富士通LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2レビュー

LIFEBOOK WU2/H1(UHシリーズ)。機材貸出:富士通クライアントコンピューティング株式会社
富士通のLIFEBOOK UHシリーズのWEBモデルであるLIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2は、最軽量のモデルで634グラムからという非常に軽いノートパソコンです。大学の授業にも持っていきやすく、長時間の通学でも疲れにくいのがうれしいです。
最新のCPUを搭載していて高い性能を発揮することができ、快適に使うことができます。インターネットにはWi-Fiで接続できるだけなく、LANケーブル接続でも大丈夫なので安心です。USBポートやHDMIポートなどしっかり搭載され、周辺機器との接続も困りません。
しかも、メーカー保証が標準で3年、セキュリティソフトも3年版が搭載されていて、安心して使うことができます。
今回、実際にLIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2を使用してみましたので、そのレビューをご紹介します。
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13.3インチで世界最軽量のノートPCだから、通学にも便利で大学に楽に持って行ける
LIFEBOOK UHシリーズのLIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2は1kgを切るノートパソコンです。片手でヒョイと簡単に持ち上げられるくらい非常に軽いです。これまでたくさんのノートパソコンをレビューしてきましたが、とても軽くて本当にびっくりしました。

LIFEBOOK UHシリーズにはいくつか種類があるのですが、そのうちのLIFEBOOK WU2/G2とWU-X/G2の重さの違いは以下のようになっています。
モデル | 重さ |
---|---|
軽量モデル LIFEBOOK WU2/G2 |
約736グラム~ |
世界最軽量モデル LIFEBOOK WU-X/G2 |
約634グラム~ |
「軽量モデル」と「世界最軽量モデル」とでは利用素材の違いがあるため、CPUやストレージなどの構成を全く同じにしても、重さが変わってくるようです。
実際にこれらのPCを触ってみると、LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2は本当に軽く、頭一つ抜けた軽さとなっています。
また、世界最軽量のモデルより重くはなりますが、軽量モデルも十分に軽いです。価格的にはこちらの方が安くなるので、コストを抑えたい方は軽量モデルがおすすめです。
実際、女の人にも持ってもらったところ、「軽~い!」と驚きの声を上げていました。男性はもちろんのこと、女子大学生など女性にも優しいノートパソコンだなと思います。このくらい軽いとカバンに入れても本当に楽々運べそうです。
軽量化されたノートパソコンなので、PC本体もスリムにできています。

大きさは13.3インチです。A4ノートと大きさを比較してみると、横幅はA4よりもわずかに大きいですが、奥行きはA4よりもコンパクトにできています。

A4ノートの上にLIFEBOOK WU-X/G2を重ねてみたところ。奥行き方向がコンパクトになっていることがわかる。

大学ではノートパソコンを持ち込んで受ける講義もあるので、大学にノートパソコンを持っていって使うことが多い人にとっては、これくらい軽いと持ち運ぶのもとても楽に感じると思います。特に通学時間が長い大学生にとっては、なるべく軽いノートパソコンの方が良いです。カバンが軽くなり、体が疲れにくくなります。カバンの中に入れるときも、大学の講義で使う教科書やノートと一緒にスッキリ収まります。
自宅で使う場合でも、パソコンを持って部屋を移動したり、パソコンを収納したりするのが楽になります。パソコンが重いと使うのがなんとなく億劫になることもありますが、これだけ軽いととても気軽に使うことができます。
とても丈夫に作られているから持ち運びが多くても安心
軽くて薄いと気になるのは丈夫さです。LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2は、持ち運び時の衝撃や振動から守るために、約200kgfの天板全面加圧試験や、机の上から落ちた場合を想定した約76cmの落下試験を実施しているようで、非常に丈夫な作りになっています。
実際の品質評価試験の模様を動画でご紹介します。このような衝撃を加えても大丈夫なように作られています。
高速に動作する性能で快適に使える
LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2にはインテル製の最新のCPUが搭載されています。Core i3 / Core i5 / Core i7が用意されていて、抑えめの性能から高い性能まで揃っています。目的と予算に応じて選ぶことができます。
一つ前の世代のCPUよりも大きく性能がアップしていますので、とても快適に使うことができます。
メモリは搭載するCPUによって選べる容量が決まっていますが、4GB / 8GB / 16GB / 32GBの容量が用意されています。ストレージであるSSDは、最小256GBから最大で2TBまで選択することができ、柔軟な構成が可能です。

