OMEN Transcend 14レビュー コンパクトで軽く持ち運べるゲーミングノートPC

更新日:2024年5月22日


HP OMEN Transcend 14。【PR】貸出機材提供:株式会社日本HP


コンパクトで軽く、持ち運びに便利なハイスペックノートPCを探している方に最適なのが、HPのOMEN Transcend 14です。

高性能なCPUとグラフィックスを搭載し、14インチでたったの約1.63kgという軽さを実現しています。

ゲームを快適にプレイできるのはもちろんのこと、画像や動画編集、イラストやデザインなどの作品制作、3DCADなどにも活用することができます。自宅だけでなく、自宅外でこれらの作業をすることを考えている人にとっても使いやすいです。

実際にHPのOMEN 16 (インテル)を使ってみましたので、レビューをご紹介します。


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このページの内容







ハイスペックなのに持ち運べる軽さがうれしい


HP OMEN Transcend 14はCPUもグラフィックスもとても高い性能を持ったノートパソコンです。

通常、このようなハイスペックノートPCというのは大きくて重く、カバンに入れて持ち歩くのは無理なことが多いのですが、HP OMEN Transcend 14はハイスペックノートPCの中でもトップクラスの軽さで持ち運ぶことも可能です。


HP OMEN Transcend 14には最新第14世代のCore Ultra HシリーズのハイスペックCPUと、NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズが搭載されていて、非常に高い性能を発揮する。



まず、本体の大きさを確認してみましょう。製品名にもあるとおり、14インチの大きさで、PCの上にA4ノートを置いてみるとA4ノートとあまり変わらないサイズでした。コンパクトな作りであることがわかります。





続いて、横から見てみましょう。本体はとてもスリムです。ゲーミングノートPCなどのハイスペックな性能のノートパソコンで、ここまで薄い製品は見たことがありません。とても驚きました。





そして気になる重さは、たったの1.66kgでした。1kgを切るようなモバイルノートPCのようにメチャ軽い!というわけではないのですが、GeForce RTXを搭載した製品でこれくらい軽い製品は滅多にありません。




これくらい軽くてコンパクトだと、カバンに入れて持ち歩くのも大丈夫そうです。


筆者のリュックサックにOMEN Transcend 14を実際に入れてみたところ。



大学生の場合、工学部や情報系、芸術系の学部ではCPUやグラフィックスの性能を必要とする作業を行うことがあります。ハイスペックなノートPCで大学にも持ち運ぶことができる軽い製品を探すのはなかなか難しかったのですが、HP OMEN Transcend 14は高い性能と携帯性の良さを満たすとても良い製品だと思います。


また、これらの学部以外の学生さんでも、ゲームをしっかり楽しみながらも普段の学業やプライベートでも使えて、しかも大学に持っていくことができる製品を探している人にとって、すべてを満たしてくれる良い選択肢になるのではないかと思います。






ゲーミングノートPCとして、実際にフォートナイトをプレイしてみた感想





HP OMEN Transcend 14を使って、実際にフォートナイト(チャプター5 シーズン2)をプレイしました。プレイした時に気がついたことなどを紹介したいと思います。

なお、今回使用したHP OMEN Transcend 14の仕様は以下のようになっています。

モデル:パフォーマンスプラスモデル
OS:Windows 11 Home
CPU:Core Ultra 7 155H 
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 1TB
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060




使用した周辺機器


フォートナイトをプレイするにあたって、HP OMEN Transcend 14にくわえて、以下のゲーミングヘッドセットとゲーミングマウスを使用しました。


  HyperX Cloud IIIゲーミングヘッドセット
  HyperX Pulsefire Haste



うれしいことに、HP OMEN Transcend 14にはHyperX Cloud IIIゲーミングヘッドセットが標準で付属しています。

すでにヘッドセットを持っているという人にとっては必要ないよという声も聞こえてきそうですが、音質が良くて聞きやすく、しかも無線で使えて装着感も良い製品です。Amazonでの評価もとても良いヘッドセットなので是非一度試してみることをおすすめします。実際の使用感も以下の記事でレビューしていますので参考にしてみてください。

