HP Spectre x360 2017年2月モデルのレビュー 美しいデザインを持つ高性能ノートPC
HP Spectre x360。【PR】貸出機材提供:株式会社日本HP
HP Spectre x360は薄くて軽く、そして美しいデザインを持ったノートパソコンです。しかも性能はとても高く、ネットやメール、Officeを使った書類・レポート作成だけでなく、様々な用途に幅広く使えます。軽さと丈夫さを兼ね備えていて、持ち運びにも便利です。
実際にHP Spectre x360を使ってみましたので、レビューをご紹介します。
薄くても丈夫、そして美しいボディだから使っていて楽しくなる
HPのSpectre x360はとても美しいデザインのノートパソコンです。厚さは13.9mmで、薄くてすっきりとしています。薄いと強度が不安になりますが、ボディはアルミニウム製で、300kgfの天面加圧試験をクリアしていますので安心です。実際に触ってみても、とても丈夫そうな質感があります。
とても高級感が感じられるボディです。持っているだけでなんだか楽しくなってきますね。
真横から見ると、とてもすっきりしているのがわかります。キーボード部分も、ディスプレイ部分も薄くなっています。持ち運ぶ時にスッと持てるのと、かさばらないのがうれしいところです。
背面部とキーボードの左下部分にモデル名が刻印されています。上品さが感じられます。
4つのスタイルで使える
HPのSpectre x360はディスプレイ部分を360度回転させて使うことができる2in1 PCです。普段はノートパソコンとして使えますし、ネットや動画を楽しむときにはタブレットとして使ったり、テントモードとして使ったりすることができます。状況に応じて柔軟に使えます。
ディスプレイを360度回転させると、下の写真のようにタブレットとして使うことができます。下で紹介していますが、HPのSpectre x360はタッチディスプレイですので、デジタルペンを使って大学の講義でノートをとったり、寝転がって電子書籍やネット動画を楽しんだり、といった使いかたができるようになります。
回転する角度を調整して、下の写真のような使いかたもできます。タブレットとして使っていると、持っている手が疲れてくることがありますが、このスタイルだと手で持たなくても自立させることができるので便利です。
テントモードです。ネット上のレシピを見ながら料理をするときに、この立て方ができるととても便利です。
ディスプレイを直接指で触って操作することができます。タブレットモードで使っているときなどにとても重宝します。また、別売りのデジタルペンで手書きで文字を書き込んだり、絵や図を描くということができるようになります。
軽量で持ち運びに便利なA4サイズ
Spectre x360の大きさは13.3インチで、ちょうどA4ノートとほぼ同じサイズになります。重さは1.31kgで、カバンに入れても簡単に持ち運ぶことができます。大学に持っていく場合でも、簡単に運べるのがうれしいところです。
インターネット、メール、レポート作成もサクサク快適にこなせる高い性能
Spectre x360はCPUにIntel Core i5またはCore i7、メモリが8GBまたは16GBを搭載していて、とても高い性能を持ったノートパソコンです。
インターネットやメール、レポート作成など、大学での学業やプライベートでの使用にあたって、ほとんど困ることはないと言っていい性能を持っています。
とても快適に使うことができます。
実際、起動にかかる時間は5秒程度で、ブラウザーの起動やネット閲覧もとても快適に行うことができました。
操作感
Spectre x360のキーボードを見てみましょう。キーとキーの間隔(キーピッチ)は約19.0×18.7mmで、標準のサイズとなっています。狭いと感じることは全くありません。また、キーの深さ(キーストローク)は1.3mmとなっています。こちらも最近のノートパソコンでは標準です。実際、打ちやすく、とても作業がしやすいキーボードです。
キーボードを拡大したところです。
タッチパッドです。1本指で操作すると、マウスカーソルを動かすことができ、2本指で操作すると画面のスクロールができます。スマホやタブレットのように、二本指でつまむような操作をすることで、画面の拡大・縮小ができます。
高音質なサウンドが楽しめる