実際に使ってみると、パソコンの起動や終了、アプリの動作などキビキビとした動作で快適に使うことができました。
Officeソフトを使ったレポートや卒論・修論の作成やプレゼン発表、インターネットやSNSなども楽々こなせる性能です。ちょっとした画像や動画の編集作業もできます。学業からプライベートまで幅広く活用できるでしょう。
自分の好みに応じて選べるカラー
LIFEBOOK WU2/G2には、ピクトブラック、シルバーホワイト、ガーネットレッドの3色のカラーモデルがラインナップされています。自分の好みに応じて選べるのがうれしいですね。ただ、世界最軽量モデルであるLIFEBOOK WU-X/G2はピクトブラックのみとなります。

今回のレビューで使用しているのは、ピクトブラックのカラーモデルになります。ディスプレイのフレームやキーボードはブラックで統一されています。ディスプレイのフレームがスリムになっているので、とてもスッキリした外観です。

天板のカラーも同様にブラックとなっています。マットな質感で落ち着いた印象があります。中央に富士通のロゴがあります。幾何学的な模様にも見えるので、デザインに上手く溶け込んでいます。

インターネットにはWi-FiでもLANケーブルでも接続可能
インターネットには無線LAN(Wi-Fi)で接続できることはもちろんのこと、有線LANでも接続できます。

有線LANはコンパクトになっていて、使用するときには下の写真のようにカバーを上に上げてLANケーブルを挿すだけです。とても簡単に使えるようになっています。

大学の共用スペースやカフェなどではWi-Fiが利用できるところが多いのですが、大学の研究室やゼミなどでは有線LANしか使えないところも見かけます。有線・無線のどちらであっても、すぐにネットが使えるようになっているととても便利です。
また、Wi-Fiだと時々ネットの接続が不安定になることがありますが、LANケーブルを用いた接続だと通信が安定します。オンライン授業を受ける際には、ネットの通信が安定していると動画が固まったり音が途切れたりしないので、しっかりと講義を聞くことができます。
SIMカードを使った5Gでの通信が可能なモデルもラインナップ
LIFEBOOK WU2/G2には、5G通信に対応したモデルもラインナップされています。5Gモデルでは、SIMカードを用いた5G通信やLTE通信ができるうえに、Wi-Fi、LANケーブルでもインターネットに接続できます。
5G対応モデルでは、本体の側面にSIMカードスロットが搭載されています。SIMカードのサイズはnano SIMに対応しています。

LIFEBOOK UHシリーズ5G対応モデルのSIMカードスロット。写真は旧モデルのもの。
自宅に光回線を引かないという人であったり、大学に頻繁にノートパソコンを持って行って使いたいという人も多いでしょう。SIMカードを使ったネット接続ができると、固定回線は必要ありませんし、Wi-Fiスポットを探したモバイルルーターを持ち歩く必要もなく、いつでもどこでも安全にネットに接続できます。
5Gは今どんどん対応エリアが広がっていますので、使える人も多いのではないかと思います。5Gにはまだ対応していないエリアでもLTEでの通信ができますので、SIMカードがあれば、どこでもインターネットにつながる便利さがあります。
見やすくて映りの良いIGZO液晶を搭載したディスプレイ
ディスプレイは鮮やかで映りの良いシャープ製のIGZO液晶が搭載されていて、とても映りが良いです。Officeソフトでレポートや書類を作成したり、動画を見たりするのもまったく問題ありません。とても快適に使えるでしょう。
映り方と色の表示
ノングレア液晶(光沢なし)なので、蛍光灯や作業している自分自身の姿などの映り込みが少なく、とても見やすいです。正面から見るのはもちろんのこと、上や横、斜めから見ても色合いや映り方に変化はなく、綺麗に表示されます。


