DELL Inspiron 15 AMD (5515) レビュー スリムで軽量な15.6インチノートパソコン

執筆者:石川
(ITエンジニア)
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DELLのInspiron 15 AMD (5515) は15.6インチノートパソコンとしては軽く、重さが約1.64kgで使いやすいです。

最新の高性能なCPUと最大16GBのメモリ、そして高速に動作するSSDが搭載されています。周辺機器との接続に必要なインターフェースもしっかりと搭載されています。

しかもOfficeソフトがついても、7万円~10万円前後で購入できるので、とてもお買い得なノートパソコンです。

実際にDELLのInspiron 15 AMD (5515) を使用してみましたので、レビューをご紹介します。





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最新のCPUを搭載し、勉強もプライベートも非常に快適に使える性能で価格も手ごろ


DELL Inspiron 15 AMD (5515) はAMD製の最新世代のCPUを搭載し、非常に快適に動作します。実際、パソコンの起動や終了は速くアプリの動作も快適で、すぐに次の動作に取り掛かれます。




インターネットやメール、SNS、動画鑑賞なども非常に快適に使えます。もちろん、Officeソフトを使ったレポートや書類作成も快適に行える性能です。文系も理系も、学業からプライベートまで幅広く使える充実した性能を持っています。

CPU、メモリ、ストレージで選択できる構成は以下のようになっています。性能が高くなるほど価格も上がりますが、Officeソフトがついて7万円~10万円程度で購入できるのはとても魅力的です。

CPU Ryzen 5 5500U / Ryzen 7 5700U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB





高級感のあるデザインで大学生に良く似合う


DELL Inspiron 15 AMD (5515) には、プラチナシルバーとミストブルーという2色のカラーモデルがラインナップされています。今回のレビューではプラチナシルバーのカラーモデルを使用しました。とても高級感のあるデザインのノートパソコンで、大学生がとてもかっこよく使うことができます。

プラチナシルバーのカラーは天板がとても爽やかなシルバーとなっています。アルミニウムの素材が活かされていて、とても上品な仕上がりになっています。




キーボードはグレーとなっています。高級感のある色合いになっていて、ディスプレイのフレームの色と良く調和しています。しかも、ディスプレイのフレームは細くなっていてとてもかっこよく見えます。







軽くて使いやすい15.6インチのノートパソコン


DELL Inspiron 15 AMD (5515) は、15.6インチのサイズでスッキリした軽量なノートパソコンです。

まず、15.6インチなので、画面が広くてとても作業がしやすいです。キーにもゆとりがあり快適に入力できます。本体はスリムにできていて、見た目的にもスッキリしています。




ディスプレイを閉じた状態でも十分に厚みが抑えられています。




真横から見ると特に薄さが良くわかります。キーボードやディスプレイが薄くできています。




15.6インチなので、A4ノートよりも大きいです。カバンに入れる場合は、A4ノートが余裕で入るくらいの大きさのものを用意すると良いです。スリムなPCなのでカバンの中のスペースには十分に余裕ができます。






15.6インチのサイズで重さは約1.64kg(カタログに掲載されている値)となっています。実際に計量してみると、約1.65kgとなっていてほぼ同じでした。




一般的な15.6インチノートPCは2kg前後の重さのものが多く、それらと比較するととても軽く、持ち運ぶことも可能です。15.6インチサイズのノートパソコンが1.6kg程度の軽さになるとは、数年前までは考えられませんでした。自宅で場所や部屋を変えて使うなど、移動したり片付けたりするときにとても扱いやすいです。


また、これくらいの重さであれば、カバンに入れて持ち運ぶということもできるようになってきます。ただ、1.0kg前後のモバイルノートパソコンと比較すると重いので、頻繁に持ち運ぶというよりは、普段は自宅で据え置いて使い、必要なときのみ持ち運ぶという使い方が適しています。


実際に、DELL Inspiron 15 AMD (5515) をリュックに入れてみたところです。厚みが抑えられていて、スッキリと入りました。









レポート作成に必要なOfficeソフトを選択可能


大学の講義で課されるレポートや卒論・修論の作成に必要な、Officeソフトを選択することができます。

セットで購入する場合は、Office Home and Businessとなります。Office PersonalやOffice Professionalは選ぶことはできません。

