VAIO F14レビュー 完成度が高く使いやすいノートパソコン

更新日:2024年1月5日

軽くて持ち運びがしやすく、しかも性能が良くて使いやすいノートパソコンを探している方に最適なのがVAIO F14です。

VAIO F14は最新のCPUを搭載して軽快に動作するだけでなく、14インチの広めの画面と作業がしやすく、カバンに入れて持ち運ぶこともできてとても便利です。

USBポートやHDMIなどのポート類、セキュリティ機能も非常に充実しています。

しかも、直販サイトで購入すればメーカー保証が標準で3年もあり、安心して使用することができます。また、ムーミンのキャラクターが描かれたムーミンモデルもあります。

今回、実際にVAIO F14を使用してみましたのでレビューをご紹介します。


VAIO F14。機材貸出:VAIO株式会社



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性能、作業のしやすさ、持ち運びのしやすさなど丁度良いバランス感覚のノートPC


ノートパソコンを選ぶ際には、性能、作業のしやすさ、持ち運びのしやすさ、デザイン、周辺機器との接続のしやすさなどを総合的に考えますが、VAIO F14はこれらのバランスが高いレベルで保たれていて、万人におすすめできるとても良いノートパソコンです。




最新のCPUを搭載して高速に動作する性能、14インチの見やすいディスプレイと使いやすいキーボード、そして使いやすいデザインで豊富なポート類を搭載しています。

しかも、ほぼA4サイズで軽く、自宅で使うのも外出先に持ち運んで使うのも問題ありません。指紋センサーや顔認証などのセキュリティ機能も搭載し、大事なデータをしっかり守ることができます。欠点がほとんどないといってもいいくらいで、とても使いやすいノートパソコンです。





ネットもOfficeソフトも動画鑑賞も超快適に使える良い性能


VAIO F14は最新のCPUを搭載し、メモリは8GB~32GBとなっていて、とても快適に使うことができます。

CPUはCore i3 / Core i5 / Core i7から選ぶことができます。性能はCore i3 < Core i5 < Core i7となりますが、Core i3でも高い性能なので、多くの人が快適に使うことができるでしょう。




インターネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成、動画鑑賞、SNSといった作業がとてもスムーズに行えます。パソコンの起動や終了もテキパキとしていて快適です。また、ちょっとした画像編集などにも使うことができます。

大学生の場合は、講義レポートを作成したり、インターネットで調べ物をしたり、ネットショッピングしたりといったことが余裕で行えます。


講義資料を開いているところ。


また、性能が良いのでプログラミングにも使うことができます。データの解析やアプリの開発などが行えます。




このように、とても良い性能なので、学業からプライベートまでしっかり使うことができます。





使いやすいデザイン


ネイビーブルー、サテンゴールド、ウォームホワイトの3色のカラーモデルが用意されています。今回のレビューでは、ネイビーブルーのカラーモデルを利用しました。




ネイビーブルーのカラーモデルは落ち着きと上品さが感じられ、男性も女性も使いやすい色合いだと思います。




ディスプレイのフレームがスリムでスッキリとしています。また、ディスプレイを開くとキーボードに緩やかな角度がつくようになっています。デザインを損ねることなく、タイピングのしやすさという機能性がしっかり搭載されています。




キーボードも同じネイビーブルーで統一されています。キーの文字がホワイトで視認性も良いです。






ムーミンモデルもある


上で紹介したのは通常のVAIO F14なのですが、それとは別にムーミンとコラボした特別モデルもラインナップされています。ネイビーブルー、ウォームホワイト、サテンゴールドのカラーモデルが用意されていて、それぞれ異なるムーミンのキャラクターが描かれています。ムーミンファンにとってはとてもうれしいですね。

ちなみに、価格は通常モデルよりも15,000円ほど高くなっているようです。

今回のレビューでは、ネイビーブルー、ウォームホワイトのカラーモデルを使うことができたのでご紹介します。

ムーミンコラボモデルでは、ログインするとムーミンのキャラクターの壁紙が迎えてくれます。




そして天板には壁紙と同じイラストがデザインされています。ホームページの写真を見たときは、蒔絵のような煌びやかな感じかなと想像していたのですが、実際に手に取って見てみるとトーンは抑えめかなという印象です。主張しすぎない感じが逆に良いです。




