ノートパソコンの構成をネット通販でカスタマイズする時のコツ


ノートパソコンを購入する際、製造メーカーの直販サイトや通販サイトで、パソコンの構成をカスタマイズすることができる場合があります。店頭で買う場合と比べて、いろいろ構成を選択できるのが大きな魅力ですが、一方でわからないと思う方も多いのではないかと思います。


特にカスタマイズできる項目の数が多いと、迷ってしまうかもしれません。オンライン上の直販サイトや通販サイトでは通常よりも安く買えることが多いので、購入を断念してしまうのはもったいないですよね。


そこで、このページではカスタマイズする際によく遭遇するわからないことやコツを紹介したいと思います。




確認項目はCPU、メモリ、ストレージ、Officeの有無、色と保証期間


実際にカスタマイズする際ですが、いろいろと項目が並んでいて戸惑ってしまうかもしれませんね。しかし、チェックしておいた方が良いのは、CPU、メモリ、ストレージ、Officeの有無、色と保証期間の6つです。これだけを確認するだけで、ほとんどの場合はOKです。

確認事項の詳細は以下のようになります。


CPU

CPUはパソコンの心臓と言っても過言ではありません。ソフトウェアを起動する、計算をする、データを読み書きするなど、すべての処理はCPUが行っています。

このため、CPUの性能によって処理できる内容や速度が変わってきます。CPUの性能が高いほど高速に動作し快適に使うことができます。逆に、CPUの性能が悪いと、動きが遅く感じて使いづらくなってしまいます。

どんな用途に使いたいかによって、CPUを選択しましょう。大学生にとっておすすめのCPUのページで、より詳しく解説していますので、ご参考にしてみてください。



メモリ

メモリ容量が少なすぎると、ソフトを複数開いて作業をするなど、パソコンの動作が遅くなってしまいます。

ライトな使い方であれば4GBで大丈夫ですが、余裕をもって快適に使いたいなら8GB以上がおすすめです。理系なら8GBあると安心して使うことができるでしょう。

大学生にとってのおすすめのメモリ容量のページで、より詳しい解説がありますのでご参考にしてみてください。



ストレージ

データを保存する場所のことです。ハードディスクかSSDを選ぶことができます。ハードディスクは価格が安く、1TB程度の保存領域があってたっぷりデータを保存できます。一方で、速度はSSDと比べると遅く、また振動や衝撃にはそれほど強くないので、ノートパソコンを持ち運んで使いたい人は少し注意が必要です。

SSDは高速にアクセスできるので処理速度が速く、とても快適に作業ができます。一方で、同じ容量のハードディスクと比較すると価格は少し高くなります。しかし、データの読み書きが高速なのでパソコンがサクサクと快適に動作します。

また、振動や衝撃などに強いため、パソコンを持ち運んで使うことを考えているのであれば、SSDを選択するのが安心です。

大学生のノートパソコンに必要なハードディスク(SSD)の容量は?のページに、どれくらいの容量があればよいかを解説していますので、参考にしてみてください。



Officeの有無

大学生はレポートでWordやExcelを使いますので、Officeの有無は必ずチェックしましょう。必要なければチェックを外し、必要であればほしいバージョンにチェックを入れます。

PowerPointの有無が問題になると思いますが、必要であれば、Office Home & Business、必要なければOffice Personalを選択すれば良いでしょう。

Officeのバージョンの違いについてのページでより詳しく解説していますので、ご参考にしてみてください。





ノートパソコン本体のカラーが選べる場合は、検討してみましょう。好きな色のパソコンだと、とても楽しく使うことができます。性能には直接関係ありませんが、見た目とデザインはやっぱり大事です。



保証期間

保証期間が選べる場合は、検討してみてください。期間を長くすると値段も上がりますが、万が一故障した場合でも無償で修理してくれるので安上がりになります。





他の項目はそのままでOK。念のため必要ないかどうかだけ確認


上記以外の項目は基本的にはそのままでも問題ありません。変更すると値段も上がることが多いです。


一応念のために確認してみて、もし必要であれば変更してみてください。わからない項目であれば変更しなくても問題ないことの方が多いです。




この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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