DELL Latitude製品総まとめ | 3000・5000・7000・9000シリーズの比較と後継機種を紹介

執筆者:石川
(ITエンジニア)
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更新日:2026年2月24日


DELL Latitude 3520。機材貸出:デル・テクノロジーズ株式会社


DELL Latitudeノートパソコンはビジネス向けの法人ノートPCです。長い間販売されていましたが、2025年にDELLのブランドが再編されて、Latitude製品は後継機種へ移行しつつあります。

このページでは、そのDELL Latitude製品の総まとめをしつつ、その特徴を引き継ぐ後継機種の紹介を行っています。

また、Latitudeには多くの製品がありましたが、そのうちの1つであるLatitude 3520の2022年当時のレビューについても掲載しています。


このページの内容





Latitude製品のシリーズの特徴を比較


DELL Latitude製品はビジネス用途に使いやすい製品になっていて、vPro機能が使えるCPUを選ぶことができたり、スマートカードやSIMカード/eSIMが使えるようになっていたり、セーフスクリーン(のぞき見防止機能)を搭載していたりなど、一般向けのノートパソコンには無い機能を搭載している製品が多かったです。

また、セキュリティ機能も充実していますし、法人サポートを受けられるというのもメリットです。

DELLの法人向けノートパソコンは、Latitudeシリーズ以外にもVostroシリーズがありましたが、両者の違いは以下のようになっています。

シリーズ 特徴
Latitude 大企業向け
管理のしやすさや高い堅牢性
Vostro 中小企業や個人事業主、SOHO向け
実用性重視でコストパフォーマンスに優れる


Latitudeシリーズは管理のしやすさといった面であったり、ボディの丈夫さやセキュリティの高さなどの高い堅牢性が特徴で、どちらかというと大企業が導入するのに適した製品として位置づけられていました。ただ、個人事業主や中小企業で導入するのも問題ありませんので、性能や機能、価格などが合えば導入することも可能です。


DELL Latitude製品は3000 / 5000 / 7000 / 9000というシリーズ構成になっています。各シリーズについて、以下の表に簡単にまとめています。

基本的にはシリーズの数字が大きくなるほどグレードが上がり、それにつれて価格も高くなっていることが多かったです。


シリーズ クラス モデル例 特徴
3000 エントリー 3340
3440
3540など
購入しやすい価格帯
5000 スタンダード 5340
5440
5540など
スタンダードな性能と機能
7000 プレミアム 7320
7440
7640など
優秀な性能と機能
9000 最上位 9330
9340など
高級感のあるデザイン
非常に優れた性能と機能



Latitude製品にはモデルごとに番号が振ってありますが、見分け方としては以下のようになります。千の位の番号がシリーズ名を表し、百の位の数字がサイズになります。4であれば14インチ、5であれば15.6インチのサイズという具合です。

そして下二桁が世代番号を表します。下二桁が「00」になるのは2019年発売モデルになります。2020年以降は1年ごとに10、20、・・・と増えていき、逆に2019年以前については2018年は90、2017年は80と減っていきますので、この番号を見ればおよそ何年くらいに販売されたモデルかがわかります。ただ、この規則性が当てはまるのは2016年~2025年くらいで、ときどき01や85など一の位にも数字が振ってある場合がありますのでご注意ください。

DELL Latitude製品の番号の見方


例としては以下のようになります。

DELL Latitude製品の番号の例





Latitude 3000シリーズ


DELL Latitude 3520
DELL Latitude 3520。2022年撮影。


Latitude 3000シリーズは比較的手頃な製品が多かったです。だからといって、性能が低いというわけでもなく、しっかりと使える製品でした。

筆者も何台か使ったことがありますが、上位モデルと比較すると価格相応の落ち着いたデザインの製品が多いかなという印象は受けました。

13インチ/14インチ/15.6インチの各サイズが揃っていて、2-in-1タイプの製品もあるなど、会社などで導入する時にコストが抑えられる製品でした。




Latitude 5000シリーズ



DELL Latitude 5310 2-in-1
DELL Latitude 5310 2-in-1。2020年撮影。


DELL Latitude 5000シリーズは性能・機能・デザインなどのバランスがとれているスタンダードな製品でした。

価格は3000シリーズよりは高くなりましたが、バランスよくしっかり使いたいという場合にはこのシリーズが良い選択肢になったのではないかなと思います。

5000シリーズも13インチ/14インチ/15.6インチの各サイズが揃っていて、2-in-1タイプの製品もあり、幅広いラインナップから選ぶことができました。





Latitude 7000シリーズ


DELL Latitude 7330
DELL Latitude 7330。2022年撮影。

Latitude 7000シリーズは各シリーズの中でもプレミアムモデルに位置するだけあって、一目見た瞬間にグレードの高さがわかる製品でした。

デザインや質感などがとても良く、使い心地もワンランク上の感じがありました。実際、Latitude 7340 Ultralightという最小構成重量が982gとなっていて、当時の13インチの法人向けノートPCで最軽量のモデルでした。