カラーによって描かれる図柄が違っています。本体カラーと好きな図柄との組み合わせで悩みそうです。







ちなみにパソコンが入っている箱にもムーミンの絵が描かれています。捨てずにとっておきたいですね。






この下の外観の確認の項でもデザインを詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。


詳細はこちら → VAIO ムーミンモデル(直販サイト)






持ち運びやすいサイズと軽さ


本体の重さは実測で約1.30kgでした。1kgを切るような超軽量モバイルノートPCよりは重くなりますが、片手でも持ち上げることができるくらいとても軽いノートパソコンです。

軽くてとても使いやすいです。大学など外出先に持っていく場合でも、楽に持ち運ぶことができます。カバンに入れて持ち歩いても疲れにくいのがうれしいです。





VAIO F14を実際に軽量すると約1.30kg。


本体サイズはA4ノートよりも少しだけ大きいです。ほぼA4サイズと思ってもらって大丈夫です。









追加料金なしで安心の3年保証


オンラインの直販サイトで購入すると、メーカー保証期間が3年となります。

通常は1年間なのですが、追加料金を払うことなく3年の保証となります。大学生活は4年間あるのでそのうちの3年をカバーすることができ、とても安心して使うことができます。





キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。スタンダードな日本語配列のキーボードですが、日本メーカーらしい細やかな気配りがされています。




キーの大きさや間隔等、まったく問題ありません。




最近はEnterキー周りがやや窮屈なキーボードをよく見かけますが、VAIO F14のキーボードはとてもスッキリしています。




キーの上部が緩やかに湾曲していて指の形状にフィットしやすくできています。長時間タイピングしても疲れにくいのではないかと思います。




タッチパッドです。スクロールやクリックはもちろんのこと、スマホの操作のように二本指で押し広げたり縮めたりするような操作もできます。




パームレストはヘアライン仕上げになっています。




ディスプレイを開くと、キーボードに緩やかな角度がつくようになっていて、入力がとてもしやすくなります。レポートや資料を書いたり、ネットで検索を続けたりなど、作業が長時間になっても疲れにくくなるのはありがたいです。








ディスプレイ


発色等、表示のされ方に特に問題はなく見やすいディスプレイです。ディスプレイのフレームもスリムになっているので、見た目的にも良い感じです。


映り方と色の表示


自然な色合いで表示されるディスプレイです。ディスプレイは非光沢となっているので、蛍光灯などが画面に映りこむことを防ぎ、目が疲れにくくて見やすくなっています。




正面からだけでなく、別の角度から画面を見ても色合いが変化するということはありません。姿勢を変化させても映り方が変わらないので、作業していても疲れにくいです。





ちなみに、sRGBカバー率は63.3%となっていました。一般的なディスプレイです。

VAIO F14はあまり欠点のない製品ですが、あえて欠点を言うとこのsRGBカバー率が100%近くない点かなと思います。ただ、それでも上の写真のように問題なく表示されますし、困ることはありません。

もし、画像や動画編集など、より正確な色表現が重要になる作品制作などに使用する場合には、外付けのモニターを用意したほうがよいかもしれませんが、インターネットや動画鑑賞、Officeソフトを使った作業などの一般的な用途に問題なく使えますので、特に困ることはないでしょう。

sRGBカバー率 63.3%
Adobe RGBカバー率 47.0%



サイズや解像度


ディスプレイのサイズは14インチで、解像度は1920×1080(フルHD)となっています。









レポートや卒論の作成に必要なOfficeソフトを選択可能


大学の講義で課されるレポートや卒論・修論の作成に必要な、Officeソフトを選択することができます。パソコンとセットで購入することができ、Officeソフト単体で購入するよりも安くなります。

Microsoft Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalから選ぶことができます。それぞれのバージョンに含まれるアプリは以下の表のようになっています。

 Office Personal Word、Excel、Outlook
 Office Home and Business Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote
 Office Professional Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、
Publisher、Access


Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。

もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはWord、Excelが含まれています。

Office ProfessionalはOffice Home and Businessに、さらにPublisherというDTPソフトとAccessというデータベースが含まれるようになります。これらを使う人はあまりいないと思いますが、もし必要であれば検討してみてください。






インターネットへの接続はWi-Fi、またはLANケーブルで可能


インターネットにはWi-Fiで接続できるのはもちろんのこと、LANケーブルを挿して接続することもできます。


有線LANポートにLANケーブルを挿してインターネットに接続することもできる。


一般的に、LANケーブルでネットに接続すると通信がより安定します。もし、オンライン授業を受けるなど、長時間ネットに安定して接続したい場合にはLANケーブルが使えると便利です。






