Lenovo ThinkPad X13 Gen2レビュー 高性能で軽量なモバイルノートPC


Lenovo ThinkPad X13 Gen2は13.3インチのサイズで、重さ約1.2kgのコンパクトで軽いノートパソコンです。大学などの外出先にも簡単に持ち運ぶことができます。

インテル製の最新CPUを搭載していて高い性能を発揮します。学業からプライベートまで幅広く使えます。

しかも、CPUやメモリ、SSDの容量だけでなく、ディスプレイの解像度やセキュリティ機能など、構成のカスタマイズが柔軟にできます。自分好みの構成が組みやすくなるだけでなく、予算を抑えて購入することが可能です。

今回、Lenovo ThinkPad X13 Gen2を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。






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高速に動作し、作業がはかどるノートパソコン


Lenovo ThinkPad X13 Gen2には、最新のインテル製CPUが搭載されています。前世代のCPUよりも約50%近くも性能がアップしていて、非常に高速な動作が可能となっています。

オンライン授業を受けたり、レポートを作成したりなどの学業に使えるだけでなく、ネットショッピングやSNS、動画鑑賞などのプライベート用途にもしっかり活用することができます。




そして、Lenovo ThinkPadシリーズは、作業のしやすさに定評のあるキーボードを搭載しています。

下の写真のように、クリックボタンはタッチパッドの上部に位置していて、キーボードの中央にはトラックパッドと呼ばれる赤いポインタが搭載されていることで、タッチパッドに手を動かさなくても、マウスカーソルの移動やクリック操作ができるようになります。




パソコンでの作業に集中することができるうえに、とても高速に動作するので、効率的に作業を進めることができます。





A4サイズのコンパクトさで軽く、大学に持って行くのも簡単


Lenovo ThinkPad X13 Gen2は13.3インチのサイズです。PC本体の上にA4ノートを置いてみると、下の写真のように大きさがほぼ一致しました。A4サイズのとてもコンパクトなノートパソコンです。




しかも、重さは約1.2kgとなっていてとても軽いです。片手でも楽に持ち上げることができます。







コンパクトで軽いノートパソコンなので、授業やゼミ、研究室などで使用する場合でも簡単に持ち運ぶことができます。





落ち着いた色合いとデザイン


本体のカラーはブラックとなっていて、落ち着いた雰囲気があります。




トップカバーの材質は、PPSとカーボンファイバーから選ぶことができます。PPSは一般的なプラスチック素材になります。今回のレビューではカーボンファイバーのトップカバーを搭載したモデルを使用しています。




カーボンファイバーのトップカバーは、とても上質な色合いと手触りになっていました。見ただけで良い品質だなということが感じられます。しかも、カーボンファイバーの方が約50g程軽くなるようです。ただ、価格的にはPPSの方が安くなるので、少しでも安いものをということであればPPSのトップカバーを選択してみてください。




シャーシにはマグネシウムが用いられています。アルミニウムよりも軽い素材なので、本体の堅牢性を高く保ったまま軽量化されています。




ディスプレイ側のカラーもブラックで統一されています。







レポートや卒論作成に使えるOfficeを選択できる


大学の講義では必ずレポート作成が課されます。また、理系の場合には実験データをまとめる必要もあります。その際に必ず必要になるのが、WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Officeというソフトです。

ThinkPad X13 Gen2を購入する際、Office Home and BusinessとOffice Personalの2種類から選択することが可能です。

大学生にはWord、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。

もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはPowerPointがなく、Word、Excelが含まれています。






インターネットにはWi-Fiと有線LAN、オプションでSIMによるLTE通信が可能


インターネットにはWi-Fiで接続できます。最新の通信規格であるWi-Fi 6にも対応しています。


また、有線LANポートは搭載されていないのですが、標準で付属しているイーサーネット拡張アダプターを使うと、LANケーブルを挿してインターネットに接続することが可能できるようになります。大学のオンライン授業を受けるときなど、安定した高速なネット通信を行いたい場合には有線LANが便利です。


ThinkPadのイーサーネット拡張アダプター。LANケーブルを挿してネット通信ができるようになる。写真は前モデルのThinkPad X390に付属していたもの。


