DELL Inspiron 13 7000 2-in-1レビュー 大学生が使いやすい軽量ノートPC

執筆者:石川
(ITエンジニア)
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DELL Inspiron 13 7000 2-in-1は、大学での学業やプライベートで使用するために必要な機能と高い性能を合わせ持ったノートパソコンです。

サクサクと快適に動作し、本体はスリムで軽量なので気軽に使うことができ、大学に持っていく必要があっても簡単に持ち運ぶことができます。

しかも、タブレットにも変形し、タッチペンによる入力にも対応しています。イラストを描いたり、講義ノートをパソコンでとるという使い方も可能です。

実際にDELLのDELL Inspiron 13 7000 2-in-1を使用してみましたので、レビューをご紹介します。





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上品な質感とスタイリッシュなデザイン


DELL Inspiron 13 7000 2-in-1のカラーはエレメントブラックとなっていて、とても上品な質感の仕上がりになっています。




本体はとてもスリムでスタイリッシュです。ディスプレイのフレームが細くてスッキリしていて、洗練されたデザインになっています。




キーボードのカラーはパームレストは天板と同じエレメントブラックとなっています。刻印されている文字の色がホワイトで、綺麗に調和しています。タッチパッドの縁の部分に金属加工が施されていて、角度によってキラリと光り、美しさが感じられます。







タブレットPCとしても使える


DELL Inspiron 13 7000 2-in-1はディスプレイを360度回転させると、下の写真のように4つのスタイルで使うことができます。特に、タブレットとしても使うことができるので、活用の幅が広がります。ノートパソコンとしてもタブレットPCとしても使える便利なコンピューターです。




ノートパソコンとして使うことが多いかもしれませんが、タブレットに変形できると寝転がって電子書籍が読めたり、動画を見ることができるようになって便利です。

また、下でも解説しているようにイラストを描いたり、大学の講義ノートをとったりすることもできるようになります。





アクティブペンが標準で付属し、収納スペースもあるから安心


DELL Inspiron 13 7000 2-in-1にはアクティブペンが標準で付属しています。専用ペンということもあり、途中で途切れたりすることなく、滑らかな書くことができます。ただ、ディスプレイはツルツルしているので、紙に書くような摩擦はあまりありません。




ペンが使えるととても便利なのですが、ペンをどこかに置き忘れるのが心配、という方もいらっしゃるかもしれません。

でも安心してください。DELL Inspiron 13 7000 2-in-1では、ディスプレイとキーボードをつなぐ部分に、ペンを入れるためのスペースがあります。単に置いておくことができるだけでなく、ペンを入れたままディスプレイを閉じることができます。これはとてもうれしいですね。ペンを置き忘れたり紛失する心配がなくなりますし、確実にPCと一緒に移動させることができます。





タブレットに変形し、アクティブペンとを使うと、ディスプレイに直接手書きで文字やイラストを入力することが簡単にできます。

たとえば、Officeソフトに含まれるWordやOneNoteというソフトを使うと、大学の講義ノートを書くこともできます。

色を変えたり、線の太さや種類を変えるのも簡単にできます。消しゴムが不要で、消しカスも出ません。一度書いた内容をまとめて、別の場所に移動させるというレイアウトの調整も簡単にできます。

パソコンに直接講義メモがとれるので、科目ごとにノートを用意する必要がなくなり、しかもパソコンを使ってレポートを作成する際にもとても便利です。






また、趣味でイラストを描くという人もいるでしょう。タブレット変形+ペンを使えば、簡単に絵を書くことができます。高精細なディスプレイを搭載したモデルがラインナップされていて、しかもディスプレイの色域が広く、正確な色表示が可能ですので、良いクオリティの作品ができるのではないかと思います。







学業やプライベートで快適に使える高い性能





CPUはインテル製の最新のもの(Core i5またはCore i7)が搭載され、高速な処理が可能です。メモリは最大で16GBまで搭載することができ、データを保存するためのストレージは高速に動作するSSDが搭載されています。

