Legion 5i Gen 9 16型Intelレビュー 超快適なゲーミングノートPC

更新日:2025年6月17日


Lenovo Legion 5i Gen 9。機材貸出:レノボジャパン


Lenovo Legion 5i Gen 9はハイスペックなCPUとNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズを搭載したゲーミングノートパソコンです。

今回実際にいくつかのゲームをプレイしてみたところ、非常に快適に楽しむことができました。フォートナイトやAPEXレジェンズなどのバトルロワイアル系ゲームでは高いフレームレートでプレイでき、パルワールドや原神なども非常に快適でした。

今回、Lenovo Legion 5i Gen 9 16型Intelを実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。


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ゲームが快適にできる高い性能


Lenovo Legion 5i Gen 9はハイスペックな性能を発揮するCPUとグラフィックス(GPU)を搭載したゲーミングノートパソコンです。




搭載しているCPUはインテル製のCore i7-14650HX、メモリは16GBまたは32GB (今回のレビューでは32GBメモリを搭載)、グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4060を搭載しています。


今回のレビューで使用したPCの主なスペック。


この下で詳しく紹介していますが、実際にゲームをプレイしてみると、とても快適に楽しむことができました。

Legion 5i Gen 9は解像度の高いディスプレイを搭載していますが、バトルロワイアルゲームをプレイしても高いフレームレートを出すことができ、高いレベルでゲームをプレイすることができそうです。





CPUやグラフィックスに高い負荷のかかる作業にも最適


CPUもグラフィックスもハイスペックなので、動画編集やCADなどの高い性能が要求されるような作業もしっかり行うことができます。

ゲームプレイを録画・編集してYouTubeにアップしたりといったこともストレスなく行うことができます。


Davinci Resolveという動画編集ソフトでゲームプレイの動画を編集しているところ。


CADやCGなどの作業にも良いでしょう。高いグラフィックス性能をしっかり活用することができます。


CADなどの高いグラフィックス性能を必要とする作業にも良い。






ディスプレイ


ディスプレイのリフレッシュレートは最大165Hzとなっていて、高いフレームレートでプレイすることができます。




ディスプレイの表面は非光沢となっていて、蛍光灯などが画面に映りこむことはありません。とても見やすいです。




IPS液晶が搭載されているため視野角は広く、正面はもちろん斜めから見ても綺麗に表示されます。





色合いは自然で、表示できる色の範囲も広いです。実際に色域(表示できる色の範囲)を計測してみたところ、sRGBカバー率100%になっていました。ゲームをプレイするだけでなく、画像や動画編集等のクリエイティブな用途に使うのも良いです。




sRGBカバー率 100%
Adobe RGBカバー率  77%



ディスプレイサイズは16インチでノートパソコンの中では一番広いです。大きな画面でゲームプレイを楽しむことができます。

画面の解像度は2560×1600 (WQXGA)となっていて、一般的なノートパソコンのディスプレイよりも高精細です。

これまで高解像度のゲーミングノートPCもレビューしたことがありますが、画面の解像度が高くなるとフレームレートが下がる製品が多かったです。

しかし、Legion 5i Gen 9は高解像度のディスプレイを搭載しつつも、その高い性能が活かされているのか、十分に高いフレームレートでゲームをプレイすることができました

この点がこのゲーミングPCの良い点だなと思いました。ディスプレイの解像度を活かしながら、しっかりゲームを楽しむことができると思います。









ゲームはどれくらい快適にプレイできるか?





