HP Victus 15 (AMD)レビュー 10万円切りの高性能ゲーミングノートPC


HP Victus 15 (AMD)はハイスペックなCPUとグラフィックスを搭載したゲーミングノートPCです。

通常、ゲーミングノートPCというと15万円以上するものが多いのですが、HP Victus 15 (AMD)は10万円を切る価格帯の製品がラインナップされていて、とても安価にハイスペックなゲーミングノートPCを購入することができます。

ゲーミングノートPCやハイスペックノートPCが欲しいけど高くて買えない、という人にとてもおすすめの製品です。

今回、実際にHPのVictus 15 (AMD)を使ってみましたので、レビューをご紹介します。



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ハイスペックノートPCがとても安く買える







快適にゲームプレイを楽しめる高い性能


HP Victus 15 (AMD)には、モデレート、モデレートプラス、アドバンスの3つのモデルがラインナップされています。性能はモデレートモデルとモデレートプラスモデルは同じくらいの性能、アドバンスモデルはこれらのモデルより高い性能になります。

モデル  モデレート モデレートプラス  アドバンス 
CPU Ryzen 5 5600H Ryzen 7 5800H 
グラフィックス Radeon RX 6500M GeForce RTX 3050  GeForce RTX 3050 Ti
メモリ 16GB  


CPUにはハイスペックなRyzen 5000Hシリーズ、グラフィックスにはRadeon RX 6500M、またはNVIDIA GeForce RTX 3050 / 3050 Tiを搭載しています。

今回のレビューではモデレートモデルを使用してみたところ、この下の「ゲームはどれくらい快適にプレイできるか」で紹介しているように、フォートナイトやAPEXレジェンズ、モンスターハンターライズなどのゲームを快適に楽しむことができました。より性能の良いアドバンスモデルであれば、さらに快適にプレイすることが可能になるでしょう。



高速に動作するからゲーム以外の用途にもしっかり使える


搭載しているCPUとグラフィックスの性能がとても高いので、インターネットやメールの送受信、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの一般的な作業をとても快適に行うことができます。高速な処理が可能なので、幅広い用途に用いることができます。


講義資料を開いているところ。



性能が良いので、プログラミングにも適しています。プログラムを実行しても、一般的なノートパソコンよりも早く処理を終えることができます。


プログラムを実行しているところ。


また、画像や動画編集などにも活用することができます。これらの作業では、CPUとグラフィックスの性能を必要とする場合がありますが、しっかりと対応することができます。

ただ、ディスプレイのところで紹介しているように、ディスプレイの色域はそれほど広くはありませんので、色表現にこだわった作品の制作を行う場合には注意が必要です。必要であれば、別途広い色域のモニターを用意したりすると良いでしょう。



10万円以下で購入できる


Victus 15 (AMD)はハイスペックなCPUとグラフィックスを搭載しているにもかかわらず、最安で10万円以下で購入することができます。

その理由としては、1つ前の世代のCPUを搭載していることと、第3世代のPCIe SSDを搭載していることが大きいかなと思います。


現在のところ、AMD製のハイスペックCPUはRyzen 5 6600HやRyzen 7 6800Hなど、Ryzen 6000Hシリーズが主流です。そのため、1つ前の世代のCPUを搭載することによって、価格がぐっと下がっていると思われます。

1つ前の世代といっても、とても高い性能であることに変わりはありません。実際、この下で詳しく解説しているように、ゲームも快適にプレイすることができました。

また、SSDに関しては、第4世代のPCIe規格のものを搭載したノートPCが最近は増えてきました。速度的には第4世代のSSDは第3世代のものと比べて約2倍ほど高速になっています。といっても、第3世代のSSDでも十分に高速なので特に気にする必要はありません。

高性能なCPUとグラフィックスを搭載したゲーミングノートPCを10万円以下で購入できるというのが、HP Victus 15 (AMD)の大きな魅力です。ゲームを快適にプレイできるPCや、ハイスペックなノートPCを安く購入したい人にとって、とても良い選択肢になるでしょう。