高速なパフォーマンスを発揮するという証明である、インテルのevoプラットフォーム認証を受けています。

実際、インターネットやメール、SNSなどの処理はもちろんのこと、Officeソフトを使ったレポート作成など、DELL Inspiron 13 7000 2-in-1は大学の授業からプライベートに至るまで、幅広い用途に活用できる性能を持っています。

理系も文系もとても快適に作業をすることができるでしょう。





スリムで軽いから気軽に使え、大学やカフェにも持って行きやすい


DELL Inspiron 13 7000 2-in-1の重さは最小で約1.27kg(ディスプレイの解像度がフルHDのとき)となっています。今回のレビューではディスプレイがUHD(解像度が3840×2160)のものを使用していて、重さを実際に計測すると約1.31kgとなっていました。




片手でも簡単に持ち上げることができる軽さです。軽いと気軽に使うことができますし、カバンに入れて持ち運ぶ場合も楽です。大学やカフェ、図書館などにも持って行きやすいです。


サイズは13.3インチで、A4ノートとほぼ同じサイズです。大学では講義の資料などはA4で配布されることがほとんどなので、ノートPCのサイズと揃っていると一緒に運びやすいです。厚みも抑えられているので、大学の授業に持っていく場合でも、教科書やノートと一緒にスッキリと持っていくことができます。









講義レポートや卒論の作成に必要なOfficeソフトを選択可能


大学の講義で課されるレポートや卒論・修論の作成に必要なOfficeソフトを選択することができます。

Microsoft Office Personal、またはOffice Home and Businessを搭載したモデルがランナップされています。

Word、Excel、PowerPoint、OneNoteが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。OneNoteを使うと、大学の授業ノートをパソコンで作れるようになります。手書き文字にも対応しています。

もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはWord、Exceが含まれています。





ネットにはWi-Fiで接続する


インターネットにはWi-Fiを用いて接続します。最近のノートパソコンはすべてWi-Fiで接続できるようになっているので、特に問題はないでしょう。





大学のゼミや研究発表などのプレゼンに使えるHDMIポートを搭載


HDMIポートを搭載していて、講義やゼミ、研究室での発表の際のプレゼンに使うことができます。




実際、HDMIケーブルをパソコンとモニターに接続してパソコンの画面を映し出すことができました。直接ケーブルをつなぐことができるので便利です。




また、USB Type-Cポートを使っても同様のことが可能です。どちらのパターンでも対応できるので便利ですね。







綺麗で見やすいディスプレイ


ディスプレイを取り囲むフレームは細くてスッキリとしています。ディスプレイ周りのフレームが細いと、ボディサイズが小さくなってコンパクトになりますし、しかも洗練されたPCに見えます。




DELL Inspiron 13 7000 2-in-1では、フルHD(解像度:1920×1080)のものとUHD(解像度:3840×2160)のものを選択することができます。高精細な表示が必要な方はUHDのものを選択してみてください。一般的な用途では、フルHDのもので問題ありません。ちなみに、今回のレビューではUHDのものを使用しています。


sRGBカバー率は95.4%となっていて、色域は広いです。多くの色を正確に表示できます。画像や動画を見るのも楽しめるでしょう。

   カバー率
sRGB 95.4%
Adobe RGB 72.4%



液晶画面は広視野角のディスプレイが搭載されています。どの角度から見ても映りが良く、とても鮮やかに表示されます。見やすいディスプレイです。






ディスプレイはタッチパネルが搭載されていて、指で触ったり、アクティブペンで操作することが可能です。








キーボード


キーボードは、アルファベットや数字キーなど、キー同士の間隔や押したときの深さなどは問題ないといっていいと思います。狭いという感じもなく、キータッチも良いです。




ただ、キーボードの右側のBackSpaceキーやEnterキー、Shiftキーと、そのすぐ左隣のキーがくっついています。EnterキーやShiftキーは問題ないと思いますが、「\」キーが少し小さいので、最初のうちは見ながら入力すると良いでしょう。慣れれば問題なく使えると思います。







タッチパッドです。縁の部分に金属加工が施されていて、光の当たる角度によって美しく光ります。




キーボードの端には下の写真のような小さな突起がありますが、これはタブレットに変形してデスクの上に置いたときに、滑るのを防止する役割があります。小さなものですので、キーボードを使って入力するときに邪魔になることは全くありません。










