HyperX Cloud Stinger 2レビュー 手頃な価格で使いやすいゲーミングヘッドセット





ゲームプレイに使えて購入しやすい価格帯のゲーミングヘッドセットを探している方に便利なのがHyperX Cloud Stinger 2です。

今回実際にこのヘッドセットを使用してみましたので、レビューをご紹介します。


詳細はこちら → HyperX Cloud Stinger 2 icon(直販サイト)




パッケージ内容の確認


HyperX Cloud Stinger 2のパッケージ内容は、以下のようになっています。


まず、ヘッドセット本体と4極/3極変換スプリッターケーブル、マイクカバーが入っています。




また、説明書とDTS Sound Unboundアプリのアクティベーションコードも入っています。







デザイン


HyperX Cloud Stinger 2はカラーがブラックとなっていて、派手さはないものの、万人が使いやすいデザインになっています。

下でも解説していますが、装着感も良く、実用性を兼ね備えたデザインです。




HyperXのロゴが両耳の外側にデザインされています。




また、頭頂部に位置する場所にもHyperXのロゴがあります。







装着感


実際の装着感を詳しく見ていきましょう。


イヤーパッドのクッション性


イヤーパッドは柔らかな合成皮革が使われていて、耳に当てたときにとてもソフトな感じがしました。筆者は眼鏡をかけているのですが、長時間ゲームをしていても全然痛くなりませんでした。とても快適に使えると思います。






サイズ感と側圧の強さ


標準~ややゆったりめにできているかなと思います。ヘッドホンの長さ調整は下のようになっていて、左右それぞれ6cmまで長くすることができるようになっています。メモリごとにカチカチと音が鳴って止まるので、調整がしやすいです。





筆者は男性で頭がやや大きめですが、一番長くした状態でまだ余裕があるように感じました。少々頭の大きな人でも快適に使えると思います。




また、イヤーカップがソフトにできていることと、ゆったり目のサイズ感ということもあり、側圧は優しいです。眼鏡をかけてプレイしても全く痛いということはありませんでした。長時間かけていても痛くなりにくく、快適に使えるのではないかと思います。






頭頂部の圧迫感


頭頂部もイヤーカップと同じ素材が用いられています。弾力性のあるソフトな作りになっているので、頭頂部が痛くなるということはありませんでした。







軽さ


ケーブルを除いた状態で264gとなっていました。軽いヘッドセットです。長時間使っても疲れにくいでしょう。





首にかけたとき


イヤーカップを90度回転させることができます。ヘッドセットを外して首にかけたときに、ソフトなイヤーカップの面を胸の方に向けることができるので、休憩するときも快適です。






装着感まとめ


軽くて耳が痛くなりにくく、快適に使えるヘッドセットです。長時間の使用も問題ないでしょう。

頭の大きな人でも使いやすいヘッドセットだと思います。





ヘッドセットとPCとの接続方式


PCとは有線での接続になります。ヘッドセットからは4極プラグが伸びています。

最近のノートパソコンであれば、このままで問題なく接続することができるでしょう。


ケーブルの長さは2mほどあり、十分に長いです。デスクトップPCを使う場合など、離れた場所にPCがある場合でも届きやすいです。




付属している4極/3極変換スプリッターケーブルを使えば、マイク端子とイヤホン端子が分かれているPCでも問題なく使うことができます。









マイク



ONとOFFの切り替え


マイクは跳ね上げ式になっています。下の写真のように、90度の角度で直角に前に出せばマイクONになり、さらにその下の写真のようにマイクを跳ね上げると、自動でマイクがOFFになります。

ゲーム中のチャットなどでマイクをOFFにしたいなと思ったときでも、簡単に操作できて便利です。








マイクの音質


実際にマイクで録音してみたところ、ノイズの少ない綺麗な音でした。問題なく使えるでしょう。




マイクカバー


マイクはそのまま裸のまま使っても大丈夫ですし、マイクカバーをつけることもできます。カバーは標準で付属しています。







音量の調整


右耳のところに搭載されている赤いホイールを回すと、ボリュームを調整することができます。

パソコンのキーボードやマウスを操作しなくても、簡単にボリューム調整をすることができるのは便利です。







ソフトウェア


DTS Sound Unboundというアプリをダウンロードして使うことができます。アクティベーションコードが付属していて、2年間のDTSサウンド体験ができます。




DTS Sound Unboundのトップ画面です。このソフトを使うと立体的な音響効果が得られるようです。下でも紹介しているように、実際にフォートナイトをプレイしてみたところ、このソフトを使った方が足音や銃声の方向・距離感がつかみやすかったです。





ページ上部のヘッドセットのタブを開いて「Configure」をクリックすると、「Select your headphones」の項目からHyperX Cloud Stinger 2のヘッドセットの設定を選択することができます。

「Spatial Mode」ではBalancedとSpaciousの2つのモードから選択できます。Balancedはバランスのとれた音響で、Spaciousは反響がやや強めの設定となっています。




「Explore」では音の方向性を確認することができます。








サウンドの聞こえ方


ゲーミングヘッドセットということもあり、音の聞こえ方は、低音~中音がやや強めです。


密閉型のヘッドセット


イヤーカップがしっかりと耳全体を包み込む形になるので、周囲の音が遮断されて聞こえにくくなります。インターホンが鳴る音や周囲の人の声などが聞こえにくくなりますが、パソコンからのサウンドにしっかり集中することができます。



ゲームプレイ時


実際にこのヘッドセットを使ってフォートナイトをプレイしてみました。




フォートナイトなどのFPSゲームでは足音や銃声を聞き取ることが重要になります。HyperX Cloud Stinger 2を使い、上述のDTS Sound Unboundソフトを利用することで、足音や銃声をしっかり聞くことができました。どちらの方向から鳴っているかの方向性や、どれくらい離れているかという距離感なども判断しやすかったです。



音楽や動画


低音~中音がやや強めに出ます。ベースの音やドラムの音が少し強めに感じました。ただ、高音もちゃんと出ているので、低音~中音がやや強めなものの、全体的にバランスがとれているように感じました。サウンドに厚みが出るように思います。

体に響くような重低音が好きな人には物足りないかもしれませんが、ドラムやギターの響くような音がやや強めに出るのが好きな人には合うのではないかと思います。






まとめ


今回、実際にHyperX Cloud Stinger 2を使ってみて、装着感が快適で音の聞こえ方も良く、使いやすいヘッドセットだと思いました。

価格も手頃なので、初めてのゲーミングヘッドセットとしても良いのではないかなと思います。


詳細はこちら → HyperX Cloud Stinger 2 icon(直販サイト)











この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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