ゲームだけでなく日常用途にも使いやすいデザイン


ゲーミングノートPCというと、派手なデザインの製品を見かけることが多いですが、HP Victus 15 (AMD)は実用的なデザインになっていて、ゲームだけでなくネットやOfficeソフトを使った作業など、一般的な用途にも使いやすくなっています。




キーボードのデザインも一般的なノートPCと変わりません。テンキーも搭載されていて、Excelで数値を入力するなどの作業にも使いやすいです。




天板にはVicutsのVのロゴが刻印されています。これがキラキラ光り輝くということはありません。本体カラーはパフォーマンスブルーというネイビー色に近い色合いになっています。Vというロゴが気になる人がいるかもしれませんが、多くの用途に使いやすい落ち着いた雰囲気のデザインだと思います。






サイズと重さの確認


本体のサイズは15.6インチとなっていて、A4ノートよりも大きくなります。


HP Victus 15 (AMD)とA4ノートとの比較。



重さは実測で約2.19kgでした。少し重いので、カバンに入れて持ち運ぶというよりは、自宅に据え置いて使うのがおすすめです。


重さは約2.19kg(実測)。







見やすいIPS液晶ディスプレイを搭載


ディスプレイにはIPS液晶が搭載されていて、見やすい画面です。色域はそれほど広くなく、一般的なディスプレイとなっていますが、ゲームをプレイするだけでなく、ネットやOfficeソフトを使った作業などの一般的な用途にも問題なく使うことができます。


映り方と色の表示


ディスプレイは非光沢となっていて、蛍光灯や作業をしている自分自身の映り込みが抑えられて見やすいディスプレイです。

また、IPS液晶なので正面からだけでなく、上や横からなど、異なる角度からでも映り方が変わることなく綺麗に表示されます。




見る角度を変えても綺麗に表示される。



sRGBカバー率は60.4%となっていて、一般的なディスプレイです。インターネットやOfficeソフトを使った書類・レポート作成、画像や動画鑑賞、ゲームなどは問題なく使うことができます。

映像や画像、イラストなどの色合いが重要になるような作業に用いる場合には、sRGBカバー率の高い外付けのモニターを利用するなどした方が良いと思います。



sRGBカバー率 60.4%
Adobe RGBカバー率  45.0%






リフレッシュレート


リフレッシュレートは最大144Hzとなっています。1秒間に画面を144回書き換えることが可能になっていて、一般的なノートPCよりも滑らかな表示が可能です。ゲームをプレイする場合には、キャラクターの動きが細かく滑らかになるので、とても快適にゲームを楽しむことができます。







サイズ、解像度など


ディスプレイのサイズは15.6インチです。解像度は1920×1080 (フルHD)となっています。





ゲームのベンチマーク


HP Victus 15 (AMD)でゲームがどれくらい快適にプレイできるかを計測しました。今回のレビューで使用したPCのスペックは以下の通りです。

モデレートモデル

OS:Windows 11 Home
CPU:Ryzen 5 5600H
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
グラフィックス:Radeon RX 6500M


結論としては、フォートナイトやPUBG、モンスターハンターライズ、eFootball (ウイニングイレブン)などの軽めのゲームは、画質設定が高めでも快適にプレイできました。

中程度の重さのゲームは、高めの画質設定でも大丈夫なものもあれば、少し設定を下げる必要があるものもありました。

重量級のゲームは、高めの設定でもスムーズにプレイできるものもありましたが、画質設定を下げる必要があるゲームが多そうです。

なお、目安として、平均フレームレートが60fps以上出ていると快適にゲームをプレイすることができます(最大フレームレートが60fpsとなっている一部のゲームを除く)。


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軽量級のゲーム


軽めのゲームをプレイし、実際にどれくらい平均フレームレートが出ているかを計測しました。


フォートナイト


空から飛び降りて、キルされるまで計測しました。

パフォーマンス、DirectX12、DirectX11の各設定で計測を行ったところ、平均フレームレートが高い方から順に、パフォーマンス > DirectX12 > DirectX11となりました。