また、sRGBカバー率は95.6%となっていて色域は広いです。正確な色表現が可能で、綺麗に表示されるディスプレイです。実際、画面を見ると自然な色合いで見やすいと感じました。
インターネットやメール、SNS、Officeソフトを使ったレポート作成などはもちろんのこと、画像や動画編集、イラスト制作などにも使いやすいディスプレイです。
sRGBカバー率 | 95.6% |
---|---|
Adobe RGBカバー率 | 70.9% |
サイズと解像度
ディスプレイのサイズは13.3インチです。解像度は1920×1080(フルHD)となっています。ディスプレイのフレームがとてもスリムになっていて、デザイン的にも良いのがうれしいポイントです。

スタンダードでとても使いやすいキーボード
LIFEBOOK WU2/G2では、日本語かな表記ありとなしのキーボードが用意されています。両者の違いは、キーに日本語の「かな」がふってあるかどうかだけです。キーの配列や大きさ等に違いはありません。
日本語かな表記ありキーボード
日本語かな表記ありのキーボードは以下のようになっています。

キーボードはキーの配置に変則的なところがなく、アルファベット、数字、記号キーの大きさがすべてそろっていて、非常に使いやすいです。

特に、Enterキーが大きくて打ちやすかったです。良く使われるキーですので、大きさがしっかり確保されていると使いやすいです。矢印キーの大きさがすべてそろっているのも個人的にうれしかったです。

パームレストにはしっかりと手が乗りますし、キーとキーの間隔(キーピッチ)は19mmでゆったりとキー入力ができます。キーを押したときの深さ(キーストローク)は1.5mmとなっていて、ちょうど良い打鍵感です。

タッチパッドです。

日本語かな表記なしのキーボード
参考までに日本語仮名表記なしのキーボードもご紹介します。日本語仮名表記なしのキーボードでも、キーの並び方はJIS配列となっているのでとても使いやすいです。かな表記がない分、より洗練された印象も感じられます。

周辺機器との接続に必要なインターフェース
周辺機器との接続に必要なインターフェースは、非常に充実しています。
複数のUSBポートやHDMIポート、有線LANポート、SDカードスロットが搭載されています。軽くて薄型のノートPCにこれだけのポートが搭載されていることはとても貴重です。しっかり使うことができて安心です。


USBポート
LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2にはUSBポートが2種類(USB3.2×2、USB Type-C×2)、合計4つ搭載されています。
薄型のノートPCにはUSB Type-Cポートしか搭載されていないものも多いのですが、フルサイズのUSB3.2ポートが2つ搭載されているのはとてもうれしいポイントです。USBメモリなどの外付けの周辺機器を同時に接続することができます。
また、Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーや充電器を使うと、USB Type-CポートからPCの充電を行うことができます。PCの電源がON・OFFにかかわらず、20W以上であれば充電が可能でした。
スマホの充電用にPower Delivery対応のモバイルバッテリーや充電器を使っている場合は、ACアダプターの代わりに使うことができるので便利になります。
PC 電源ON | PC 電源OFF | |
---|---|---|
モバイルバッテリー (20W) |
〇 | 〇 |
充電器 (45W) |
〇 | 〇 |
講義やゼミ、研究室でのプレゼン発表に使えるHDMIポートを搭載
大学では講義やゼミ、研究室においてパソコンを使ったプレゼンをする機会があります。特にゼミや研究室に所属すると、プレゼンをする機会が増えるでしょう。
LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2にはHDMIポートが搭載されていて、パソコンで作成したPowerPointのプレゼン資料をモニターやプロジェクターに映すことが簡単にできます。

モニターやプロジェクターの多くがHDMIに対応しているので、ケーブルをつなげるだけで簡単にプレゼンが行えます。実際にLIFEBOOK WU2/G2とモニターをHDMIケーブルでつなげてみたところ、下の写真のようにPCの画面を問題なく映し出すことができました。

もちろん、PCの画面を拡張してPCとモニターの2画面で、それぞれ異なる作業をすることも可能です。2つのディスプレイが使えるので作業がはかどります。

また、USB Type-Cポートを使ってもディスプレイ出力が可能です。USB Type-Cに対応したモニターを使う場合は利用してみてください。

スマホやデジカメで使用するSDカードの管理が可能
SDカードスロットはフルサイズのものが搭載されています。スマホやデジカメのSDカードをパソコンで操作できるようになるので、撮影した写真や動画を取り込んで編集したりといったことが簡単にできるようになります。