指紋センサー搭載でワンタッチログイン&高いセキュリティを実現


指紋センサーも搭載されています。電源ボタンと兼ねていて、軽くタッチすることで指紋認証が可能となります。

大事なデータがパソコンの中にはたくさん保存されていきますが、勝手にパソコンを操作されてデータを見られてしまうと困りますよね。指紋センサーがあれば、他人が勝手に操作することができなくなるので安心です。

また、パスワードの入力が不要になり、ワンタッチでログインできるので、パソコンを使い始めるのがとても楽になります。








周辺機器との接続に必要なインターフェース


DELL Inspiron 13 7000 2-in-1のインターフェースはよく使われるものがそろっています。

USBポートは2種類(USB3.1とUSB Type-C)で合計2つ搭載されています。2種類あるので、どちらのタイプのUSBにも対応できるのは良いのですが、できれば両者とも2つずつあると良いなと思いました。

特にUSB Type-Cポートは電源コネクタを兼ねているので、ACアダプターを挿しているときはポートが埋まってしまいます。USB Type-Cポートを使う時は、ACアダプターを外す必要があります。







上でも紹介したようにプレゼンに使えるHDMIポートも搭載されています。

スマホのSDカードを操作できるmicro SDカードスロットが搭載されていますので、スマホや携帯電話、ドライブレコーダーなどで使うmicro SDカードをパソコンから操作することができます。スマホに撮りためた画像や動画をパソコンに取り込んでアルバムを作成したり、バックアップをとるなど効率的な管理ができるようになります。






USB Type-CポートはPower Deliveryに対応しています。Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーを使うことで、充電を行うことができます。今回、最大20Wの出力が可能なPower Delivery対応モバイルバッテリーを使って、電源OFFの状態で充電を行うことができました。








カメラとマイク、スピーカー


ディスプレイ上部にはカメラとマイクが搭載されています。カメラにはプライバシーを守るレンズカバーが搭載されていて、カメラのすぐ上にあるレバーを左右に動かすことで、撮影のONとOFFを切り替えることができます。レンズにカバーをかけることができるので、気がつかないうちにカメラに映ってしまっていた、ということを防ぐことができます。





スピーカーは本体の底面に左右1つずつ搭載されています。実際に聞いてみると、音量を大きくしたときに少しライトかなという印象を受けました。ただ、そこまでこだわらなければ、問題なく聞くことができるでしょう。






パソコンのパフォーマンスを制御することが可能


DELL Inspiron 13 7000 2-in-1では、DELL Power Managerというソフトが標準でインストールされていて、その中のサーマル管理という機能を利用すると、パソコンのパフォーマンスを制御することが可能になります。

よりパフォーマンスを上げて高速に実行したり、逆にパフォーマンスを落として静音性を高めるという使い方ができます。




時間のかかる処理や負荷のかかる処理を行う時は、超高パフォーマンス設定で実行するとより早く完了するでしょう。






静音性の確認


上述のサーマル管理機能を使って、最適化、静音、超高パフォーマンスの各モードで動作音を計測しました。

インターネットや動画閲覧など、負荷のかからない作業をしているときは、いずれのモードでも比較的静かに使うことができます。ただ、インターネットをしているときに、タブを複数開くと動作音がし始めることも多かったです。

負荷がかかる作業をすると、動作音は大きくなります。最適化モードでは他のパソコンと同程度~やや静かです。静音モードにすると、比較的動作音は抑えられました。

通常は最適化モードで大丈夫でしょう。より静かに使いたい場合は静音モードを試すと良いでしょう。


測定項目  測定値   
 最適化 静音  超高パフォーマンス 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db  
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db  
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~31db  
YouTube閲覧時 28~31db  
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R20実行)
36~39db 31~36db  40~41db 