いずれも100fps以上となっていて、敵と戦う場面でもカクついたり、遅延したりすることもなく、とても快適にプレイすることができました。

レンダリングモード 解像度  平均フレームレート(fps)
パフォーマンス 1920×1080 160.2
DirectX12 148.4
DirectX11 104.1



モンスターハンターライズ


町やフィールドでの移動、戦闘シーンなどで計測を行いました。

設定が「高」の状態でも、90fps程度出ていてスムーズにプレイすることができました。

しっかり楽しむことができるでしょう。

品質 解像度  平均フレームレート(fps)
1920×1080 90.2




eFootball 2023 (ウイニングイレブン)


キックオフから終了までプレイしてみました。

eFootballはフレームレートが最高で60fpsまでしか出ないようになっています。

プレイ中は60fps近くの値が出ていてスムーズなプレイが可能でした。

リプレイなどの動画シーンになると、若干フレームレートが下がりますが、滑らかな表示で特に気になりません。快適にプレイすることができるでしょう。

品質 解像度  平均フレームレート(fps)
高 (デフォルト) 1920×1080 53.7






ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS


3Dモードでプレイしました。

ダンジョン内での移動と戦闘シーンで計測しました。平均で100fps以上出ていて、とても快適にプレイすることができました。戦闘シーンもスムーズで、剣や呪文などでしっかり戦うことができました。


品質 解像度  平均フレームレート(fps)
1920 × 1080 101.8





PUBG


空から飛び降りてキルされるまでプレイしてみました。

高めの画質設定でも100fps超えで、滑らかな表示でした。敵との銃撃シーンでも滑らかな表示でした。快適にプレイすることができるでしょう。

品質 解像度  平均フレームレート(fps)
1920×1080 102.5





中程度の重さのゲーム


実際にゲームをプレイしたりベンチマークソフトを使ったりして、平均フレームレートやスコアを計測しました。



エーペックスレジェンズ


空から飛び降りてキルされるまでプレイしてみました。

デフォルトの設定(高)では、平均フレームレートは80fps前後となりました。

60fps以上出ていて、スムーズにプレイすることができました。


品質 解像度  平均フレームレート(fps)
高(デフォルト) 1920×1080 81.2





ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシスベンチマーク


高めの画質設定にすると、60fpsを下回りました。60fps近く出ているので、まずまずプレイすることができるとは思いますが、少し設定を下げた方が良いかもしれません。設定を下げると、100fps以上出ました。





描画設定 解像度  スコア  平均フレームレート(fps)
5 (スーパー) フルスクリーン 6081 56.3
3 (中) 21506 107.3




重量級のゲーム



エルデンリング


洞窟内での移動と戦闘シーンでの計測を行いました。

エルデンリングは最大で60fpsまでしか出ません。

推奨されるPCの環境がかなり高めの性能になっているので、重くなるかなと思ったのですが、画質設定を高めにしても上限の60fps近く出ていて、カクツクことなく滑らかにプレイすることができました。

問題なく楽しめるでしょう。

品質 解像度  平均フレームレート(fps)
高(デフォルト) 1920×1080 59.5





バイオハザード ビレッジ


雪山で計測を行いました。

レイトレーシングモードにすると、40fps近くになりました。レイトレーシングは画質が大きく向上しますが負荷が大きいので、この設定でプレイするのは厳しいかもしれません。

一方で、画面品質重視モードやおすすめモードでは平均97fps、144fps出ていて、しっかりプレイすることができそうです。


設定 解像度  平均フレームレート(fps)
レイトレーシング 1920×1080   43.1
画面品質重視 97.1
おすすめ 144.1




ファイナルファンタジーXV ベンチマーク


FF15を快適にプレイするためには、グラフィックス設定を下げる必要がありそうです。




グラフィック設定 解像度  スコア   評価 平均フレームレート(fps)
高品質 1920 × 1080 3998 普通 39.1
標準品質 5682 やや快適 56.2
軽量品質 7142 快適  70.8 










