HP OMEN MAX 16 (AMD)使用レビューガチ勢のゲーマーも満足のゲーミングノートPC

更新日:2025年8月22日


HP OMEN MAX 16 (AMD)。【PR】貸出機材提供:株式会社日本HP


HPのOMEN MAX 16 (AMD)は、ハイスペックCPUとNVIDIA GeForce RTX 5000シリーズを搭載したとても優秀なゲーミングノートパソコンです。

ディスプレイのリフレッシュレートは最大240Hzとなっていて、フォートナイトやAPEXレジェンズなどのゲームを高いフレームレートでプレイすることができます。ガチのゲームプレイヤーも満足できる優れた性能です。

実際にHPのOMEN MAX 16 (AMD)を使ってみましたので、レビューをご紹介します。


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ハイスペックCPUとNVIDIA GeForce RTX 5000シリーズを搭載し、超快適なゲーム体験ができる


今回、実際にOMEN MAX 16 (AMD)を使って感じたのが、「このPCはガチでスゴイな」ということです。




搭載しているCPUは現在販売されているノートパソコンの中でも最も高い性能を発揮していて、超高速に動作します。実際にCPUの性能を専門のソフトで計測してみても、これまでのノートパソコンの中でも一番高いスコアが出ていました(参考:CPUのベンチマークの項)。

また、ゲームをプレイするのにとても重要な役割を担うグラフィックスは、NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズが搭載されています。今年発売されたばかりの最新のグラフィックスです。筆者自身もGeForce RTX 5000シリーズを搭載した製品を使うのは今回が初めてで、実際にゲームをプレイするのをとても楽しみにしていました。

グラフィックスの性能を実際に計測してみたところ、前世代のものよりも50%以上も高くなっていて、とても驚きました。かなりの性能アップを遂げているようです。


HP OMEN MAX 16 (AMD)を使って、フォートナイトをプレイしているところ。


下でも詳しく紹介していますが、実際にゲームをプレイしてみたところ、設定を高くしても多くのゲームを快適にプレイすることができ、しかも240Hzという高いリフレッシュレートをフルに活かすことができていました。

フォートナイトやAPEXレジェンズなどの競技性の高いゲームに没頭しているガチのゲーマーにとっても、満足のいく製品なのではないかと感じました。







動画編集をしたり、ローカルでAIを実行したりするのもOK


CPUとグラフィックスの性能が高いと、動画編集や3D CAD、CG、デザインなどの高いスペックを要求される用途にもしっかり使うことができます。

YouTubeにアップする動画を編集するための製品としても、このHP OMEN MAX 16 (AMD)はとても良い製品です。

実際、Davinci Resolveというソフトを使って動画を編集してみたところ、とても快適に作業を進めることができました。


Davinci Resolveを使って動画編集をしているところ。


特に複雑な編集を行うような動画を作成したり、時間の長い動画を書き出したりするときなど、大きな効果が得られるでしょう。編集作業中もカクついたりすることなく、スムーズに作業を進めることができました。


また、最近は生成AIがとても流行っていて、使ってみたいと考えている人も多いと思います。

生成AIはとても高いスペックが要求されるので、インターネット上(クラウド)で実行している人も多いかと思いますが、データをインターネットにアップするのはセキュリティリスクがあったり、また使用回数の上限にひっかかったり、使用料金が増えるなどして使いづらいこともあります。

しかし、OMEN MAX 16 (AMD)であれば、NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズの高い性能を活かして、ローカル(自分のパソコン上)でAIを実行することができるようになります。

ローカルで実行できれば情報漏洩の心配はなくなりますし、課金制限の問題もクリアできます。

このように、動画編集や3D CADなどの作業に使ったり、ローカルで生成AIを使うといった高度な作業にも使えるようになるのはとてもうれしいです。






240Hzの高リフレッシュレートとsRGBカバー率100%の高品質ディスプレイ


画面サイズは16インチで解像度は2560×1600となっています。広い画面で、高精細な表示が可能です。

ディスプレイのクオリティが高く、ゲームをプレイするのにとても良い環境です。



パルワールドをプレイしているところ。



リフレッシュレート


ゲームをプレイするのに重要な役割を担うリフレッシュレートは240Hzとなっています。ゲーミングノートPCでは144Hzや165Hzくらいのものが多いのですが、200Hzを超える製品はとても少なく、貴重な製品です。