周辺機器との接続に必要なインターフェース


USBポートなどのインターフェースは非常に充実しています。ほぼ完璧といってもいいくらいです。しっかりと使えるでしょう。









USBポート


USBポートはUSB3.0 Type-Aポート×3、USB Type-C×1となっていて、非常に豊富です。下の写真のように、外付けハードディスクやUSBメモリ、有線マウス、スマホなどを同時に接続することができます。複数の機器を同時に使えてとても便利です。





USB Type-CポートはPower Deliveryに対応しています。今回、モバイルバッテリーや充電器を接続してみたところ、45W以上のものであればパソコンの電源がON/OFFにかかわらず、PCの充電ができました。

もし、VAIO F14を外に持ち運ぶ場合、ACアダプターがなくてもPower Delivery対応のモバイルバッテリーを使えばパソコンの充電を行うことができます。

   PC 電源ON PC 電源OFF
モバイルバッテリー
(20W)
× ×
充電器
(45W)
45W以上の出力が可能なモバイルバッテリーや充電器でパソコンの充電ができる。




プレゼンやマルチモニターも可能


大学生は大学のゼミや研究室、演習などでプレゼンを行う機会がありますが、HDMIポートが搭載されているので、問題なく対応することができます。


HDMIポートとHDMIケーブル。


HDMIケーブルでつなぐだけで、簡単にPCの画面と同じものをモニターに出力することが可能です。プレゼンも問題ありません。




PCの画面を拡張して、PCとモニターの2画面で別々の作業を行うこともできます。




また、USB Type-Cポートを使っても画面出力が可能です。HDMI、USB Type-Cを使うと、最大3画面(PCの画面を含む)への出力が可能になります。






micro SDカードに対応


SDカードスロットはmicro SDカードに対応しています。







カメラとマイク、スピーカー


カメラとマイク、スピーカーについて確認してみましょう。


カメラ


カメラはディスプレイ上部に搭載されています。顔の正面に来る位置にあるので、ビデオ通話する場合でも顔の角度をあまり気にしなくても大丈夫です。


カメラのセキュリティもしっかり搭載されていて、顔認証とプライバシーシャッターを利用することができます。

プライバシーシャッターはカメラレンズにカバーをかけることができる機能です。カメラレンズが常にオープンな状態だと、気が付かないうちにカメラに映ってしまっているかもという不安がありますが、カバーをかけておくと絶対に映らないので安心です。

カメラのすぐ上側にレバーがあるので、手で左右に動かすだけで簡単に利用することができます。カメラの見た目が変わるので、シャッターがONかOFFかの状態もわかりやすいです。


プライバシーシャッター。



また、ZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトでカメラを利用する時は、背景をぼかしたり、光の加減を調整したりなどしたいことがありますが、標準で搭載されているアプリを使って対応することができます。





マイク


マイクも同様にディスプレイ上部に搭載されています。

AIノイズキャンセリング機能が搭載されていて、周囲のノイズを除去してくれます。オンラインで会話しているときに、自宅でインターフォンが鳴ったり、近所の工事現場の作業音がしていても、綺麗にカットしてくれるので安心です。





スピーカー


スピーカーは本体の底面に搭載されています。スピーカーからの音について、動画を見たり人の話す声などは問題ないと思いました。ただ、音楽についてはややライトに感じました。


本体底面に搭載されているスピーカー。


音質は好みもあると思います。Dolbyサウンドアプリがインストールされていて、音質を細かく調整することが可能ですので、気になる方は調節してみてください。


音質を調整するイコライザー。


また、ヘッドホンやイヤホンを使って音質を確認してみたところ、とても良い品質で音声を聞くことができました。PCのスピーカーの音が合わないと思ったら、ヘッドホンやイヤホンを使って聞くと良いでしょう。


(左)ロジクール製ヘッドセット
(右)Apple製イヤホン







指紋センサーを搭載


電源ボタンには指紋センサーが内蔵されています。指でなぞるだけでログインすることができ、とても便利です。

また、顔認証と同様にセキュリティを高めることができます。指紋センサーも顔認証も搭載されているので、好きな方を選ぶことができるのはありがたいです。







マウスも選択可能


VAIO F14を購入する際に、セットでマウスも選択することが可能です。本体カラーがネイビーブルーのときは同じ色のマウス、サテンゴールドまたはウォームホワイトの場合はウォームホワイトのマウスになります。




