[レビュー]Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは作業のしやすいノートPC

更新日:2025年12月26日


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMD。機材貸出:レノボジャパン


性能が良く、作業のしやすいノートパソコンを探している方に便利なのがLenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDです。

Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは、高速に動作するCPU、ならびにメモリは8GBから最大32GBまで搭載することができ、しかも、作業のしやすさに定評のあるキーボードを搭載していて、とても快適に作業することができます。

価格は10万円台から購入できるモデルがラインナップされています。

今回、Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDを実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。


詳細はこちら → ThinkPad E14 Gen 6 (AMD)(直販サイト)








快適に動作するAMD製CPUを搭載し、10万円台から購入できる



快適に使える高い性能


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは、性能が高く高速に動作するAMD製のCPUを搭載しています。



実際、CPUの性能を測定するベンチマークは良いスコアが得られました。また、パソコンの起動やアプリの動作も素早く、とても快適に動作しました。

インターネットやメールの送受信、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などがとても快適に動作する性能です。複数の作業を同時に並行して進めるのも問題なく、学業からプライベートまでしっかり使うことができるでしょう。


大学の講義資料を開いているところ。


また、プログラミングにも使うことができます。プログラムを書いてデータを分析したり、アプリの開発などにも使用できます。


プログラムを書いて実行しているところ。



しかも、Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは10万円台の価格からラインナップされていてお得感があります。





普段は自宅で使い、時々持ち運ぶこともできるサイズと軽さ


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは14インチのサイズのノートパソコンです。下の写真のように、A4サイズよりもほんの少し大きいくらいの大きさになっているので、大きすぎて邪魔になるということもなくて扱いやすいです。また、14インチの画面サイズがあるのでより広く使え、作業がしやすくなっています。




重さは実測で約1.47kgでした。13.3インチのモバイルノートPCと比べると少し重たいので、手で持つタイプのカバンだと長時間持ち歩いていると疲れると思います。そのため、持ち歩くのであればリュックに入れて持ち運ぶのが疲れにくくて良いでしょう。




実際にリュックに入れてみたところです。スッキリと収まりました。肩から背負うタイプのカバンなので、楽に持ち運ぶことができます。




13インチだと持ち運びには便利だけど少し画面が小さい、15.6インチだと作業はしやすいけど重たいと考える人もいるでしょう。その点、Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは14インチのサイズで約1.47kgという重さなので、作業のしやすさと持ち運びのしやすさのバランスが良くとれています。







黒を基調とした落ち着いたデザイン


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは、黒を基調としたとても落ち着いたデザインのノートパソコンです。




派手さはありませんが、しっかりと作業ができる安定感があります。








インターネットにはWi-FiでもLANケーブルを挿しても接続できる


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは、Wi-Fiでインターネットに接続することができます。

また、有線LANポートも搭載されていますので、下の写真のようにLANケーブルを挿してネットに接続することも可能です。




就職活動の時にWEB面接やオンラインセミナーを受けるときなど、ネットに長時間安定して接続したい時はLANケーブルを使うと安心です。





作業のしやすさに定評のあるキーボード


キーボードは下の写真のようになっています。日本語配列のキーボードで、ThinkPadシリーズのキーボードは作業のしやすさに定評があります。





中心にある赤い丸はトラックポイントと呼ばれ、指でグリグリっと押すことでマウスカーソルの操作ができます。




また、クリックボタンがタッチパッドの上部にあり、下の写真のような使い方をすることで、手の位置をキーボードに置いたままでキー入力、マウスカーソルの操作、クリック作業ができるようになっています。いちいちタッチパッドに手を移動させる必要はありません。とても作業効率が良いキーボードです。




FnキーとCtrlキーの位置が一般的なキーボードとは逆になっています。慣れてしまえば問題なく使えますが、他のパソコンから乗り換える人は少し注意が必要です。

ただ、設定によってFnキーとCtrlキーを入れ替えることができますので、もし使いにくいなと感じたら設定で変更すればよいでしょう。




そのほか、キーの大きさや間隔等、特に気になる点はありません。問題なく使えるでしょう。


キーボードの左側を拡大してみました。




キーボードの右半分です。





キーの中心が少し湾曲していて、指がしっかりかかるようになっています。打鍵感も良く、とても入力しやすいです。





タッチパッドです。クリックボタンは上側にありますが、タッチパッド自体をクリックしてもクリック操作が可能です。







ディスプレイ


映り方と色の表示


ディスプレイはIPS液晶が搭載されています。色域はそれほど広くなく、一般的なディスプレイですが、自然な色合いに見えました。また、非光沢のディスプレイなので、蛍光灯や作業している自分自身の姿の映り込みが少なくて見やすいです。