Office Home and BusinessにはWord、Excel、PowerPointが入っていますので、レポート作成にすぐに使うことができます。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。





インターネットにはWi-Fiで接続できる


インターネットにはWi-Fiで接続することができます。

Wi-Fi 6(11ax)に対応したモデルと、そうでないモデル(Wi-Fi 5: 11ac)とがラインナップされています。ネットワークアダプターの項目に記載されていますので、必要であればご確認ください。

Wi-Fi 6はWi-Fi 5よりも高速に通信ができます。もしWi-Fi 6で通信したいということであれば、Wi-Fi 6に対応したモデルを選択してください。ただ、Wi-Fi 5(11ac)でも実用上十分高速な通信速度が出ますので、Wi-Fi 5でも全く問題ありません。








快適に入力でき、テンキーも搭載されたキーボード


キーボードは以下のようになっています。15.6インチのサイズがあるので、広々と使えて快適に作業ができます。テンキーがついていて、実験で得られた数値データや家計簿などお金の入力に便利です。





キーボードの左側です。スペースキーの両隣のキーがくっついていますが、特に問題なく使えます。




キーボードの右半分です。Backspaceキーと「\」キーがくっついています。「\」キーが若干小さいので、このキーをよく使う人は最初は目で確認しながら入力したほうが良いかもしれません。ほかにもくっついているキーがありますが、こちらは特に問題はないでしょう




キーボードを拡大したところです。適度な打鍵感があり、問題なく入力できるでしょう。




タッチパッドです。広くて操作しやすいです。タッチパッドの縁がダイヤモンドカットとなっていて、光の当たり方によってキラリと輝きます。









映りの良いディスプレイ


ディスプレイ周りのフレームがとても細くなっていて、外観的にも洗練された印象があります。

ディスプレイはフルHD(解像度1920×1080)で、非光沢の液晶が搭載されています。映り込みが少なく目に優しいです。発色が良く綺麗なディスプレイです。

また、上や横など、角度を変えて見ても色合いが変わることなく綺麗に表示されます。IPS液晶という記載はないのですが、とても映りの良い液晶ディスプレイです。





sRGBカバー率は66.6%となっていて一般的なディスプレイです。インターネットやメール、SNS、Officeソフトを使ったレポート作成など、特に問題なく使えるでしょう。

sRGBカバー率 66.6%
Adobe RGBカバー率  50.1%


視野角も広く、上や横など角度を変えて見ても綺麗に表示されます。




解像度は1920×1080(フルHD)です。









指紋センサーを搭載し、簡単ログイン&高いセキュリティを実現


キーボードの一番右上部分には指紋センサーが搭載することができます。今回のレビューでは、指紋センサー非搭載のモデルを使用しましたが、オプションで指紋センサーを搭載すると下の写真の赤で囲った位置に搭載されるようになります。

指紋センサーが搭載されると、電源ボタンとの兼用になります。指をかざすだけでログインでき、パスワードを入力する手間が省けて便利です。素早くパソコンを使い始めることができます。

また、他人が勝手にパソコンを使うことを防止することができるので、大事なデータや秘密にしておきたい情報を守ることができます。セキュリティを高めることが可能になります。




多くのモデルが標準で指紋センサーを搭載していますが、中にはオプションで選択しないといけないモデルもラインナップされていますので、指紋センサーが必要な方はご注意ください。構成のカスタマイズ画面のパームレストの項目のところを見ると、指紋認証センサーが搭載されているかどうかを確認することができます。







周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは、以下のものが搭載されています。光学ドライブは搭載されていませんが、パソコンを使っていて必要となるインターフェースは、おおよそ搭載されているといっていいでしょう。







標準サイズのUSBポートが合計2つ搭載されていて、USB機器との接続は問題ありません。複数のUSB機器を同時に接続することができるので安心です。USB Type-Cポートもあるので、対応するスマホを接続することも可能です。