実際にゲームをプレイしてフレームレートを計測したり、ベンチマークソフトを実行したりして、どれくらい快適に使えるかを調べてみました。

以下では各ゲームについて、どのような設定でプレイしたか、そのときのフレームレートの推移やスタッタリングなどについてしたいと思います。


なお、ゲームのプレイスタイルは実際にLenovo Legion 5i Gen 9のキーボードを使ってプレイしています。外付けキーボードは使用していません。ただし、パルワールドのみゲームパッドを使用しています。

その他の機器としては、筆者所有のヘッドセットをつけてプレイしています。マウスも同様に筆者所有のゲーミングマウスを使っています。

フレームレートの計測はCapFrameXというソフトを使用して行っています。




フォートナイト


チャプター6シーズン3をプレイしました。スターウォーズとコラボしたシーズンです。

実際にプレイしてみて、ビクロイを2回とることができました。キーボードは複数キーを同時に押しても思い通りに動いてくれました。画面も非常に滑らかで、敵の動きも見やすかったです。




設定については、フォートナイトを最初に起動したときにおすすめの設定が適用されますが、そのまま変えずに使いました。

画面の解像度はディスプレイと同じ2560×1600で、レンダリングモードは「パフォーマンス-低グラフィック忠実度」、ならびに「DirectX 12」でプレイしました。



まず、「パフォーマンス-低グラフィック忠実度」の設定は以下の通りです。






この設定でプレイし、CapFrameXでフレームレートを5分間計測したところ、以下のような結果が得られました。




平均フレームレートは259.3fpsとなり、とても高い結果になりました。常時200fps以上出ている感じです。

スタッタリングが2.74秒(0.9%)発生しているという結果になりましたが、プレイには特に影響はなかったです。

フレームレートが著しく低下するようなこともありませんでした。



続いて、DirectX 12のモードでもプレイしてみました。この設定でもビクロイをとることができました。詳細な設定は以下のようになります。











CapFrameXで取得したフレームレートの推移です。こちらも同様にプレイ中の5分間の結果になります。




平均フレームレートは221.8fpsとなり、こちらも申し分のない結果になりました。スタッタリングがわずかに発生していることになっていますが、特に気になるようなことはありませんでした。


まとめると以下のようになります。ディスプレイの解像度を下げなくても、高いフレームレートが得られてしっかりプレイできるでしょう。


レンダリングモード 解像度  平均フレームレート(fps)
パフォーマンス 2560 × 1600 259.3
DirectX12 221,8





原神


原神をプレイしてみました。ゲームの序盤になります。

映像は綺麗でキャラクターもかわいらしく、そしてとても快適にプレイすることができました。PC版は最大60fpsまでしか出ませんが、全く問題なくプレイすることができました。




設定は以下のようになっています。ディスプレイの解像度は2560×1600で、画質は高です。初期設定のまま変更はしていません。





CapFrameXで取得したフレームレートの推移です。5分間の結果になります。




一時的に50fpsを割るような瞬間がありますが、画面がカクっとなるような感じはありませんでした。

平均フレームレートが60.2fpsとなっていて、常時60fps出ていると考えて大丈夫です。快適にプレイすることができました。





パルワールド


レベルは40以上に上げていて、かなり進んでいます。普段は2021年発売のゲーミングノートPCで遊んでいるので、Legion 5i Gen 9でパルワールドをプレイしてみたら「めちゃくちゃヌルヌルだ!」と感じたくらい快適でした。




設定は以下のようになっています。グラフィックのプリセットは「高」、解像度は2560×1600です。最大FPSは無制限となっています。全体的に高めの設定でプレイしました。





この設定でCapFrame Xによる5分間のゲームプレイの結果は以下のようになりました。

平均フレームレートは89.7fpsとなりました。100fpsを超えるにはもう少し設定を下げた方が良いかもしれませんが、ヌルヌルさが感じられるくらいとても快適な環境でした。逆に言うと、高めの設定でこのフレームレートなので、設定を低くすればもっと高いフレームレートでプレイできそうです。

モーションブラーの設定がONになっていたからか、スタッタリングが7秒程度という結果になりました。確かに、少しカクツク瞬間がありましたがプレイには特に問題なく、ゲームを楽しむことができました。








