安くて良い性能Ideapad Slim 3 Gen10 14型AMDレビュー
更新日:2026年03月10日

Lenovo Ideapad Slim 3 Gen10 14型AMD。機材貸出:レノボジャパン
現在メモリ価格の高騰で、ノートパソコンの価格がとても高くなっていますが、そんな中でもLenovo Ideapad Slim 3 Gen10 14型AMDは最安10万円を切る価格帯を維持しています。
とても魅力的に映るのですが、一方で本当に大丈夫なのか気になるところだと思います。
今回そのIdeapad Slim 3 Gen10 14型AMDを借りることができましたので、実際に使ってみてどれくらい使えるのか?持ち運びはしやすいか?など、レビューをご紹介したいと思います。
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Ideapad Slim 3 Gen10 14型AMD(直販サイト)
この価格でこの性能はお得だと思う
Ideapad Slim 3 Gen10 14型AMDは最安で10万円以下ギリギリくらいで購入できてとても魅力的な価格なのですが、一方で大丈夫なのか?と思う人も多いかもしれません。
でも、実際に使ってみた感想は「全く問題ないじゃん!」ということに尽きます。
実際にCPUの性能やデータの読み書きの速度、グラフィックスの性能などを計測してみると、数値的には若干抑えめかなぁという感じはしましたが、体感的には全く問題なしです。

Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDの使用例。
実際に、Wi-Fi環境でインターネットをしているところを撮影しました。動画を見てもわかる通り、サクサク動いてとても快適に使うことができました。このような感じで、他のアプリも軽快に動作します。
Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDでインターネットをしているときの動画。
再生時間:38秒
再生時間:38秒
AI機能(NPU)は残念ながら搭載されていないのですが、AIはインターネットに接続すれば使えることが多いですし、まだパソコン本体でAIを活用するというのはまだまだこれからかなという段階なので、あまり気にしなくても良いと思います。
大学の勉強にも就職活動にも、プライベートでの使用にも快適に使える性能です。
はっきり言って、かなりお得なのでは?と思う製品です。
安さの理由
じゃあ、他のパソコンが軒並みこんなに値段が上がってるのに、どうしてこのパソコンだけこんなに安いの?と思われるかもしれませんが、その理由は搭載しているCPUのバージョンになります。
CPUはAMD製のRyzen 5 7535HS、またはRyzen 7 7735HSという二世代前のCPUが搭載されています。つまり、型落ちのCPUが搭載されているから安くなっているというわけです。

もし、型落ちを気にされるようでしたら、この製品はやめて別のものを検討された方が良いかもしれません。
ただ、この下でも詳しく紹介していますが、実際に性能を計測してみたり、ディスプレイやキーボード、本体のデザイン・質感などを確認してみても、全く問題のない良い品質のものを搭載していますので、安心して使えるのではないかと思います。
大学やカフェに持っていきやすいサイズと軽さ
本体は14インチのサイズで、A4ノートと比べると下の写真のようになっています。A4よりも縦横ともに1cm程度大きいです。これくらいのサイズであれば、カバンにも入りやすいです。

重さは実測で1.39kgでした。これくらいの重さであれば、カバンに入れて持ち運ぶこともできます。大学やカフェに持っていくことも問題ないでしょう。

バッテリー駆動での使用について
バッテリー駆動時間は動画再生時が約9.0 時間、アイドル時が約17.0 時間となっています。ノートパソコンとして一般的な長さで、バッテリーだけでも問題なく使うことができます。
ACアダプターなしで、複数の講義や演習に使うことができます。
とはいうものの、ACアダプターを忘れたり、充電が残りわずかになってしまうこともあると思います。
そんなときは普段スマホの充電に使っているモバイルバッテリーを使えば、パソコンの充電を行うことができます。

ただ、モバイルバッテリーの出力数は45W以上必要です。20Wの出力のモバイルバッテリーではパソコンの充電ができませんでした。
| 出力数 | PC 電源ON | PC 電源OFF |
|---|---|---|
| 20W | × | × |
| 45W | 〇 | 〇 |
| 65W | 〇 | 〇 |
モバイルバッテリーでIdeapad Slim 3 Gen10 14型AMDを充電した時の結果。45W以上の出力があれば充電が可能。
デザイン
価格が安いと使われる素材がワンランクダウンして、見た目が安っぽくなることもあるのですが、Ideapad Slim 3 Gen10 14型AMDに関しては全く当てはまりません。
見た目、手触りともに良質な仕上がりです。

