Ideapad 5 2-in-1 Gen 10使用レビュー高性能でマルチに使える
更新日:2025年11月30日

Lenovo Ideapad 5 2in1 Gen 10。機材貸出:レノボジャパン
Lenovo Ideapad 5 2in1 Gen 10は性能がとても高くてAIエンジンも搭載し、一般的なノートパソコンよりも幅広い用途に使える製品です。
ディスプレイを360度回転させることでタブレットのようにして使うことができ、標準で付属するデジタルペンでイラストを描いたり、大学の講義ノートをとったりといった使い方もできます。
今回、Lenovo Ideapad 5 2in1 Gen 10を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。
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勉強もプライベートも作品制作もできてマルチに使える
Ideapad 5 2-in-1 Gen 10を実際に使ってみると、サクサク動いてとても快適に使うことができました。
大学で課される講義レポートをWordやExcel等を使って作成するのは余裕ですし、就職活動等で必要な書類作成もスムーズにできます。インターネットやメールも快適に行えます。
また、プレゼンを行ったり、モニターをつないでマルチモニター環境で作業することもできます。ZoomやTeamsなどのソフトを使ってビデオ通話を行うのも問題ありません。就職活動でWEB面接やオンラインセミナーがあっても、しっかり対応できます。

Ideapad 5 2-in-1の使用例。
そして何より特徴的なのが、作品の制作作業や講義ノートをとるといったことができる点です。
この下でも詳しく解説しているように、Ideapad 5 2-in-1 Gen 10はタブレット変形ができてデジタルペンが使えるので、手書きでパソコンに直接書き込むことができます。
一般的なノートパソコンでは手書きでイラストを描いたり、大学の講義ノートをとったりといったことはできないのでとても便利です。

技術的な点についてですが、実際にIdeapad 5 2-in-1 Gen 10の心臓部にあたるCPUの性能を計測してみると、とても高い性能を持っていることがわかりました。一般向けに販売されているノートパソコンの中でも20~30%程度高い性能を発揮でき、とても良い性能です(参考:ベンチマークの項)。
しかも、CPUにはRyzen AIシリーズが搭載されていて、名前が示す通りAIエンジン (NPU)を搭載しています。AIによる処理を行う場合でも、より速く実行することが可能になります。
手書きで講義ノートをとったり、イラストの制作ができる
Ideapad 5 2-in-1 Gen 10の大きな特徴として、ディスプレイを360度回転できる点が挙げられます。
下の写真のように、回転角度を調整することでキーボード面を隠して使うことができたり、タブレットのように使うことができたりします。通常のノートパソコンよりも使い方の幅が広がります。


ディスプレイを回転させることができて、タブレットのようにも使うことができる。
うれしいのがデジタルペンが付属している点。下の写真のように、普通のペンのような形状をしていて直感的に使えます。

標準で付属するデジタルペン。
ペンは単4電池で動くようになっています。お尻の部分のキャップを回すと外れるので、中に電池を入れて使います。

デジタルペンのキャップを外して中身を取り出したところ。真中のものは単4電池。
ペンで手書き入力できる強みがメモをとったり、大学の講義ノートをとったりできることです。
特に大学の講義ノートがとれると、科目ごとにノートを分けたりする必要もなく、筆記用具もペン1本だけで良くなるのでとても便利になります。
実際に付属のペンで書いてみると、滑らかに書くことができました。デジタルなので、色を変えたり線の太さや種類を変えたりといったことが簡単にできるのはとても便利ですね。

手書きで英語の講義ノートをとったところ。
他にも、イラストを描くのがとてもやりやすいです。iPad等のタブレットでイラストを描いている人も多いとは思いますが、画面サイズ(キャンバス)はこちらの方が広くて描きやすいです。

イラストも描ける。
別の使い方としては、電子書籍を読むというのも便利です。画面サイズが大きいので1ページに表示される情報量も多く、ページ送りの回数が少なくてすみます。