参考記事
HyperX Cloud IIIゲーミングヘッドセットでフォートナイトをプレイしてみた


HP OMEN Transcend 14にはHyperX Cloud IIIゲーミングヘッドセットが標準で付属。



ゲーミングマウスはHyperX Pulsefire Haste を使いました。こちらはPCには付属しておらず、筆者が別途購入したものです。普段、フォートナイトをプレイするときはいつもこのマウスを使って遊んでいます。


HyperX Pulsefire Haste。筆者が所有するゲーミングマウス。




ビクロイをとることができた


HP OMEN Transcend 14と上記のマウス / ヘッドセットを使って実際にプレイしたところ、ビクロイをとることができました。

10回プレイして1回ビクロイがとれたので勝率は10%です。普段別のPCでプレイしていて勝率は3~5%程度なので、それより良い勝率でした。なかなか良い結果だと思うのですが、ただ、プレイ回数を増やしていったときにさらに勝率が上がるかどうかは未知です。ひょっとしたら勝率が下がるかも・・・(笑)。




詳細については以下で紹介していますが、画面が見やすくて音声も良く、とても快適にプレイを楽しむことができました。





キーボードの操作感



HP OMEN Transcend 14のキーボード(左半分)。


フォートナイトをプレイするときに、左手はWASDキーを中心にして、1~5キー、Shift、Ctrlキーなどを多用するのですが、プレイを始めてすぐの時は、Ctrlキーが少し窮屈な感じがしました。WASDキーなどのアルファベットキーや数字キーなどは特に気になりませんでした。


ただ、この点についてはプレイを重ねることで慣れました。実際、HP OMEN Transcend 14でプレイを初めてすぐは、Ctrlキーをうまく押せずにダメージをたくさん食らったり、操作にもたついて負けたりしました。

でも、1時間ほどプレイすると体が慣れて問題なくプレイできるようになりました。最終的に無事ビクロイをとることができました。


キーボードをもう少し詳しく見てみると、アルファベットキーや数字キーについては、キー同士の間隔は約19mmなので通常のキーボードと変わらず、問題ありません。窮屈な感じはないです。押しやすさも問題ありません。


HP OMEN Transcend 14のキーボードの間隔を計測。キーの中心から中心まで約19mmで一般的。



また、手持ちのキーボードといくつか比べてみました。

まずLogicool G PROというゲーミングキーボードと比べてみると、アルファベットキーや数字キーなどの大きさや間隔は変わりませんが、ShiftキーやCtrlキーなどの大きさが違うことがわかります。


HP OMEN Transcend 14のキーボード(上側)とLogicool G PROゲーミングキーボード(下側)。


また、一般的な作業用途に使うキーボードでも同様で、基本的にはアルファベットキーや数字キーについてはあまり変わりはないのですが、ShiftやCtrl、tabなどの端にあるキーは大きさが違ってきます。

このあたりは、キーボードによって個性が出るところです。


HP OMEN Transcend 14のキーボード(上側)と一般的なテンキー付きキーボード(下側)。



このように、キーボードといってもそれぞれ微妙に違うので、プレイをし始めたときに使い勝手が違うと感じるのは仕方ないことだと思います。他のゲーミングノートPCやゲーミングキーボードを使っている人がこのPCを使ってプレイすると、最初はぎこちないことがあるとは思います。ただ、少しプレイすればすぐに慣れて問題なくプレイできるのではないかと思います。


また、Nキーロールオーバー、そしてアンチゴースト対応のキーボードのようで、W+DやCtrl + S+Aなど、複数のキーを同時に押してプレイすることも問題ありませんでした。キャラクターコントロールは全く問題ありません。