実際にゲームをプレイしてみると、ヌルヌルという表現がぴったりの、とても滑らかなプレイを楽しむことができました。




画面の映り方


ディスプレイに文字や画像、動画を映し出したり、ゲームをプレイしてみたところ、とてもクリアに表示できていました。色合いも自然で問題ないです。




IPS液晶が搭載されているので、上や横からなど、別の角度から見ても綺麗に表示されました。ゲームプレイ中に白熱して姿勢が激しく動いても、問題なく画面を認識できます。







色の表示


実際に目で見た感じは特に問題ないのですが、一応専門のソフトで表示できる色の範囲(色域)を調べてみたところ、sRGBカバー率は98.7%となっていました。色域の広いディスプレイです。

ゲームをプレイするだけでなく、画像や動画編集、デザインなどの作品制作にも使えるディスプレイです。




sRGBカバー率 98.7%
Adobe RGBカバー率  79.0%






レベルの高さが感じられるシックなデザイン


本体カラーはシャドーブラックという色で統一されていて、深みがあってシックな色合いに仕上がっています。ゲームが上手そうな感じが伝わってきます。

これを持っている人を見れば、ガチでゲームが上手そうと思われるかもしれませんね。





トップカバーには製品名であるOMENのロゴが刻印されています。




キーボードもシャドーブラックで統一され、キーの文字はホワイトになっています。キーの視認性が良く、実用的な作りにもなっています。










ゲームはどれくらい快適にプレイできる?


HP OMEN MAX 16 (AMD)でゲームがどれくらい快適にプレイできるかを、実際にゲームをプレイして確認しました。今回のレビューで使用したPCのスペックは以下の通りです。

モデル:プリエミネントモデル
OS:Windows 11 Home
CPU:Ryzen AI 9 HX 375
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 5080
ディスプレイ:リフレッシュレート240Hz、解像度2560×1600、IPS


なお、HP OMEN MAX 16 (AMD)にはPCのパフォーマンスを制御できる機能が搭載されていますが、以下の計測はすべてパフォーマンスモードで行っています。




また、実際にゲームをプレイするにあたって、ヘッドセットとゲーミングマウス、ゲームパッドを使用しています。これらの機器は筆者が別途購入したもので、OMEN MAX 16 (AMD)には付属していませんのでご注意ください。



ゲームプレイに使用した周辺機器 。OMEN MAX 16 (AMD)には付属していません。
(上)ロジクール G ゲーミングヘッドセット G331
(左下)HyperX Pulsefire Haste
(右下)ロジクール ゲームパッド F310r


以下では、実際に各ゲームをプレイした結果を紹介しています。プレイ環境のところに記載しているマウスやヘッドセットは以下のものになります。

   OMEN MAX 16(AMD)のキーボード
(本レビューのゲーミングノートPC)
  ロジクール G ゲーミングヘッドセット G331
  ロジクール ゲームパッド F310r
  HyperX Pulsefire Haste




フォートナイト



[ プレイ環境 ]
 


OMEN MAX 16 (AMD)のキーボードとマウス、ヘッドセットを使って遊んでみました。

レンダリングモードに関して、パフォーマンスモードとDirectX 12のモードの2つでプレイしてみました。

設定に関しては、最大フレームレートを無制限にしてフルスクリーンでプレイするように変更した以外は、ゲーム側で自動的に設定された内容を変えずにそのままプレイしています。

[設定内容の詳細(設定画面のキャプチャ)]
1.パフォーマンスモード
2.DirectX 12モード

ディスプレイの解像度が高いのですが、パフォーマンスモードでは平均フレームレートが244.2fpsとなっていて非常に高かったです。ディスプレイのフレームレート(240Hz)の恩恵をしっかり受けることができていました。カクツキもなく、非常に滑らかなプレイを楽しむことができました。

もちろん、音声も問題ありません。足音や銃声もしっかりと判別することができました。


フォートナイトをプレイした時の5分間のフレームレートの推移。常時200fps以上出ている。
レンダリングモード:パフォーマンス、使用ソフト:CapFrameX

レンダリングモード 解像度  平均フレームレート(fps)
 パフォーマンス 2560 × 1600 244.2
 DirectX 12 216.0






バイオハザード RE:4



[ プレイ環境 ]
 


