ノートPCのカバーを閉じた時にロックしサインインを求める方法
更新日:2025年5月5日
ノートパソコンを使っていてトイレ休憩などで席を離れると、自分がいない間に誰かにパソコンを勝手に操作されてしまう危険性があります。
そんなときに、PCのカバーを閉じると自動的にロックされるようにしていると、パスワードや指紋認証などで再度ログインしないといけなくなるので、第三者による不正使用を防止しセキュリティを高めることができます。
このページではそのための方法をご紹介します。
ロックの設定手順
ノートパソコンのカバーを閉じたときにロックするための手順をご紹介します。
Windows 11ではWindows 11 2024 Update (Windows 11, version 24H2)以前と以降とで手順が異なります。
以下では、Windows 11 2024 Update以前と以降の両方について手順を紹介しています。
Windows 11 2024 Update (Windows 11, version 24H2)以降のバージョンの場合
(1)画面中央下部にあるWindowsのマーク → 設定を開きます。


(2)左のメニューから「システム」を選択し、「電源とバッテリー」をクリックします。

(3)「カバー、電源とスリープ 個のボタン コントロール」という項目をクリックします。

(4)以下のような画面になりますので、「カバーを閉じると、PCが」という項目について「スリープ」を選択します。「電源に接続」と「バッテリ駆動」の2種類があるので、両方とも設定するようにします。

(5)(1)~(4)までで、カバーを閉じたときにPCがスリープする設定ができました。この後、さらにスリープから復帰する段階で、パスワード入力などの認証を求める画面を表示するように設定を行います。
引き続き、設定画面の左メニューから「アカウント」をクリックし、「サインインオプション」を選択します。

(6)「追加の設定」の項にある「しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windowsへのサインインを求めるタイミング」という項目をクリックし、「毎回」を選択します。
以上で、ノートパソコンのカバーを閉じたときにパソコンがスリープし、再びカバーを開いたときにパスワード入力などの認証を求める画面が表示できるようになりました。

Windows 11 2024 Update (Windows 11, version 24H2)より前のバージョンの場合
(1)画面中央下部にある「Windowsのマーク」 → 「すべて」をクリックします。


(2)「Windowsツール」をクリックします。

(3)「コントロールパネル」をクリックします。

(4)「ハードウェアとサウンド」をクリックします。

(5)「電源オプション」をクリックします。

(6)左側にある「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックします。

(7)カバー閉じたときの操作に関して、「スリープ状態」を選択します。バッテリー駆動と電源に接続の2つとも設定を行います。

(8)(1)~(7)までで、カバーを閉じたときにPCがスリープする設定ができました。この後、さらにスリープから復帰する段階で、パスワード入力などの認証を求める画面を表示するように設定を行います。
画面中央下部にあるWindowsのマーク → 設定を開きます。


(9)設定画面の左メニューから「アカウント」をクリックし、「サインインオプション」を選択します。

(10)「追加の設定」の項にある「しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windowsへのサインインを求めるタイミング」という項目をクリックし、「毎回」を選択します。
以上で、ノートパソコンのカバーを閉じたときにパソコンがスリープし、再びカバーを開いたときにパスワード入力などの認証を求める画面が表示できるようになりました。

まとめ
ノートパソコンのカバーを閉じたときに自動的にロックする方法をご紹介しました。
自宅で使う場合には特にセキュリティは意識しなくても良いのですが、大学の研究室やゼミで使うときなどは、離席中のセキュリティを意識したほうが良いです。ノートパソコンのカバーを閉じてロックする方法はとても手軽にできますので、是非とも設定しておいてほしいと思います。
この記事を書いた人
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石川 |
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