電子書籍を読んでいるところ。
サイズと重さの確認
PC本体の上にA4ノートを重ねてみると、下の写真のようになりました。奥行き、横幅ともにA4ノートよりも少し大きい程度で、ほぼA4サイズと思って大丈夫です。

重さを実際に量ってみると約1.63kgありました。14インチとしてはやや重たいかなと思います。

カバンに入れて持ち運ぶこともできますが、手で下げるタイプのカバンだと長時間持ち歩いていると疲れると思います。
このくらいの重さのノートパソコンであれば、リュックに入れて背中から背負うと一番疲れにくいです。もし、大学に持っていくような場合は、リュックに入れていくことをおすすめします。
モバイルバッテリーが使える
バッテリー駆動時間は動画再生時が約13.8 時間、アイドル時が約18.4 時間となっています(JEITA3.0)。
大学の講義で複数の授業を受けても問題なく使えるでしょう。
ただ、充電のし忘れ等でバッテリー切れが心配になることもあるかと思いますが、Ideapad 5 2-in-1 Gen 10は普段スマホの充電用に持ち歩いているモバイルバッテリーを使って充電することができるので、いざという時も安心です。

たとえば、ACアダプターを持って来るのを忘れたときや、大学の講義室やカフェで使っていて近くにコンセントがなくて充電できないといった場合にとても役に立ちます。
実際に調べてみたところ、モバイルバッテリーの出力が20W以上あれば、PCの電源がONでもOFFでもIdeapad 5 2-in-1 Gen 10の充電ができました。
ただ、PCを使っている最中に20Wのモバイルバッテリーで充電しても、充電が追いつかない場合があるので、できれば45W以上の出力があると良いかと思います。
| 出力数(W) | PC 電源ON | PC 電源OFF |
|---|---|---|
| 20W | 〇※ | 〇 |
| 45W | 〇 | 〇 |
※PCの充電は行えるが、「低速の電源ケーブル」という表示がされる。
インターネットとOfficeソフト
インターネット
インターネットにはWi-Fiを用いて接続することができます。Wi-Fiの通信規格は最新の通信規格であるWi-Fi 6に対応しています。
最新のWi-Fi 7やWi-Fi 6Eには対応していないのは残念ですが、実用上は問題のない高速な通信ができます。
従来の規格であるWi-Fi 5 (11ac)等も使えるので、インターネットの接続は問題ないでしょう。
Officeソフト
OfficeソフトはMicrosoft Office Home and Businessを選択することが可能です。
Officeソフトが不要な方は特に選択しなくても大丈夫です。
ディスプレイ
ディスプレイのサイズは14インチで、解像度は1920×1200 (WUXGA)となっていてスタンダードな仕様です。
光沢ありのディスプレイなので蛍光灯や作業をしている自分自身の姿などの映り込みはありました。
IPS液晶が搭載されていてとても映りが良いです。画像や動画、テキストなどを表示して確認してみたところ、特に気になる点はありませんでした。色合いは自然ですし、にじみや歪みもない見やすいディスプレイです。

上や横からなど、角度を変えても見やすいです。


技術的な話になりますが、表示できる色の範囲(色域)は、sRGBカバー率64.3%となりました。一般的なディスプレイです。
sRGBカバー率100%ではないので、より繊細な色合いが必要な作業には向いていません。デジタルペンでの手書き作業ができて作品制作にも使いやすいので、sRGBカバー率100%であればとても良かったのですが、この点は少し惜しいなと思いました。
それでも、通常の一般的な作業であれば特に問題なく使うことができますし、色合いも特におかしいと感じる点はないので、こだわりがなければ十分に使えると思います。もし詳しく色合いを確認する必要があれば、外付けのモニターを利用するという方法もあります。

| sRGBカバー率 | 64.3% |
|---|---|
| Adobe RGBカバー率 | 48.9% |
キーボード
日本語配列のスタンダードなキーボードです。ブラインドタッチで入力してみたところ、特に問題なく使うことができました。

キー同士の間隔やキーの大きさ、キーを押したときの深さなど、特に問題ありません。

キーの下側が緩いカーブを描いていてソフトな印象を受けます。一番上にあるファンクションキーにはボリューム調整や明るさ調整などのキーが割り振られていて、ワンタッチで調整することができます。