OMEN MAX 16 (AMD)のキーボードとマウス、ヘッドセットを使ってプレイしました。

グラフィックスの設定は「おすすめ」モードと、「レイトレーシング」モードで試してみました。ディスプレイ周波数を240Hzに変更した以外は、ゲーム側で自動的に設定された内容を変えずにそのままプレイしました。


[設定内容の詳細(設定画面のキャプチャ)]
1.おすすめモード
2.レイトレーシングモード


どちらのモードでも常時100fps以上出ていて、快適なプレイを楽しむことができました。とてもリアルな描写で、ダークで怖い世界観を堪能することができました。

音楽なども臨場感があって、バイオハザードの世界に没入することができると思います。


バイオハザードRe:4をプレイした時の約160秒間のフレームレートの推移。
常時100fps以上出ている。。
モード:おすすめ、使用ソフト:CapFrameX

グラフィックス 解像度  平均フレームレート(fps)
 おすすめ  2560 × 1600 124.4
 レイトレーシング 106.3





エーペックスレジェンズ



[ プレイ環境 ]
 


OMEN MAX 16 (AMD)のキーボードとマウス、ヘッドセットを使ってプレイしました。

設定に関しては、ゲーム側で自動的に設定された内容を変えずにそのままプレイしています(デフォルトの設定)。

[設定内容の詳細(設定画面のキャプチャ)]
設定内容(デフォルト)

ゲームの設定によって、FPSの上限はディスプレイのリフレッシュレートである240Hzとなっています。

空から飛び降りてキルされるまで、カクつくことなく滑らかにプレイすることができました。平均フレームレートは222.7fpsとなっていて、非常に高いフレームレートでプレイすることができました。

足音や銃声などの音声もしっかり判別することが可能でした。



APEXレジェンズをプレイした時の約5分間のフレームレートの推移。
240Hzのフレームレートの上限に達することも多かった。
使用ソフト:CapFrameX

品質 解像度  平均フレームレート(fps)
高 (デフォルト)  2560 × 1600 222.7
(上限240fps)





モンスターハンターライズ


[ プレイ環境 ]
 


OMEN MAX 16 (AMD)のキーボードとマウス、ヘッドセットを使ってプレイしました。

操竜操作を練習するクエストをプレイしてみました。

設定に関しては、ゲーム側で自動的に設定された内容を変えずにそのままプレイしています(デフォルトの設定)。グラフィックの設定は「高」です。

[設定内容の詳細(設定画面のキャプチャ)]
設定内容(デフォルト)


平均フレームレートは195.6fpsとなっていて、高い画質設定でも200fps近く出ています。カクツキもなく、とても滑らかなプレイが可能でした。しっかり楽しめるでしょう。


モンスターハンターライズをプレイした時の約5分間のフレームレートの推移。
常時200fps近くの高いフレームレートが出ていた。
使用ソフト:CapFrameX

品質 解像度  平均フレームレート(fps)
2560 × 1600  195.6





パルワールド



[ プレイ環境 ]
 

ゲームパッドとヘッドセットを使ってプレイしました。

レベルは60に達していて、かなり進んでいます。

設定に関しては、ゲーム側で自動的に設定された内容を変えずにそのままプレイしています(デフォルトの設定)。グラフィックの設定は「高」です。

[設定内容の詳細(設定画面のキャプチャ)]
設定内容(デフォルト)

平均フレームレートは約55.3fpsとなりました。巨大なパルや多くのパルが1画面に表示される場面をプレイしたのでこのような結果になったのかなと思います。フォートナイトなどのフレームレートと比べるとあまり高くはないのですが、60fps近く出ているので快適にプレイすることができました。一瞬カクつくことがあったのですが、サーバー側の問題かもしれません。



パルワールドをプレイした時の約5分間のフレームレートの推移。
使用ソフト:CapFrameX

品質 解像度  平均フレームレート(fps)
高 (デフォルト) 2560 × 1600  55.3







キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。構成やキーの並び方などは一般的なキーボードと変わらないので、問題なく使うことができました。




キーとキーの隙間がないのですが、その分個々のキーが大きくなっているので、問題なく使うことができます。実際、ブラインドタッチで入力してみても、打ち間違えることはありませんでした。打鍵感も良かったです。

