DELL Inspiron 13 5000レビュー 軽くて大学生が使いやすく自分に合うモデルが選びやすいノートパソコン

執筆者:石川
(ITエンジニア)
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DELLのInspiron 13 5000は13.3インチで、重さがわずか1.05kgの軽量なノートパソコンです。大学生が自宅で使うのはもちろんのこと、大学に持って行って使うのも簡単にできて便利です。

最新のCPUを搭載し、とても快適に使うことができます。カラーはプラチナシルバーとピンクサンドの2色が用意されていて、さわやかに使うことができます。周辺機器との接続も安心です。プレゼンに対応したり、USB機器との接続も問題ありません。

10万円を大きく切る価格からラインナップされていて、購入しやすいのもうれしいポイントです。

実際にDELLのInspiron 13 5000を使用してみましたので、レビューをご紹介します。






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大学生が快適に使える性能


DELL Inspiron 13 5000は最新のCPU(Core i3 / Core i5)を搭載していて、メモリは8GB、そして高速に動作するSSDを搭載しています。



文系から理系まで、幅広く対応できる性能を持っています。実際、パソコンの起動や終了は高速ですし、インターネットやメール、SNSなどの作業はもちろんのこと、Officeを使ったレポートや書類作成、動画・画像閲覧などの作業を快適に行うことができます。

CPUにCore i3を選択すれば抑えめの性能、Core i5を選択するとバランスのとれたスタンダードな性能になります。使い方に応じて、自分に合った1台が選びやすいです。







シンプルなデザインで爽やかに使える2色のカラーモデルがラインナップ


DELL Inspiron 13 5000にはプラチナシルバーとピンクサンドの2色のカラーモデルがラインナップされています。素材の質感が良く、シンプルでさわやかなデザインをしています。大学生に良く似合って、とても使いやすいです。

今回のレビューではプラチナシルバーのカラーモデルを使用しています。爽やかで上品な色合いなので、多くの人にとって選択しやすい色合いだと思います。




ディスプレイのフレーム部分はホワイトになっています。




キーボードはシルバーで統一され、キーの文字はグレーとなっています。









スリムで使いやすく、大学にも持って行きやすい軽さ


本体の厚みは約15.8mmでスリムになっていて、とてもスッキリとしています。机の上に置いても邪魔にならずにうまく馴染みます。




真横から見るとスリムなことがよくわかります。




本体の重さは実測で約1.12kgでした。カタログに掲載されている値は1.05kg~なので、構成によって重さが若干変わるようですが、このくらい軽いと片手でも楽々持ち上げることができます。軽いと気軽に移動ができて便利ですね。




大きさは13.3インチです。A4ノートとほぼ同じサイズです。PCの幅はA4ノートよりも若干大きいですが、奥行き方向はA4ノートよりも小さくなっていて、コンパクトな仕上がりです。




A4ノートとInspiron 13 5000を重ねてみたところです。




軽くてコンパクト、そしてスリムなPCなので、カバンに入れてもかさばりませんし、肩も凝りにくいです。大学の講義やゼミ・研究室に持って行く場合でも、簡単に持ち運ぶことができます。







レポート作成に必要なOfficeソフトを選択可能


大学の講義で課されるレポートや卒論・修論の作成に必要な、Officeソフトを選択することができます。

Microsoft Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalから選ぶことができます。

Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。OutlookというメールソフトとOneNoteというデジタルノートをとることができるソフトも含まれているので、幅広く使うことができます。

もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはWord、Excel、Outlookのみが含まれています。

Office ProfessionalはOffice Home and Businessに、さらにPublisherというDTPソフトとAccessというデータベースが含まれるようになります。より専門的な使い方をしたい人はこちらを選択してください。






インターネットにはWi-Fiで接続できる


インターネットにはWi-Fiで接続することができます。最近はWi-Fiが普及しているので問題なく使えます。

有線LANポートはないので、LANケーブルを直接挿すことはできません。LANケーブルでのネット接続が必要な場合は、USBポートを有線LANポートに変換するアダプターを別途用意してください。





グラフィックスは2種類から選択可能


グラフィックスには、インテルUHDとインテルIris Xeという2種類のものが用意されています。

インテルIris Xeは最新のグラフィクスで、インテルUHDよりも2.5倍程度性能が高くなっています。カジュアルなイラスト制作や画像・動画編集、デザインなどの作業、ライトなゲームプレイがより快適に行えるようになります。Iris Xeを搭載したモデルでも、このページで紹介している割引クーポンを利用することで、7万円台から購入できるのでとてもリーズナブルです。