そして、このPCで3~4時間ほどゲームをプレイしてみましたが、キーボードが熱くなるということもなく、快適にプレイすることができました。




通信速度


フォートナイトはオンラインゲームなので、インターネットの通信速度がとても重要です。

ゲーミングノートPCではLANケーブルを挿すことができることが多いのですが、残念ながらこのPCでは有線LANポートは搭載されていません。インターネットにはWi-Fiで接続することになります。

そのため、W-Fiの通信速度がどれくらいになるのか実際に計測してみました。

筆者の環境では、300Mbpsの光ファイバーを契約しています。Wi-Fi 6 (11ax)、ならびにWi-Fi 5 (11ac)で通信速度を計測してみたところ、両者ともに260Mbps程度の速い回線速度が得られました。ほぼ上限いっぱいの通信速度なので、しっかりと性能が発揮できています。

Wi-Fiでオンラインゲームをプレイするのも特に問題ないです。




また、USBポートを有線LANポートに変換できるアダプター(筆者所有のもの)を使って、LANケーブルを挿して回線速度を計測したところ、Wi-Fiと同じく260Mbps程度の速度が得られました。もし、どうしてもLANケーブルを使いたいという場合でも、速度がしっかり出るので問題なく対応することができるでしょう。





画面の表示


HP OMEN Transcend 14のディスプレイのリフレッシュレートは120Hzとなっています。

最近のゲーミングノートPCでは144Hz以上のものをよく見かけるので、若干少ないかなと思いましたが、実際にプレイしてみるととても滑らかに見えて問題なくプレイできました。色味も良く、遠方の敵もしっかり見分けることができました。

実際、筆者でもビクロイがとれたので問題ないでしょう。







フレームレート


実際にフォートナイトをプレイした時の、各設定での平均フレームレートは以下のようになっています。

DirectX 12ではデフォルトの設定だと60fpsちょっとしか出ませんでしたが、設定を少し下げると100fps前後でプレイすることができました。

このPCが備えるディスプレイの解像度とリフレッシュレートを活かして、ゲームをしっかりプレイすることができるでしょう。

レンダリングモード 解像度  平均フレームレート(fps)
 パフォーマンス 2880 × 1800  172.4
 DirectX 12 105.4
パフォーマンス 1920 × 1200   246.9
DirectX 12 126.8
DirectX 12では以下の設定。
アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR中
テンポラルスーパー解像度:推奨
描画距離:遠い
テクスチャ:高
エフェクト:高





音の聞こえ方


ゲームをプレイしているときは、標準で付属しているHyperX Cloud IIIゲーミングヘッドセットを使いました。

このヘッドセットは高音から低音までバランスの良い聞こえ方をしていて、とても聞きやすかったです。低音が強調されるヘッドセットが好きな方にとっては物足りないかもしれませんが、近づいてくる足音や、遠くで行われている銃撃戦もしっかり判別できました。

無線タイプのヘッドセットですが、音の遅延は全くなく、非常にスムースにプレイすることができました。

実際、アマゾンでレビューを見てみると高評価が多く、人気のあるヘッドセットのようです。










ハイスペックノートPCとして、画像や動画編集、3DCAD、プログラミングなどの用途にも使える


HP OMEN Transcend 14をゲーム以外の目的で使いたい、という人も多いのではないかと思います。CPUとグラフィックスの性能が非常に高いので、下の写真のように画像や動画編集、イラスト・作品制作、プログラミング、3DCADなど、大きな負荷がかかるような作業にもしっかり使うことが可能です。

もちろん、Officeソフトを使った書類・レポート作成や動画鑑賞、インターネット、メール送受信なども非常に快適に作業ができるということは言うまでもありません。






最近は生成AIやChat GPTなど、AIが非常に話題になっています。AIプログラミングを行う時には高性能なグラフィックスを必要とすることが多いですが、HP OMEN Transcend 14にはNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズが搭載されているので、AIプログラミングにもしっかり対応することができます。


