Lenovo Tab P11 Pro 2nd Genレビュー 美しいOLEDディスプレイ搭載のタブレット

Lenovo Tab P11 Pro 2nd Gen。機材貸出:レノボジャパン
Lenovo Tab P11 Pro 2nd Genは、11.2インチのタブレットです。OLEDディスプレイを搭載していて非常に綺麗な表示が可能で、動画や画像をしっかり楽しむことができます。
また、性能も良く、高速な動作が可能です。使いたいときにパッと起動し、アプリをサクサク快適に使うことができます。
今回、Lenovo Tab P11 Pro 2nd Genを実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。
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画面が広くて使いやすい
Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)は画面が11.2インチのタブレットになります。タブレット製品の中では比較的大きめのディスプレイになります。
実際のサイズを文庫本とA4ノートで比較してみました。文庫本よりは大分大きく、A4ノートよりは小さくなります。

横向きにして手で持つと下の写真のような感じになります。

縦向きにすると下のような感じになります。

一般的なノートパソコンよりはディスプレイが小さくなりますが、スマホよりは大分大きな画面になります。
スマホでも動画を見ることはできますが、やはり大きな画面だとゆったりと快適に見ることができます。もちろんパソコンだとさらに大きな画面で見ることができますが、パソコンの電源を入れるよりも気楽に見ることができますし、ちょっと場所を変えたり、寝転がって見たりといったことが簡単にできるのがタブレットの良さです。

Lenovo Tab P11 Pro (2nd Gen)でYouTubeの動画を見ているところ。画面が広くて見やすい。写真の中で使用しているスタンドは付属しませんのでご注意ください。
また、電子書籍も読みやすいです。画面が広いので、1画面に表示される文字の量も多く、スクロールする回数が少なくなって読書に集中できます。

電子書籍を読んでいるところ。写真の中で使用しているスタンドは付属しませんのでご注意ください。
ちなみに、重さは472gとなっていました。実際に手で持ってみたところ、十分に軽くて持ちやすかったです。

サクサク動いて快適に使える
タブレットの電源をONにしてから起動するまでとても速いです。また、アプリの起動や動作も軽快で、快適に使うことができました。普段使用していて、動作が遅くて困ることは少ないと思います。
また、インターネットがどれくらい快適に使えるかをOctaneというWEBサービスで計測してみたところ、スコアは24204となりました。しっかり使える高い性能を意味しています。

インターネットの回線速度も計測してみました。今回は、Wi-Fi 5 (11ac)での計測になりますが、230Mbpsというとても速いスピードが出ていました。ちなみに筆者の環境では、240Mbpsの光回線を使用しているので、ほぼ上限速度まで出ています。もっと速い光回線を使えば、さらに速度が上がる可能性があります。
Lenovo Tab P11 Pro (2nd Gen)はWi-Fi 6 (11ax)にも対応しているので、より速いスピードでインターネット通信を行うことが可能です。

映りの良いOLEDディスプレイ搭載
ディスプレイはOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。非常に映りが良く、綺麗に表示されます。特に黒色は美しいと思います。文字情報を見るのはもちろんのこと、動画や画像もしっかり楽しむことができます。
OLEDディスプレイ搭載の11インチタブレットとして価格は6万円台からとなっていて、コスパ的にも悪くないと思います。

正面はもちろんのこと、角度を変えても綺麗に表示されました。手で持ってみるときには、見る角度が変わりやすいですが、どの角度からも見やすいディスプレイになっています。

画面サイズは11.2インチ、解像度は2560x1536です。
リフレッシュレート
ディスプレイのリフレッシュレートは、120Hzとなっています。つまり、1秒間に画面を120回書き換えることができ、とても滑らかな表示が可能になります。
もし、タブレットでゲームをプレイする場合には、キャラクターの動きがとても滑らかになるので、とても楽しくゲームをプレイすることができるようになります。
インターフェースのチェック
タブレットの側面に搭載されているインターフェースや各種ボタンを確認しました。
タブレットとしては一般的な構成になっています。