APEXレジェンズ


APEXレジェンズをプレイしました。プレイはあまり上手ではありませんが、何人か倒すことができました。




設定は以下のようになっています。設定をいじることはなく、デフォルトのままプレイしています。





CapFrameXによる結果は以下のようになりました。平均フレームレートは142.9fpsとなり、150fps付近で常時プレイすることができました。

スタッタリングはほとんど発生せず、体感的にもとてもスムーズな動作でした。







モンスターハンターライズ


最新作のモンスターハンターワイルズではなく申し訳ないのですが、一つ前のモンハンライズをプレイしてみました。こちらも問題なくプレイすることができました。




設定は以下のようになります。初期設定のまま変更はしていません。






CapFrameXによる結果は以下のようになりました。100fps以上出ている時間が多く、しっかりとプレイすることができました。スタッタリングは発生していません。






バイオハザードRE:4


カプコンのバイオハザード RE:4をプレイしてみました。




設定は特に変更せず、画面解像度は2560×1600です。レイトレーシングはOFFです。







この設定でフレームレートは以下のように推移しました。平均フレームレートは115.5fpsで、100fpsを超えている時間が多かったです。スタッタリングもほとんど発生しませんでした。




レイトレーシングがOFFの状態でも、十分にバイオハザードの世界観を楽しむことができました。スリルを味わうことができると思います。




ファイナルファンタジーXIV 黄金のレガシー


ファイナルファンタジーXIVのベンチマークソフトを使ってみました。

ディスプレイの解像度である2560 × 1600に設定すると、スコアは14936(とても快適)となりました。フレームレートは100fps以上出ていて、快適にプレイすることができると思います。

一般的な解像度である1920×1200の設定にすると、「非常に快適」となりました。フレームレートは160fps以上出ています。




グラフィック設定 解像度  スコア
評価
平均フレームレート(fps)
高品質
(ノートPC)  
1920 × 1200 22521
非常に快適
161.5
2560 × 1600 14936
とても快適
104.3






ゲームプレイにうれしい機能


LANケーブルでインターネット接続ができる


オンラインゲームをプレイしていると通信の遅延は致命的になります。Legion 5i Gen 9ではインターネットの接続にWi-Fiにくわえて、LANケーブルも使うことができます。

今回、Wi-Fiでもゲームプレイをしてみて特に問題なく使えましたが、電波が干渉して遅延するといったことが起こらないとは限りません。

より安定してネット接続ができるために、LANケーブルが使えるのはとても安心だと思います。


有線LANポートとLANケーブル。



排熱を考慮した設計


ゲーミングノートPCは高い負荷がかかるので、PC内部に発生した熱を逃がすために、多くの換気口が設けられています。

これまでのゲーミングノートPCでは、本体の側面にも換気口があってPC内部から出てきた温風がマウスを持つ手に直接当たるということがありました。

しかし、Legion 5i Gen 9では本体側面の換気口がなく、そのような不快な状態が生じなくなっていて快適に使うことができます。



本体の側面に換気口はなく、背面に設けられている。


かわりに、換気口は背面と底面に搭載されていて、排熱処理もしっかり行われます。






本体の底面にある換気口。


底面にはスペーサーが設置されていて、底面が完全にふさがれるのを防いでいます。このスペーサーのおかげで、本体底面からの換気が効率よく行われるようになっています。


底面にはスペーサーが設けられていて、換気が効率よく行われるようになっている。






少し気になる点


一方で、ゲームプレイをするにあたって気になる点がないわけではありません。

たとえば、本体右側面のUSB Type-Aポートの位置は下の写真のようになっていて、マウスとぶつかってしまう可能性が少なからずあります。

今回、この状態でゲームをプレイしてみて私は大丈夫でしたが、人によっては気になるかもしれません。もし、Legion 5i Gen 9のキーボードを使ってプレイする場合は、左側面にあるUSBポートを利用する、Bluetoothで接続する等を検討したほうが良いかもしれません。



USB Type-Aポートに機器を接続すると、マウスが当たる可能性がある。



ただ、ゲーミングノートPCといえども、専用のゲーミングマウスを使っている人も多いと思います。たとえば、下のような感じで使えば、USBポートを気にすることなくプレイすることができます。


Legion 5i Gen 9にゲーミングキーボードを接続したところ。この構成であれば、マウスが当たる心配はない。





キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。スタンダードな配列になっていて、問題なく使えました。