友達と旅行に行ったときの写真や動画を編集したりといったことが、パソコンを使ってササッとできるので便利です。
マイクとスピーカー、そしてプライバシーを守るカメラを搭載し、ZoomやTeamsを使ったオンライン授業も受講できる
大学ではオンライン授業を行っているところが多くあります。LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2にはカメラとマイク、そしてスピーカーが搭載されていますので、ZoomやTeamsといったビデオ通話ソフトを使ったオンライン授業を受けることができます。
また、カメラとマイク、スピーカーがあればオンライン英会話などを受講することができるようになります。大学4年間のうちに英語などの語学を学んでおくと、就職などで有利になりますし、海外旅行や短期留学などもできて有意義な経験ができそうです。
カメラ
カメラはディスプレイの上部にあります。一般的なHD画質となっていて、問題なく使うことができます。
カメラのレンズカバーが搭載されていて、カメラを使わないときはカバーをかけて撮影をOFFにすることができます。

ZoomやTeamsなどのソフトでも撮影をOFFにすることが可能ですが、設定を間違っていて、気がつかないうちに丸見えになってしまっていたということを防ぐためにも、カメラにレンズカバーがあると安心です。
ちなみにこのカメラは顔認証に対応しています。顔パスでログインすることが可能になり、パスワードを入力する手間が省けます。セキュリティも強化できますので、大事なデータを守ることが可能です。
マイク
マイクもディスプレイ上部に搭載されています。音質は問題ないと思います。
AIノイズキャンセリング機能が搭載されていて、よりクリアに音声を伝えることができます。

スピーカー
スピーカーは本体の底面の手前側に2つ搭載されています。音質はまずまず良いと思いました。問題なく使うことができるでしょう。

指紋センサーを搭載し、ワンタッチでログインできる
キーボードの右上には指紋センサーが搭載されています。このセンサーは電源ボタンを兼ねています。

ワンタッチでログインできるようになるので、パスワードを入力する手間が省けます。また、セキュリティも高まりますので、他人が勝手にPCを使うことを防止できます。
最近はパソコンを使う際にマスクをしていることも増えていますので、指紋センサーが使えるようになっていると便利です。
3年のメーカー保証とセキュリティソフト搭載で安心
パソコンのメーカー保証は通常1年のことが多いですが、LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2は標準で3年もあります。この間に万が一何か起こったとしても、保証が効くので安心です。
また、パソコンを使う場合はウィルスなどセキュリティにも気をつけなければなりませんが、標準で3年版のマカフィーのセキュリティソフトがインストールされています。
大学生活の4分の3をカバーしてくれる内容で安心できます。
パソコンの性能をコントロールできる機能
パソコンの電源モードの設定を変えることによって、PCの性能をコントロールすることができます。
電源モードには「トップクラスの電力効率」、「バランス」、「最適なパフォーマンス」という3つの設定が用意されています。普段はバランスモードに設定されていて、実際に使ってみると、性能をしっかり発揮しつつ動作音も比較的抑えて使うことができました。
最適なパフォーマンスモードにすると、CPUに負荷がかかったときに動作音は大きくなるのですが、性能を50%近くアップしました。少しでも高速に処理したいときなどに活用すると良いでしょう。

