dynabook RZ/HWレビュー 14インチで1kg以下の高性能な軽量ノートパソコン

更新日:2024年2月2日

dynabook RZシリーズは14インチのサイズで1kgを切るという超軽量なノートパソコンです。

これまで1kgを切る製品は13.3インチのPCが多かったのですが、dynabook RZシリーズは軽くて使いやすさを保ったまま、より広い画面で作業ができるようになりました。

性能も良く、とても快適に使用することができます。ポート類もとても充実していて、周辺機器との接続も安心です。

今回、実際にdynabook RZ/HWを使用してみましたので、そのレビューをご紹介したいと思います。



dynabook RZ/HW。機材貸出:Dynabook Inc.



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dynabook RZシリーズはどんなことができて、どんな大学生に最適?


dynabook RZシリーズは14インチのサイズで、1kg前後の非常に軽量なノートパソコンです。性能も良く、幅広い用途にしっかり使うことができるでしょう。具体的には以下のような特徴があります。



14インチで1kgを切るとても軽いから、大学などの外出先にとても楽に持ち運ぶことができる


dynabook RZシリーズは14インチのサイズですが、940g~という非常に軽いノートパソコンです。

1kgを切るdynabookの製品にはdynabook Gシリーズdynabook XZシリーズという13.3インチのノートPCがすでに販売されていますが、dynabook Rシリーズはそれよりも画面サイズを大きくして、より見やすい画面を搭載した軽量なノートパソコンとなっています。


dynabook RZシリーズは片手でも楽々持てる軽さを実現。


今回のレビューでは、dynabook RZ/HWというモデルを使用しました。

実際にdynabook RZ/HWの重さを計測したところ、1030gとなっていました。dynabook RZ/MWなどの他のモデルは940g~となっていて若干重いのですが、それでも14インチで約1.0kgというのはトップクラスの軽さです。もし、少しでも軽いほうが良ければdynabook RZ/MWを選択するのが良いでしょう。


dynabook RZ/HWの重さ。


1kgを切る軽さにくわえて画面サイズが広いと、作業がしやすくてより使いやすくなります。


本体の大きさはA4よりも1cm程度大きいくらいのサイズ感です。13.3インチノートPCと比べると少しだけ大きくなりますが、カバンに入れてもかさばらずに持ち運ぶことができるサイズになります。


dynabook RZ/HWの上にA4ノートを重ねて大きさを比較したところ。


自宅でもしっかり作業ができるだけでなく、大学やカフェ、図書館などの外出先にも簡単に持ち運ぶことができます。A4サイズなのでカバンに入れてもかさばらず、しかも軽いので疲れにくいのがうれしいですね。

自宅でも外出先でもしっかり使えるノートパソコンです。




電源につながなくても最大24時間使える


大学の講義や演習などに持っていったときに気になるのは、バッテリーや電源のことです。充電するのを忘れてしまって授業中に使えなくなってしまったりすると大変です。

また、講義室や演習室ではコンセントに挿して電源をとることも難しいです。

dynabook RZシリーズは最大で24時間のバッテリー駆動時間があるので(dynabook RZ/HWは最大24時間、dynabook RZ/MWは最大20.5時間)、バッテリー切れを心配せずにしっかり使うことができます。




性能が良く、学業、プライベート、就職活動などに幅広く使える


dynabook RZシリーズはインテル製のCPUと、16GBまたは32GBのメモリを搭載していて、とても良い性能を発揮します。

講義レポートの作成や資料の参照、プレゼン、インターネットや動画鑑賞など、学業もプライベートもしっかり活用することができます。

就職活動にも問題なく活用することができます。本体が軽いので、就職活動中に持ち歩くというような使い方も可能です。

また、プログラミングなどにもしっかり活用することができます。特にメモリ容量が大きいので、データサイズが大きいデータも扱うことができます。





一般的なノートパソコンと比べてグラフィックスの性能が60%程高いため、画像や動画編集などにも使うことができます。ただ、NVIDIA GeForce RTXシリーズのような非常に高いグラフィックス性能ではありませんので、クリエイターが使うような高度なグラフィックス作業は厳しいかもしれません。




dynabook RZシリーズはこんな大学生におすすめ


dynabook RZ/HWをはじめとするdynabook RZシリーズは、以下のような大学生にとって最適です。

・大学にノートパソコンを持っていく大学生
・なるべく荷物を軽くしたい人
・通学時間の長い大学生
・バッテリー駆動で使いたい人
・少しでも広い画面で作業したい人


14インチで1kg前後のとても軽いノートパソコンなので、大学に持っていくことを考えている大学生にとって使いやすいでしょう。疲れにくいので移動が楽にできます。

性能も申し分ありません。バッテリー駆動時間も長いので、電源なしで長時間使うことができます。


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14インチで1kg以下、そして性能や機能も十分に良い製品で、Dynabookの技術力がしっかり詰め込まれているように思います。ただ、その分価格は少し高いと感じる人もいるかと思います。

