dynabook Cシリーズ特徴レビュー WEBモデルのCZシリーズとの違いも紹介




dynabook Cシリーズは、とても性能の高いCPUを搭載した15.6インチのホームノートPCです。インターネットやメール、Officeソフトを使った作業や動画鑑賞など、幅広い用途にしっかり使うことができます。

広い画面とゆったり使えるキーボードで、快適にサクサクと作業を進めることができます。周辺機器との接続に必要なインターフェースも充実しています。USBポートを最大4つ搭載し、HDMIや有線LANポートなども搭載されています。

また、WEBモデルであるdynabook CZシリーズは、dynabook Cシリーズとほぼ同じ機能とデザインで、CPUやメモリ容量、SSDの容量、Officeソフトの有無をカスタマイズして購入することが可能です。

今回このページでは、dynabook CシリーズとそのWEBモデルであるdynabook CZシリーズについて、それぞれの特徴と違いについてご紹介します。


詳細はこちら → Dynabook Direct (直販サイト)






dynabook Cシリーズの特徴


最新の高性能CPUを搭載し、とても快適に使える


dynabook Cシリーズはインテルの最新CPUであるCore i7-1260P、またはCore i5-1235Uを搭載しています。性能的には、Core i7-1260P > Core i5-1235Uとなりますが、両者ともに高い性能を持っています。

また、メモリは8GBまたは16GB、ストレージはSSD 256GBまたは512GBとなっていて、実用的な構成です。

インターネットやメールの送受信、動画鑑賞、ZoomやTeamsを使ったオンライン授業や会話など、幅広い作業を快適に実行することができます。



自宅で据え置いて使うのに最適


dynabook Cシリーズは15.6インチのサイズで、重さが約1.8kg (dynabook C8、C7)、または約1.77kg (dynabook C6)となっています。



広い画面で快適に作業できますが、少し重さがあるので頻繁に外に持ち運んで使うというよりは、自宅に据え置いてじっくり使うのに向いています。

もちろん、自宅内で使う場所を変えて使うというのは問題なくできますので、自室で使ったりリビングで使ったりという使い方ができます。



キーボード


キーボードはスタンダードな日本語配列のものになっています。とても使いやすいでしょう。キーの大きさも揃っていて好感が持てます。また、テンキーが搭載されているので、数字の入力もやりやすいです。






ディスプレイ


dynabook C7/C6モデルのディスプレイは広視野角液晶が搭載されていますので、角度を変えて見ても見やすいでしょう。解像度は1920×1080 (フルHD)で、非光沢液晶を搭載しています。インターネットや動画鑑賞、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの一般的な用途に問題なく使えます。


dynabook C8には、高輝度・高色純度・広視野角液晶となっていて、より高い品質のディスプレイが搭載されています。画像や動画の編集など、より細やかな色表示が必要となる作業をする場合には、こちらのディスプレイを選択すると良いでしょう。







Wi-Fi 6に対応し、インターネットにはWi-FiでもLANケーブルを使っても接続できる


インターネットにはWi-Fiで接続することができます。11ac(Wi-Fi 5)に対応しているのはもちろんのこと、最新の規格であるWi-Fi 6にも対応しています。非常に高速な無線通信が可能です。

また、有線LANポートを搭載しているので、LANケーブルを挿してネットに接続することも可能です。一般的に、Wi-Fiだと通信が途切れる心配がありますが、LANケーブルだとそのようなことも少ないので安心してネットに接続することができます。オンライン授業を受けたりするなど、長時間安定してネット接続したいときに重宝します。



レポートや書類作成などに使えるOfficeソフトを搭載


dynabook CシリーズにはOffice Home and Businessが搭載されています。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteを標準で使うことができます。

レポートや書類の作成などにすぐに活用することが可能です。




光学ドライブは搭載されていないが、周辺機器との接続が安心の充実のインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは充実しています。光学ドライブは搭載されていませんが、周辺機器との接続に必要なインターフェースはほぼ問題ないでしょう。


[本体左側面:各モデル共通]




[本体右側面]




[本体右側面]




dynabook C8 / C7モデルには、USBポートが2種類で合計4つも搭載されていて、複数のUSB機器との同時接続も安心です。また、フルサイズのSDカードに対応したSDカードスロットも搭載されています。

一方で、dynabook C6モデルは、USBポートは2種類ですが、USB3.1ポートが2つとなっていて、dynabook C8 / C7モデルよりも1つ少ないです。また、SDカードスロットは搭載されていません。SDカードスロットが必要な方はご注意ください。

