文系大学生のノートパソコンの選び方 使用用途や必要スペックを紹介


文系の大学生がノートパソコンを選ぶとき、どのような点に気をつければいいのでしょうか?

実際にどのような使い方をされているのかをご紹介しながら、必要となるノートPCのスペックやおすすめのノートパソコンをご紹介します。







文系はレポート・卒論作成とインターネット、メールができることが重要


文系の大学生の場合、ノートパソコンを活用する場面で一番多いのが、講義のレポートを作成するということです。


講義によって変わってきますが、講義を受けた後、毎回レポートが課されることもあれば、数回に1回程度提出を要求されることもあります。大学の成績は学期末のテストに加えて、レポートの提出回数や内容の出来栄えによって総合的に判断されますので、手を抜くわけにはいきません。


レポートは手書きでも良いという場合もありますが、最近はパソコンで書いて印刷して提出したり、メールで教授あてに直接提出したり、学内の授業支援システムから提出するということが非常に多いです。


講義を担当する先生によっては、パソコンで作成したものしか受け付けないという人もいます。手書きの文章は読みにくかったり、紙のレポートをもらっても保管しておくのが手間だったりという理由があります。デジタル化されていれば、レポート提出の有無や点数の管理、レポート自体の保存がとても簡単になるので、忙しい大学教授にとってはとても効率的になるのです。


そのため、文系の学生といってもノートパソコンは必須となります。そして、ノートパソコンを選ぶ際には、レポート作成が快適にできるものを選ぶと作業が楽に進みます。


講義のレポートを作成する際、基本的には授業の内容を元に文章を書いていけばいいのですが、わからないことが出てきて調べ物をしなければならないといったことも起こります。


その場合にはインターネットを使うことになります。ネットで調べれば、関連する文献を引っ張ってきたり、誰かが解説した記事を読むことができたりして、レポート作成が進みます。


スマホでもネット検索ができるのですが、パソコンの方が画面が広いなので一度に入る情報量が多く、また必要に応じてコピー&ペーストができて便利です。


4年生になると卒業論文をまとめます。卒論は基本的にレポートの延長だと思ってもらえれば大丈夫です。ページ数が増えたレポートだと思えばいいでしょう。パソコンでレポートが作成できれば、卒論を書くのは全く問題ありません。





プレゼンにも使う


大学ではプレゼン発表を取り入れている講義があります。また、ゼミに所属するようになると、プレゼンの機会が多くなることもあります。


プレゼンは、ノートパソコンをモニターやプロジェクターにつないで行います。





PCとモニター/プロジェクターを接続するには、外部出力の機能が必要になります。HDMIやVGA、Mini Displayportと呼ばれるものがノートパソコンに搭載されていると、ケーブルを接続するだけですぐにプレゼンに使うことができます。中でも特におすすめなのがHDMIです。この規格が一番広く普及していて安心です。












就職活動で使うことも考えておく


就職活動では、文系の学生は理系よりも多くの会社にエントリーする傾向にあります。実際、全国求人情報協会による就活状況の調査によると、理系の学生が平均20社程度エントリーしているのに対して、文系は50社以上エントリーしていたという結果が出ています。


文系の場合は理系ほど専門分野が絞られることがないので、多くの会社にエントリーする必要があるようです。


就活はスマホでもできるのですが、やはり効率の面ではパソコンの方が格段に優れています。多くの企業の中から自分に合うものを探したり、素早くエントリーシートを作成したりするためにはパソコンが最適です。


就職活動はなかなか大変ですので、少しでも楽に進めるためにも、快適に使えるノートパソコンを持っておきたいものです。






文系の学生はライトな使い方をしている人が多い


文系の場合、基本的にはレポート・卒論作成、インターネット、メールの3つを中心に考えておけば大丈夫です。これらの作業が快適にできれば問題ないことが多いです。就活はネットを中心に行いますので、インターネットができれば問題ありません。


実際、文系の学生に聞くと、これら3つのことにしかノートパソコンを使っていないという人も多いです。


理系のように専門のソフトを使ってデータを解析したり、プログラムを書いて実行する、画像処理を行うといったことをする機会はあまりありません。文系の場合は専門のソフトを使うことはあまりないといえます。