また、下でも解説しているように、高解像度で色域が広いOLEDディスプレイを搭載しているので、画像や動画、イラスト、デザインなどの作品の制作にも最適です。

ただ、ひとつ気になる点としては、画面サイズかなと思います。何かを制作しているときは、広い画面で作業したいなと思うことも多いかもしれません。

画面サイズを柔軟に変更することはさすがに難しいのですが、外付けでより大きなモニターをつないで作業することが可能です。HDMIやUSB Type-Cケーブルをつなぐことで、PCの画面とモニターの2つの画面で別々の作業することが可能です。


HDMIケーブルでモニターとつないで2画面で作業しているところ。


もちろん、PCと同じ画面を映すことも可能です。ディスプレイが変わった時に、どんな色合いで映るのかを確認するのに使ったり、大学でプレゼンを行ったりということにも活用できます。



HDMIケーブルでモニターとつなぎ、PCと同じ画面を映しているところ。


また、USB Type-Cケーブルでも画面出力ができます。HDMIも使えば、最大3画面での作業が可能になります。









PCの各部位を確認


ここからはPCのディスプレイやキーボード、インターフェースなどの各部位について確認していきます。



ディスプレイ


ディスプレイのサイズは14インチ、解像度は2880×1800となっています。OLEDディスプレイが搭載されていて、非常に映りが良いです。色味も良く、鮮やかな描写が可能です。




正面だけでなく、角度を変えてみても綺麗な映りです。





ディスプレイの色域は以下のようになっています。sRGBカバー率、DCI-P3カバー率ともに100%となっていて色域は広いです。




sRGBカバー率 100%
 DCI-P3カバー率 100% 
Adobe RGBカバー率  94.8%





キーボード


キーボードは以下のようになっています。スタンダードな日本語配列のキーボードです。テンキーは搭載されていません。




最近のキーボードはキーとキーの間に隙間があることが多いのですが、OMEN Transcend 14のキーボードは隙間がありません。隙間がなくても入力がしづらいということもなく、ブランドタッチも問題なくできました。隣り合うキーの中心から中心までは19mmとなっていて通常のキーボードと同じなので、ストレスなく入力することができます。




ただ、実際にフォートナイトをプレイしてみた感想の項でも書いたように、CtrlやFnなどキーボードの端にあるキーについては、キーボードごとの大きさが変わる部分なので、最初のうちは少し違和感を感じるかもしれませんが、すぐに慣れますので問題なく使うことができるでしょう。




入力する際の打鍵感は良かったです。





ゲーミングノートPCなので、カラフルなバックライトに対応しています。もちろん、バックライトをOFFにして使うことができますので、派手な感じが好きでない人も安心です。




バックライトのカラーは設定で細かく調整することができます。







インターフェース


周辺機器を接続するためのインターフェース(ポート類)は以下のようになっています。USB Type-A×2、USB Type-C×2、HDMIポートが搭載されています。









ゲームをするときは接続する機器が多くなることもあるので、もう少しUSBポートがあっても良かったかなとは思いました。ただ、この仕様でも大丈夫なことの方が多いでしょう。必要であれば、有線、無線の機器をうまく使い分けたり、USBハブを使用してみると良いのではないかと思います。


一方で、SDカードスロットは搭載されていません。クリエイティブ用途にも使えるので、SDカードスロットはあってほしかったなと思いました。カメラで撮影した写真や動画をパソコンに取り込みたい人でSDカードを扱いたい人は、外付けのSDカードリーダーをご用意ください。




カメラ、マイク、スピーカー


カメラとマイクはディスプレイ上部に搭載されています。

カメラはIRカメラとなっていて、顔認証に対応しています。




スピーカーはHyperXのものが搭載されています。音質は特に問題ありません。




スピーカーは底面に2つ(左右に1つずつ)搭載されています。









静かに使える?