LANケーブルを挿す有線LANポートや、プレゼンに使えるHDMIポート、USB Type-Cポート、USB3.1ポート×2は各モデルで共通して搭載されています。





顔認証ができるカメラを搭載 (dynabook C8 / C7)


dynabook C8とC7には顔認証が可能なカメラが搭載されています。パスワード不要で顔パスでログインできるので、パソコンを楽に使い始めることができます。

また、セキュリティを高める効果もあるので、大事なデータを安心して保存することができます。



dynabook C6には顔認証カメラは搭載されていませんのでご注意ください。





dynabook Tシリーズ、Xシリーズとの違い


dynabookの15.6インチのノートPCには、他にもdynabook TシリーズやXシリーズがあります。

これらのモデルには光学ドライブ(ブルーレイやDVDドライブ)が搭載されているのですが、dynabook Cシリーズには搭載されていないという点が大きな違いになります。

デザインや機能面ではほとんど変わりません。

光学ドライブが搭載されていないので、dynabook TシリーズやXシリーズと比べて本体が軽くなります。200g程度の違いですが、少しでも軽いとより扱いやすいと感じます。






dynabook Cシリーズの仕様


ここで、dynabook Cシリーズの仕様は以下のようになっています。現在3つのモデルがラインナップされています。


 モデル dynabook
C8 
dynabook
C7 
dynabook
C6 
OS Windows 11 Home  
CPU Core i7-1260P  Core i5-1235U 
メモリ 16GB(8GB×2) 8GB (4GB×2) 8GB (8GB×1) 
ストレージ SSD 512GB  SSD 256GB
 光学ドライブ
 グラフィックス インテルIris Xe
顔認証 〇   -
サイズ 15.6インチ   
ディスプレイ 高輝度・高色純度・広視野角
(ノングレア) 
フルHD (1920×1080)
広視野角(ノングレア)
フルHD (1920×1080)
有線LAN 〇   
SDカードスロット 〇     -
HDMIポート ○   
 USBポート USB3.1 × 3
USB Type-C × 1 
USB3.1 × 2
USB Type-C × 1  
バッテリー 最大11時間    最大9.5時間  
カラー プレシャスブルー
プレシャスシルバー
プレシャスブルー
プレシャスシルバー
サテンゴールド
プレシャスブルー
サテンゴールド
 重さ  約1.8kg    約1.77kg


各モデルに共通する項目


最新のOSであるWindows 11 Homeが搭載されています。

選択できるカラーは少しずつ違うのですが、デザインは同じです。

また、ブルーレイ/DVDドライブ(光学ドライブ)は、いずれのモデルにも搭載されていません。

Office Home and Businessが標準でインストールされています。



各モデルで異なる項目


各モデルで変わってくるのはメモリとSSDの容量、ディスプレイ、ポート類の種類、顔認証搭載の有無、カラー、重さとなります。

CPUは最新のCore i5またはCore i7が搭載されています。性能はCore i7 > Core i5となります。Core i5でも十分に性能が高いので、問題なく使えるでしょう。予算に余裕があればCore i7を搭載したモデルを検討すると良いと思います。

ただ、Core i5を搭載したdynabook C6には顔認証対応のカメラはありませんので、顔認証が必要な方はご注意ください。Core i7を搭載したdynabook C7 / C8には顔認証機能が搭載されています。

メモリは16GB(8GB×2)、8GB(4GB×2)、または8GB(4GB×1)となっています。グラフィックスの性能をしっかりと発揮できるのは16GB(8GB×2)、8GB(4GB×2)のメモリを搭載したdynabook C8 / C7となります。ただ、ゲームをしたり、グラフィックス性能を必要とする作業をしなければ、8GB(4GB×1)のメモリを搭載したdynabook C6でもまったく問題ありません。

ディスプレイは、高輝度・高色純度・広視野角液晶を搭載したdynabook C8が一番高い品質です。画像や動画編集など、細やかな色表示が重要になるような作業にも最適です。

広視野角液晶を搭載したdynabook C7/C6でも、普通に使う分には全く問題ないでしょう。視野角が広いので、見る角度を変えても綺麗に表示されます。インターネットやOfficeソフトを使った書類作成作業、動画鑑賞など、一般的な用途に問題なく使うことができます。

USBやHDMIなどのポート類に関して、dynabook C8/C7ではSDカードスロットならびにUSB3.1ポート×3となりますが、dynabook C6ではSDカードスロットはなく、USB3.1ポート×2となることにご注意ください。

サイズは15.6インチで同じですが、重さが若干異なります。ただ、ほとんど同じなので、あまり気になることはないでしょう。

また、カラーはプレシャスブルー、プレシャスシルバー、サテンゴールドの3色が用意されていますが、各モデルで選択できるカラーが少しずつ違ってきます。






dynabook CシリーズのWEBモデルを選択すると、より安く購入できる


dynabook Cシリーズは量販店などで販売される製品のため、CPUやメモリ・SSDの容量などが決まっていて変更することはできません。

しかし、dynabook Cシリーズと同等の性能・機能・デザインを持ったWEBモデルのdynabook CZシリーズでは、CPUやメモリ、SSDの容量、Officeソフトの有無を選択することができ、自分好みの構成にできます

