Lenovo Tab M10 FHD Plusレビュー SIMフリーで画面が広くて見やすいタブレットPC



Lenovo Tab M10 FHD Plus。機材貸出:レノボジャパン


Lenovo Tab M10 FHD Plusは10.3インチのディスプレイのタブレットPCです。画面が広いので、ネットサーフィンや動画鑑賞、読書がとてもしやすいです。

また、インターネットの接続はWi-Fiにくわえて、SIMカードを使った4G/LTE通信にも対応しています。SIMフリーなので通信費を抑えてインターネットを利用することが可能です。

今回、Lenovo Tab M10 FHD Plusを実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。


詳細はこちら → Lenovo Tab M10 Plus(直販サイト)







Wi-Fiだけでなく、SIMカードも使えてどこでもネットに接続できる


Lenovo Tab M10 FHD Plusをネットに接続するには、Wi-FiまたはSIMカードを使います。多くのタブレットはWi-Fiのみのことが多く、SIMカードを挿してインターネットに接続できるのはとても珍しいです。

自宅で光回線を導入しない場合や、外出先でもさっとインターネットに接続したい人にとって、とても便利なタブレットです。

SIMフリーになっているので、格安SIMを使うことができます。カードサイズはnano SIMに対応しています。

nano SIMカードを用いることができる。スロットにはmicro SDカードも載せることができる。
  



インターネットの回線速度


Wi-FiならびにSIMカードを用いて回線速度を計測してみました。

まず、Wi-Fiの場合です。11ac (Wi-Fi 5)で接続しました。筆者の自宅の光回線は最高240Mbpsとなっていて、Wi-Fiで接続するとほぼ上限に近い通信速度が得られました。しっかりと通信できています。

Wi-Fiを用いた時の回線速度。



続いてSIMカードを用いた場合です。今回はUQ mobileを利用しました。平日の昼食時(12:00~13:00)に計測すると、約13Mbpsの速度が出ていました。UQ mobileは通信速度が速い回線なので、通信が混雑する時間帯で10Mbps以上出ているのはとても良かったです。

また、回線が比較的すいている14:00ごろにも速度を計ってみたところ、約20Mbps前後の速度が出ていました。十分な通信速度です。

SIMカードを用いたときの回線速度。UQ mobileを使用。


このように、SIMカードを用いた4G/LTE通信でも快適にインターネットを使うことができました。


詳細はこちら → UQ mobile





広くて見やすい10.3インチのタブレット


Lenovo Tab M10 FHD Plusは10.3インチのサイズになります。本体の大きさは文庫本やコミックよりも大きくなります。




重さは438gでした。



コミック本よりも大きくなるので、漫画がとても読みやすいです。雑誌も試してみたところ、雑誌によっては字が小さく拡大する必要がありましたが、8インチタブレットやスマホなどよりも読みやすかったです。



小説やビジネス書も読むことができます。




動画は画面が広くなってとても見やすいと思います。






IPSディスプレイを搭載し、美しい表示が可能


ディスプレイはIPS液晶を搭載しています。真正面から見るだけでなく、角度を変えてみても綺麗に表示されます。見やすいと思います。



上や横からなど角度を変えてみても綺麗に表示される。






インターフェースのチェック


タブレットの側面に搭載されているインターフェースや各種ボタンを確認しました。

タブレットとしては一般的な構成になっています。使いにくいということはないでしょう。





USB Type-Cポートは電源につないだり、パソコンと接続してデータのコピーを行ったりできます。



アクセサリー製品の接続ポートが用意されています。外付けキーボードなどが利用できるような準備がされているのかなと思いますが、現在のところ利用できる製品はないようです。




micro SDカードスロットは付属しているピンで取り出すことができます。このスロットにはSIMカードも乗せることができるようになっています。


micro SDカードスロットにはnano SIMカードも乗せることができる。






カメラのチェック


カメラはフロントカメラとリアカメラの両方が搭載されています。

フロントカメラ。



リアカメラ。



リアカメラでの撮影


リアカメラで実際に撮影して、映り具合を確認してみました。普通に撮影してみましたが、全く問題ない映りに思います。



続いてボケ具合を確認しました。奥のカップに焦点を当てて手前をぼかしてみました。ややボケ具合は甘いかもしれません。



続いて手前のカップに焦点を当てました。奥のカップがもう少しぼけてくれたら良かったのですが、思ったほどぼけませんでした。



ボケるような写真は少し難しいかなと思いましたが、普通に撮影する分には全く問題ないように思います。




フロントカメラでの撮影


フロントカメラでも撮影してみました。こちらはズーム機能はありません。
顔を映すことが中心になると思いますが、問題なく撮影することができました。






Lenovo Tab M10 FHD Plusの仕様と性能


Lenovo Tab M10 FHD Plusの仕様は以下の表のようになっています。

 OS Android 9 Pie
Android 9.0
CPU MediaTek Helio P22T プロセッサー
メモリー 4GB
ストレージ 64GB
無線LAN
SDカードスロット micro SDカードに対応
USBポート USB Type-C × 1 
ディスプレイ IPS液晶
1920x1200
サイズ 10.3インチ
重さ 約460g
バッテリー持続時間 約9時間

今回のレビューで使用したモデルは以下の仕様になっています(メーカー貸出機)。

OS:Android 9 Pie
CPU: MediaTek Helio P22T プロセッサー
メモリ: 4GB
ストレージ: SSD 64GB


CPUはMediaTek Helio P22T プロセッサーが搭載されています。実際に使ってみて、特別高速というわけではなかったですが、ネットをしたり動画を見たり、電子書籍を読んだりといったことが問題なく楽しむことができました。問題なく使えると思います。





外観の確認


それでは、Lenovo Tab M10 FHD Plusの外観を確認してみましょう。

まずディスプレイ側です。




背面のカラーはダークグレーです。。




ACアダプターとケーブルです。小さくて軽いです。







まとめ


今回、Lenovo Tab M10 FHD Plusを使ってみて、10.3インチのディスプレイは広くてインターネットや動画がより見やすく、とても使いやすかったです。

また、SIMカードが使えるタブレットというのはとても少ないので、自宅に光回線を導入しない場合や、外出先でネット接続したい場合にとても便利だと思います。


詳細はこちら → Lenovo Tab M10 Plus(直販サイト)






この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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