Dynabookの他のノートパソコンで、同じ1kg以下の製品としては以下のものもラインナップされています。以下のような特徴があり、もし13.3インチのサイズでも良ければdynabook GZシリーズが軽くて性能も良く、価格が下がって購入しやすいかと思います。あわせて検討してみてください。



dynabook GZシリーズ

13.3インチで1kg以下の軽量ノートPC。バッテリー最大24時間。ポート類がとても充実し、周辺機器の接続も安心。


詳細はこちら → dynabook GZシリーズ (直販サイト)


レビュー → dynabook GZレビュー 



dynabook XZシリーズ

13.3インチで1kg以下の軽量ノートPC。モバイルノートPCとしては珍しく、バッテリーを自分で交換できる。


詳細はこちら → dynabook XZシリーズ icon (直販サイト)


レビュー → dynabook XZレビュー 







さわやかに使える上品なデザイン


dynabook RZ/HWはスリムで上品なデザインをしたノートパソコンです。




天板やキーボードなど、本体はダークテックブルーと呼ばれる黒と紺色の中間的なカラーが採用されていて、とても洗練された印象があります。男性にとっても女性にとっても馴染みやすいカラーだと思います。




キーボードの文字色は白色が採用されていて、文字の見やすさとデザインがうまく調和しています。








映りが良くて目にやさしいEyesafe認証ディスプレイを搭載


ディスプレイサイズは14インチで、スリムなフレームとなっています。高輝度、広視野角TFTカラーLED液晶を搭載していて映りも良いです。また、ブルーライトを低減するようになっているので、長時間使用しても目に優しいです。

なお、液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合がありますことをご了承ください。



映り方


正面からだけでなく、横や上からなど角度を変えてみても綺麗に表示されます。視野角は広いです。また、非光沢液晶なので蛍光灯などの映り込みも少なく見やすいです。




横や上からなど、角度を変えても綺麗に表示される。



少し技術的な話になりますが、sRGBカバー率は98.0%となっていて広い色域です。正確な色の表示が可能です。インターネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの一般的な作業だけでなく、画像や動画編集などのクリエイティブな用途にも良いでしょう。

sRGBカバー率 98.0%
Adobe RGBカバー率  76.1%




ブルーライトを低減


最近は学校も職場も社会全体的にオンラインでの活動が増えていて、パソコンの画面を見る時間が長くなりました。




dynabook RZ/HWはEyesafe認証を取得したディスプレイを搭載しています。Eyesafe認証とはヨーロッパなどの海外へ輸出される工業製品の安全試験・認証を提供している第三者検査機関であるテュフ・ラインランドが定めている認定のことです。目の保護に関してとても高い基準をクリアしていることを意味しています。

ブルーライトが低減されていて、長時間見続けても目への負担が少なくなっています。少しでも目に優しいのはうれしいですね。



解像度など


ディスプレイの解像度は1920×1200(WUXGA)となっています。解像度が1920×1080(フルHD)の一般的なノートパソコンのディスプレイよりも縦方向の情報量が増え、より多くの情報を1画面に表示することが可能になります。上下にスクロールする回数が減るので、作業効率もアップしそうです。









キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。スタンダードな日本語配列のキーボードです。キーボードは防滴加工がされています。水濡れによるリスクを低減できるようになっているようです。




半角・全角切り替えキーが若干小さめですが、問題のない範囲だと思います。アルファベットや数字キーなど、他のキーについては特に問題ありません。




「\」や「-」、「む」キーなどは他のキーよりも若干小さめにできていますが、特に問題なく使えると思います。EnterやBackSpaceキーなどは、しっかりと大きさが確保されています。




キー同士の間隔は19mm、キーを押したときの深さは1.5mmとなっていてスタンダードな仕様です。




タッチパッドです。縦方向に広めに作られています。三本指や四本指での操作も楽にできるようになっていて、より作業効率がアップしそうです。





dynabook RZ/HWのキーボードのバックライトは、下の写真のようなカラフルな光となっています。もちろん、必要ない場合はOFFにすることができます。








インターネットにはWi-FiでもLANケーブルでも接続できて便利


インターネットにはWi-Fiで接続できるのはもちろんのこと、LANケーブルを挿して接続することも可能になっています。

LANケーブルを使うと通信が高速で安定するので、オンライン授業などで利用すると通信が途中で切れる心配もなく安心です。


LANケーブルと有線LANポート。






レポートや書類作成に使えるOfficeソフトを選択可能


大学の講義で課されるレポートや卒論・修論の作成に必要な、Officeソフトの有無を選択することができます。

Officeソフトを選択した場合は、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookが入ったOffice Home and Businessが搭載されます。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。