オプションで指紋センサーを搭載可能


DELL Inspiron 13 5000はオプションで指紋センサーを搭載することが可能です。指紋センサーがあると、ログインの際にパスワードを毎回入力する手間が省け、ワンタッチでログインできるようになります。

最近はマスクをしていることも多いので、顔認証よりも便利なことが多いでしょう。

また、自分以外が勝手にPCを使うことを防ぐことができるようになるので、セキュリティを高めることができます。見られたくないデータや大事なデータを守ることができます。

指紋センサーを選択する際は、構成のカスタマイズ画面で「パームレスト」の箇所の「指紋認証リーダー付き」にチェックを入れてください。









キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。




キーボードの左半分です。
アルファベットキーや数字キー、半角・全角切り替えキー、Shiftキー、ctrlキーなど良く使われるキーは十分な大きさがあり、入力に問題はありません。




backspaceキーと「\」、Enterキーと「む」、Shiftと「ろ」の各キーがくっついています。「\」キーが少し小さくなっているので、最初のうちは見ながら入力する方が確実だと思います。それ以外は大きさが十分にあるので、打ち間違えることはありませんでした。




キー同士の間隔や深さは特に問題ありません。快適に入力できるでしょう。




タッチパッドの縁はダイヤモンドカットによる加工がされていて、光の当たり方によってキラリと光ります。








ディスプレイ


ディスプレイを取り囲むフレームの幅が細くなっていて、とても洗練された印象が感じられます。やっぱりかっこ良いノートパソコンっていいですね。




ディスプレイは映りの良い液晶が搭載されています。IPS液晶という表示はありませんでしたが、見た目にはIPS液晶とあまり変わらないという印象でした。鮮明で明るく、発色も良かったです。角度を変えて見ても色がぼけたり薄くなったりせず、映り方が変わらないので見やすいです。

テキスト情報だけでなく、動画や画像を見たりするとも問題ないでしょう。





ディスプレイは色域が広く、sRGBカバー率は99.4%となっています。正確な色表現が可能です。画像や動画編集、デザインやイラスト制作などの作業をするのにも適しています。

sRGBカバー率 99.4%
 sRGB比 115.4% 
Adobe RGBカバー率  78.2%
Adobe RGB比 85.6%


解像度は1920×1080(フルHD)で非光沢液晶となっています。蛍光灯などの映り込みが抑えられて見やすいです。









オンライン講義に使えるカメラとマイク、スピーカーを搭載


カメラはディスプレイ上部に搭載されています。また、マイクとスピーカーも搭載されているので、このPC1台あればオンライン講義でZoomやTeamsを使ったビデオ通話にも対応することができます。他にも、友達とテレビ電話したり、オンライン英会話の受講をするときなどにも使えます。




スピーカーは本体の底面部に左右1つずつ搭載されています。











バランスの良いインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは、良く使われるものがバランスよく搭載されています。

プレゼンに使えるHDMIポート、USBポートは標準サイズのものが2つとType-Cが1つ搭載されています。標準サイズのUSBに対応している多くのUSB機器を接続することができますし、スマホなどUSB Type-Cポートを使うような機器を接続することも可能です。








micro SDカードスロットも搭載されているので、スマホなどで使うmicro SDカードの管理をすることも可能です。








HDMIポートを搭載し、ゼミや研究室でのプレゼンに使える


大学の授業やゼミ、研究室では、パソコンを使ったプレゼンを行う機会がよくあります。DELL Inspiron 13 5000にはHDMIポートが搭載されていますので、プレゼンにすぐに対応できます。




実際に、パソコンとモニターをHDMIケーブルで接続してみました。問題なくパソコンの画面を映し出すことができました。








静音性の確認


アイドル状態や動画閲覧時などの低負荷の状態は静かでした。また、CPUに負荷をかけた状態では動作音は大きくなりますが、他のノートパソコンと同レベルの大きさでした。

インターネットをしているときに短時間で複数のタブを開いたり、画像の多いページを開くとファンが回って動作音がすることがありましたが、特に問題なく使えるでしょう。


測定項目 測定値 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~31db
動画閲覧時
(フルHD動画視聴)
28~29db
CPU 80%使用時 37~38db