ただ、価格はやはり高めの製品が多かったです。




Latitude 9000シリーズ


DELL Latitude 9510
DELL Latitude 9510。2020年撮影。

Latitude 9000シリーズはLatitude製品の中でも最上位のモデルとなっているだけあって、素材の質感とデザイン、そして性能や機能は非常に優れたものがありました。

一般向けのパソコンにはないような最上級のプレミアム感が伝わってくる製品でした。ディスプレイのフレームはスリムで4Kスピーカーを搭載していたりするモデルがあるなど、全方位で質の高さを追求した製品だと思います。

ただ、その分価格は高かったです。







2026年の販売モデルとLatitudeの後継機種



2026年現在のLatitude製品


2026年現在、Latitudeシリーズは2つの製品のみが販売されています。

いずれも、14インチのディスプレイで、CPUにSnapdragonを搭載した製品になっています。

Snapdragonを搭載したパソコンは、インテルやAMDのCPUを搭載したパソコンと比べて、ソフトウェアの互換性や周辺機器との接続が気になる点ではあります。
2026年現在では多くのソフトウェアが動くことが確認されていますが、普段使っているソフトが動くかどうかは予め確認しておいた方が良いでしょう。

また、古くから使い続けている周辺機器の場合、ドライバーが上手く動作しない場合もあるようです。最近の物であれば大丈夫だと思いますが、もし古い製品を使っているような場合には事前に確認をしておいた方が良いです。




Latitudeの後継機種


2025年にDELLは製品ラインナップを一新して、ブランドを再編しました。そのため、現在販売されているLatitude製品は順次なくなり、新たな製品に移行していく予定になっています。

DELL Latitude 3000 / 5000 / 7000 / 9000の各シリーズは主に以下の3つのシリーズに引き継がれています。



DELLシリーズ


DELL 14
DELL 14。


Latitude 3000シリーズの後継はDELLシリーズになります。DELL 14やDELL 14 Plus等、14インチから16インチまでの製品がラインナップされています。

DELLシリーズは一般向けの製品になりますが、Windows 11 Proを選ぶこともできるようになっています。10万円を切るモデルが多く、価格が安くて購入しやすいのがメリットです。

DELL 14 PlusなどのPlusがつく製品は上位モデルになります。

注意点としては、サポートは一般向けのものになります。翌営業日対応のオンサイト修理や24時間365日のサポート対応ではありません。

サポート内容が問題なければDELLシリーズは安価で導入しやすいのが大きなメリットです。もし、翌営業日対応のオンサイト修理や24時間365日のサポート対応が必要であれば、次のDELL Proシリーズを検討してみてください。


詳細はこちら Dell 14 (直販サイト)


レビューはこちら  DELL 14レビュー


レビューはこちら DELL 14 Plusレビュー




DELL Proシリーズ


DELL Pro 13

DELL Pro 13。

Latitude 5000シリーズの後継はDELL Proシリーズになります。

DELL Proシリーズはスタンダードな法人向けノートPC製品になります。ただ、以前のビジネス向け製品とは違って、個人でも購入できるようになっています。

vPro機能を搭載したCPUを選択できたり、ProSupportと呼ばれるビジネス向けサポートを選ぶことができます。サイズは14インチまたは16インチのモデルから選ぶことができます。

また、上位モデルとしてDELL Pro Plusシリーズもラインナップされています。こちらは13インチから16インチまで選ぶことができます。

ProSupportにはいくつかのバージョンがありますが、いずれのサポートでも翌営業日対応のオンサイト修理や24時間365日のサポート対応が利用できます。


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レビューはこちら  DELL Pro 14レビュー





DELL Pro Premiumシリーズ


DELL Pro 13 Premium
DELL Pro 13 Premium。

Latitude 7000 / 9000シリーズはDELL Pro Premiumが後継になります。

DELL Pro Premium製品はDELL Proシリーズの最上位の製品です。性能・機能・拡張性・デザインなどがトータルでワンランク上の位置づけになります。

こちらの製品も、翌営業日対応のオンサイト修理や24時間365日のサポート対応が利用できます。


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レビューはこちら DELL Pro 13 Premiumレビュー