USB Type-Cが搭載されています。バッテリーの充電はこのポートから行います。また、パソコンと接続してデータのやり取りなども行うことができます。


側面にはmicro SDカードスロットが搭載されています。スロットを開けるためのピンが付属しています。
保存領域は128GBありますが、Kindleなどでマンガや雑誌などの電子書籍をたくさん読むと容量が足りなくなってしまいます。そのときに、micro SDカードが使えると、容量を気にせずにどんどん電子書籍をダウンロードできる安心感があります。

カメラ
カメラはフロントカメラとリアカメラの両方が搭載されています。スマホのように写真を撮影することもできますし、ZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトを使ってを使って人と会話をしたり、オンライン授業を受けたりすることもできます。


リアカメラでの撮影
実際にリアカメラで撮影してみました。発色も問題なく、綺麗に撮影できると思います。普通に撮影する分には特に問題ないと思いますが、品質にこだわるのであれば、一般的なデジカメの方がより良い写真が撮れるかなと思いました。

ボケ具合を試してみました。まず、手前にフォーカスを当てて奥側をボケさせてみました。まずまず良い感じでボケてくれました。

続いて、奥側に焦点を当て、手前をボケさせてみました。手前側のボケは少し甘いかなという印象ですが、ちゃんとボケてくれます。

フロントカメラでの撮影
フロントカメラでも撮影してみたところ、問題なく撮影できました。Zoomなどのビデオ通話ソフトを使うのも問題ないでしょう。

Lenovo Tab P11 Pro (2nd Gen)の仕様と性能
Lenovo Tab P11 Pro (2nd Gen)の仕様は以下の表のようになっています。
OS | Android 12 |
---|---|
CPU | MediaTek Kompanio 1300 プロセッサー |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 128GB |
無線LAN | ○ |
SDカードスロット | micro SDカードに対応 |
USBポート | USB Type-C × 1 |
ディスプレイ | OLED 2560x1536 |
サイズ | 11.2インチ |
重さ | 約480g |
バッテリー持続時間 | 約14時間 |
今回のレビューで使用したモデルは以下の仕様になっています(メーカー貸出機)。
OS:Android 12
CPU: MediaTek Kompanio 1300 プロセッサー
メモリ: 6GB
ストレージ: 128GB
CPU: MediaTek Kompanio 1300 プロセッサー
メモリ: 6GB
ストレージ: 128GB
外観の確認
最後に、Lenovo Tab P11 Pro (2nd Gen)の外観を確認してみましょう。
まず前から見たところです。今回、スタンドを使ってタブレットを立たせていますが、このスタンドは付属しませんのでご注意ください。

裏面です。

ACアダプターとケーブルになります。

ACアダプターは非常にコンパクトで軽いです。

まとめ
最後にLenovo Tab P11 Proについてまとめたいと思います。
良いところ
・美しい表示が可能なOLEDディスプレイを搭載
・広くて画面が見やすい
・高速に動作する良い性能
・コスパ的にも悪くない
気になるところ
・カメラでの撮影は特に問題ないが、デジカメの方が品質は良い
今回、Lenovo Tab P11 Pro (2nd Gen)を実際に使ってみました。
カメラでの撮影は問題なく使えて品質も悪くはないのですが、より良い品質で撮影したいのであればデジカメの方が良いかなと思いました。ただ、そうはいっても普段使いには十分なクオリティなので、特に問題にはならないでしょう。
今回実際に使ってみて、Lenovo Tab P11 Pro (2nd Gen)は広くて快適に使えるディスプレイで、とても綺麗に表示されるタブレットだと思いました。OLEDのクオリティはとても良いです。動作も速くて快適に使うことができ、気軽に動画を楽しんだり、電子書籍を読んだりなど、日常生活が便利になりそうです。
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この記事を書いた人
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石川 |
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