ゲームをプレイするのも特に問題なかったです。フォートナイトやAPEXレジェンズ、原神などしっかり楽しむことができました。複数のキーを同時に押しても正確に反応してくれました。キーを押したときの反応も良好です。




キーボードの左半分と右半分を拡大したところになります。パッと見た感じでは、一般的なノートパソコンと変わりませんが、それがかえって使いやすいかなとも思いました。






キー同士の間隔やキーの深さは一般的なキーボードと変わりません。

ゲーム専用のキーボードを使っている人からすると、キーの深さに関しては好みがわかれるところかもしれません。その場合は、普段使っているゲーミングキーボードを接続して使用すると良いかと思います。




タッチパッドです。







サイズと重さはどれくらい?


大きさは16インチとなっていて、A4ノートよりも大分大きいです。




重さは約2.43kgでした。ちょっと重ためです。




A4よりも大きく2.0kgを超えているので、基本的には持ち運ばずに自宅に据え置いて使うのがおすすめです。







周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは下の写真のようになっています。右と左側面、そして背面側にポート類が用意されています。








USBポートの数は十分かなと思いました。有線のマウスや外付けのハードディスク、SSDなども同時に接続することができます。

ただ、上述したように、右側面のUSB Type-Aポートに接続する場合は、マウスが当たらないかどうかだけ注意したほうが良いかと思います。


HDMIポートの確認も行いました。PC画面の複製、拡張ともに問題ありません。2画面を使って動画編集を行ったりするのにも良いでしょう。


PCとモニターをHDMIケーブルで接続。PCと同じ画面を表示することが可能。


PCの画面を拡張して、それぞれの画面で別々の作業をすることも可能。






静かに使うことができる?


Legion 5i Gen 9ではサーマルモード設定というのがあり、パソコンのパフォーマンスを調整することができます。普段はバランスモードに設定されていますが、静音モードにするとより動作音を抑えて使うことができるようになります。

モードを変えるにはFnキー + Qキーを押すことで簡単に変更でき、電源ボタンの色が白色(バランス)→赤色(パフォーマンス)→青色(静音)となります。

今回、バランスモードと静音モードにてパソコンの動作音の大きさを計測してみました。





各モードによって、電源ボタンの色が変わる。
各モードはFnキー + Qキーを押すことで簡単に変えることが可能。
白色(バランス)→赤色(パフォーマンス)→青色(静音)。



結論としては、通常はバランスモードで使うので特に問題はありません。静音モードでもCPUの性能は非常に高いので、静音モードで使うのも良いかと思います。



測定項目 バランス
(標準)
静音
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db 
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db 
YouTube動画閲覧時 28~29db 
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~30db 
CPU 100%使用時 37~45db 34~35db
ゲームプレイ時
ゲーム:フォートナイト
40~46db  36~37db



軽めの作業をしているとき


動画を見たりインターネットを見たりするなどの軽めの作業をしているときは、標準のバランスモードや静音モードではとても静かに使うことができます。



CPUに負荷がかかる時


CPUに負荷がかかると動作音は大きくなります。バランスモードでは一般的なノートPCよりも大きな動作音になりました。ただ、ゲーミングノートPCとしては普通の大きさです。

一方、静音モードにすると、動作音が抑えられて静かに使うことができました。一般的なノートPCに負荷がかかったときよりも動作音は抑えられていました。



ゲームをプレイした時


今回、フォートナイトというゲームをプレイしてみました。ゲームをプレイすると、CPUとグラフィックスに大きな負荷がかかります。

バランスモードでは一般的なノートよりも少し大きな動作音になりました。ただ、ゲーミングノートPCとしては普通の大きさです。

一方、静音モードでは動作音はするものの、バランスモードよりもかなり動作音が抑えられました。静音モードでプレイするのも悪くないと思います。





Legion 5i Gen 9の性能と仕様


レノボLegion 5i Gen 9の仕様は以下の表のようになっています。

 OS Windows 11 Home
CPU Core i7-14650HX
Core i5-13450HX
メモリー 16GB (16GB×1)
32GB (16GB×2)
ストレージ SSD 512GB / 1TB
 グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4060 / 4050
無線LAN
有線LAN
光学ドライブ -
SDカードスロット
(micro SDカード)
 HDMI
USBポート USB3.2 × 3
USB Type-C × 2  
ディスプレイ WQXGA IPS液晶(2560×1600)
リフレッシュレート 165Hz
非光沢
サイズ 16インチ
重さ 約2.3kg


