Lenovo Tab B11レビュー ペンが付属して手頃な価格

更新日:2024年6月6日


Lenovo Tab B11。機材貸出:レノボジャパン


使いやすいサイズで手頃な価格のタブレットを探している人にピッタリなのが、レノボのTab B11です。11インチのサイズの見やすいディスプレイで、ネットサーフィンや動画視聴、電子書籍の利用がとてもしやすいです。

デジタルペンも付属していて手書きでの入力もできるので、手軽にアイデアをメモしたり、大学での講義ノートをとったりするのにも便利です。

今回、Lenovo Tab B11を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。


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ネットサーフィンや動画視聴、読書などに使いやすい


Lenovo Tab B11は11インチのサイズのタブレットです。画面はノートパソコンより小さく、スマホよりは大分大きくなります。

わざわざパソコンを起動するほどでもないし、スマホの画面だと小さくて見づらいというような場合、これくらいのサイズのタブレットはとても使い勝手が良いです。

実際、インターネットでホームページを見ると下の写真のような感じになります。圧迫感のないサイズで、大きすぎず小さすぎず丁度良いです。




横にしてみたところです。





実際、どれくらいの大きさなのかA4ノートとコミック本と並べて比べてみました。
A4ノートよりは小さく、コミックよりは大きいです。




重さは467gでした。このサイズのタブレットとしては標準的です。




手で持っても少しの間であれば疲れるということはありませんでしたが、やはり長時間持つのはしんどいかもしれません。

そのため、100円ショップなどで売られているタブレット・スマホスタンドを使うと、両手がフリーになってとても便利になります。実際このレビューでも、筆者が100均で購入したスマホスタンドを利用しています。


実際にTab B11でYouTubeの動画を見てみました。画面が広く見やすかったです。色合いも問題なく、音声もしっかり聞くことができました。




マンガも読んでみました。紙のコミック本よりも大きいので文字や絵も見やすいです。スマホで読むと画面が小さく、長い時間読むのは疲れてしまうのですが、これくらいのサイズがあればいつまででも読んでられそうです。




電子書籍も読んでみました。1ページに表示できる文字の量(文字の大きさ)を調整するのが簡単で、少し大きくしても1画面に十分な量の内容が表示できます。








ペンが標準付属していて、いつでもどこでもサッとメモをとったり絵を描いたりできる


Lenovo Tab B11にはデジタルペンが標準で付属しています。このペンを使えば、タブレットに直接手書きで入力できるようになります。メモをとったりイラストを描いたりなど使い方が広がります。




Lenovo Tab B11にはNeboというデジタルノートアプリが標準でインストールされています。これを使うと、気軽にメモをとることができます。大学生の場合は、大学の講義ノートをとるといった使い方もできるようになります。




実際に、英語講義のノートをとってみました。手書きでサラサラと書けました。文字が飛んだり引っ掛かったりすることもなく、自然に書くことができました。









Wi-Fiだけでなく、SIMカードも使えてどこでもネットに接続できる


インターネットにはWi-Fi、またはSIMカードによる通信ができるようになっています。

Wi-Fiだけしか使えないモデルと、Wi-Fi + SIMによる通信が可能なモデルの2種類がラインナップされています。Wi-Fiだけしか使えないモデルだと約3万円で購入可能となっていてとてもリーズナブルです。


自宅にいるときはWi-Fiで、外出先ではSIMカードを使って通信をするなど、いつでもどこでもインターネットに接続できる便利さがあります。SIMフリーなので、格安SIMを使うことができます。


nano SIMカードを用いることができる。スロットにはmicro SDカードも載せることができる。
  


Wi-Fiは11ac (Wi-Fi 5)までの通信が可能です。最新の通信規格であるWi-Fi 6EやWi-Fi 6には対応していませんが、この下で紹介しているように、Wi-Fi 5でも十分な通信速度が出るので快適にインターネットを楽しむことができるでしょう。




インターネットの回線速度


Wi-Fiを使ってインターネットの通信速度を計測してみました。

11ac (Wi-Fi 5)で接続しました。筆者の自宅の光回線は最高300Mbpsとなっていて、Wi-Fiで接続するとほぼ上限に近い通信速度が得られました。しっかりと通信できています。

Wi-Fiを用いた時の回線速度。








ディスプレイの確認


ディスプレイは発色も良くて見やすいです。特に問題なく使えるでしょう。



上や横からなど角度を変えてみても綺麗に表示される。






インターフェースの確認


本体に搭載されているインターフェースは、USB Type-Cポートが1つ、イヤホンジャックが1つとなっています。標準的な仕様です。

USB Type-CポートにACアダプターを接続することで充電を行ったり、PCとUSB Type-Cケーブルでつないでデータのやり取りを行ったりすることができます。












カメラの確認


カメラはフロントカメラとリアカメラの両方が搭載されています。こちらも特に問題なく使えると思います。

フロントカメラ。



リアカメラ。



リアカメラでの撮影


まず、リアカメラで普通に撮影してみました。写真の色合い等、特に問題ありません。




続いて、手前のカップに焦点を合わせてボケ具合を試してみました。ボケ具合はやや甘いかもしれませんが、奥にあるカップがまずまずボケてくれました。




同じように、奥にあるカップにフォーカスを合わせて手前のカップをボケさせてみました。やや甘いかなという感じですが、まずまずのボケ具合です。








Lenovo Tab B11の仕様


Lenovo Tab B11の仕様は以下の表のようになっています。

 OS Android 13
CPU MediaTek Helio G88 プロセッサー
メモリー 4GB
ストレージ 128GB
無線LAN
SDカードスロット micro SDカードに対応
USBポート USB Type-C × 1 
ディスプレイ IPS液晶
1920x1200
サイズ 10.95インチ
重さ 約465g
バッテリー持続時間 約10時間







まとめ


今回実際にLenovo Tab B11を使ってみて、11インチのサイズがあって使いやすいタブレットだと思いました。

特にペンがついていて、ノートやメモを簡単にとることができるのは便利です。大学の講義ノートをとったりするのに役に立つでしょう。

SIMカードでの通信ができるモデルもあり、外出先でネットにつなぐことが多い人にとっても使いやすいでしょう。

価格も安く3万円前後から購入できるのが魅力的です。価格が手ごろなタブレットを探している人は是非検討してみてください。



詳細はこちら → Lenovo Tab B11(直販サイト)






この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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