文系がパソコンで行う処理というのは、比較的負荷がかからないライトな作業だとと思ってもらって大丈夫です。





学業と就活以外のノートパソコンの使用用途


文系の学生がノートパソコンを使う場合、基本的にはレポート作成、インターネット、メールという処理が大半を占めるのですが、ほかにはどのように活用されているでしょうか。これら3つの処理に比べると、絶対数は少なくなりますが、文系の学生でよくあるパターンは以下のものです。


・英語などの語学学習
・ブログ作成・更新
・動画を見る
・スマホの写真や動画の管理
・音楽、小説、イラストなどの創作活動
・プログラミングを学ぶ
・ゲーム



英語などの語学学習


英語の学習をしている人はよく見かけます。就活で少しでも有利になるからといった目的を持った人や、海外への短期留学を意識して英語を学んでいる人がいます。

英語を学ぶ環境はとても整っていて、勉強のしやすさと価格の安さから、インターネットを使ってオンライン英会話を受講している人が多いです。ノートパソコンに搭載されているカメラとマイク、Skypeというフリーソフト、そしてインターネットに接続できれば大丈夫です。最近のノートパソコンにはカメラとマイクは搭載されていますし、最近のノートパソコンであれば問題ありません。



ブログの作成・更新


ブログの作成や更新をしている人もいます。ブログの更新作業はスマホでしている人も多いのですが、ノートパソコンだと両手が使えて早く入力できる、画像の編集をしながらアップできるなど、多くのメリットがあります。




動画視聴


YouTubeなどの動画を見るという人の割合はとても多いです。多くの動画はネットを通して見ることができますので、インターネットができれば問題ないことが多いです。動画を快適に見ることができるかどうかは、ノートパソコンの性能というよりも、インターネットの通信速度に依存する部分が多いです。




音楽、小説、イラストなどの創作活動


数は少ないですが、ノートパソコンに専用のソフトをインストールして、音楽を作曲したり小説を書く、イラストを描くといった創作活動を行っている人もいます。サークルなどでバンド活動をやっていたり、イラストやデザインをやっている人はパソコンをフルに活用していたりします。




プログラミング、ゲーム


JavaやPython、PHP、Swiftといったプログラミング言語を利用してプログラムを勉強したり、スマホ向けのアプリを開発したりする人がいます。また、パソコン向けのゲームをプレイして遊んでいるという人もいます。




これらのうち、音楽やイラスト制作、プログラミング、ゲームといった使い方をする場合は、パソコンに負荷がかかる重い処理になりますので、より高いスペックのノートパソコンが必要になります。これらの使い方を考えている文系の人は、次の記事を参考にしてみてください。


詳細はこちら → 動画編集や理系の研究用途などの高負荷な処理にも使えるハイスペック・ノートPC






文系の大学生のノートパソコンに必要なスペック


これまで紹介してきたように、文系の場合は比較的軽めの作業がほとんどなので、多くの文系大学生にとって、それほど高いスペックのノートパソコンは必要ないといえます。

具体的には、以下のような仕様を持つノートパソコンであれば、大学生活で困ることは少ないでしょう。参考にしてみてください。

文系ノートPCのスペック CPU:Core i3 / Core i5 / Core Yシリーズ
メモリ:4GB / 8GB
ストレージ:SSDまたはハードディスク 128GB以上
光学ドライブ:なしでも可
インターフェース:USBポート、HDMIポート
ソフトウェア:Office Home and Business




CPU


CPUについては、それほど高い性能のものは必要ありません。Core i3で大丈夫なことが多いです。また、モバイル向けのCore Yシリーズ(Core i5-8200YやCore i5-7Y54などYが入っているもの)なども使い勝手が良いです。


余裕があれば、Core i5を選択すると安心です。最新のCore i3とCore i5の性能を比較すると約1.8倍程度の差があります。複数の処理を同時に行ったり、少々負荷のかかる処理であっても、問題なく対応できます。幅広い処理をこなすことができ、快適に使い続けられる期間が長くなります。長い目で見るとコストパフォーマンスが良いでしょう。