キーボード


HP Victus 15 (AMD)はゲーミングノートPCですが、一般的なノートPCのような落ち着いたデザインのキーボードになっています。

ゲームもしっかりプレイできますし、それ以外の日常的な使用にも使いやすいです。





キーの大きさや間隔で気になるところはありません。問題なく使うことができます




Enterキー周りもスッキリしていて使いやすいです。テンキーが搭載されていて、数字を連続して入力しやすいです。テンキーは標準的な4列構成になっています。




キー同士の間隔は18.7mm×18.4mm、キーを押したときの深さは1.5mmとなっていて標準的です。




タッチパッドです。








レポートや書類作成に使えるOfficeソフトを選択可能


HP Victus 15 (AMD)は、Microsoft Officeソフトをセットで購入することが可能です。必要ない方は選択しなくても問題ありません。

Office Home and Businessを選択することが可能です。含まれるソフトは以下の表のようになっています。

 Officeの種類  含まれるソフト
Office Home and Business Word, Excel, PowerPoint, OneNote, Outlook


レポートの本文作成や表計算、プレゼン資料の作成などに必要なソフトがしっかり含まれていますので、問題なく使うことができます。

セットで購入すると、Officeソフト単体で購入するよりも1万円以上も割安になります。






周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なポート類は以下のようになっています。よく使われるポート類がしっかり搭載されているので、周辺機器との接続に困ることはないでしょう。











USBポート


USB Type-Aポートが2つ、Type-Cポートが1つ搭載されていて、複数のUSB機器を同時に使用するのも問題ありません。安心して使えるでしょう。



プレゼンに対応したり、モニターを使った2画面作業にも対応できる


HDMIポートがあるので、モニターやプロジェクターと接続することが可能です。プレゼンに対応したり、2画面で作業したりするといったことができます。


HDMIポートとHDMIケーブル。


PCと同じ画面をモニターに映し出したところです。HDMIケーブルをつなぐだけで簡単に表示できます。


PCと同じ画面を表示。


PCの画面+モニターの2画面で作業することもできます。複数の作業を並行して進めたり、色域の広いディスプレイをつないで、細かな色合いの確認作業などにも使うことが可能です。


PCの画面を拡張して2画面での作業もできる(マルチモニター)。


また、USB Type-Cポートも画面出力に対応しています。USB Type-Cを搭載したモニターなどを接続するときなどにも便利です。






インターネットへの接続


インターネットへの接続は、Wi-FiまたはLANケーブルを挿して接続することが可能です。

通常はWi-Fiで全く問題なく使うことができます。


有線LANポートとLANケーブル。

 
ネットゲームをしたり、オンライン授業を受けたりするときなど、遅延やカクツキをなるべく抑えたいときは、LANケーブルが使えると長時間作業しても通信が安定するので安心です。



SDカードスロット


フルサイズのSDカードに対応しています。デジカメやビデオカメラではフルサイズのSDカードが良く使われるので、撮影した写真や動画を直接パソコンに取り込めるのはとても便利です。

SDカードは奥までしっかり入るので、作業中に引っ掛ける心配もありません。もちろん、アダプターを使えばmicro SDカードも挿し込むことができます。








カメラとマイク、オーディオ


HP Victus 15 (AMD)には、カメラとマイク、スピーカーが搭載されています。ZoomやTeamsなどを使ったオンライン授業などにもしっかり対応することが可能です。

カメラとマイク


カメラとマイクはディスプレイ上部に搭載されています。カメラのレンズにカバーをかけることができるプライバシーシャッター機能は搭載されていません。





スピーカー


スピーカーは本体の底面に搭載されています。音質は良かったです。音楽を聴いたり動画を楽しんだりできます。ゲームプレイも楽しめるでしょう。








セキュリティ


Victus 15 (AMD)には指紋センサーや顔認証機能は搭載されていません。もし必要であれば、外付けの指紋認証リーダーやIRカメラをご用意ください。






PCの性能をコントロールできる機能を搭載


Victus 15 (AMD)にはパソコンの性能を制御できる機能が搭載されています。

初期設定(標準)、静、ECOの3種類が用意されています。通常は初期設定で問題なく使うことができます。もし、より静かに使いたい場合は「静」設定にすると良いでしょう。