上で紹介した通り、このキーボードを使ってゲームをプレイするのもまったく問題ありません。複数のキーを同時に押しても思った通りに動作してくれました。




キーボードの左半分です。キーの並び方や大きさ等、特に気になる点はありません。




キーボードの右半分です。テンキーも搭載されています。Excelを使って作業をするときなど、数字を連続して入力するのもやりやすいです。

テンキーの上には設定ボタンがあります。PCの設定を変更したいときにサッとアクセスできる手軽さがあります。




タッチパッドも特に問題ありません。





キーの割り当て


PCの設定画面から、キーの割り当てを行うことができます。ゲームをプレイしやすいようにカスタマイズすることができます。





イルミネーションについて


キーボードのライト(LED)を細かくカスタマイズできます。WASDキーだけを光るようにしたり、色を変えたり、キーボード全体を光らせたりなどできます。

もちろん、イルミネーションをOFFにすることもできます。








大きさと重さの確認


本体の大きさは下の写真のように、A4ノートよりも大きいです。




重さを実際に量ってみると、約2.65kgありました。GeForceグラフィックスを搭載しているということもあり、やや重たいです。





A4ノートよりも大きく、2.5kgを超える製品なので、カバンに入れて持ち歩くのは厳しいかなと思います。車を使って移動できるのであれば、特に気にしなくても大丈夫でしょう。






Microsoft Officeソフトも選択可能


HP OMEN MAX 16 (AMD)はゲーミングノートPCですが、Microsoft Officeソフトをセットで購入することができます。

ゲームをプレイするだけでなく、書類や大学のレポート・プレゼン資料を作成したりすることが可能です。

Office Home and Businessを選択することができます。含まれるソフトは以下の表のようになっています。

 Officeの種類  含まれるソフト
Office Home and Business 2024 Word, Excel, PowerPoint, OneNote, Outlook


レポートの本文作成や表計算、プレゼン資料の作成などに必要なソフトがしっかり含まれていますので、問題なく使うことができます。







周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは下の写真のようになっています。

ポート類は背面と左右の側面の3か所に搭載されています。背面側に有線LANケーブルやUSB機器を接続すれば、ケーブルが背面に来るのでPCの左右を広く使うことができます。

USBポートは2種類 (USB Type-A、USB Type-C)が2つずつ搭載されています。USB機器を複数同時に接続するのも問題ありません。











インターネット接続にはWi-FiとLANケーブルが使える


インターネットにはWi-Fiでも、LANケーブルを用いても接続することができます。

Wi-Fiの通信規格はWi-Fi 7(11be)に対応しています。非常に高速な通信が可能です。これ以前の規格であるWi-Fi 6や6E、Wi-Fi 5 / 4などにも対応していますので、現在使っているルーターを買い替える必要はありません。

LANケーブルが標準で使えるのも便利です。特に、オンラインゲームをするときには、LANケーブルを使った方がより確実なプレイを楽しむことができます。


有線LANポートとLANケーブル。




HDMIとUSB Type-Cからディスプレイ出力が可能


HP OMEN MAX 16 (AMD)にはHDMIポートが搭載されています。多くのモニターやプロジェクターでHDMIが搭載されていますので、プレゼンに対応したり、モニターに映し出したりすることが可能です。

また、USB Type-Cポートもディスプレイ出力に対応しています。


HDMIポートとHDMIケーブル。



SDカードスロット


SDカードスロットは残念ながら搭載されていません。SDカードを直接パソコンで扱うことができれば、デジカメやビデオカメラのデータの管理がしやすかったかなと思いました。

もし、必要であれば、外付けのSDカードリーダーをご用意ください。





カメラとマイク、オーディオ


カメラとマイク、スピーカーが搭載されているので、ZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトを使って、ビデオ通話を行うことができます。就活のWEB面接やオンラインセミナーを受けることも問題ありません。


カメラは1080p(フルHD)の画質で問題なく使うことができました。


ディスプレイ上部に搭載されているカメラとマイク。カメラはプライバシーシャッターに対応(この下で解説)。


スピーカーは底面の左右に1つずつ、合計2つ搭載されています。音質は良かったです。ゲームをするときはヘッドホンをすることが多いと思うので関係ないかもしれませんが、スピーカーを通して音楽を聴いたり、動画を見たりするのは問題ありません。