前から見ても問題なしです。

ディスプレイの開閉を行ったり、本体を持ってみても、たわみやグラつきなどもなく、しっかりとした作りになっています。

キーボードや手を乗せるパームレストの質感もとても良いです。安心して使えるでしょう。

実際に手でIdeapad Slim 3 Gen 10 14型AMDを持った時の感じや見た目について、動画にしてみましたので参考にしていただければと思います。
Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDの持った時の感じや見た目の動画。
再生時間:46秒
再生時間:46秒
インターネットとOfficeソフト
インターネット
インターネットにはWi-Fiを用いて接続することができます。Wi-Fiの通信規格Wi-Fi 6に対応しています。
最新の通信規格であるWi-Fi 7やWi-Fi 6Eには対応していません。この点は少し残念なポイントではありますが、Wi-Fi 6の通信速度はとても速いので実用上何の問題もありません。
Officeソフト
OfficeソフトはMicrosoft Office Home and Businessを選択することが可能です。
Officeソフトが不要な方は特に選択しなくても大丈夫です。
Officeソフトがセットなら11万円代、Office無しなら9万円代で購入できます。
IPSディスプレイを搭載して見やすい
ディスプレイのサイズは14インチ、解像度は1920×1200 (WUXGA)となっていてスタンダードな仕様です。
実際にネットを見たり動画を見たり、講義資料を表示させたりしてみたところ、特に気になる点はありませんでした。
クリアに表示されていて、歪みやにじみもなく、見やすいディスプレイです。

色の表示に関して、実際に表示できる色の範囲を計測してみたところ、sRGBカバー率は60.8%となっていて、sRGBの範囲はカバーしきれていませんでした。一般的なディスプレイになります。このあたりは価格相応ですね。でも、15万円くらいのノートパソコンでも同じようなディスプレイを搭載している場合がありますので、普通に使う分には特に気にしなくて大丈夫です。

| sRGBカバー率 | 60.8% |
|---|---|
| Adobe RGBカバー率 | 45.4% |
作品制作など、細やかな色の表示が大事な作業にはあまり向いていないかもしれませんが、ネットやレポート・資料作成、プレゼンなど、普通に使う分には特に問題ないです。
実際、画像や動画を表示させてみても、違和感のない表示です。

IPS液晶なので、上や横からなど別の角度から見ても色が抜けてしまったりということもありません。視野角の広いディスプレイです。


キーボード
スタンダードな日本語配列のキーボードです。Copilotキーも搭載されています。

キーの大きさ、間隔、キーを押したときの深さ等、特に問題ありません。

実際に、Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDでタイピングしているところを撮影しました。ブラインドタッチでも問題なく快適に入力できました。打鍵音の確認もできます。
Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDでキーボード入力しているときの動画。
再生時間:22秒
再生時間:22秒
キーボードの左半分と右半分を拡大してみました。キーの並びも特に問題ありません。


タッチパッドも問題なく使えます。

周辺機器との接続やマルチメディア機能
ポート類
ポート類はよく使われるものがしっかり搭載されていますので、周辺機器との接続は特に困らないでしょう。
USBポートはType-A×2、Type-C×1となっています。


SDカードスロットはフルサイズのものに対応しています。途中までしか入らないので、引っ掛けないようにだけ気をつけましょう。

HDMIポートがあるので、モニターやプロジェクターにつないでプレゼンを行うことも問題ありません。大学のゼミや研究室で発表する場合でも、スムーズに対応できます。

実際にモニターとHDMIケーブルでつないでみたところ、PCの画面と同じものをモニターに映すことができました。プレゼンOKです。

PCと別の画面を表示して、PCとモニターのそれぞれで違う作業を並行して進めることもできます。マルチモニターもOKです。

カメラとマイク
カメラとマイクはディスプレイ上部に搭載されています。カメラの解像度は1080p (フルHD)で問題なく使えます。

カメラはプライバシーシャッターが搭載されているので、映りたくないときはシャッターを閉じておくと安心です。

スピーカー
スピーカーはキーボードの隣にあります。左右に1つずつ搭載されていてステレオで聞けます。音質はややライトかなという印象ですが、問題ない範囲です。

静音性の確認
パソコンの動作音の大きさを計測しました。
Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDには、電源のパフォーマンスを調整する機能が搭載されています。今回は、標準の適応パワーモードとバッテリー節約モードの2つでそれぞれ動作音の大きさを測定してみました。