Spectre x360には、デンマークの高級ブランドBang & Olufsen社製のスピーカーを搭載しています。キーボードの上部と底面に2つずつ、合計4つのスピーカーがあります。パソコンで音楽を聞いたり、ネット動画を臨場感のあるサウンドで聞くことができるようになります。
性能と仕様
HP Spectre XZ360のスペックをご紹介します。
ベーシックモデル | スタンダードモデル | パフォーマンスモデル | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10 Home | ||
CPU | Core i5 | Core i7 | |
メモリ | 8GB | 16GB | |
ストレージ SSD |
SSD 256GB | SSD 512GB | SSD 1TB |
光学ドライブ | なし | ||
有線LAN | - | ||
無線LAN | ○ | ||
サイズ | 13.3インチ | ||
液晶 | Full HD IPS液晶 |
Full HD IPS液晶 |
UHD(4K) IPS液晶 |
タッチパネル+ タブレット変形 |
○ | ||
Office | 選択可 Office Home and Business Premium Office Personal Premium |
||
カラー | アッシュブラック / ナチュラルシルバー | ||
重量 | 約1.31kg | ||
保証期間 | 1年(有償:3年) |
HP Specctre x360はベーシックモデル、スタンダードモデル、パフォーマンスモデルの3種類が用意されています。
パフォーマンスモデルが一番性能が高く、ベーシックモデルが一番性能が低くなります。一番性能が低いとはいえ、ベーシックモデルはCPUがCore i5、メモリ8GBを搭載していて、非常に高い性能を持っています。ストレージもSSD256GBあるので、十分といってもいいです。
今回私が使用したのもベーシックモデルで、とても快適に使用することができました。
文系・理系ともに、ベーシックモデルで十分な性能であるといっていいです。ネットやメール、レポート作成だけでなく、幅広い用途に使用することができます。理系の研究にも十分に使える性能です。卒業するまで、とても快適に使えるでしょう。
もし、メモリやストレージの容量をもう少し増やしたい場合には、ベーシックモデルが良いです。メモリは16GBに増え、ストレージもSSD 512GBとなります。また、CPUもCore i7とより高性能なものになります。ベーシックモデルよりもさらに高速に処理をすることが可能になります。
パフォーマンスモデルはディスプレイが4K液晶となります。非常に高精細な画面を楽しむことができます。ストレージもSSD 1TBとなり、たくさんのデータをしっかりと保存することができるようになります。
レポートや卒論作成に必要になるOfficeも選択できます。Word、Excel、PowerPointが入ったMicorosoft Office Home and Business Premiumがおすすめです。Office Personal PremiumにはPowerPointが入っていませんのでご注意ください。
外観の確認
Spectre x360の外観をご紹介します。
天板を閉じたところです。中央部分にHPのロゴが刻印されています。
斜めから見たところです。
ディプレイが360度回転するので、180度フラットにすることも可能です。対面の相手に見せるときなどに便利です。
真横から見たところです。
ディスプレイを回転して使用したところです。
タブレットとして使用しているところです。
背面部分から見たところです。
キーボードです。
右側面です。
音量ボタンと、USB-Type Cポートが2つ搭載されています。電源はUSB-Type Cポートに接続する形になります。
左側面です。
USB 3.1ポートとヘッドフォンジャック、電源ボタンが配置されています。
手前部分です。
背面部分です。
まとめ
Spectre x360はタブレットにも変形し、とても便利な使いかたができるノートパソコンです。
薄くて軽く持ち運びにも便利です。デザインも美しく、持っていて楽しくなるノートパソコンです。せっかく使うなら、毎日パソコンを取り出して天板を開いてみたくなるものがいいですよね。
CPU、メモリとも高性能なので、ストレスなく快適な処理ができます。文系から理系まで幅広く対応できます。
この記事を書いた人
石川 |
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