DELL Inspiron 13 7000 2-in-1の性能と仕様


DELL Inspiron 13 7000 2in1の仕様と性能を確認してみましょう。

OS Windows 10 Home / Pro
CPU Core i5-1135G7  Core i7-1165G7
メモリ 8GB 16GB 
ストレージ SSD 512GB
 ディスプレイ フルHD(解像度:1920×1080)
広視野角、タッチパネル
UHD(解像度:3840×2160) 
広視野角、タッチパネル
 サイズ 13.3インチ 
 タブレット変形 〇 
光学ドライブ -
SDカード micro SDカードスロット
有線LAN -
無線LAN
指紋認証
USBポート USB3.1×1
USB Type-C × 1
HDMIポート
Office 選択可
Microsoft Office Home & Business
Microsoft Office Personal
 重さ  約1.27kg~


今回のレビューで使用したDELL Inspiron 13 7000 2in1の主な仕様は以下の通りです。

OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-1165G7
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
ディスプレイ:UHD(解像度:3840×2160)


CPUは最新のインテル製CPUであるCore i5とCore i7が選択できます。CPUにCore i5を選択するとメモリは8GB、Core i7を選択すると16GBとなります。

また、ディスプレイについても同様で、Core i5の場合はフルHD(解像度1920×1080)、Core i7の場合はUHD(解像度3840×2160)となります。

解像度が高いほうが高精細な表示が可能です。ただ、一般的な使い方をするのであれば、フルHDのディスプレイでも全く問題ありません。

ストレージはSSDとなっていて、しかもPCIe M.2接続のものなので高速な読み書きが可能です。パソコンがサクサク動いて使いやすいでしょう。

文系の学生も理系の学生も、CPUはCore i5、メモリは8GBを選択するとスタンダードな性能となります。快適に使うことができるでしょう。

もし、より高精細な表示が必要であったり、負荷のかかる処理を多くするようであれば、CPUをCore i7、メモリを16GBにあげてみてください。

Officeソフトも選択可能です。レポート作成にはMicrosoft Office Home and Businessがおすすめです。Word、Excel、PowerPoint、OneNoteを利用することができます。

アクティブペンを使った入力も可能です。手書きで文字を書き込んだり、イラストを描いたりすることが可能です。



以下はCPUやストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。


CPUの性能


Core i7としてはやや抑えめではあるのですが、一般的な作業をするのに全く問題のない性能です。快適に使うことができるでしょう。









上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、各モードでCPUの性能を計測しました。超高パフォーマンスモードにすると約10%程度性能がアップします。逆に静音モードにすると、約10%程度性能は下がりますが、その分PCの動作音を抑えることができます。


設定  スコア
(CINEBENCH R20) 
スコア
(CINEBENCH R23)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
最適化(標準) 1686 490 4141 1099 
静音 1479 489  3739 1256
超高パフォーマンス 1844 506 4767 1316




ストレージの性能


ストレージの速度を測定しました。読み書きともに高速です。PCの動作がとても快適になります。





グラフィックスの性能


一般的な作業をするのに問題のない性能です。軽めの画像や動画編集などもできます。








各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。

ベンチマーク 評価対象 スコア
Nigh Raid DirectX 12 11965
Fire Strike DirectX 11 3160






外観の確認


DELL Inspiron 13 7000 2in1の外観を確認してみましょう。

まずは天板です。カラーはブラックで、上品な質感です。









前から見たところです。ディスプレイのフレームがスリムになっているので、かっこよく見えます。












キーボードです。ディスプレイとキーボードのつなぎ目に、アクティブペンを入れることができます。ペンを置き忘れることがなくなり安心です。





タブレットに変形したところです。





後ろから見たところです。








底面です。




ACアダプターです。




本体左側です。HDMIポート、USB Type-Cポートが搭載されています。USB Type-Cポートは電源コネクタを兼用しています。




micro SDカードスロット、マイク・ヘッドフォンジャック、USB3.2ポートが搭載されています。




本体手前側です。




本体後ろ側です。






まとめ


DELL New Inspiron 13 7000 2-in-1は高い性能を持っていて、快適に使うことができます。タブレットとしても使え、ペンが標準で付属し、しかもPCに収納できます。高級感のあるデザインで飽きが来ないのも良いですね。

2in1タイプのノートPCを探している人は、是非検討してみてください。


詳細はこちら → DELL Inspiron 13 7000 2-in-1(直販サイト)





この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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