レノボIdea Tab Pro使用レビュー幅広い用途に使える優秀なタブレット
更新日:2025年9月20日

レノボIdea Tab Pro。機材貸出:レノボジャパン
レノボのIdea Tab Proは12.7インチのAndroidタブレットです。
サクサク動いて快適に使えるだけでなく、デジタルペンで書き込みができたり、モニターに映し出したりすることができます。micro SDカードが挿せるので容量不足の心配もありません。
幅広い用途に使える優秀なタブレットです。
今回、レノボのIdea Tab Proを実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。
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普段使いにとても便利!動画やネットなどが見やすい
実際にIdea Tab Proを使ってみると、画面が広くて使いやすいなと思いました。スマホでネットや動画を見るよりも格段に見やすいです。画面に表示されるキーボードも大きくなって操作がしやすいというのも便利です。
下の写真は実際に動画を見ているところです。12.7インチの広さがあるので、画面いっぱいに広げるととても見やすいです。

スピーカーの音質も良かったです。スマホだと音割れをしているように聞こえたりしますが、これくらい大きいと音質が良くなって快適に使うことができました。
動作はとてもサクサクしていて、ストレスなく軽快に使えます。タブレットの起動や終了、アプリの動作が速いです。
インターネットをしていても、文字が大きく綺麗に表示されるので見やすかったです。スマホだと時々大きく拡大しないと見えないようなことがありますが、何もしなくても済むのでストレスが減ります。

本体の背面は下の写真のようになっていて、手触りも良好です。タブレットを手で持って操作するのも快適に行うことができます。

画面の映り方
実際にどのように映るかを確認してみました。ディスプレイ表面は光沢ありになっていて映り込みはありますが、とてもきれいに表示されました。解像度は2944 x 1840となっていて高精細な表示です。

上や横からなど、角度を変えて見ても綺麗に表示されていました。問題なく使えるでしょう。


リフレッシュレートが最大144Hzで高い!
通常、ディスプレイのリフレッシュレート(1秒間に何回画面を更新するか)は60Hzのことが多いのですが、Idea Tab Proは最大で144Hzとなっています。画面の表示がとても滑らかになるので見やすくなります。

144Hzということであればゲームもできそうですね。スムーズなゲームプレイが楽しめそうです。ただ、ゲームをするとバッテリーの減りが速いと思うので、ACアダプターやモバイルバッテリー等を忘れないようにしましょう。
普段はインテリジェントモードになっていて、電力消費(バッテリー消費)とスムーズな表示のバランスをとってくれるモードになっていて、最大で120Hzのリフレッシュレートとなっています。
もし、バッテリーが切れそうだなと思ったら、標準モードに変えれば、バッテリーを長持ちさせることができます。
ペンを使って大学の講義ノートをとったり、アイデアを書き留められる
Idea Tab Proには、Lenovo Tab Pen Plusというデジタルペンが標準で付属しています。下の写真のように、一般的なペンの形状をしています。

ペン先は下の写真のようになっていて、交換することができます。

反対側にはUSB Type-Cポートがあり、ペンの充電を行うことができるようになっています。

手で持った感じです。普通のペンという感じなので、特に問題なく使うことができます。

実際に手書きで書き込んでみたところ、とても書きやすかったです。画面が広いので、ゆったり書き込めました。
文字がぶれてしまったりということもなく、綺麗に書くことができました。とても使いやすいペンだと思います。

大学の講義ノートをこのIdea Tab Proでとることも問題なくできます。講義ごとにノートを作らなくて済み、このタブレット1つで全て行えるのはとても便利です。ノートパソコンで講義ノートをとるよりも、より手軽に行えるのも良いですね。
今回はタブレットに標準でインストールされているアプリを使いましたが、Officeソフトに含まれているOneNoteなどのアプリを使えば、ネットを介してパソコンとの連携も簡単に行うことができるので、かなり使い勝手が良いなと感じました。
大学にも持って行きやすいサイズと軽さ
タブレットのサイズは12.7インチです。A4ノートと横幅はほぼ同じで、縦方向がA4よりも少し小さかったです。ノートとサイズが大体似ているので、カバンにも入れやすいです。