このイーサネット拡張コネクタはオプションとなっていて、不要であれば選択を外すことができます。イーサネットアダプターなしにすると4,000円程度安くなるので、少しでも安く買いたい方はオプションから外すと良いでしょう。





また、オプションになりますが、SIMカードを利用したLTE通信も可能です。SIMカード対応モデルでは、nano SIMカードを使ってネット接続が可能となります。自宅に光回線を引かない人であったり、外出先で良くネットを使うという人は検討してみてください。

LTE通信を希望する場合は、構成確認画面の「WWAN」の項目でLTEの文字が含まれたオプションを選択すると良いです。








映りが良く、選択肢が豊富なディスプレイ


ディスプレイは下のように、選択肢が多く用意されています。いずれもIPS液晶となっているので、とても映りが良いです。

一般的な用途では、WUXGA液晶(1920×1200)のディスプレイで全く問題ありません。価格も一番安いので、購入しやすいです。

他にはより解像度の高いディスプレイや、ブルーライト軽減パネルを搭載したディスプレイ、72% NTSCディスプレイなども用意されています。





今回のレビューではWQXGA液晶(解像度:2560×1600)を搭載したモデルを使用しました。非常に映りが良く、見やすいディスプレイです。




sRGBカバー率は100%となっていて、非常に映りの良いディスプレイです。色域が広く、正確な色表示が可能です。インターネットやメール、動画鑑賞、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの一般的な作業はもちろんのこと、イラスト制作やデザイン、画像・動画編集などの作業にも最適です。


sRGBカバー率 100%
Adobe RGBカバー率  77.6%


真正面からだけでなく、上や横からなど、角度を変えて見ても色合いが変化することなく綺麗に表示されていました。とても見やすい液晶画面です。




最近のノートパソコンとしては、ディスプレイ上部のフレームが少し太いかなという印象を持ちましたが、実際に使う分には特に問題ありません。










使いやすさに定評のあるキーボード


キーボードは下の写真のようになっています。ThinkPadシリーズのキーボードは操作のしやすさに定評があります。実際、キーを押したときの感覚はとても良いもので、非常に使いやすいと感じました。




よく使われるキー(アルファベットキーや数字キー、スペースキー、Shiftキー、半角全角切り替えキー)などの大きさは十分で、問題なく入力できます。




EnterキーやBackspaceキー、矢印キーなども十分な大きさがあります。Enterキーの左隣の記号キー(「@」や「む」、「¥」など)のキーは若干小さくなっていますが、まず問題ないでしょう。最近のノートパソコンによくある仕様です。




真ん中にある赤いボタンはトラックポイントといいます。これを指でグリグリとすると、マウスカーソルを動かすことができます。手をタッチパッドに移動させることなく作業ができて非常に便利です。そして、クリックボタンもタッチパッドの上側についているので、タッチパッドに触れなくても作業をすることができます。







タッチパッドです。クリックボタンが独立していますが、タッチパッドを二本指で操作することによるスクロール操作や右クリック操作なども問題なくできます。




キートップが緩やかにくぼんでいて、指がしっかり乗るような仕様になっています。この辺りも作業のしやすさにつながってきます。また、打鍵感もとても良いです。









周辺機器の接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは次のようになっています。

プレゼンに使えるHDMIポート、USB3.2ポート×2、USB Type-C (Thunderbolt 4)ポート×2、イーサネット拡張コネクタです。SDカードスロットは搭載されていません。

標準サイズのUSBポートが2種類で合計4つもあるので、複数のUSB機器を接続するのも問題ありません。






USB Type-CポートはPower Deliveryに対応していますので、モバイルバッテリーを使ってPCの充電を行うこともできます。今回、最大20W出力可能なモバイルバッテリーを使って、PCの電源がOFFの状態でPCの充電を行うことができました。








HDMI、USB Type-Cポートを使ってプレゼンにも対応できる


大学ではプレゼンを行う機会が多くあります。特にゼミや研究室に所属するようになると、その機会は増えます。

Lenovo ThinkPad X13 Gen2にはHDMIポートとUSB Type-Cポートが搭載されているので、プレゼンにもしっかり対応することが可能です。特に、ほとんどのモニターやプロジェクターに搭載されているHDMIが使えるので安心ですね。