メモリ


メモリは4GBあれば、ネットとレポート作成を同時にこなすことができます。インターネットとメール、レポート作成以外に使うことがなければ4GBでも大丈夫でしょう。


ただ、アプリやOSが使用するメモリ容量というのは年々増える傾向にあります。そのため最初のうちは快適に使えていたのに、だんだんパソコンが重くなってきた、ということも起こりえます。また、ほかにしたいことが出てきたときに4GBだと使えないということも起こりえます。


最低限度は4GBですが、8GBあると余裕を持って対応することができ、長く快適に使い続けられるでしょう。長い目で見ると、8GBメモリを選択するのをおすすめします。



ストレージ


データが保存されるストレージはSSDまたはハードディスクとなります。最近のノートパソコンの多くがSSDを搭載しています。ハードディスクは格安ノートPCに搭載されていることが多いです。


SSDはハードディスクに比べると価格が割高になりますが、高速に動作し、振動や衝撃に強く持ち運ぶのに適している、という特徴があります。


SSDであれば遅くてイライラするということが少ないでしょう。快適に使うことができると思います。


容量は128GBもあれば大丈夫なことが多いです。写真や動画をたくさん保存したいというような場合にはもう少し容量は多いほうが良いでしょう。




光学ドライブ


インターネット、メール、レポート作成程度の使い方であれば、光学ドライブ(CD/DVDドライブのこと)は必要ないことが多いです。レポート作成に必要なOfficeのインストールはインターネット経由で可能ですので、光学ドライブは使いません。




そのため、光学ドライブが搭載されていない薄型・軽量タイプのノートパソコンも選択肢として有力です。最近は光学ドライブがないノートパソコンがとても増えていますので、多くのノートパソコンから選ぶことができます。


もし、データのバックアップをCDやDVDで行いたい、音楽CDを取り込みたい、DVDを見たいというような場合には、外付け光学ドライブを購入して使うという方法もあります。


外付けの光学ドライブを買うのは何となく面倒くさいという場合には、光学ドライブを搭載したノートPCを選択してください。




インターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは、HDMIとUSBポートがあると便利です。


HDMIポートはプレゼンに使います。


USBポートはフルサイズのUSBポート(USB3.0やUSB3.1)があると便利です。このタイプのUSBポートを利用している機器は非常に多いので、接続する必要が出てきた場合に困ることが少ないでしょう。





ただ、ノートパソコンによってはこれらのポートを搭載しておらず、USB Type-Cポートしか搭載されていないものもあります。このような場合には、USB Type-Cポートに接続して、HDMIやフルサイズのUSBポートが使えるようになるアダプターを使うと良いです。




デザインや性能がとても気に入ったのに、インターフェースが足りないから諦める必要はありません。必要なインターフェースは付け足すことができます。




Officeソフト


Microsoft Officeソフトはレポートや卒論を書いていくために必要なソフトです。大学生によく使われているOfficeソフトは以下の2つになります。

Officeのバージョン  含まれているソフト 
Office Home and Business Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote
Office Personal Word、Excel、Outlook


Officeにはいくつかのソフトが含まれています。


レポート・卒論の作成でよく使うのは、WordとExcel、そしてPowerPointです。Wordはレポートの本文を書くため、Excelは数値計算やグラフを作成するために必要になります。レポートの90%は、ほぼこの2つのソフトを使えばできるといっても過言ではありません。


ただ、講義の資料をPowerPointで配布する教授もいます。この資料を開くためにはPowerPointが使える必要があります。そして、プレゼンではPowerPointを使うことが圧倒的に多いです。


このため、どちらを選んだらいいか?と言われたら、Office Home and Businessをおすすめします。


Officeソフトは単体でも購入することができますが、ノートパソコンとあわせて購入することもできます。パソコンとセットで購入する方が単体で購入するよりも安くなります。






文系の大学生におすすめのノートパソコン


文系の大学生におすすめのノートパソコンをご紹介しています。この記事でご紹介した内容をもとに自分に合うノートパソコンを選択してみてください。


詳細はこちら → 大学生におすすめのノートパソコン


詳細はこちら → 薄くて軽い持ち運びに便利なノートパソコン





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