静音性の確認


上述のPCのパフォーマンスを制御できる機能を使って、初期設定モード(標準)と静モードでのパソコンの動作音を計測しました。

軽めの作業をしているとき


いずれのモードでも、ネットを見たりYouTubeで動画を見たりするなど、軽めの作業をしているときは動作音は静かです。


CPUに大きな負荷がかかる時


CPUのみに大きな負荷がかかると動作音は大きくなりますが、一般的なノートPCよりも抑えめの動作音でした。特に静モードでは、とても静かに使うことができました。


ゲームをプレイしているとき


ゲームをプレイするとCPUとグラフィックスの両方に大きな負荷がかかります。

ゲームをプレイしているときは動作音は大きくなりました。初期設定モードでは一般的なノートパソコンよりも少し大きめの音になりますが、ゲーミングノートPCとしては普通の大きさです。

一方で静音モードにすると一般的なノートPCよりも動作音は抑えられました。ただ、静音モードではPCのパフォーマンスは少し抑えられるようで、ゲームのフレームレートが少し下がりました。以下の表に、PUBGをプレイした時のフレームレートも合わせて掲載していますので、参考にしてみてください。PUBGでは静モードでも90fps以上出ていて快適にプレイすることができました。軽いゲームをプレイするときは、静モードにしても高いフレームレートが出ると思われます。


通常は初期設定モードで使うので特に問題はありません。また、静音モードでも十分に高い性能を発揮しますので、軽め~中程度の重さの作業をするときにはとても役に立つと思います。


測定項目  測定値   
初期設定
(標準) 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
29~30db
YouTube閲覧時 29~30db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
29~30db
 CPU 100%使用時
(CINEBENCH R23実行時)
34~35db 30~31db
ゲームをプレイ
ゲームタイトル:PUBG
()内は平均フレームレート
42~45db
(102.5 fps)
31-32db
(90.2 fps)







HP Victus 15 (AMD)の仕様と性能


HP Victus 15 (AMD)のスペックをご紹介します。


 モデル モデレート モデレートプラス アドバンス 
 OS  Windows 11 Home  
 CPU Ryzen 5 5600H   Ryzen 7 5800H 
メモリ 16GB (8GB × 2) 
ストレージ   SSD 512GB 
グラフィックス AMD Radeon RX 6500M NVIDIA GeForce RTX 3050 NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti 
 光学ドライブ   なし  
有線LAN  〇 
無線LAN  ○ 
 HDMI  〇 
 SDカード
フルサイズ 
 USB  USB Type-A × 2
USB Type-C × 1 
 サイズ  15.6インチ       
 液晶  フルHD
IPS液晶、非光沢
1920×1080
144Hzリフレッシュレート 
 Office 選択可能
Office Home and Business
 カラー パフォーマンスブルー 
 バッテリー 9時間  8時間  7時間 
 重量 約2.29kg        
 保証期間  1年(有償:3年)    
  

今回のレビューで使用したモデルの主な仕様は以下の通りです。

モデル:モデレートモデル
OS:Windows 11 Home
CPU:Ryzen 5 5600H
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
グラフィックス:Radeon RX 6500M


HP Victus 15 (AMD)には上記のように3つのモデルがラインナップされています。

CPUはAMD製のRyzen 5 5600HまたはRyzen 7 5800Hとなります。性能はRyzen 5 5600H < Ryzen 7 5800Hとなります。

メモリは16GBです。8GB×2のデュアルチャネル構成になっていますので、パフォーマンスを最大限に発揮することが可能です。

ストレージはすべてのモデルでSSD 512GBとなっています。

ディスプレイはIPS液晶で解像度が1920×1080となっています。最大リフレッシュレートが144Hzとなっていて、滑らかな表示が可能です。

グラフィックスはAMD Radeon RX 6500M、またはNVIDIA GeForce RTX 3050 / 3050Tiを搭載しています。性能的には、Radeon RX 6500MとNVIDIA GeForce RTX 3050が同じくらいになっていて、GeForce RTX 3050Tiがそれらよりも少し良い性能になります。