また、モニターやプロジェクターにPCの画面を映すことができるHDMIポートや、SDカードスロットが搭載されています。

SDカードスロットはフルサイズに対応しています。デジカメで使われることが多いフルサイズのSDカードを扱えるのは良いですね。micro SDカードもアダプターを使って読み書きできるようになりますので便利です。


USB Type-CポートはPower Deliveryに対応しています。今回、Power Delivery対応で最大20W出力が可能なモバイルバッテリーを使って、PCの電源がOFFの状態でPCを充電することができました。外出先にパソコンを持って行く場合、PCを使っていない時間で充電することができるので便利になります。








プレゼンに対応できるHDMIポート搭載


大学ではゼミや研究室に所属すると、プレゼンを行う機会があります。DELL Inspiron 15 AMD (5515) にはHDMIポートが搭載されていて、モニターやプロジェクターとつなぐことで、パソコンの画面を映し出すことができます。

大学の授業やゼミ、研究室などでプレゼンを行うときでも、ノートパソコンの画面に表示した資料をモニターやプロジェクターに映し出して発表することができます。




実際にノートパソコンの画面をモニターに映し出すことができました。HDMIケーブルを接続するだけですぐに表示されます。





他にも、自宅のテレビとつなぐことで、ノートパソコンの画面を映し出すことも可能になります。YouTubeなどの動画をテレビの大画面に映して楽しむという使い方ができます。


また、USB Type-Cポートは画面出力にも対応しています。USB Type-Cに対応したディスプレイに接続することもできます。





サウンドとスピーカー


スピーカーは底面に左右2つ配置されています。スピーカーからのサウンドは良いと思います。




もちろん、サウンドには好みがあるので、自分好みに調整することが可能です。MaxAudioProというソフトが標準でインストールされていて、動画向けやピアノ、ハードロックなどの設定があらかじめ用意されていますし、個別に細かくカスタマイズすることもできます。




マイク・ヘッドフォンジャックにイヤホンやヘッドセットを挿すと、最適な音響環境で聴くことができるように、自動的にダイアログが立ち上がります。接続した機材に応じて、一番心地よく聴くことができるように音響を調節してくれるようです。







プライバシーを守るカメラを搭載


ディスプレイ上部にはカメラとマイクが搭載されています。カメラにはプライバシーを守るためのレンズカバーが搭載されています。すぐ上側にレバーがあって、これを手動で左右に動かすことでカメラレンズにカバーをかけることができます。

万が一カメラが起動していることに気がつかなかったとしても、カバーがされていれば撮影される心配はありません。カメラに映りたくないときや、カメラを使用しないときはカバーをかけておくことで安心して作業をすることができます。







オンライン授業やオンライン英会話、ネットの資格講座なども受講できる


上述したように、DELL Inspiron 15 AMD (5515) には、カメラとマイク、スピーカーが搭載されているので、これ1台でZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトを使った大学のオンライン授業にも対応することが可能です。

また、大学在学中に様々な資格を取得したり、英会話の勉強に取り組む大学生も多いと思います。現在は様々なスクールや講座がネットで受講できるようになっています。大学のオンライン講義と同様に、ZoomやSkypeなどを使って受講できるので、このPCがあればこれらのオンライン講座をしっかり受講することが可能です。





静音性の確認


パソコンを使っているときの動作音の大きさを確認しました。

動画を見たりするなど負荷のかからない作業の時は静かに使うことができました。負荷がかかると動作音は大きくなりましたが、一般的なノートパソコンと同等程度の大きさでした。特に問題はなく使うことができるでしょう。

測定項目  測定値   
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
YouTube閲覧時 28~30db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~30db
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R20実行)
38~39db





性能と仕様


DELL Inspiron 15 AMD (5515) の仕様と性能を確認してみましょう。

OS Windows 10 Home / Pro
CPU Ryzen 5 5500U / Ryzen 7 5700U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB
 ディスプレイ  フルHD(解像度:1920×1080)
非光沢
光学ドライブ -
 グラフィックス AMD Radeon Graphics
SDカードスロット
(フルサイズ対応)
有線LAN -
無線LAN
指紋認証
(オプション)
USBポート USB3.2 × 2
USB Type-C × 1
HDMIポート
Office 選択可
Microsoft Office Home & Business
 カラー プラチナシルバー
ミストブルー
 重さ  約1.64kg


