Word,Excel,PowerPointは大学生でも必須のソフト
パソコンを購入すればWordやExcelがインストールされていることも多いですが、日常生活でこれらのソフトを使うことはあまりないかもしれません。家計簿をExcel出つけているという人もいるかもしれませんが、自宅でWordを使うことはあまりないのではないかと思います。
しかし、大学生と言えどもパソコンを使うときに必ず必要になるのがWordとExcel、それとPowerPointです。これらのソフトは大学生活で必須になるだけでなく、就職を考えたときにも必要になります。では、これらのソフトがどのように大学生活と関係してくるのでしょうか?
レポート提出にパソコンを使うのは当たり前
大学で受ける講義ではレポート提出が必要なものもたくさんあります。毎回授業を聞いて手書きでレポートを提出するのであればパソコンは必要ありませんが、いろいろな書籍を読んだり、調査した結果をまとめるものであったり、グラフや図をつけて出す必要があるものもあります。
長いレポートを手書きで書くのは骨の折れる作業です。後で大幅に修正する必要が出てきたときに、消しゴムで消して書き直したり、最初から書き直すのは大変です。パソコンであれば、Wordでレポートを書いておけば、必要ない箇所は簡単に消去できますし、文章を別のところに移動して編集することも瞬時にできます。
グラフを提出するような場合、手書きでグラフを作成するのは大変です。Excelを使えば数値を入力してボタンを押すだけで簡単にグラフを作ることが可能です。後で数値が変更になっても、データを書き換えるだけで自動的にグラフも修正されます。
そして、できあがったグラフをWordに貼り付ければレポートが完成します。
レポートの作成はパソコンで作成する方が簡単ですし、見栄えもよくなります。レポートを読む先生も見やすいですし、評価も良くなります。
手書きでOKという先生もいますが、実際にレポート提出はパソコンで作成して提出するようにという講義が増えています。
印刷したものを出すことも多いですが、中には指定のメールアドレスに作成したレポートを送らなければならないという先生もいらっしゃいます。特に最近では、インターネット上の学内サイトから、レポートファイルをアップロードして提出する大学も増えてきています。
卒論を作成するためには最低限WordとExcelは必要
文系・理系を問わず、大学4年生になると研究室やゼミに配属されます。1年を通して研究活動を行い、卒業論文として成果をまとめることになります。
この卒論をまとめる作業をとても大変だと感じる人が多いと思います。そして、この過程でパソコンをフル活用することになると思います。理系の研究室でのパソコンの活用例でも紹介していますが、特に理系はパソコンが必須になるでしょう。
実験結果をまとめるのはWord、データ解析にはExcelを使うということがよくあります。最低限この2つは使える状態になっておいた方が良いでしょう。理系の研究室であれば、1週間から2週間に一度、実験レポートを提出しなければならないところがほとんどです。このレポート作成にWordとExcelがないと全くついていくことができなくなってしまいます。
また文系であっても、卒論を執筆するためにはWordやExcelなどを使うことが多いでしょう。文献を読み進めていき少しずつWordで作成していくと、後で編集がとても楽になります。グラフや表を使うのであれば、Excelで作成すれば綺麗なものが簡単に出来上がります。
PowerPointが必須なのは理系。文系も発表で使う可能性が高い
Word、Excelは必須と書きましたが、Microsoft Officeの他の重要なソフトとしてPowerPointがあります。PowerPointはプレゼンテーションソフトとしてとてもよく使われますが、大学生のうちで使用する頻度はWordやExcelに比べると低いかもしれません。
PowerPointをしっかり使う機会があるのは、理系の人だと思います。4年生の卒論発表時には研究室のメンバーの前や学科の教授たちの前でプレゼンをすることになるでしょう。そのときに見せる資料はPowerPointで作る人がほとんどです。PowerPoint以外のものでプレゼンをする人を見たことがありません。
とても重要な機会ですので気合を入れて資料(スライド)を作成すると思いますが、普通の大学生であればPowerPointを使って作成するのはこの1回だけかもしれません。卒論発表時までは、スライドを作ることはあまりないと思っていても大丈夫です。
文系であれば、おそらくPowerPointを一度も使うことなく卒業することもあるかもしれません。ただ、発表が多い講義やゼミなどを受講するような場合であればPowerPointは必要になります。
文系でも理系でもWordとExcelに比べれば、PowerPointの使用頻度は低いと思います。一度も使うことなく卒業する人も中にはいるかもしれませんが、就職すると今度は仕事でPowerPointを使うことになる可能性は高いです。社内・社外を問わず人に見せる資料はPowerPointで作成する、ということはよくあります。自分が作らなくても、お客さんや同僚からメールで送られてきたPowerPoint資料を見るということも頻繁にあります。
就職のことを考えても、PowerPointは使えるようになっていた方がいいです。
Microsoft Officeはどのバージョンを買うか?
Microsoft Officeはいくつかのバージョンがあります。どのバージョンであっても通常はWord,Excelは必ずセットで入っていますが、PowerPointは入っているものとそうでないものがあります。
パソコンを新規で購入する場合にも、Officeがあらかじめインストールされているものが多いですが、PowerPointが入っているかどうかは場合によります。
もしPowerPointは自分には必要ないと思うのであれば、WordとExcelだけが入った製品やパソコンを購入すれば良いでしょう。使わないかもしれないけど念のためにと思うなら、PowerPointが入ったものを選択してください。各バージョンの詳細や違いについては、Office製品の違いについてのページにまとめておりますので、パソコン購入やOffice製品購入時の参考にしてください。
注意しておいてほしいのは、後から個別にPowerPointだけを購入するといった場合、最初からセットで含まれているものを買うよりも割高になります。
予算との相談になるかもしれませんが、PowerPointは持っておいて損はないと思います。必要になった時にすぐに使えるように備えておくためにも、自分への投資だと思って購入してみるといいかもしれませんね。
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