実際に、PCとモニターをHDMIケーブルを使って接続してみました。下の写真のように、問題なくPCの画面を映し出すことができました。




USB Type-Cポートもディスプレイ出力に対応しています。映像出力機器によっては、USB Type-Cが使えることもあるので、必要に応じて使ってみてください。HDMI、USB Type-Cの両方が使えるので安心です。







指紋センサー搭載でセキュリティを確保


キーボードの右上にある電源ボタンは、オプションで指紋センサーとしても使うことができるようになります。



パスワードが不要で、ワンタッチでログインできるようになるので、パソコンを使い始めるのが簡単になります。

他人の指紋では認証が通らなくなるので、他人が勝手にPCを使うのを防止することができます。セキュリティを高く保てるので、大事なデータや人に見られたくない情報が保存されていても安心です。


この指紋センサーはオプションとなっています。必要に応じて選択してみてください。







プライバシーを守るカメラとマイク


カメラとマイクはディスプレイの上部に搭載されています。

カメラにはカバー(ThinkShutter)をかけることができます。レンズを物理的にふさぐことになるので、カメラに確実に映らないようにすることができます。

気がつかないうちにカメラに映っていたということを防いだり、目の前にカメラがあると見られているようで落ち着かないというなくし、安心してパソコンを使用することができるようになります。





カメラは標準では顔認証には対応していません。顔認証が必要であれば、IR & FHDカメラを選択してください。






スピーカー


スピーカーはキーボードの上部に搭載されています。Dolbyオーディオとなっていて、音質は良いです。音楽を聴いたり、動画を見たりするのも問題ありません。また、人の声を聞くのも大丈夫です。






標準でインストールされているDolbyアプリを使うと、音質を細かくカスタマイズすることが可能です。自分好みのサウンドに調整可能です。







オンライン授業


上述したように、Lenovo ThinkPad X13 Gen2にはカメラとマイク、スピーカーが搭載されているので、ZoomやTeamsなどを用いた大学のオンライン授業にも対応することが可能です。

高速に動作するCPUと8GB以上のメモリを搭載することが可能なので、授業中に課題が出されてもしっかり作業することが可能です。






パソコンの性能を調整する機能を搭載


Lenovo ThinkPad X13 Gen2には、パソコンのパフォーマンスをコントロールできるインテリジェントクーリング機能が搭載されています。




調整の仕方は簡単で、デスクトップにある電源アイコンをクリックし、電源モードを変更するだけです。下の写真にあるように、真ん中の高パフォーマンスモードにすると標準の設定、左端にスライドしてより良いバッテリーモードにすると静音モードに、そして一番右の最も高いパフォーマンスモードにすると一番性能を高くすることが可能です。


通常は高パフォーマンスの状態で設定されています。左端に設定(より良いバッテリー)すると、パフォーマンスは下がりますがより静かに使うことができます。また、右端に設定(最も高いパフォーマンス)にすることも可能です。










動作音のチェック


静かに使えるパソコンです。

インターネットや動画鑑賞などの負荷の低い作業時はほとんどファンが回らず、静かに使うことができました。

負荷がかかる作業をすると動作音は大きくなりますが、一般的なノートパソコンよりも動作音は静かでした。静音モード(より良いバッテリー)にすると、とても静かに使うことができました。

とても快適に使うことができると思います。


測定項目  測定値   
 標準
(高パフォーマンス)
静音
(より良いバッテリー) 
 パフォーマンス
(最も高いパフォーマンス)
パソコンOFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db  
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db  
YouTube動画閲覧時 28~29db  
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~30db  
CPU100%使用時
(CINEBENCH R20実行時)
35~36db  28~29db  34~35db