実際に使ってみたDELL Latitude 3000シリーズ (3520)のレビュー紹介(2022年10月時点)


最後にLatitude製品のまとめとして、DELL Latitude 3000シリーズ (3520)のレビューを紹介します。2022年10月時点でのレビューになります。

これまでLatitude製品を何台かレビューしてきましたが、この製品が一番新しいものになります。



15.6インチのサイズで快適に使える性能


性能


DELL Latitude 15 3520は、CPUにインテル製第11世代のCore i3 / Core i5 / Core i7を搭載し、メモリは4GB/8GB/16GB/32GB/64GBから選択できるノートパソコンです。

Core i3を選ぶと抑えめの性能、Core i5を選択するとスタンダードな性能、Core i7にするとより良い性能になります。




今回のレビューではCPUにCore i5、メモリ8GB、SSD 256GBを搭載したモデルを使用しました。実際に、性能を測るベンチマークテストを実行してみると良いスコアが得られ、パソコンの起動や終了、アプリの動作も高速で、快適に使うことができました。

インターネットやOfficeソフトを使った書類作成、ZoomやTeamsを使ったビデオ通話、動画鑑賞などの作業が快適に行える性能です。



快適に使えるサイズと重さ


DELL Latitude 3520は、15.6インチのサイズのノートパソコンです。下の写真のようにA4ノートよりも大きくなります。




実際に重さを計測すると、約1.79kgとなっていました。15.6インチのノートパソコンとしては軽くできています。PCを持って部屋を移動したりするなど、場所を変えて使うことが簡単にできるので使い勝手が良いです。




15.6インチで約1.79kgだと、カバンに入れて外に持ち運ぶこともできるようになってきます。ただ、1.5kgを超えているので、頻繁に持ち運ぶのは疲れるかもしれません。普段は自宅や大学などに据え置いて使うことが中心で、たまに外出先に持ち運ぶというような使い方が良いでしょう。





落ち着いた色合いでスリムなデザイン


カラーはブラックとなっていて、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。




スリムなデザインで、スッキリしています。本体が薄くできているので爽やかに使うことができます。









キーボード


キーボード全体は下の写真のようになっています。15.6インチのサイズがあるのでゆったり使えます。テンキーも搭載されていて、数値の入力に便利です。




キーボードは特に使いにくいと感じるようなところはありませんでした。キーのサイズや間隔等、全く問題ありません。




テンキーはスタンダードな4列構成になっていて使いやすいです。




キーを拡大したところです。程よい打鍵感があり、快適に入力できます。




タッチパッドです。一本指での操作やクリックはもちろんのこと、二本指での操作(指先でつまんだり押し広げたりなどのピンチ操作など)にも対応しています。








液晶ディスプレイ


実際に作業してみて、ディスプレイの色域(sRGBカバー率など)はそれほど広くはありませんが、非光沢の液晶で蛍光灯などの映り込みが抑えられ、見やすくて使いやすいと感じました。問題なく使うことができるでしょう。





解像度


多くのモデルで解像度は1920×1080(フルHD)となっています。

フルカスタマイズ可能なモデルでは、1366 x 768(HD)のディスプレイも選択することができます。

今回のレビューでは、このフルHDの液晶を搭載したモデルを利用しています。



映り方


正面から見ても、上や横など角度を変えて見ても、色が抜けてしまったり違う色に見えたりするということもなく、しっかりと表示されます。とても見やすく感じました。視野角は広いです。








色の表示


sRGBカバー率は62.5%となっていて、一般的なディスプレイです。作品の品質が重要になるようなクリエイティブな作業には向いているとは言えませんが、普通に画像や動画を楽しんだり、インターネットやOfficeソフトを使った書類作成作業などの一般的な作業を問題なく行うことができます。

sRGBカバー率 62.5%
Adobe RGBカバー率  46.2%







周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは、よく使われるものがしっかりと搭載されています。









USBポート


USBポートが3種類(USB3.2×2、USB2.0×1、USB Type-C×1)合計4つ搭載されています。複数のUSB機器を同時に接続するのも問題ありません。

USB2.0ポートは転送速度がUSB3.2よりも遅いので、マウスなどを挿すのに使うと良いでしょう。

また、USB Type-Cポートを使うと、Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーや充電器からPCに充電を行うことができます。実際に試した結果は以下のようになります。20W以上の製品であれば充電可能でしたが、よりW数が大きいほど短時間で充電することができます。