静音性の確認
上述したパソコンのパフォーマンスをコントロールする機能を用いて、動作音の大きさを測定しました。
通常のバランスモードでは、ネットや動画閲覧など、負荷のかからない作業をしているときは静かに使うことができます。CPUに大きな負荷がかかるとファンの音がし始めますが、一般的なノートパソコンよりも動作音が抑えられていました。
トップクラスの電力効率モードは、バランスモードとほとんど変わりませんでした。
最適なパフォーマンスモードにすると、CPUに負荷がかかった場合の動作音はバランスモードの時よりも大きくなりました。ただ、一般的なノートパソコンと比較しても同等レベルの大きさでした。
通常はバランスモードで特に問題なく使えると思います。
測定項目 | 測定値 | ||
---|---|---|---|
バランス | トップクラスの電力効率 | 最適なパフォーマンス | |
PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db | ||
アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db | ||
YouTube視聴 | 28~29db | ||
インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~30db | 28~33db | |
CPU 100%使用時 (CINEBENCH R20実行時) |
33~34db | 41~42db |
LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2の仕様と性能
LIFEBOOK WU2/G2 (軽量モデル)とWU-X/G2(最軽量モデル)の性能と仕様は、以下のようになっています。
軽量モデル LIFEBOOK WU2/G2 |
世界最軽量モデル LIFEBOOK WU-X/G2 | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home / Pro | |
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U Core i7-1255U |
Core i5-1235U Core i7-1255U |
メモリー | 4GB 8GB 16GB 32GB |
8GB 16GB 32GB |
ストレージ | SSD 256GB /512GB / 1TB / 2TB | |
ディスプレイ | 高輝度・高色純度・広視野角液晶 IGZO 1920×1080 フルHD ノングレア液晶 (タッチ非対応) |
|
サイズ | 13.3インチ | |
重さ | 約736g~(25Whバッテリー) 約865g~(64Whバッテリー) |
約634g~ |
バッテリー持続時間 | 約11時間(25Whバッテリー) 約29.5時間(64Whバッテリー) |
約11時間 |
無線LAN | ○ | |
有線LAN | ○ | |
光学ドライブ | - | |
SDカードスロット | ○ (フルサイズ) |
|
USBポート | USB3.2×2 USB Type-C×2 |
|
HDMI端子 | ○ | |
セキュリティ ソフト |
マカフィー リブセーフ3年版 | |
保証期間 | 3年 有償で5年まで延長可 |
|
カラー | ガーネットレッド ピクトブラック アーバンホワイト |
ピクトブラック |
今回のレビューで使用したモデルの仕様は以下の通りです。
モデル名:LIFEBOOK WU-X/G2
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1255U
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 2TB
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1255U
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 2TB
選択できるCPUは各モデルで若干異なりますが、いずれもインテル製の最新のCPUになり、とても快適に動作します。性能はCore i3 < Core i5 < Core i7となります。
メモリは最小で4GB、最大で32GBまで搭載することができます。薄型軽量ノートパソコンで、これほどの大容量メモリを搭載できる製品は他になく、とても貴重です。また、少し専門的にはなりますが、8GB以上のメモリはデュアルチャネルとなりますので、しっかりと性能を発揮することができます。そのため、メモリ容量は8GB以上を選択するのがおすすめです。
ストレージは256GBから最大で2TBまで搭載することができます。必要に応じて細かく容量を選択できます。
上でも説明した通り、両者の間で使われている素材が異なるため、CPUの種類やSSDの容量を全く同じに揃えても重さが変わります。少しでも軽いほうがよければ世界最軽量モデルを選択してみてください。ただし、世界最軽量モデルの方が価格は高くなります。どっちのモデルでも軽いことに変わらないと思うのであれば、軽量モデルの方が安価で購入しやすいと思います。
バッテリー容量の違いによって、重さが130g程度変わります。25Whバッテリーを選択するとバッテリー駆動時間は約11時間となりますが、その分軽くなります。64Whバッテリーにするとバッテリー駆動時間は約29.5時間に伸びますが、反対に重さは約865g程度になります。それでも、1kgを大きく下回る軽さなので、とても使いやすいでしょう。
文系の方はネットやメール、Officeソフトを使ったレポート作成などのライトな使い方が多いので、軽量モデルを選択しCPUはCore i3、メモリ8GBでも大丈夫なことが多いですが、CPUをCore i5、メモリを8GBにしておくと幅広い作業に対応できますし、より長く快適に使い続けられるでしょう。
理系の場合は、同時に複数の処理を並行し実行することも多く、負荷のかかる処理が増えます。CPUはCore i5、メモリ8GBにしておくとスタンダードな構成になって使いやすいでしょう。余裕があればCPUをCore i7にしたり、メモリを16GBにしておくとより高速で安定した動作になります。負荷のかかる処理をたくさんするかもしれない、余裕を持っておきたいという場合には、これらの構成も検討してみてください。
セキュリティソフトが標準で3年版のものがインストールされていることに加え、メーカー保証が標準で3年もあるので安心です。
以下は、CPUとストレージの性能、そしてグラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。なお、機材は先行機となるため、製品版とは異なる可能性がある旨をご了承ください。
CPUの性能
上述のパソコンの性能をコントロールする機能を使って、CPUの性能を測定しました。
通常のバランスモードでは、Core i7としてはやや抑えめのスコアとなりましたが、一つ前のモデルと比較しても順調に性能アップしています。インターネットや動画鑑賞、Officeソフトを使ったレポート作成、オンライン授業など、しっかり使える性能です。
また、最適なパフォーマンスモードに設定すると、CPUの性能が50%近く大幅にアップしました。もし、処理性能をアップさせたいときは最適なパフォーマンスモードに設定すると良いでしょう。
[バランスモード]