今回のレビューで使用したDELL Inspiron 15 AMD (5515) の主な仕様は以下の通りです。

OS: Windows 10 Home
CPU: Ryzen 7 5700U
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB


CPUは最新のRyzen 5またはRyzen 7選択することができます。性能はRyzen 5< Ryzen 7となりますが、どちらも非常に高い性能で快適に使うことができます。

メモリは8GBまたは16GBを選択することができます。

ストレージは高速に動作するSSDが搭載されています。

文系も理系もCPUにRyzen 5、メモリ8GBを選択するとスタンダードな性能になります。ネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成、動画鑑賞プログラミングなど、幅広い作業に用いることができます。長く快適に使うことができるでしょう。

理系の場合は負荷のかかる処理を行うことも多いので、余裕があればCPUをRyzen 7にしたり、メモリを16GBにしたより高性能なモデルを選択しても良いでしょう。高性能なモデルを選択しても、このページで紹介しているクーポンを利用すればとてもリーズナブルな価格で購入することができます。

特に画像や動画処理を行ったり、軽めのゲームプレイも楽しみたいと思っている人は、メモリを16GBにしておくとグラフィックス性能がしっかりと発揮されます。


レポート作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Office Home and Businessを選択できますので、Word、Excel、PowerPointが含まれていて、レポート作成にすぐに使うことができます。



以下は、CPUとストレージの性能、そしてグラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUの性能


非常に高いスコアが得られました。ノートパソコンとして非常に高い性能です。高速に動作し、快適に使うことができます。











ストレージの性能


ストレージ(SSD)の速度です。読み書きともに非常に高速に動作することがわかりました。パソコンの起動や動作が高速化されます。








グラフィックスの性能


インターネットやメール、SNS、動画鑑賞やOfficeソフトを使った作業など、全く問題なく使うことができます。画像や動画処理、軽めのゲームなどのグラフィックス性能を必要とする作業も問題なくできるでしょう。








各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。


ベンチマーク 評価対象 スコア
Fire Strike DirectX 11 3087
Night Raid DirectX 12 12831









外観の確認


DELL Inspiron 15 AMD (5515) の外観を確認してみましょう。今回はプラチナシルバーのカラーモデルになります。

まず、天板部分です。爽やかなシルバーの天板の中心に、DELLのロゴが刻印されています。




スリムな筐体です。




背面部分は緩やかな曲線を描いていて、丸みを帯びています。ソフトな印象です。




ディスプレイを開いて、前から見たところです。ディスプレイのフレームが細く(ナローベゼル)、本体もスリムなのでスッキリとした見た目です。











キーボードの色はグレーとなっていて、上品な仕上がりになっています。パームレスト(手を置く場所)はアルミニウム素材が使用されています。




本体を後ろ側から見たところです。













底面部です。




ACアダプターです。




本体右側面です。SDカードスロット、USB3.2、ヘッドフォンジャックがあります。




本体左側面です。電源コネクタ、HDMI、USB3.2ポート、USB Type-Cポートがあります。




背面側です。




手前側です。






まとめ


DELL Inspiron 15 AMD (5515) は15.6インチの広い画面で快適に作業ができ、しかも約1.64kgというとても軽さのノートパソコンです。普段は自宅で据え置いて使うのが中心になると思いますが、必要に応じて持ち運べる利便性も兼ね備えています。

高い性能のCPUとメモリ、そして高速に動作するSSD、映りの良いディスプレイを搭載し、しかもOfficeソフトがついても、7万円~10万円前後で購入できるので、とてもお買い得なノートパソコンです。短所も少ないので、とても良いノートパソコンと言えます。

普段は自宅で使うことが多く、なるべく価格を抑えて購入したいという方は、是非検討してみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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