ThinkPad X13 Gen2の仕様と性能


Lenovo ThinkPad X13 Gen2の仕様は以下の表のようになっています。

 OS Windows 10 Home / Pro
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i7-1185G7
メモリー 8GB / 16GB / 32GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB / 2TB
無線LAN
有線LAN
(付属のアダプターで対応可)
光学ドライブ -
SDカードスロット -
 HDMI
USBポート USB3.2 × 2
USB Type-C (Thunderbolt 4) × 2
ディスプレイ
WUXGA IPS液晶(1920x1200)
WQXGA IPS液晶(2560x1600)
サイズ 13.3インチ
重さ 約1.19kg ~


今回のレビューで使用したThinkPad X13 Gen2の主な仕様は以下の通りです(メーカー貸出機)。

OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-1165G7
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
ディスプレイ:WQXGA IPS液晶 解像度:2560×1600


CPUはCore i3 / Core i5 / Core i7から選択することができます。性能はCore i3 < Core i5 < Core i7となります。

Core i3でも、インターネットやメール、SNS、動画鑑賞、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などは十分快適に行うことができます。Core i5を選択するとスタンダードな性能になり、Core i7を選択するととても高い性能になります。

メモリは8GB/16GB/32GBから選択することができます。

ストレージはSSDとなります。256GBから最大2TBまで幅広く選択することが可能です。

ディスプレイは複数の選択肢が用意されています。 通常は、WUXGA IPS液晶(1920x1200)のもので全く問題ありません。他にも、より色域の広いディスプレイや、高解像度のWQXGA IPS液晶(2560x1600)が用意されているので、目的に応じて選択すると良いでしょう。

レポート作成に必要なMicorosoft Officeが搭載されたモデルも選択することができます。Word、Excel、PowerPointが必要であればOffice Home and Business、WordとExcelのみでよければOffice Personalを選択してください。


以下はCPUやストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトで計測したベンチマークになります。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。

  

CPUの性能


CPUの性能を測定しました。CINEBENCH R20とR23という2つのベンチマークソフトを使っています。スコアはそれぞれ、2075pts、5579ptsとなりました。とても良い性能です。しっかりと快適に使うことができるでしょう。







また、上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、各モードでCPUの性能を計測しました。ご参考までにご覧ください。


設定  スコア
(CINEBENCH R20) 
スコア
(CINEBENCH R23)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
高パフォーマンス(標準) 2075 537 5579 1380
より良いバッテリー(静音)   842 361  1898  934 
腸も高いパフォーマンス 2191 570 5530 1438



ストレージの性能


SSDのアクセス速度を計測しました。読み書きがとても高速なSSDです。とても快適に使えると思います。







グラフィックスの性能


グラフィックスの性能を測定しました。一般的なノートパソコンよりも良い性能です。インターネットやメール、動画鑑賞、Officeソフトを使ったレポート作成プレゼンなどの一般的な作業はもちろんのこと、カジュアルな画像や動画編集、ライトなゲームプレイなども快適に行うことができます。






各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。

ベンチマーク 評価対象 スコア
Nigh Raid DirectX 12 4808
Fire Strike DirectX 11 15394






外観の確認


それでは、Lenovo ThinkPad X13 Gen2の外観を確認してみましょう。


まず、天板部分です。左上にThinkPadのロゴが刻印されています。天板はカーボン製で、とても上質な仕上がりになっています。




スリムな外観です。




前から見たところです。














後ろ側から見たところです。










ACアダプターです。小さいのでスッキリ使え、持ち運ぶときも便利です。



左側面です。




右側面です。




手前側です。




背面側です。








まとめ


Lenovo ThinkPad X13は13.3インチで重さが約1.2kgと、とても軽くてコンパクトなノートパソコンです。大学にも簡単に持ち運ぶことができます。

性能も高く、快適に作業を進めることができるでしょう。ディスプレイも綺麗で、選択肢も豊富です。カスタマイズのオプションが充実しているので、自分好みの構成を選びやすいです。

SDカードスロットが搭載されていませんが、それ以外は性能と機能がとても充実したノートパソコンです。

性能が良くて持ち運びがしやすく、そして作業がしやすいノートパソコンを探している方は、是非検討してみてはいかがでしょうか。


詳細はこちら →  Lenovo ThinkPad X13 Gen2(直販サイト)





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