底面に搭載されているスピーカー。底面の左右に1つずつ、合計2つ搭載。






セキュリティについて


主なセキュリティ機能は以下のようになっています。

指紋認証  -
顔認証  〇
プライバシーシャッター  〇


指紋センサーはありませんが、顔認証が使えます。

プライバシーシャッターはカメラレンズにカバーをかけることができる機能です。カバーをかけておけば絶対にカメラに映らないので安心です。カメラを使わないときや絶対に映りたくないときに使うと良いでしょう。

カメラの見た目が変わるので、パッと見て状態がわかりやすいです。

[カメラ撮影ができるとき]


[カメラ撮影ができないとき]







静音性の確認


HP OMEN MAX 16 (AMD)には、パソコンの性能をコントロールする機能が搭載されています。



通常は最適モードになっていて、他にはパフォーマンスモードやECOモードが用意されています。

ちなみに、このパフォーマンスを切り替えるアプリは、キーボードのテンキーのすぐ上にある「◇」のキーからワンタッチで起動することができます。





今回、この最適モードとパフォーマンスモードでパソコンの動作音の大きさを計測してみました。





軽めの作業をしているとき


いずれのモードでも、何もしていないときやネットや動画を見たりするなど、負荷の少ない作業をしているときは静かです。


CPUに大きな負荷がかかる時


標準の最適モードでは、CPUに大きな負荷がかかると動作音が大きくなりましたが、一般的なノートPCと同程度か若干大きい程度でした。

一方で、パフォーマンスモードではかなり大きな動作音となりました。

CPUだけに負荷がかかる作業を行う時は、最適モードの方が静かに使えそうです。



ゲームをプレイしているとき


ゲームをプレイするとCPUとグラフィックスに同時に負荷がかかります。

今回はパフォーマンスモードで動作音の大きさを計測したところ、一般的なノートパソコンよりも大きい動作音となりましたが、ゲーミングノートPCとしては普通の大きさでした。特に問題はないでしょう。

また、ゲームをしているときはヘッドホンをしていることが多いと思うので、あまり気にならないかと思います。


測定項目  測定値   
最適
(標準) 
パフォーマンス 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
YouTube閲覧時 28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~29db
 CPU 100%使用時
(CINEBENCH R23実行時)
39~41db  47~49db
ゲームプレイ
ゲーム:フォートナイト
- 41~48db







HP OMEN MAX 16 (AMD)の仕様と性能


HP OMEN MAX 16 (AMD)のスペックをご紹介します。


 モデル アドバンス アドバンスプラス アドバンスエクストラ  プリエミネント
 OS  Windows 11 Home 
 CPU Ryzen AI 7 350 Ryzen AI 9 375 
メモリ 24GB
(12GB×2)
32GB
(16GB×2)
ストレージ   SSD 1TB 
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5060 NVIDIA GeForce RTX 5070  NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti  NVIDIA GeForce RTX 5080
 光学ドライブ   なし 
有線LAN  〇
無線LAN  ○
 HDMI  〇
 SDカード -
 USB  USB Type-A × 2
USB Type-C × 2
 サイズ  16インチ
 液晶  WQXGA
IPS液晶、非光沢
2560×1600
240Hzリフレッシュレート 
AMD FreeSync Premium対応
 Office  選択可 
Office Home and Business 2024
 カラー シャドウブラック
 重量  約2.48kg~約2.71kg   
 保証期間  1年(有償:3年)   
  

今回のレビューで使用したモデルの主な仕様は以下の通りです。

モデル:プリエミネントモデル
OS:Windows 11 Home
CPU:Ryzen AI 9 HX 375
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 5080
ディスプレイ:リフレッシュレート240Hz、解像度2560×1600、IPS


HP OMEN MAX 16 (AMD)には4つのモデルがあり、それぞれ搭載しているCPUやメモリ容量、グラフィックスの種類などが少しずつ違います。

CPUはRyzen AI 7またはRyzen AI 9から選ぶことができます。性能はRyzen AI 7 < Ryzen AI 9となります。

メモリは24GBまたは32GBとなります。24GBのメモリ容量はあまり見慣れないかもしれませんが、一般的な16GBのメモリよりも多くなっていて、性能や快適性がアップします。両者ともにデュアルチャネルとなるので、グラフィックスの性能もしっかり発揮されます。

