なぜ大学生にはノートパソコンが最適なのか?
大学生にとってパソコン選びは重要です。普段の生活での使用、授業での活用、4年生進級時での研究室やゼミでの利用、そして就職活動での活用など、パソコンを利用する場面は多岐にわたります。
パソコン選びの最初の段階として、ノートパソコンにするかデスクトップパソコンにするか迷わないでしょうか?もし、ここで間違って購入してしまうと、その後の生活に大きな支障をきたしてしまいます。このサイトではノートパソコンの購入をお勧めしていますが、その理由は何でしょうか?
ワンルームでも場所をとらない
大学進学時にマンションやアパートを借りて下宿する場合、ワンルームを選択することが多いと思います。ワンルームの場合は当然部屋が狭くなり、物を置くスペースというのがあまりありません。
デスクトップパソコンであれば、大きな箱型の本体とモニター、そしてキーボードとマウスが最低限必要になります。最近は省スペース型や一体型と呼ばれるものも登場していて、本体がとてもコンパクトなものもありますので、それを選べば良いという考え方もありますが、モニターはどうしても必要で場所をとります。
パソコン本体とモニター等の周辺機器を接続するためにはケーブルで接続する必要があり、それらの配線が部屋の中でごちゃごちゃとすると鬱陶しいと感じてしまうかもしれません。
しかし、ノートパソコンであればこのような悩みは全くありません。専用のモニターを買う必要もありません。ノートパソコンは閉じてしまえばとても薄くなり、大きさも気になりません。スペースが狭いワンルームでも置き場所に困ることはないでしょう。
配線の問題とも無縁です。すべてが1つに収まっているのでコンパクトで便利です。
大学生活を4年間送っていると、いろいろ物が増えて来ます。ノートパソコンだと物が増えてきても置き場所に困るということもないでしょう。
持ち運びができて大学生活のどんな場面にも対応
大学ではいろいろな場面でパソコンを使う機会が増えます。
例えば、大学の講義を受けるとレポートを提出することがあります。レポートを書くために図書館に行って調べ物をし、パソコンに入力してレポートを作成するということができるととても効率的です。
4年生進級時には研究室やゼミに配属になります。理系であれば必ず、文系でも自分のパソコンを使用する機会があります。研究活動を進めるうえでパソコンは必須になります。卒論発表が近づいてくると、大学でデータや卒論を作成し上げながら、さらに家に持ち帰って作業するということもよくあります。
また、だんだん増えてきている例として、講義を受ける際にノートパソコンを使って授業を進めるものがあります。以前であれば専用のコンピュータールームで受講していたのですが、最近はパソコンの普及率が高く、学生はパソコンを持っているのが前提で授業が組まれているものがあります。このようなクラスでは自分のパソコンを持ち込んで講義を受けることになります。
これらの状況において、ノートパソコンであればすべてに対応することが可能です。
デスクトップパソコンだと大学に持っていくことができず、新しくノートパソコンを買いなおす必要が出てきます。親からの仕送りとバイトが主な収入源の大学生にとって、数万円の出費というのはとても痛いです。
いかなる状況が発生してもパソコンが使えるような状態にしておくには、デスクトップパソコンよりもノートパソコンの方が向いているといえます。ノートパソコンは応用範囲が広く、つぶしがききます。
デスクトップパソコンは使わなくなる可能性が高い
これは人によるかもしれません。しかし、私自身の経験や大学時代の友達を見ていても、デスクトップ型のパソコンはだんだんと部屋のオブジェと化していくことが多いように思えます。ネットやメール、動画視聴や音楽鑑賞、facebookやtwitter、LINEをする程度であれば、デスクトップパソコンでなくともスマホやタブレットで十分です。
わざわざ起動に時間がかかるデスクトップパソコンを使うのは面倒に感じるようになります。そうすると、デスクトップパソコンはどんどん埃をかぶっていくようになります。
逆に家で動画や画像の編集、ゲームをガンガンするためにパソコンを使うということであればデスクトップ型パソコンをお勧めします。これらは性能が高く快適に動作することが重要であったり、大きな画面でじっくりと向き合ったりする必要があるので、デスクトップ型パソコンが向いているといえます。
もし、ネットとメール、動画視聴や音楽鑑賞ぐらいの普通の使い方であれば、デスクトップパソコンはやめておいた方がいいでしょう。
最近はデスクトップでもノートパソコンでも値段は変わらない
一昔前まではデスクトップパソコンのほうが安く、ノートパソコンは高いという状態でした。しかし最近はノートパソコンの値段が下がり、10万円以下で性能の良いパソコンを買うことができるようになっています。たとえば、このサイトでも10万円以内で購入できるおすすめのノートパソコンや5万円以内で購入できるおすすめのノートパソコンを紹介しています。
経済的に見ても、デスクトップパソコンが優位という状態ではないです。
本格的に使いたくなったらその時にデスクトップの購入を考えればいい
パソコンのヘビーユーザーでない限り、多くの人はスマホやiPadなどのタブレットで足りるのではないかと思います。
もしそうなら、デスクトップパソコンはちょっと大げさに感じてしまうことでしょう。いずれ卒業や就職などで引っ越しするときに、壊れないように荷造りするのも面倒です。手軽に持ち運びできて場所もとらないノートパソコンのほうが、使える場面が多くて便利です。
しかし、大学生活を送っているといろいろな出会いがあって知識も増え、パソコンに関するスキルも高まることもあるでしょう。パソコンをよく使うようになって「あんなことしたい、こんなことしたい」と希望が出てきたときに、初めてデスクトップパソコンの購入を検討すればいいと思います。
4年生進級時に研究生活を送るようになって、研究の楽しさに目覚め、処理性能の高いパソコンを購入しようと思うかもしれません。
パソコンオタクの友達ができていろんなことを教えてもらっているうちに興味が出てきて、デスクトップパソコンを自作するようになるかもしれません。
iPhoneアプリやホームページを自分でも作りたくなって、しっかりとしたパソコンがほしくなるかもしれません。
そのようなきっかけがあったら、初めてデスクトップパソコンを買えばいいと思います。それまでは、つぶしの効くノートパソコンを使い続けるのが良いと思います。
この記事を書いた人
石川 |
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1.なぜ理系大学生にとってパソコンは絶対必要なのか?
2.講義のレポート提出にノートパソコンが必要な理由
3.理系の研究室でのパソコンの使用例
4.就職までに大学生が身につけておきたいパソコンのスキル
5.WindowsかMacか?両者を徹底比較
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