   PC 電源ON PC 電源OFF 
モバイルバッテリー
(20W)
※1
充電器
(45W)
※2
※1 PCの充電は行えるが、「システムの電源アダプタのワット数が、通常動作に必要な最低条件を満たしていません。少なくとも27ワットのサポートされる電源アダプタを取り付けてください」の表示がされる。
※2 PCの充電は行えるが、「低速の充電ケーブル」の表示がされる。




SDカードスロット


SDカードスロットはmicro SDカードに対応しています。ストレージの容量が足りなくなってきたら、micro SDカードを挿して追加の保存領域として活用してみても良いでしょう。





HDMIポート搭載でプレゼンもOK


HDMIポートが搭載されているので、パソコンの画面をモニターやプロジェクターなど、大画面に映し出しながらプレゼンを行うことが簡単にできます。




実際に、DELL Latitude 3520とモニターとをHDMIケーブルで結んでみると、問題なくPCの画面をモニターに映し出すことができました。




PCと同じ画面を映し出すだけでなく、PCとモニターそれぞれに違う画面を表示させることも可能です。2つの画面で作業ができ(マルチモニター)、作業効率がアップします。




また、USB Type-Cポートも画面出力に対応しています。








オンライン授業やリモート会議に使えるカメラとマイク、スピーカーを搭載


ディスプレイの上部にはカメラとマイク、そして底面部にはスピーカーが搭載されています。

カメラにはプライバシーシャッターという機能が搭載されていて、カメラレンズにカバーをかけることができます。カバーをかけると絶対にカメラで撮影されることがないので、確実にカメラに映りたくないときは利用すると良いでしょう。


ディスプレイ上部に搭載されたカメラとマイク。カメラレンズのすぐ上にはレバーがあり、手動でレンズにカバーをかけることができる。



スピーカーの音質は普通だと思います。動画やビデオ通話など、問題ないでしょう。


本体の底面部には、左右に1つずつスピーカーが搭載されている。



DELL Latitude 3520が1台あれば、ZoomやSkypeなどのビデオ通話ソフトを用いたオンライン授業に対応することができますし、またリモート会議なども行うことが可能です。





パソコンのパフォーマンスを制御することが可能


DELL Latitude 3520では、DELL Power Managerというソフトが標準でインストールされていて、その中のサーマル管理という機能を利用すると、CPUのパフォーマンスを制御することが可能になります。

よりCPUのパフォーマンスを上げて高速に実行したり、逆にパフォーマンスを落として静音性を高めるという使い方ができます。




時間のかかる処理や負荷のかかる処理を行う時は、超高パフォーマンス設定で実行するとより早く完了するでしょう。また、図書館やカフェなど静かな場所で使う場合は、静音モードにするとより静かに使うことができるようになります。







静音性の確認


上述のサーマル管理機能を使って、最適化、静音、超高パフォーマンスの各モードで動作音を計測しました。

まず、標準設定の最適化モードです。動画を見たりするなど負荷のかからない作業の時はとても静かに使うことができました。負荷がかかると動作音は大きくなりましたが、一般的なノートパソコンよりも静かでした。快適に使えると思います。

静音モードでは、最適化モードよりも静かでした。負荷の低い作業のときは静かですし、負荷がかかっても動作音は抑えられました。一般的なノートパソコンと比べても静かでした。静かに使いたい時はこのモードを利用すると良いでしょう。

超高パフォーマンスモードでは、負荷のかからない作業をしているときは他のモードと同様に静かです。負荷がかかる作業をすると、動作音は大きくなりました。一般的なノートパソコンと比べても同等の大きさでした。

普段は標準設定の最適化モードで使うということで全く問題ないでしょう。快適に使用できると思います。超高パフォーマンスモードでも問題ないかもしれません。もし、より静かに使いたいという場合には、静音モードを利用すれば良いでしょう。

測定項目  測定値   
 最適化 静音  超高パフォーマンス 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db  
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db  
YouTube閲覧時 28~29db  
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~29db
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R20実行)
35~36db 32~33db  39~40db 







DELL Latitude 3520の性能と仕様


DELL Latitude 3520の仕様と性能を確認してみましょう。

OS Windows 11 Home / Pro
Windows 10 Pro
Ubuntu Linux
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i5-1145G7
Core i5-1165G7
メモリ 4GB (4GB×1)
8GB (4GB×2, 8GB×1)
16GB (16GB×1, 16GB×2)
32GB (16GB×2, 32GB×1)
64GB (32GB×2)
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB
 ディスプレイ  フルHD(解像度:1920×1080)
非光沢