重要なグラフィックスはモデルごとによって変わります。NVIDIA GeForce RTX 5060 / 5070 / 5070Ti / 5080が用意されています。数字が大きくなるほど性能が高くなります。

今回のレビューではNVIDIA GeForce RTX 5080を搭載したモデルを使用しましたが、さすがといっていいほどの優れた性能でした。

最高性能を求めるのであればGeForce RTX 5080を選択すると良いでしょう。バランスをとるのであれば、GeForce RTX 5070や5070Tiを検討すると良いと思います。GeForce RTX 5060でも十分に高い性能ですので、なるべく安く購入したいということであればGeForce RTX 5060ということになると思います。


レポートや書類作成に必要になるMicorosoft Office Home and Businessも選択できます。Word、Excel、PowerPointが入っています。



以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。


CPUのベンチマーク


CPUの性能を計測しました。スコアは24002 pts、1254 pts(それぞれCINEBENCH R23、2024の場合)となっていました。これまでレビューしてきたノートパソコンの中で、最も高いスコアでした。負荷のかかる処理も高速に実行できます。







なお、この計測は、上述のパソコンの性能をコントロールする機能から「パフォーマンスモード」に設定して行いました。

最適モードで実行すると、スコアは22198(CINEBENCH R23の場合)となり、8%ほどスコアが下がりました。ただ、これでも非常に高いスコアであることに変わりはありません。



ストレージの性能


SSDの読み書きの速度を測定しました。読み書きともに非常に高速な動作でした。パソコンの起動や終了、アプリなどが快適に動作します。






グラフィックスの性能


グラフィックスは非常に高い性能です。さすがGeForce RTX 5080といった感じです。

グラフィックスの性能は、上述のパソコンの性能をコントロールする機能から「パフォーマンスモード」にすると高くなります。標準の最適モードでも十分に高いのですが、本来の性能を発揮するにはパフォーマンスモードの方が良いと思います。







各計測テストのスコアをまとめています。上述のパソコンのパフォーマンスを制御できる機能を使ってパフォーマンスモードにすると、最適モードよりも14~33%程度性能がアップしました。

ベンチマーク  スコア  
最適(標準)   パフォーマンス
Time Spy
(DirectX 12)
14044 18683
Fire Strike
(DirectX 11)
32751 37382
  






外観の確認


それではOMEN MAX 16 (AMD)の外観を確認してみましょう。

ボディカラーはシャドウブラックです。深みのある上質な色合いです。




天板にはOMENのロゴが刻印されています。







下のような文字も刻印されています。「勝利のために設計・構築された」と読めます。




16インチのサイズのディスプレイですが、フレームがスリムになっているのですっきりと使うことができます。














ゲームが上手そうな人が使うパソコン、という雰囲気が感じられます。








本体の底面です。換気口が大きくとられています。




換気口を拡大したところです。




換気口はキーボードの上側にも設けられています。デザインとしても良い感じです。




また、本体の側面、そして背面側にも換気口があります。排熱設計はしっかりと行われているように思います。




ACアダプターです。ハイスペックノートPCなので大きいです。




実際に持ってみると、手のひらよりも大きいです。





右側面です。



左側面です。




手前側です。




背面側です。







まとめ


最後に、HP OMEN MAX 16 (AMD)についてまとめたいと思います。

良いところ


・NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズ搭載
・ガチのゲームプレイヤーも満足する非常に高い性能
・高精細で色域の広いディスプレイ
・240Hzの高いリフレッシュレート
・動画編集や3D CAD、ローカルでAIを実行するのにも良い
・シックなデザイン


注意するところ


・持ち歩くには重い
・SDカードスロットは非搭載


HP OMEN MAX 16 (AMD)は、最新のハイスペックCPUとNVIDIA GeForce RTX 5000シリーズを搭載していて、実際に使ってみると非常に高い性能で驚きました。

その性能を遺憾なく発揮し、高解像度のディスプレイを搭載していても高いリフレッシュレートで快適にゲームをプレイすることができました。ガチ勢のゲームプレイヤーも満足できるのではないかと思います。

また、ゲームをプレイするだけでなく、動画編集や3D CAD、そしてローカルでの生成AI実行などにも使うことができ、さらに高度な使い方も可能です。

良い性能のゲーミングノートPCを探している方は、是非検討してみてください。また、価格は少し高めになるので、以下に紹介する割引クーポンもご活用ください。


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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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