性能と仕様


DELL Inspiron 13 5000の仕様と性能を確認してみましょう。

OS Windows 10 Home / Pro
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i3-10110U
メモリ 8GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB
 ディスプレイ フルHD(解像度:1920×1080)
光学ドライブ -
 サイズ 13.3インチ 
 グラフィックス インテル Iris Xe
インテル UHD 
SDカード
(micro SDカード)
有線LAN -
無線LAN
指紋認証
(選択可能)
USBポート USB3.2 × 2
USB Type-C × 1
HDMIポート
Office 選択可
Microsoft Office Home & Business
Microsoft Office Personal
Microsoft Office Professional
 重さ  約1.05kg


今回のレビューで使用したDELL Inspiron 13 5000の主な仕様は以下の通りです。

OS: Windows 10 Home
CPU: Core i5-10210U
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 512GB
グラフィックス:インテルUHD


CPUはCore i3 /Core i5 を搭載することができます。現在、最新の第11世代のCPUを搭載したモデルを選択することができます。性能がとても高く、高速で快適に使うことができます。

メモリは8GBとなっています。4GBや16GBのメモリを選択することはできません。

SSDはPCIe NVMe接続のものが搭載されているので、非常に高速に読み書きができます。とても快適に使うことができるでしょう。

グラフィックスは一般的なインテルUHDが搭載されているモデルと、インテルIris Xeが搭載されているモデルがあります。インテルUHDよりもインテルIris Xeの方がだいぶ性能が高いです。ちょっとした画像や動画編集、イラスト作成や軽めのゲームなども快適に動作します。これらの使い方をする予定がなければ、インテルUHDを搭載したモデルでも全く問題ありません。


レポート作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Word、Excel、PowerPointが必要であればOffice Home and Businessを、Word、ExcelだけでよければOffice Personalを選択してください。Office ProfessionalはOffice Home and BusinessにデータベースソフトとDTPソフトを加えたものになります。


文系の場合は、インターネットやレポート作成などの軽めの処理が中心になるので、CPUはCore i3、メモリ8GBのモデルでも大丈夫なことが多いです。可能であれば、CPUをCore i5、メモリ8GBのモデルを選択すると、より長く快適に使い続けることができます。

理系の場合は、CPUにCore i5、メモリ8GBを選択するとスタンダードな構成になります。



以下はCPUとストレージの性能、そしてグラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。


CPUのベンチマーク


CINEBENCH R15というソフトを用いて、CPUの性能を測定しました。スコアは628cbとなりました。ノートパソコンとして問題のない性能です。快適に使えるでしょう。






続いて、CINEBENCH R20で測定しました。スコアは1330ptsとなりました。







ストレージのベンチマーク


ストレージの速度を測定しました。PCIe NVMe接続なので読み書きともに高速です。パソコンの起動や動作が高速化されます。

[CrystalDiskMarkで測定]





グラフィックスのベンチマーク


グラフィックスの性能を3D Markというソフトで検証しました。ゲーミングPCなどに良く搭載されるNVIDIA GeForce GTX 1650やRTX2060などと比べると性能は下がりますが、インターネットやメールの送受信、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの作業には全く問題のない性能です。







ベンチマーク 評価対象 スコア
Fire Strike DirectX 11 1042
Sky Diver DirectX 11 4415







外観の確認


DELL Inspiron 13 5000の外観を確認してみましょう。

カラーはプラチナシルバーのカラーモデルについてご紹介します。

天板になります。シルバーの色合いが爽やかです。DELLのロゴが中央に刻印されていて、シンプルな印象です。




薄くてスッキリとしています。




ディスプレイを開いて、前から見たところです。












真横から見たところです。




キーボードです。





後ろ側から見たところです。










ディスプレイを開くと、ディスプレイとキーボードのつなぎ目あたりが少し持ち上がるようにできています。キーボードに緩やかな角度がついて、キー入力がしやすくなります。





底面部です。




ACアダプターです。手の平に収まるコンパクトな作りです。





本体左側面です。




本体右側面です。




手前側です。




背面側です。







まとめ


DELL Inspiron 13 5000は薄くて軽いので、自宅だけでなく大学に持って行って使うのも簡単にできるノートパソコンです。性能を抑えたモデルから、スタンダードな性能のものが揃っていて、さわやかなデザインなので、自分に合う1台を見つけやすいです。

インテルIris Xeグラフィックスを搭載したモデルも選択できるので、ちょっとした動画や画像編集作業、ライトなゲームをプレイするという使い方もできます。

10万円を大きく切る価格からラインナップされているので、購入しやすいのもうれしいですね。


詳細はこちらDELL Inspiron 13 5000(直販サイト)







この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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