HP OMEN Transcend 14を使っているときの動作音の大きさを計測し、静かに使えるかどうかを調べました。


HP OMEN Transcend 14ではパソコンのパフォーマンスを制御できる機能が搭載されています。普段は最適モードに設定されていますが、ECOモードにするとパフォーマンスは少し下がりますが動作音を抑えることが可能になります。今回、この2つのモードで調べてみました。





軽めの作業をしているとき


いずれのモードでも、何もしていないときやネットや動画を見たりするなど、負荷の少ない作業をしているときは静かです。


CPUに大きな負荷がかかる時


標準の最適モードでは、CPUに大きな負荷がかかると動作音が大きくなりましたが、一般的なノートPCと同程度でした。他のゲーミングノートPCでは、これよりも大きくなることが多いです。

一方、ECOモードにすると、動作音はかなり抑えられました。一般的なノートPCを使っていて大きな負荷がかかったときよりも、動作音は静かでした。


ゲームをプレイしているとき


ゲームをプレイするとCPUとグラフィックスに同時に負荷がかかります。

最適モードでは、一般的なノートPCよりは動作音は大きいのですが、ゲーミングノートPCとしては普通の大きさとなりました。

一方でECOモードでは動作音は抑えられました。


通常は最適モードで問題なく使えるでしょう。もし、さらに静かに使いたい場合はECOモードに設定してみると良いでしょう。


測定項目  測定値   
最適
(標準) 
ECO 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
YouTube閲覧時 29~30db 28~29db 
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~30db  28~29db
 CPU 100%使用時
(CINEBENCH R23実行時)
37~40db  32~34db
ゲームプレイ
ゲーム:フォートナイト
42~44db 36~38db







HP OMEN Transcend 14の仕様と性能


HP OMEN Transcend 14のスペックをご紹介します。


 モデル パフォーマンス  パフォーマンスプラス スプリーム
 OS  Windows 11 Pro
 CPU Core Ultra 7 155H Core Ultra 9 185H 
メモリ 16GB  32GB
ストレージ   SSD 1TB  SSD 2TB  
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4050 NVIDIA GeForce RTX 4060  NVIDIA GeForce RTX 4070
 光学ドライブ   なし 
有線LAN -
無線LAN  ○
 HDMI  〇
 SDカード -
 USB  USB Type-A × 2
USB Type-C × 2
 サイズ  14インチ
 液晶  2.8K
OLED、非光沢
2880×1800
120Hzリフレッシュレート 
 Office  選択可 
Office Home and Business
 カラー シャドウブラック
 バッテリー 最大8時間
 重量  約1.63kg   
 保証期間  1年(有償:3年)   
  

今回のレビューで使用したモデルの主な仕様は以下の通りです。

モデル:パフォーマンスプラスモデル
OS:Windows 11 Pro
CPU:Core Ultra 7 155H 
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 1TB
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060


HP OMEN Transcend 14には3つのモデルがラインナップされています。

性能はパフォーマンス < パフォーマンスプラス < スプリームとなります。価格も同様になります。

グラフィックスについて、NVIDIA GeForce RTX 4050 / 4060 / 4070を搭載しています。グラフィックスの性能はRTX 4050 < RTX 4060 < RTX 4070となります。

今回、実際にGeForce RTX 4060の性能を計測してみましたが、GeForce RTX 4060を搭載した他のノートPCと比べるとやや抑えめな性能でした。GeForce RTX 4050やGeForce RTX 3060と同程度の性能になっていましたので、一つ上のグラフィックスを選択するとスペック不足にならずにすむのではないかと思います。たとえば、RTX 4050がいいなと思ったら、RTX 4060を搭載しておく(パフォーマンスプラスモデルを選択)という感じです。


レポートや書類作成に必要になるMicorosoft Office Home and Businessも選択できます。Word、Excel、PowerPointが入っていますので、書類やレポートの作成にもしっかり活用できます。