インターネットや動画を見るなど、軽めの作業をしているときはとても静かに使うことができました。
CPUに大きな負荷がかかると動作音が大きくなりますが、適応パワーモードでは他の一般的なノートパソコンと同程度~やや抑えめのの大きさでした。
バッテリー節約機能モードにするとかなり動作音が抑えられ、静かに使うことができました。図書館やカフェなどで作業するときは、こちらのモードに変えて見ても良いでしょう。バッテリーの消費も抑えられ、電源なしでも長く作業することができます。
特に問題なく使えるでしょう。
| 測定項目 | 動作音の大きさ | |
|---|---|---|
| 適応パワーモード | バッテリー節約機能 | |
| PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db | |
| アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db | |
| YouTube動画閲覧時 | 28~29db | |
| インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~30db | 28~29db |
| CPU 100%使用時 (CINEBENCH R23実行時) |
35~37db | 32~33db |
仕様と性能
Lenovo Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDの仕様は以下の表のようになっています。
| OS | Windows 11 Home / Pro |
|---|---|
| CPU | Ryzen 5 7535HS Ryzen 7 7735HS |
| メモリー | 16GB |
| ストレージ | SSD 512GB / 1TB |
| 無線LAN | ○ |
| 有線LAN | - |
| SDカードスロット | 〇 (フルサイズ) |
| HDMI | 〇 |
| USBポート | USB3.2 × 2 USB Type-C × 1 |
| ディスプレイ | IPS液晶 WUXGA (1920x1200) 非光沢 タッチパネル |
| サイズ | 14インチ |
| 重さ | 約1.39kg |
| 指紋認証 | - |
| 顔認証 | 〇 |
| プライバシーシャッター | 〇 |
今回のレビューで使用したモデルは以下の仕様になっています(メーカー貸出機)。
OS:Windows 11 Home
CPU: Ryzen 5 7535HS
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
CPU: Ryzen 5 7535HS
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
OSはWindows 11 Home、またはWindows 11 Proから選択できます。通常はWindows 11 Homeで問題なく使うことができます。
CPUはRyzen 5またはRyzen 7から選ぶことができます。性能はRyzen 5 < Ryzen 7となります。
今回のレビューではRyzen 5を搭載したモデルを使用しています。この下で紹介しているように、性能を計測してみると最近のノートパソコンとしては若干抑えめですが、問題なく使うことができる性能です。気になるようであればRyzen 7を搭載してみても良いでしょう。
メモリ容量は16GBあり、複数の作業を同時に行ってもしっかり使えます。
大学生の場合は、文系も理系もCPUにRyzen 5、メモリ16GBを選択すれば快適に使えるでしょう。できればCPUをRyzen 7にしておくと、より長く快適に使い続けることができると思います。
以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。
CPUのベンチマーク
まず、CPUの性能をCINEBENCH R23と2024という2つのソフトを用いて測定しました。スコアはそれぞれ7720pts、470 ptsとなりました。
最近のノートパソコンのCPUとしては若干抑えめですが、問題なく使うことができる性能です。


ストレージの読み書きの速度
ストレージの速度を測定しました。非常に高速な動作が可能です。データの読み書きが高速に行えるので、とても快適に使うことができます。

グラフィックスのベンチマーク
グラフィックスの性能は問題ありません。


| ベンチマーク | スコア |
|---|---|
| Fire Strike (対象:Direct X11) |
4309 |
| Night Raid (対象:Direct X12) |
16913 |
外観の確認
それでは、Lenovo Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDの外観を確認してみましょう。
本体カラーはルナグレーと呼ばれる色が採用されています。個人的にはブラックではないところが良い感じで、シックで上質な雰囲気が感じられるなと思います。

スリムにできています。







本体底面です。

本体左側面です。

本体右側面です。

本体背面部です。

本体の手前部分です。

まとめ
最後に、Lenovo Ideapad Slim 3 Gen 10 14型AMDについてまとめたいと思います。
良いところ
・購入しやすい価格帯
・性能が良くて学業もプライベートも使える
・A4サイズで軽く、大学に持っていきやすい
・IPS液晶を搭載し、見やすいディスプレイ
・よく使われるポート類がしっかり搭載され、周辺機器との接続が安心
・バッテリー駆動も問題なし(モバイルバッテリーで充電OK)
注意するところ
・CPUは型落ち
・ディスプレイの色域は普通
実際にIdeapad Slim 3 Gen 10 14型AMDはCPUは型落ちのものが搭載されているのですが、今でも問題なく使える良い性能で、ディスプレイも見やすく、ポート類もしっかり搭載され、大学にも持っていきやすい軽い製品だということがわかりました。
これで最安10万円以下(2026年3月現在)で購入できるのは、結構お得なんじゃないかと思います。
メモリの高騰によってパソコン本体の値段がかなり上がっているので、少しでも安く購入したい人は是非検討してみてください。
詳細はこちら
Ideapad Slim 3 Gen10 14型AMD(直販サイト)
この記事を書いた人
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石川 |
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