HD(解像度:1366 x 768)
非光沢
 サイズ 15.6インチ 
光学ドライブ -
SDカード micro SD
有線LAN
無線LAN
指紋認証 オプション
USBポート USB3.2 × 2
USB2.0 × 1
USB Type-C × 1
HDMIポート
Office 選択可
Microsoft Office Home & Business
Microsoft Office Personal
Microsoft Office Professional
 重さ  約1.7kg~


今回のレビューで使用したDELL Latitude 3520の主な仕様は以下の通りです。

OS: Windows 10 Pro
CPU: Core i5-1135G7
メモリ: 8GB (8GB×1)
ストレージ: SSD 256GB
ディスプレイ:フルHD(解像度:1920×1080)


CPUはCore i3 / Core i5を搭載したモデルが多くラインナップされています。Core i7を搭載するには、フルカスタマイズ可能なモデルを選択してください。性能はCore i3 < Core i5 < Core i7となります。

メモリは最低で4GB、最大で64GBまで搭載することが可能です。32GB以上のメモリを搭載するには、フルカスタマイズ可能なモデルを選択する必要があります。
8GB×1のようにシングルチャネルのメモリにすると、グラフィックスの性能が少し下がります。ネットやOfficeソフトを使う作業などではまったく問題ありませんが、もしグラフィックス性能を必要とする作業をする場合には、4GB×2や8GB×2のデュアルチャネルメモリを選択するようにしてください。

ディスプレイはフルHD画質のものが多くラインナップされていますが、フルカスタマイズ可能なモデルではHD画質のものを選択することができます。現在の主流はフルHD画質のものですが、価格を下げたいということであればHD画質のものを検討してみてください。

レポートや書類作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Word、Excel、PowerPointが必要であればOffice Home and Businessがおすすめです。フルカスタマイズ可能なモデルでは、Office PersonalやOffice Professionalも選択することができます。



以下は、CPUとストレージの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUのベンチマーク


CINEBENCH R15とCINEBENCH R20という2つのベンチマークソフトでCPUの性能を測定しました。

スコアはそれぞれ1649ptsと4488ptsでやや抑えめですが、一般的な作業をするのに十分なスコアです。問題なく使うことができるでしょう。







また、上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、各モードでCPUの性能を計測しました。ご参考までにご覧ください。

静音モードにするとパフォーマンスは15%程度下がりますが、その分動作音を抑えて使うことが可能です。

超高パフォーマンスモードは、最適化モードより5~20%程度パフォーマンスがアップしました。

設定  スコア
(CINEBENCH R20) 
スコア
(CINEBENCH R23)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
最適化(標準) 1649 497 4488 1124
静音 1390 510 3586 1320
超高パフォーマンス 1976 448 4724 1267





ストレージのベンチマーク


ストレージ(SSD)の速度を計測しました。PCIe NVMe M.2タイプのSSDなので、高速に動作することがわかりました。PCの動作が高速化され、快適に使うことができます。





グラフィックスのベンチマーク


グラフィックスの性能を評価してみました。8GB×1のシングルチャネルのメモリなので、本来の半分程度のスコアとなっています。ゲームをプレイしたり高いグラフィックス性能を必要とする処理は難しいですが、ネットやメール、Officeソフトを使うなど、一般的な用途に使う分には全く問題ありません。








各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。

ベンチマーク 評価対象 スコア
Fire Strike DirectX 11 1679
Night Raid DirectX 12 7722






外観の確認


DELL Latitude 3520の外観を確認してみましょう。

まず、天板部分です。落ち着いたブラックの天板の中央に、DELLのロゴが刻印されています。





天板を閉じた状態の様子です。スリムにできているのでスッキリと置いておけます。





ディスプレイを開いて前から見たところです。












後ろ側から見たところです。





底面です。




ACアダプターです。






本体右側面です。micro SDカードスロット、マイク・ヘッドフォンジャック、USB2.0ポート、USB3.2ポート、有線LANポート、セキュリティロックスロットがあります。




左側面です。電源コネクタ、HDMI、USB3.2ポート、USB Type-Cがあります。




本体手前側です。




背面側です。






まとめ


DELL Latitude 3520は、15.6インチノートPCとして約1.78kgという軽さで、とても使いやすい法人向けノートPCです。

スタンダードな性能で快適に使うことができます。

Wi-Fiに加えてLANケーブルを挿してもインターネットに接続できますし、複数のUSBポートやHDMIポートなどもしっかり搭載されているので、周辺機器との接続も安心です。

大学のゼミや研究室などでも導入しやすいです。






この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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