マウスの外観は下の写真のようになっています。無線接続のマウスで、Bluetoothで接続する、もしくは専用のワイヤレス受信機を用いて接続することが可能です。

幅62.2mm×高さ32.3mm×奥行き100.0mmとなっています。やや小型のマウスです。クリック音が抑えられた静音型のマウスです。




購入する際、マウスは標準で選択状態になっているのでご注意ください。マウスが不要の場合は、「マウスなし」を選択することで、3,000円安くなります。



購入の際、マウスなしを選択すると3,000円安くなる。







パソコンの性能を調整する機能


VAIO F14では、CPUとファンの動作モードを設定することによって、パソコンの性能を調整することができます。

通常は標準設定になっていますが、静かさ優先モードにすると、パソコンの動作音を抑えて使うことができるようになります。図書館やカフェなどで作業するときには静かさ優先モードを使うと使いやすいと思います。

また、パフォーマンス優先モードにすると、パソコンの動作音は大きくなるのですが、CPUの性能を25~30%程度も高くして使うことができるようになります。負荷のかかる作業を行う時にはこのモードにすることによって、作業完了までの時間を短くすることができます。







静音性の確認


上述のパソコンの性能を制御できる機能を使って、パソコンを使っているときの動作音の大きさを確認しました。

標準モードと静かさ優先モードでは、動画を見たりインターネットをしたりするなどの軽めの作業をしているときは静かに使うことができました。一方で、パフォーマンス優先モードでは、何もしていないアイドル状態でもPC内部の冷却ファンが回転していて、やや気になる動作音でした。

パソコンに負荷がかかると動作音が大きくなりますが、標準モードでは他のノートパソコンと同程度の大きさでした。静かさ優先モードでは、とても静かに使うことができました。一方、パフォーマンス優先モードでは、他のノートパソコンよりも少し大きめの動作音でした。

パフォーマンス優先モードは、パソコンの性能が大きくアップしますが動作音が大きくなるので、負荷のかかる作業をするときなどピンポイントで使うと良いと思います。

それ以外の時は、標準モードで特に問題なく使えるでしょう。図書館など静かな場所で使う場合であったり、より静かに使いたい場合には静かさ優先モードを使用すると良いです。


測定項目 標準 静かさ優先  パフォーマンス優先 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db 36~37db
YouTube動画閲覧時 28~29db 36~37db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~31db  28~30db   36~37db
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R23実行時)
37~38db  29~30db 40~41db







VAIO F14の仕様と性能


VAIO F14の仕様と性能を確認してみましょう。

OS Windows 11 Home / Pro
CPU Core i3-1315U
Core i5-1334U
Core i7-1355U
メモリ 8GB / 16GB / 32GB
(デュアルチャネル対応)
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB
 ディスプレイ  フルHD(解像度:1920×1080)
ノングレア
光学ドライブ -
 サイズ 14インチ 
SDカード micro SDカードに対応
有線LAN
無線LAN
 SIM -
指紋認証
 顔認証
USBポート USB3.0 × 3
USB Type-C × 1
HDMIポート
Office 選択可
Microsoft Office Home & Business
Microsoft Office Personal
Microsoft Office Professional
カラー サテンゴールド
ネイビーブルー
ウォームホワイト
 重さ  約1.34kg~
 保証期間 3年 


今回のレビューで使用したVAIO F14の主な仕様は以下の通りです。

OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1355U
メモリ: 32GB
ストレージ: SSD 1TB


CPUはCore i3 / Core i5 / Core i7から選ぶことができます。性能はCore i3 < Core i5 < Core i7となります。

メモリは8GBから最大32GBまで選択することが可能です。いずれの容量でもデュアルチャネルとなっていて、パソコンの性能をしっかり発揮することが可能です。

データを保存するSSDは256GB~1TBまで選択することが可能です。

メーカー保証は標準で3年となっていて安心です。

カラーはサテンゴールド、ネイビーブルー、ウォームホワイトの3色が用意されています。

文系の場合は、ネットやレポート作成、動画鑑賞などの比較的軽めの作業が多いので、CPUにCore i3、メモリ8GBの構成を選択すると良いでしょう。ただ、CPUをCore i5やCore i7にすると、選択できるメモリ容量やSSDの容量が増えますので、より良い構成にしたい場合はCore i5やCore i7を選択してみてください。