いずれもエントリー向けのグラフィックスですが、上述のようにフォートナイトやモンスターハンターライズ、ドラゴンクエストなどのゲームを快適にプレイすることができます。


以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。


CPUの性能


CPUの性能を計測しました。スコアは3613 pts、9502 pts(それぞれCINEBENCH R20、R23を用いて計測)となっていて、とても高い性能を発揮します。負荷のかかる処理も高速に実行できます。







また、上述のパソコンのパフォーマンスをコントロールできる機能を使って、CPUのベンチマークを計測した結果をまとめています。参考までにご覧ください。

静音モードにすると、パフォーマンスが15~20%程度低下しますが、その分動作音をより抑えて使うことができます。このモードでも十分に高い性能なので、しっかり使うことができるでしょう。


[全部表示されていない場合、横にスクロールできます]
設定  スコア
(CINEBENCH R20) 
スコア
(CINEBENCH R23)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
初期設定(標準) 3613 635 10203 1610
3052 531 7962 1371




ストレージの性能


第3世代のPCIe SSDが搭載されています。第4世代のSSDほどではないものの、十分に高速に動作します。






グラフィックスの性能


グラフィックスはとても高い性能でしっかりとパフォーマンスを発揮できます。一般的なノートPCの2~3倍の性能です。ゲームを快適にプレイできるでしょう。








各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。静音モードにすると、パフォーマンスは少し下がりました。


[全部表示されていない場合、横にスクロールできます]
ベンチマーク  スコア  
初期設定(標準)
Fire Strike
(対象:Direct X11)
11130 9574
Time Spy
(対象:Direct X12)
4578 3609






外観の確認


それではVictus 15 (AMD)の外観を確認してみましょう。

まず天板になります。Vのロゴが印象的です。カラーはパフォーマンスブルーという色で、ネイビーに近い色合いです。落ち着いた上品な色合いだと思います。




背面にはVICTUSのロゴが刻印されています。控えめな感じで、フォントの雰囲気もよく合っていると思います。




また、背面の端には以下のような文字も刻印されています。




ディスプレイを開くと、一般的なノートPCのような雰囲気で使うことができます。ゲームをするのではなく真面目な作業をしたいときでも、落ち着いてしっかりと使うことができます。











キーボードも使いやすいです。




ハイスペックなノートPCなので、換気口が多く設計されていて、内部の熱をしっかり排出することができるようになっています。

まず、キーボードの上部には下の写真のような換気口があります。Vをかたどったデザインになっています。全体の雰囲気によくマッチしていると思いました。




本体の背面にも換気口があります。背面にあるので作業している側からは見えませんし、排出されるエアーにも触れなくてすみます。




底面です。こちらにも大きな換気口が設けられています。




ACアダプターです。ゲーミングノートPCなので、ACアダプターは一般的なノートPCと比べると大きめですが、ゲーミングPCのものとしてはコンパクトにできています。





右側面です。




左側面です。




手前側です。




背面側です。







まとめ


最後に、HP Victus 15 (AMD)についてまとめたいと思います。

良いところ


・10万円を切る価格帯で、ハイスペックノートPCとして購入しやすい価格帯
・フォートナイトやPUGB、ドラゴンクエストなど、ゲームを快適にプレイできる
・落ち着いたデザインでゲーム以外の作業もしやすい
・Wi-FiだけでなくLANケーブルでもネット接続ができる
・見やすいディスプレイ


注意するところ


・CPUは一つ前の世代
・持ち運ぶには少し重い



HP Victus 15 (AMD)はハイスペックなCPUとグラフィックスを搭載していて、ゲームを快適にプレイすることができます。

CPUが1つ前の世代のものになりますが、十分に高い性能を発揮することができ、ゲームをとても快適にプレイすることができました。

しかも、価格が10万円を切っていてとても購入しやすいのも魅力的です。ゲーミングPCや高性能グラフィックスを搭載したハイスペックノートPCを少しでも安く購入したい人にとって、良い選択肢になると思いますので、是非検討してみてください。



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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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