WEBモデルのdynabook CZシリーズは直販サイトであるDynabook Directで購入できます。dynabook Cシリーズよりも定価が安くなっているだけでなく、Dynabook無料会員(COCORO MEMBERS)になると、表示価格よりも大きく割引された価格で購入できるのがうれしいポイントです。

もし、dynabook Cシリーズが気になっていて、自分好みの性能にカスタマイズしたい、もっと安く購入したいという人はdynabook CZシリーズを検討してみると良いでしょう。実際に使用したレビュー記事もありますのでご覧ください。


詳細はこちら  dynabook CZシリーズ(直販サイト)


レビューはこちら → dynabook CZレビュー




dynabook CZシリーズの仕様


WEBモデルのdynabook CZシリーズの仕様は以下の通りです。現在4つのモデルがラインナップされています。


 モデル dynabook
CZ/MV
dynabook
CZ/HV
dynabook
CZ/HU
dynabook
CZ/MU 
OS Windows 11 Home  Windows 11 Pro Windows 11 Home 
CPU Core i7-1260P
Core i5-1240P
Core i7-1195G7
Core i5-1155G7
Core i3-1115G4
メモリ 8GB / 16GB 16GB  8GB / 16GB 
ストレージ SSD 512GB +ハードディスク1TB

SSD 256GB + ハードディスク1TB
SSD 512GB

SSD 512GB +ハードディスク1TB 
SSD 256GB / 512GB / 1TB 
光学ドライブ 
グラフィックス インテルIris Xe インテルIris Xe (Core i5/Core i7)

インテルUHD
(Core i3) 
顔認証 - 〇 
サイズ 15.6インチ    
ディスプレイ 広視野角(ノングレア)
フルHD (1920×1080)
Ultra HD (4K)液晶
(ノングレア) 
(3840×2160)
 広視野角(ノングレア)
フルHD (1920×1080)
有線LAN 〇    
SDカードスロット 〇    
HDMIポート ○    
 USBポート USB3.1 × 3
USB Type-C × 1  
バッテリー 最大9.5時間    最大7.5時間   最大10時間 
カラー プレシャスシルバー プレシャスブルー サテンゴールド 
 重さ  約1.9kg    約1.8kg / 約1.9kg 約1.84kg  


OSにはWindows 11 Homeだけでなく、Windows 11 Proも選択することが可能です。

最新のインテル製第12世代CPUを搭載したモデル (dynabook CZ/MV、CZ/HV、CZ/HU)、ならびに一つ前の第11世代CPUを搭載したモデル (dynabook CZ/MU) があります。

性能は第12世代CPUを搭載したモデルの方が高いのですが、第11世代CPUを搭載したモデルでも十分快適に使える性能です。価格を抑えて購入することができるので、dynabook CZ/MUもとても良い選択肢になります。

ストレージは、SSDを搭載したモデルだけでなく、SSD+ハードディスクという構成のモデルもあります。写真や動画をたくさん保存する場合などにとても使いやすいでしょう。

ディスプレイはdynabook C7/C6モデルと同じ広視野角液晶が搭載されていますが、dynabook CZ/HV、CZ/HUモデルでは、Ultra HD(4K)(解像度:3840×2160)という非常に高精細なディスプレイを搭載しています。より高画質で動画や画像を見たり編集したりしたい方は検討してみてください。


サイズとデザインはdynabook Cシリーズと同じです。また、USBポートやHDMIポートなどのインターフェースも同じです。重さもdynabook Cシリーズとほぼ同程度となっています。






外観の確認


最後にdynabook Cシリーズの外観を確認してみましょう。カラーは3色あります。WEBモデルのdynabook CZシリーズもほぼ同じデザインになります。

サテンゴールドのカラーモデルです。








スタイリッシュブルーのカラーモデルです。









最後にプレシャスシルバーのカラーです。










まとめ


dynabook Cシリーズは15.6インチの広い画面で、じっくりと快適に作業できるノートパソコンです。性能も高く、快適に使えるでしょう。

自宅に据え置いてしっかり使えるノートパソコンを探している方は検討してみてください。

CPUやメモリ容量、SSD容量、Officeソフトの有無などをカスタマイズすることが可能なWEBモデルのdynabook CZシリーズもあります。dynabook Cシリーズよりも定価が安くなっていて、Dynabook無料会員(COCORO MEMBERS)になると、表示価格よりも大きく割引された価格で購入できるので、こちらも是非検討してみてください。


詳細はこちら  dynabook CZシリーズ(直販サイト)


詳細はこちら → dynabook Cシリーズ (公式サイト)




この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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