[最適なパフォーマンスモード]

また、上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、バランスモード、トップクラスの電力効率モード、最適なパフォーマンスモードのそれぞれでCPUの性能を測定しました。ご参考までにご覧ください。CINEBENCH R20とR23という2種類の性能測定ソフトを使用しています。
通常は最適化モードで問題なく使えます。
[全部表示されていない場合、横にスクロールできます]
設定 | スコア (CINEBENCH R20) |
スコア (CINEBENCH R23) |
||
---|---|---|---|---|
マルチコア | シングルコア | マルチコア | シングルコア | |
バランス(標準) | 2093 | 533 | 5418 | 1538 |
トップクラスの電力効率 | 2082 | 557 | 4521 | 1409 |
最適なパフォーマンス | 2907 | 637 | 7546 | 1663 |
ストレージの性能
ストレージであるSSDの速度を計測しました。第4世代PCIeのSSDを搭載しているため、読み書きともに非常に高速な動作です。とても快適に使うことができるでしょう。

グラフィックスの性能
グラフィックスの性能がしっかり発揮されています。インターネットやメール、SNS、動画鑑賞やOfficeソフトを使った作業など、全く問題なく使うことができます。カジュアルな画像や動画編集など、グラフィックス性能を必要とするような作業にも良いでしょう。


各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。
上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使っても、グラフィックスの性能はあまり変わりませんでした。
ベンチマーク | スコア | |
---|---|---|
バランス(標準) | 最適なパフォーマンス | |
Fire Strike (対象:Direct X11) |
3543 | 3686 |
Night Raid (対象:Direct X12) |
12618 | 12769 |
外観の確認
LIFEBOOK WU-X/G2の外観をチェックしてみましょう。ここでは、カラーがピクトブラックのものについてご紹介します。
ディスプレイを閉じたところです。天板はマットな質感です。中央には富士通のロゴがありますが、幾何学的な模様にも見え、デザインとしても良い感じです。

横から見ると薄くできているのがよくわかります。

前から見たところです。ディスプレイのフレームがとてもスリムになっていてスッキリしています。



後ろ側から見たところです。


底面です。

ACアダプターです。小型で軽量です。

本体左側面です。盗難防止用ロック穴、USB Type-Cポート×2、HDMIポート、USB3.2ポート、マイク・ヘッドフォンジャックが搭載されています。

右側面です。SDカードスロット、USB3.2ポート、有線LANポートが搭載されています。

手前側です。

背面です。

まとめ
今回LIFEBOOK WU-X/G2を使ってみて、その軽さにとても驚きました。片手で軽々と持ち上げられるのには本当にびっくりです。ノートパソコンの進化もすごいものだと思いました。
大学にノートパソコンを持ち込んで使う講義があっても、これくらい軽いと持っていくのが楽そうです。丈夫にできているというのも安心ですね。
性能も高いので、学業でもプライベートでも快適に使えるのではないかと思います。
メーカーの保証期間は1年のところが多いですが、LIFEBOOK WU2/G2、WU-X/G2は標準でメーカーの保証期間が3年もあるので万が一の時でも安心です。
LIFEBOOK WU2/J3やFMV Zero (LIFEBOOK WU5/J3)などのLIFEBOOK UHシリーズを購入する際に、以下の割引クーポンをご利用できます。

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富士通 LIFEBOOK CHシリーズ 性能の高いCPUを搭載し、持ち運びにも便利な軽さのノートパソコン。スタイリッシュなデザインで学生に人気のモデルです。 レビュー → LIFEBOOK CHレビュー |
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富士通 LIFEBOOK AHシリーズ 15.6インチの大きさで、性能の良いCPUとメモリを搭載したホームノートPCです。 レビュー → LIFEBOOK AHレビュー(WA3/G2) |
この記事を書いた人
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石川 |
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