDカードスロットを搭載し、デジカメの写真や動画なども取り込める
SDカードはフルサイズのものに対応しています。奥まで全部入らないので、ひっかけないようにだけ気をつけましょう。
デジカメやビデオカメラで撮影した画像や動画をパソコンに取り込むことが可能です。画像や動画の編集をする場合にとても便利です。
スピーカー
スピーカーは本体の底面の左右に1つずつ搭載されています。実際に聞いてみると、なかなか良い音質に感じました。
オンライン授業にも対応できるカメラを搭載
ディスプレイの上部にはカメラとマイクが搭載されています。上述したように、スピーカーも搭載されているので、DELL G3 15があれば、ZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトを使ったオンライン授業にも対応できます。
静音性の確認
ネットや動画鑑賞など、負荷がかからない処理をしているときは静かです。
CPUやグラフィックス(GPU)に負荷がかかる処理をすると動作音は大きくなりました。一般的なノートパソコンと比較すると動作音は大きめですが、ゲーミングノートPCとしては普通の大きさです。
測定項目 | 測定値 |
---|---|
PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db |
アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db |
インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~29db |
動画閲覧時 (フルHD動画視聴) |
28~29db |
CPU 80%使用時 | 43~44db |
ファイナルファンタジー漆黒のヴィランズベンチマークループ再生 (CPU:20~50%、 GPU:30~50%) |
37~44db |
性能と仕様
DELL G3 15の仕様と性能を確認してみましょう。
OS | Windows 10 Home / Pro |
---|---|
CPU | Core i5-10300H / Core i7-10750H |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | SSD 512GB SSD 256GB + ハードディスク 1TB |
ディスプレイ | フルHD(解像度:1920×1080)120Hz / 144Hz |
サイズ | 15.6インチ |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 / 1650Ti / 1660Ti |
SDカード | 〇 |
有線LAN | 〇 |
無線LAN | ○ |
指紋認証 | 〇 |
USBポート | USB3.1 × 1 USB2.0 × 2 USB Type-C × 1 (GeForce GTX 1650Ti / 1660Ti搭載モデルのみ) |
HDMIポート | 〇 |
mini Displayport | GeForce GTX 1660Ti搭載モデルのみに搭載 |
Office | 選択可 Microsoft Office Home & Business Microsoft Office Personal Microsoft Office Professional |
重さ | 約2.34kg |
今回のレビューで使用したDELL G3 15の主な仕様は以下の通りです。
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-10750H
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
ディスプレイ:フルHD(1920×1080) リフレッシュレート144Hz
CPU: Core i7-10750H
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
ディスプレイ:フルHD(1920×1080) リフレッシュレート144Hz
CPUはCore i7-10750H / Core i5-10300Hとなります。Core i7-10750Hの方が高い性能になります。
メモリは8GBまたは16GB搭載できます。
グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1650 / 1650Ti / 1660Tiの3つから選ぶことができます。GeForce GTX 1650でも十分にゲームプレイを楽しむことができます。より性能が高く、コストパフォーマンス的にも良いNVIDIA GeForce GTX 1660Tiを搭載したモデルは、他と比べても安いのでこちらもおすすめです。
ストレージはSSDのみという構成だけでなく、SSD +ハードディスクという組み合わせの構成も可能です。大きな容量が必要なゲームでも余裕が生まれます。SSDはPCIe M.2接続のものなので、非常に高速に動作します。
ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080)で、リフレッシュレートは1200Hz/144Hzに対応しています。一般的な120Hzのもので全く問題はありませんが、より滑らかな表示を希望する方は144Hzのものを選択してみてください。