重さを実際に量ってみると617gでした。とても軽いです。1.2kgのノートパソコンの約半分くらいなので、とても軽いことがわかります。

大学にノートパソコンを持っていくかわりに、Idea Tab Proを持っていくというのもアリだなと思います。大学の講義ノートをとったり、大学の図書館でゆっくり電子書籍を読みたいといった用途になど、ノートパソコンよりもより手軽に活用できるのが便利です。
モバイルバッテリーで充電ができる
バッテリー駆動時間は約11時間となっています。
自宅で使うのであれば特に問題はないのですが、外出先で使っているときにバッテリーが切れそうとなっても、モバイルバッテリーで充電することができるので安心です。

実際に試してみたところ、20W以上の出力が可能なモバイルバッテリーであればタブレットの充電を行うことができました。
モニターに映すことができる
Idea Tab Proに搭載されているUSB Type-Cポートとモニターとをケーブルで接続すると、モニターにタブレットの画面を映すことができます。
ミラーモードと拡張モードが用意されていて、タブレットの画面をそのまま映すことも、タブレットの画面を拡張してそれぞれ別の画面を映すことも可能です。

まず、モニターとタブレットをUSB Type-Cケーブルで接続し、ミラーモードで表示させてみました。タブレットを横向きにしたときは下の写真のようになりました。
プレゼンをするときにはこのモードが使えるでしょう。また、より大画面で動画などを見るときにも良いと思います。

タブレットを立て向きにすると、モニターも同様に縦向きに表示されました。モニター全体を使うというわけではなく、縦横の比率が維持されて表示されました。

続いて拡張モードです。タブレットとモニターで別の画面を表示することができます。複数のアプリを開いて使うときに便利です。

インターフェースとカメラ
Idea Tab Proに搭載されているインターフェース(ポート類)を確認してみましょう。
micro SDカードスロットを搭載し、容量をしっかり確保できる
まず、micro SDカードスロットが搭載されています。スマホのSIMカードのように、ピンでスロットを取り出してmicro SDカードをセットします。
電子書籍を購入したり、写真や動画をたくさん撮影しても容量不足の心配がなく、安心して使えます。

USB Type-Cポートは充電とモニター出力、データ転送が可能
USB Type-Cポートは本体の充電ができます。また、上述した通り、ディスプレイ出力が可能で、モニターなどに映し出すことができます。

そして、パソコンとつないでお互いにデータのやり取りを行うこともできます。タブレットで撮影した写真や動画をパソコンに移して編集したり、逆にパソコンからタブレットにファイルをコピーしたりといったことも可能です。
その他
スマホと同じように、ボリューム調整ボタンと電源ボタンが搭載されています。

カメラ
リアカメラ(背面)とインカメラ(前面)の2つのカメラが搭載されています。
写真や動画の撮影も問題なく行うことができます。
[リアカメラ(背面)]

[インカメラ(前面)]

外観の確認
簡単にですが、Idea Tab Proの外観を確認してみましょう。
表面はディスプレイのフレームが黒色になっています。スリムなフレームで見た目的にもスッキリしています。

背面です。ルナグレーのカラーが採用されています。安っぽさを感じさせない上質な質感です。

Idea Tab Proの仕様
Lenovo Idea Tab Proの仕様は以下の表のようになっています。
OS | Android 14 |
---|---|
CPU | MediaTek Dimensity 8300 プロセッサー |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB |
無線LAN | ○ |
SDカードスロット | micro SDカードに対応 |
USBポート | USB Type-C × 1 |
ディスプレイ | 解像度:2944 x 1840 |
サイズ | 12.7インチ |
重さ | 約620g |
バッテリー持続時間 | 約11時間 |
まとめ
今回実際にIdea Tab Proを使ってみて、できることが多くてとても使いやすいタブレットだなと感じました。
12.7インチの広さがあると、ネットをしたり動画を見たりといったことがとても快適に行えます。しかも、ペンで手書き入力もできるので、大学の講義ノートをとるということも簡単にできるのが便利だなと思いました。
A4よりも少しだけ小さく、しかもノートパソコンよりも軽いので、日常用途で使うのにも良し、大学に持って行って学業に使うのにも良し、とても使い勝手が良いです。
是非検討してみてください。
詳細はこちら → Idea Tab Pro(直販サイト)
この記事を書いた人
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石川 |
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