理系の場合は、負荷のかかる作業を行うことも多いので、CPUにCore i5、メモリ8GBを選択するとスタンダードな性能になります。もし余裕があれば、CPUをCore i7にしたり、メモリを16GBのものにしたりすると、より長く快適に使い続けることができるでしょう。


レポート作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Word、Excel、PowerPointが必要であればOffice Home and Businessを、Word、ExcelだけでよければOffice Personalを選択してください。


以下はCPUとストレージ、そしてグラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUの性能


CPUの性能を2つの専用ソフトウェア(CINEBENCH R20とR23)を使って計測しました。それぞれ、2654ptsと6932ptsとなりました。しっかり使える高い性能です。幅広い用途に快適に使えるでしょう。







また、上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、各モードでCPUの性能を計測しました。ご参考までにご覧ください。

静かさ優先モードにすると、20%程度性能が下がりますが、その分とても静かに使うことができるようになります。性能が下がるといっても、しっかり使うことができるので、作業に困ることはあまりないでしょう。

また、パフォーマンス優先モードにすると、25~30%程度性能が大きくアップします。より高速な動作が可能になります。ただ、このモードでは何もしていない状態でも、パソコンの動作音がそれなりにしますので、負荷のかかる作業を行う時だけなど、ピンポイントで設定を変えるのが良いと思います。

通常は標準モードで高速に使えます。


[全部表示されていない場合、横にスクロールできます]
設定  スコア
(CINEBENCH R20) 
スコア
(CINEBENCH R23)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
標準 2654 667 6932 1635
静かさ優先 2137 551 5714 1433
パフォーマンス優先 3438 633 8554 1784



ストレージの性能


SSDのアクセス速度を計測しました。読み書きとも高速で、快適に使うことができます。






グラフィックスの性能


メモリがデュアルチャネルになっているので、グラフィックスの性能をしっかり発揮することができています。







上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、各モードでのグラフィックスの性能を計測してみました。

パフォーマンス優先モードでは、9~15%程性能がアップしました。また、静かさ優先モードでは25%程度性能がダウンしました。

ベンチマーク  スコア  
標準 静かさ優先 パフォーマンス優先
Fire Strike
(対象:Direct X11)
4128 3275 4771
Night Raid
(対象:Direct X12)
14461 10861 15827







外観の確認


VAIO F14の外観を確認してみましょう。今回はネイビーブルーのカラーモデル(通常モデル)とムーミンコラボモデルを使用しています。

まずは通常モデルです。


VAIO F14通常モデル


上品な色合いと質感です。男性も女性も使いやすい爽やかなカラーだと思います。




本体はスリムです。
























底面です。




ACアダプターです。コンパクトで軽いです。PCをカバンに入れて持ち運ぶ場合でも楽に持っていくことができます。




本体右側面です。




本体左側面です。




本体背面部です。




手前側です。






ムーミンモデル


ムーミンモデルについてご紹介します。ネイビーブルーとウォームホワイトのカラーモデルになります。







天板のデザインを拡大したものになります。壁紙と同じ絵柄になります。








キーボードは通常モデルと変わりません。




続いてウォームホワイトのカラーモデルです。













まとめ



最後にVAIO F14についてまとめたいと思います。


良いところ


・最新のCPUを搭載し、とても良い性能で快適に使える
・3色の使いやすいカラーモデル
・A4サイズで軽く、持ち運ぶのも簡単にできる
・USBポートや有線LANポートなどのインターフェースが充実
・指紋センサー、顔認証、プライバシーシャッター搭載で充実のセキュリティ
・安心の3年保証
・ムーミンモデルもある


注意するところ


・ディスプレイの色域はそれほど広くない



今回VAIO F14を使ってみて、とても完成度の高いノートパソコンで使いやすいと思いました。

性能、携帯性、周辺機器との接続やセキュリティ、デザインなど、完成度が高いです。強いて欠点をあげるとすれば、ディスプレイの色域がそれほど広くないことですが、通常の用途であればほとんど気になることはありませんので問題なく使うことができるでしょう。

自宅で使うことも、大学など外出先に持ち運ぶこともでき、とても使い勝手が良いです。

多くの人が使いやすいノートパソコンだと思いますので、是非検討してみてください。



現在、直販サイトでは年末年始キャンペーン実施中で、Core i5へのアップグレードがお得です。2024年2月1日午前9時59分まで。



詳細はこちら → VAIO F14(直販サイト)


詳細はこちら → VAIO ムーミンモデル(直販サイト)




この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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