 Officeの種類  含まれるソフト
Office Home and Business Word, Excel, PowerPoint, OneNote, Outlook





以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。


CPUの性能


CPUの性能を計測しました。スコアは14507 pts、5802pts(それぞれCINEBENCH R23、R20の場合)となっていて、非常に高い性能を発揮します。負荷のかかる処理も高速に実行できます。







また、上述のパソコンのパフォーマンスをコントロールできる機能を使って、CPUのベンチマークを計測した結果をまとめています。参考までにご覧ください。

ECOモードにするとパフォーマンスは55%程度まで低下しますが、動作音が抑えられて静かに使うことができます。このモードでも一般的な作業をするのに全く問題ない性能です。

設定  スコア
(CINEBENCH R23) 
スコア
(CINEBENCH R20)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
最適(標準) 14507 1764 5802 674
ECO(静音) 8102 754 3102 287
  



ストレージの性能


SSDの読み書きの速度を測定しました。読み書きともに非常に高速な動作でした。ノートパソコンの中でもトップクラスの速さです。パソコンの起動や終了、アプリなどが快適に動作します。







グラフィックスの性能


グラフィックスはとても高い性能でしっかりとパフォーマンスを発揮できます。

今回、GeForce RTX 4060を搭載したモデルを使用しましたが、性能的にはGeForce RTX 4050やGeForce RTX 3060と同じくらいの性能になっていました。やや抑えめになっているかなという印象です。






各計測テストのスコアをまとめています。上述のパソコンのパフォーマンスを制御できる機能を使ったときのスコアも合わせて掲載しています。

ベンチマーク  スコア  
最適(標準)   ECO
Fire Strike
(DirectX 11)
17783 11367
Time Spy
(DirectX 12)
7814 6132
  






外観の確認


それではOMEN Transcend 14の外観を確認してみましょう。

本体カラーはシャドーブラックとなっています。上質な雰囲気が感じられます。




ゲーミングノートPCとは思えないくらいスリムです。




背面側には014の文字が刻印されています。おそらく、本体サイズの14インチを意味するものだと思われます。












真横から見たところです。
















ゲーミングノートPCなので、換気口がしっかり備えられていて排熱対策もしっかりしています。




底面にも大きな換気口が採用されています。




底面にはスペーサーが配置されていて、PCを置いた場所と本体底面との間に隙間ができ、熱をうまく逃がすための工夫がされています。




ACアダプターとケーブルです。ゲーミングノートPCなので、一般的なノートPCのものと比べると大きくて重くなるのですが、他のゲーミングノートPCのものと比べるとコンパクトで軽いです。

ハイスペックなノートPCのACアダプターを持ち運ぶのは厳しいなと感じることが多いのですが、OMEN Transcend 14のものは持ち運ぶことも可能になっています。



右側面です。




左側面です。




手前側です。




背面側です。







まとめ


最後に、HP OMEN Transcend 14についてまとめたいと思います。

良いところ


・ゲーミングノートPCとしてコンパクトでスリム、しかも軽い
・色域が広くて映りの良いOLEDディスプレイを搭載
・高いリフレッシュレートで滑らかな表示
・ゲーム以外にも幅広い用途に使える


注意するところ


・グラフィックスの性能は本来よりも抑えめ
・SDカードスロットは搭載されていない



今回、HP OMEN Transcend 14を実際に使ってみて、ゲーミングノートPCとは思えないコンパクトで軽い製品だなと思いました。

グラフィックスの性能が本来よりも抑えめなのですが、十分に良い性能でゲームもプレイすることができ、とても使いやすかったです。

外でゲームをプレイする人であったり、軽くて持ち運べるハイスペックなノートPCを探している人にとってとても使いやすい製品です。特に、大学生の場合は、大学に持っていくことも多いので便利に使えるでしょう。このようなハイスペックで軽い製品は他にあまりないのでとても貴重です。

是非検討してみてください。



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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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