BackspaceキーやEnterキー、Shiftキーと左隣のキーがくっついていますが、よくある仕様なので特に問題はありません。個々のキーに十分な大きさがあるので、実際ブラインドタッチを行ってみても、打ち間違えることはありませんでした。

タッチパッドも特に問題ありません。クリック、スクロール、二本指での操作など、問題なく使うことができました。

周辺機器との接続に使用するポート類
ポート類
ポート類はよく使われるものがしっかり搭載されています。USBポートはType-AとType-Cの2種類が2つずつ、合計4つ搭載されていて使いやすいです。


プレゼン、マルチモニターにもしっかり対応できる
HDMIポートが搭載されているので、大学でプレゼンを行ったり、自宅でモニターをつないで2画面で作業を行ったりということも問題なく行えます。

実際にHDMIケーブル使って、PCとモニターを接続してみたところ、PCの画面と同じものをモニターに映し出すことができました。

PCの画面を拡張して、PCとモニターでそれぞれ別の作業を進めることもできます(マルチモニター)。

USB Type-Cポートディスプレイ出力に対応しています。HDMIとUSB Type-Cを使えば、下の写真のように3画面で作業するといったこともできます。

カメラとマイク、スピーカー
カメラとマイク、スピーカーが搭載されているので、ZoomやTeamsなどのソフトを使ってビデオ通話を行うことができます。
就職活動でWEB面接を行ったり、オンラインセミナーに参加したりすることになってもしっかり対応することができます。

ディスプレイの上部にカメラとマイクを搭載。
スピーカーはキーボード面の両端に1つずつ、合計2つ搭載されています。音質は良かったです。動画を見たり音楽を聴いたりするのも大丈夫でしょう。

キーボードの左右に1つずつスピーカーが搭載されている。
セキュリティ
主なセキュリティ機能は以下のようになっています。
指紋認証はありませんが、顔認証が使えるようになっています。
| 指紋認証 | - |
|---|---|
| 顔認証 | 〇 |
| プライバシーシャッター | 〇 |
カメラにはプライバシーシャッターが搭載されているので、カメラを使わないときはすぐ上側にあるレバーを動かして、シャッターを閉じておくと安心です。絶対に撮影されることはありません。
[カメラの撮影が可能な状態]

[カメラの撮影ができない状態]

静音性の確認
パソコンを使っているときの動作音の大きさを調べました。
Ideapad 5 2-in-1 Gen 10では電源モードが複数用意されていて、モードを変えるとパソコンの動作音の大きさが変わります。
今回、標準の適応パワーモードとバッテリー節約機能の2つのモードにて、パソコンの動作音の大きさを測定しました。