今回のレビューで使用したモデルは以下の仕様になっています。メーカーから実機をお借りしました。

OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-14650HX
メモリ: 32GB(16GB×2)
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 4060


CPUはインテルの最新第14世代のCore i7-14650HX、またはCore i5-14350HXが搭載されています。性能はCore i5 < Core i7となります。

今回Core i7を搭載したモデルを使用してみて、ベンチマーク(性能の計測)を行ってみたところ、現在販売されているノートパソコンの中でもトップクラスの高い性能になっていました。

メモリは16GBまたは32GBになります。16GBの方はシングルチャネルになっていて、32GBの目盛りであればデュアルメモリ(メモリ2枚構成)になっています。個人的には32GBの方がデュアルチャネルになってグラフィックスの性能をしっかり発揮することができるので、ゲームプレイをするのに最適だと思います。

グラフィックスは、NVIDIA GeForce RTX 4060 / 4070になります。最新のグラフィックスで、性能はRTX 4060 < RTX 4070となりますが、両者ともに高い性能を発揮します。今回のレビューではRTX 4060搭載モデルで実際にゲームをプレイしてみましたが、とても快適に楽しむことができ、満足のいく結果が得られました。

以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUのベンチマーク


CPUの性能をCINEBENCH R23とCINEBENCH 2024という2つのソフトを用いて測定しました。スコアはそれぞれ20041pts、1086ptsとなりました。現在のノートパソコンの中でもトップクラスの非常に高い性能です。










SSDの読み書きの速度


SSDの読み書きの速度を計測しました。第4世代PCIeのSSDになっていて、読み書きの速度は非常に速いです。





グラフィックスのベンチマーク


3DMarkというソフトを使って、グラフィックスの性能を計測しました。
NVIDIA Geforce RTX 4060を搭載しているため、非常に高いスコアとなりました。多くのゲームを快適にプレイすることができる性能です。









ベンチマーク  スコア  
Fire Strike
(対象:Direct X11)
23874
Time Spy
(対象:Direct X12)
10502





外観の確認


それでは、Lenovo Legion 5i Gen 9の外観を確認してみましょう。

まず、天板です。LEGIONのロゴとLenovoのロゴがあります。ゲーミングノートPCではイルミネーションを放つものがありますが、これらのロゴがキラキラ光るということはありません。ロゴとして刻印されているだけです。






トップカバーが開きやすいように、少し出っ張りが設けられています。




厚みは19.7~25.2mmとなっています。

















底面です。




スピーカーです。音質は悪くなかったです。ただ、ゲームをするときはヘッドホンをしていることが多いと思うので、あまり関係はないかなとは思います。




ACアダプターです。




CPU、GPUともに性能が高いのでACアダプターは大きいです。手のひらよりも大きかったです。






左側面です。




右側面です。




背面側です。




手前側です。







まとめ


最後に、Lenovo Legion 5i Gen 9についてまとめたいと思います。

良いところ


・CPU、グラフィックスともに高い性能
・ディスプレイは高精細で映りが良く、165Hzのリフレッシュレートに対応
・多くのゲームを快適に楽しめる
・動画編集やCADなど、高い負荷のかかる作業にも使える


注意するところ


・持ち運びにはあまり向いていない
・USB機器を接続するときはUSBポートの場所に注意



今回、Lenovo Legion 5i Gen 9を実際に使ってみて、とても快適にゲームプレイを楽しむことができました。バトルロワイアルゲームをプレイしても高いフレームレートが出て、ヌルヌルした動きに満足です。

価格はやや高めですが、ゲームプレイをしっかり楽しめる良い機種だと思います。是非検討してみてください。


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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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