周辺機器との接続に必要なポート類は、モデルを選択する際に注意が必要です。HDMIポート、SDカードスロット、標準サイズのUSB2.0 / 3.2ポートは全モデルで搭載されているのですが、USB Type-CポートとMini Displayportは搭載されていないモデルがあります。
詳しくは「周辺機器との接続に必要なインターフェース」の項に記載していますが、USB Type-CポートはNVIDIA GeForce GTX 1650Tiまたは1660Tiモデルに搭載されています。GeForce GTX 1650モデルには搭載されていません。
同様にMini DisplayportはNVIDIA GeForce GTX 1660Tiモデルのみに搭載されています。
レポート作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Word、Excel、PowerPointが必要であればOffice Home and Businessを、Word、ExcelだけでよければOffice Personalを選択するのがおすすめです。Office ProfessionalはOffice Home and BusinessにデータベースソフトとDTPソフトを加えたものになります。
以下はCPUとストレージの性能、そしてグラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。
CPUのベンチマーク
CINEBENCH R15というベンチマークソフトを用いて計測すると、CPUの性能は1352cbとなりました。通常のノートPCによく搭載されているCore i7-10510Uは750cb前後の値を示すので、約1.8倍の性能を持っていることがわかります。デスクトップ並みの非常に高い性能のノートパソコンです。
同じくCINEBENCH R20というベンチマークソフトでも計測しました。3240ptsとなり、こちらも非常に高いスコアを示しました。
ストレージのベンチマーク
ストレージの速度を測定しました。読み書きともに高速でした。快適に使うことができます。
グラフィックスのベンチマーク
グラフィックスの性能を3DMarkというソフトを使って測定しました。とても高い値となっています。ゲームなど、DirectXを使ったソフトウェアが軽快に動作するでしょう。
各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。DirectXを使ったアプリケーションが快適に動くでしょう。
ベンチマーク | 評価対象 | スコア |
---|---|---|
Time Spy | DirectX 12 | 5501 |
Fire Strike | DirectX 11 | 12289 |
Sky Diver | DirectX 11 | 32664 |
Cloud Gate | DirectX 10 | 30589 |
外観の確認
DELL G3 15の外観を確認してみましょう。カラーはホワイトとブラックが用意されていますが、今回はホワイトのものをご紹介します。
天板部分です。
本体はスリムです。
ディスプレイを開いたところです。
キーボードです。
後ろ側から見たところです。
本体背面部の両脇に換気口があります。
底面部です。下部にあるスリットは換気口、上側の左右にあるスリットはスピーカーです。
底面部の中央には製品名であるG3という文字がデザインされています。
ゴム状の足が本体を少し底上げしていて、換気口から空気をスムーズに換気するのに役立っています。本体の熱の上昇が抑えられ、PCのパフォーマンスが維持される効果があります。
換気口はディスプレイとキーボードの接合部分にもあります。
ACアダプターです。ゲーミングノートPCなので、少し大きめになります。
本体左側面です。電源コネクタ、Mini Displayport、HDMI、USB3.2、有線LAN、USB Type-Cが搭載されています。
本体右側面です。SDカードスロット、USB Type-C、USB2.0ポート×2、盗難防止用ロックスロットが搭載されています。
本体手前側です。
本体背面部です。
まとめ
DELL G3 15はゲームが快適にプレイできるゲーミングノートPCで、しかも価格が安くて購入しやすいのがうれしいですね。
性能も良く、いろいろなゲームができるうえ、スッキリしたデザインなのでゲーミングノートPCが初めての人でも使いやすいです。
ゲームをプレイできたり、イラスト制作やデザイン、写真や動画編集、プログラミングなどの負荷のかかる処理に使えるノートパソコンを探している人は是非検討してみてください。
当製品は販売終了しました。
現在、最新モデルのDELL G15が販売されていますので、こちらの記事をご参照ください。
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この記事を書いた人
石川 |
著者の詳細はこちら
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5.OMEN by HP 15レビュー 144Hzのリフレッシュレート対応のゲーミングノートPC
6.大学生が楽しめるゲーミングノートPCの選び方
7.プログラミングに最適なノートパソコンの選び方
8.動画編集や理系の研究用途などの高負荷な処理にも使えるハイスペック・ノートPC
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