インターネットや動画を見るなど、軽めの作業をしているときはとても静かに使うことができました。
CPUに大きな負荷がかかると動作音が大きくなりますが、他の一般的なノートパソコンとよりも若干大きいかなという感じでした。個人的には特に気になるということはありません。
バッテリー節約機能モードにすると、CPUに負荷がかかっても動作音の大きさは抑えられました。
通常は適応パワーモードで問題なく使うことができますが、もし動作音を抑えて使いたい場合にはバッテリー節約機能モードにしてみると良いでしょう。
| 測定項目 | 動作音の大きさ | |
|---|---|---|
| 適応パワーモード (標準) |
バッテリー節約機能 (静音) |
|
| PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db | |
| アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db | |
| YouTube動画閲覧時 | 28~29db | |
| インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~30db | |
| CPU 100%使用時 (CINEBENCH R23実行時) |
40~41db | 34~35db |
Lenovo Ideapad 5 2-in-1 Gen 10の仕様と性能
Lenovo Ideapad 5 2-in-1 Gen 10の仕様は以下の表のようになっています。
| OS | Windows 11 Home / Pro |
|---|---|
| CPU | Ryzen AI 5 340 Ryzen AI 7 350 |
| メモリー | 16GB |
| ストレージ | SSD 512GB / 1TB |
| 無線LAN | ○ |
| 有線LAN | - |
| 光学ドライブ | - |
| SDカードスロット | 〇 (micro SDカードスロット) |
| HDMI | 〇 |
| USBポート | USB3.2 × 2 USB3.2 Type-C × 2 |
| ディスプレイ | IPS液晶 WUXGA (1920x1200) 光沢あり |
| サイズ | 14インチ |
| 重さ | 約1.6kg |
| バッテリー持続時間 | 動画再生時:約13.8時間 アイドル時:約18.4時間 (いずれもJEITA3.0) |
今回のレビューで使用したモデルは以下の仕様になっています(メーカー貸出機)。
OS:Windows 11 Home
CPU: Ryzen AI 5 340
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
CPU: Ryzen AI 5 340
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
OSはWindows 11 Home、またはWindows 11 Proから選択できます。大学生や一般の方などであれば、Windows 11 Homeで問題なく使うことができます。
CPUはAMD製のRyzen AI 5またはRyzen AI 7から選ぶことができます。性能はRyzen AI 5 < Ryzen AI 7となりますが、どちらもとても良い性能です。
メモリは16GBです。8GBや32GB等は選べませんが十分な容量です。
文系も理系もRyzen AI 5、メモリ16GBを選択すれば長く快適に使い続けることができるでしょう。
以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。
CPUのベンチマーク
まず、CPUの性能をCINEBENCH R23と2024という2つのソフトを用いて測定しました。スコアはそれぞれ12152pts、667ptsとなりました。とても高いスコアです。
一般向けのノートパソコンよりも20~30%程度高いスコアになっていて、とても良い性能です。


ストレージの読み書きの速度
ストレージの速度を測定しました。非常に高速な動作が可能です。データの読み書きが高速に行えるので、とても快適に使うことができます。

グラフィックスのベンチマーク
グラフィックスの性能は良く、一般的な作業に問題なく使うことができます。
複雑な動画編集には厳しいかもしれませんが、シンプルなエフェクトを施すような動画編集であれば快適に作業できます。


| ベンチマーク | スコア |
|---|---|
| Fire Strike (対象:Direct X11) |
4537 |
| Night Raid (対象:Direct X12) |
22552 |
外観の確認
それでは、Lenovo Ideapad 5 2-in-1 Gen 10の外観を確認してみましょう。
本体カラーにはルナグレーという色が採用されています。上質な雰囲気のする色合いです。手触りも良かったです。

一番薄い部分で17.5mmとなっています。スリムな作りです。







本体底面です。

ACアダプターとケーブルです。

ACアダプターは片手半分よりも少し小さいくらいのサイズです。

本体左側面です。

本体右側面です。

本体背面部です。

本体の手前部分です。

まとめ
最後に、Lenovo Ideapad 5 2-in-1 Gen 10についてまとめたいと思います。
良いところ
・性能が良くてサクサク快適に使える
・ディスプレイが360度回転し、幅広い使い方ができる
・デジタルペンでの手書き入力ができて、講義ノートをとったりイラストを描いたりできる
・AIエンジン搭載
・IPS液晶を搭載していて見やすい
注意するところ
・14インチとしてはやや重いので、持ち歩くときはリュックがおすすめ
・sRGBカバー率は100%ではないので、細かな色合いが気になる場合は外付けモニターを使うことを検討したほうが良い
Lenovo Ideapad 5 2-in-1 Gen 10は性能が高くて、しかもディスプレイが
360度回転するので色々な使い方ができて便利です。
特にデジタルペンが使えるので、大学の講義ノートをとったりアイデアを書き留めたり、イラストを描いたりすることもできるのはとても便利です。ノートパソコンを使い倒す感じがしてとても良いですね。
ただ、14インチとしてはやや重く、持ち運ぶときはカバンを選ぶ必要があるのでご注意ください。長時間持ち歩くのであれば肩から背負えるリュックがおすすめです。
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この記事を書いた人
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石川 |
著者の詳細はこちら
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