見る角度を変えると少しだけ暗くなりましたが、IPS液晶なので色が抜けたりということもなく、見やすいディスプレイです。





ディスプレイがどれくらい多くの色を表示できるかという色域は、多くのモデルで45% NTSCとなっています。実際にこのレビューで使用したモデルもこのディスプレイとなっていて、sRGBカバー率は62.9%になりました。一般的なディスプレイなので、インターネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの一般的な作業をする分には全く問題ありません。


sRGBカバー率 62.9%
Adobe RGBカバー率  47.1%


100% sRGBの色域のディスプレイも用意されていますので、色域を重視している方はそちらを選んでみると良いでしょう。




サイズや解像度など


ディスプレイのサイズは14インチです。多くのモデルで解像度は1920×1200 (WUXGA)となっていますが、2240×1400 (2.2K)のディスプレイも選択できます。

通常は1920×1200のディスプレイで問題なく使えます。高精細なディスプレイが良いようであれば、2.2Kの解像度のものを選んでみてください。












周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器を接続するために必要になるインターフェース類は、以下のようになっています。







USBポート


USBポートはUSB3.2 Type-Aポートが2つ、USB Type-Cポートが2つとなっています。合計4つもあるのでとても使いやすいです。USBメモリや外付けハードディスク、スマホなどを同時に接続できるのでとても便利です。




Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーや充電器を使うと、USB Type-CポートからPCの充電を行うことができます。PCの電源がON・OFFにかかわらず、20W以上であれば充電が可能でした。

   PC 電源ON PC 電源OFF 
モバイルバッテリー
(20W)
充電器
(45W)
PCの充電は行えるが、「低速の電源ケーブル」という表示がされる。





HDMIポートを搭載し、プレゼンにも対応できる


大学ではプレゼンをする機会も多くあります。Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDにはHDMIポートが搭載されているので、パソコンで作成した資料をモニターやプロジェクターに映すことが簡単にできます。




実際にPCとモニターをHDMIで接続してみました。PCの画面を問題なく映し出すことができました。




また、PCの画面を拡張し、PCとモニターの2画面を使って作業することもできます。作業スペースが2倍になるので、とても効率よく作業を進めることができます。




USB Type-Cポートもディスプレイ出力に対応しています。最近はUSB Type-Cに対応したモニター製品も増えていますので、HDMI、USB Type-Cの両方でモニター出力ができるのは安心です。





SDカードスロットはない


残念ながら、SDカードスロットは搭載されていません。使わない人は全く使わないので問題ないのですが、もし必要であれば、USBポートに接続できる外付けSDカードリーダーをご用意ください。





指紋センサーを搭載可能


電源ボタンには指紋センサーを搭載することができます。標準の状態で指紋センサーを搭載しているモデルと、非搭載のモデルがありますのでご注意ください。



指紋センサーがあると、パスワードの入力が不要になり、指をタッチするだけでログインできるようになるので、パソコンを使い始めるのがとても楽になります。

また、他人の指ではログインできなくなるので、パソコンを勝手に使われてデータを見られたり編集されたりということを防ぐことができ、セキュリティを高めることが可能になります。

なお、構成をカスタマイズ可能なモデルでは、指紋センサーのあり/なしを選ぶことが可能です。






カメラとマイク、スピーカーを搭載しオンライン授業にも対応できる


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDにはカメラとマイク、スピーカーが搭載されているので、就職活動の時にZoomやTeams、Google Meetなどのビデオ通話ソフトを使ってWEB面接やオンラインセミナーに参加することも問題なく対応することが可能です。


カメラ


カメラはディスプレイの上部に搭載されています。マイクもこのカメラのすぐ隣に搭載されています。


カメラのレンズにはカバーをかけられるようになっていて、すぐ上側にあるレバーを左右に動かすことによって、カバーの開閉ができます(プライバシーシャッター機能)。




オンライン授業やインターネット英会話を受講するときにカメラを使うことが多いですが、「今はカメラに映りたくないな」というような場合にこのカバー機能を使うと安心です。カバーをかけておけば、ソフトウェアの設定を間違っていたとしても確実に撮影を防止できます。プライバシーを守ることができるので安心です。


また、カメラの解像度は720pまたは1080pとなっています。IR & 1080p FHDカメラにすると、顔認証もできるようになります。顔認証が必要な場合は、このカメラを選択してみてください。






スピーカー


スピーカーは本体の底面に搭載されています。音質は良かったです。音楽や動画も楽しめるでしょう。人の声もしっかり聞きとることができます。









静音性の確認


パソコンを使っているときの動作音の大きさを計測しました。

動画を見たりネットをするなどライトな作業のときはとても静かに使うことができました。

CPUに大きな負荷がかかると動作音は大きくなるのですが、他のノートPCよりもやや動作音は抑えられていて快適でした。

問題なく使えると思います。

測定項目 動作音の大きさ
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db 
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db 
YouTube動画閲覧時 28~29db 
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~30db 
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R23実行時)
34~35db





Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDの性能と仕様


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDの仕様は以下の表のようになっています。

 OS Windows 11 Home / Pro
CPU Ryzen 5 7535U
Ryzen 7 7735U
Ryzen 5 7535HS
Ryzen 7 7735HS
メモリー 8GB / 16GB / 32GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB
無線LAN
有線LAN
光学ドライブ -
SDカードスロット -
 HDMI
USBポート USB3.2 × 2
USB Type-C × 2  
ディスプレイ IPS液晶
WUXGA 1920x1200
2.2K 2240×1400
非光沢
サイズ 14インチ
重さ 1.44kg
バッテリー持続時間 動画再生時 約10.2時間
アイドル時 約19時間
(JEITA3.0)


今回のレビューで使用したモデルは以下の仕様になっています(メーカー貸出機)。

OS:Windows 11 Home
CPU: Ryzen 7 7735HS
メモリ: 32GB
ストレージ: SSD 1TB
ディスプレイ:解像度1920×1200


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDはCPUの種類やメモリ容量などの構成があらかじめ決まったモデルと、構成を細かくカスタマイズできるモデルがラインナップされています。

まず、CPUはAMD製のRyzen 7035UシリーズのものとRyzen 7035HSシリーズのものが用意されています。

性能はRyzen 5 7535U < Ryzen 7 7735U < Ryzen 5 7535HS < Ryzen 7 7735HSとなります。末尾がUのものよりもHSがついている方が性能は良いですが、ネットや動画鑑賞、Officeソフトを使った作業が中心であれば、いずれのCPUでも問題なく使うことができます。


メモリは8GBから最大32GBまで搭載することができます。グラフィックスの性能をしっかり引き出したい場合には、16GB(8GB+8GB)のようにメモリ2枚構成にすると良いです。多くのモデルで16GBのメモリが搭載されているので特に問題ないと思います。


ストレージはSSDとなっていて、標準で256GB/512GB/1TBの容量となっています。

文系の場合は、Officeソフトを用いたレポート作成やプレゼン、インターネット、メールの送受信などの比較的ライトな作業が中心になるので、CPUはRyzen 5 7535U、メモリ8GBの構成で大丈夫でしょう。もちろん、CPUはRyzen 5 7535U以上のものを選択しても問題ありませんし、メモリも多ければ多いほど安心なので、余裕があれば上位のCPUや容量の多いメモリを選択してみてください。

理系の場合は負荷のかかる作業を行うことも多いので、CPUはRyzen 5 7535HSやRyzen 7 7735HS、メモリは16GB以上あると良いでしょう。


以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUの性能


CPUの性能をCINEBENCH R23と2024という2つのソフトを用いて測定しました。スコアはそれぞれ8226 pts、479ptsとなりました。高いスコアとなっていて、とても良い性能です。快適に使うことができるでしょう。

また、前モデルも使用したことがありますが、前モデルよりも性能が良くなっていて、順調にバージョンアップしていっているようです。









ストレージの性能


SSDへのデータの読み書きの速度を測定しました。SSDなので高速な動作が可能です。問題なく使えるでしょう。SSDの読み書きの速度についても、前モデルよりも高速になっています。





グラフィックスの性能


メモリ容量が16GBなので、グラフィックスの性能も問題なく発揮することができています。







ベンチマーク  スコア  
Fire Strike
(対象:Direct X11)
4509
Night Raid
(対象:Direct X12)
12104







外観の確認


それでは、Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDの外観を確認してみましょう。

天板を閉じると、下の写真のようになっています。左上と右下にロゴがあります。落ち着いたカラーです。




キーボードとフレームのカラーもブラックで統一されています。キーボード中央の赤いトラックポイントが良いアクセントになっています。












ディスプレイは180度フラットに開くことができます。













本体底面です。




ACアダプターです。小型で使いやすいです。








本体左側面です。USB Type-Cポート×2、USB 3.2、HDMI、マイク・ヘッドフォンジャックが搭載されています。





本体右側面です。USB3.2ポート、有線LANポートが搭載されています。




本体背面部です。




本体の手前部分です。







まとめ


最後に、Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDについてまとめたいと思います。

良いところ


・10万円からの価格で比較的購入しやすい
・性能が良くて快適に使える
・操作性の良いキーボードで効率よく作業できる
・セキュリティ機能が充実
・カスタマイズできる項目が多い


注意するところ


・SDカードスロットは非搭載
・持ち歩く場合はリュックに入れるのがおすすめ


Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 AMDは、AMD製のCPUを搭載し、性能が良くてサクサク快適に使えるノートパソコンです。価格は10万円台からとなっていて購入しやすいです。

セキュリティ機能も充実し、操作性の良いキーボードを搭載しているので、しっかり作業を進めることができます。

手頃な価格で高性能なノートパソコンを探している方は、是非検討してみてください。


詳細はこちら → ThinkPad E14 Gen 6 AMD(直販サイト)








この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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