Officeソフトを単体で購入するよりも、セットで購入する方が安くなります。






指紋・顔認証とプライバシーシャッターを搭載し、高いセキュリティを実現


dynabook RZシリーズでは指紋認証やプライバシーシャッター機能を搭載していて、セキュリティをしっかり守ることができます。


指紋センサー


電源ボタンに指紋センサーが統合されています。電源ボタンを押すと同時に指紋認証が完了するので、パソコンを使い始めるのがとてもスムーズになります。


電源ボタンに指紋センサーが統合されている。



プライバシーシャッター


カメラはディスプレイ上部に搭載されています。カメラレンズにカバーをかけることができるプライバシーシャッターも搭載されていますので、カメラに映りたくないときはカバーをかけておくと良いでしょう。ZoomやTeamsを使ってビデオ通話をしているときに、気がついたら映ってしまっていたというような恥ずかしい思いをしないですみます。


カメラに搭載されたプライバシーシャッター。
(上)カメラの撮影ができる状態。
(下)カメラの撮影ができない状態。




顔認証


dynabook RZ/HWには顔認証が搭載されていますが、dynabook RZ/MWには搭載されていません。もし顔認証が必要な場合はご注意ください。






周辺機器との接続に必要なインターフェースが充実


dynabook RZシリーズは薄型で超軽量タイプのノートPCですが、インターフェースが削られることもなく、充実の構成となっています。周辺機器との接続に困ることは少ないでしょう。










プレゼンやマルチモニターに対応できる


プレゼンに対応したり、外付けディスプレイをつないでマルチモニターで作業するのに使えるHDMIポートが搭載されています。




実際、HDMIケーブルを使ってPCとモニターを接続してみたところ、PCの画面と同じものをモニターに映し出すことができました。プレゼンにもしっかり対応できます。




また、PCの画面を拡張し、PCの画面とモニターの2つのディスプレイで作業することも可能です(マルチモニター)。




また、USB Type-Cポートもディスプレイ出力に対応しています。






SDカードスロット


SDカードスロットはmicro SDカードに対応しています。奥までしっかり入り、作業の邪魔になりません。





USBポート


USBポートは標準サイズのUSB Type-Aポートが2つ、USB Type-Cポートも2つとなっています。複数のUSB機器を同時に接続するのも問題ありません。


また、USB Type-Cポートを使うと、Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーや充電器からPCに充電を行うことができます。実際、PCの電源がONでもOFFでも20W以上の出力数があれば、パソコンの充電を行うことができました。

普段スマホの充電に使っているモバイルバッテリーをそのまま使用することができるので、荷物が減って便利です。

   PC 電源OFF PC 電源ON
モバイルバッテリー
(20W)
充電器
(45W)


スマホの充電にも使えるモバイルバッテリー。モバイルバッテリーは筆者が別途購入したもので、PC本体には付属しない。


もちろん、ACアダプターは手のひらの半分もない程度の小型サイズなので、こちらを持ち運ぶのも問題ありません。


標準で付属するアダプター。手のひらの半分程度の小型タイプ。







カメラとマイク、スピーカー


dynabook RZシリーズには、カメラとマイク、スピーカーが搭載されています。最近は対面授業に戻っていますが、もしオンライン授業があったとしてもしっかり対応することができます。

また、インターネットを通して学習できるオンライン英会話サービス等にも使えますので、在学中に学力向上や自己啓発などに、しっかりと使うことができます。


カメラ


カメラとマイクはディスプレイの上部に搭載されています。上述した通り、カメラにはプライバシーシャッター機能が搭載されています。


ディスプレイ上部に搭載されたカメラとマイク。




スピーカー


スピーカーは本体底面とキーボードの横に2つずつ搭載されています。Dolby Atmosのサウンドシステムが搭載されています。

実際にスピーカーからの音を確認してみたところ、良いサウンドでした。動画を見たり会話を聞いたりするのは問題ないです。音楽については好みがあるかもしれませんが、問題ないと思います。

もし、より良い音質でということであれば、イヤホンやヘッドホンを利用するととても良い音質で聞くことができます。ヘッドホンジャックは本体側面に搭載されています。






キーボードに搭載されたスピーカー。



本体の底面に搭載されたスピーカー。




AIノイズキャンセラーを利用でき、クリアな音声を伝えられる


マイクを使う場合、周囲のノイズを効果的にカットしてくれるAIノイズキャンセラーを利用することができます。インターホンのチャイム音や自宅の生活雑音をカットしてくれるので、自分の声だけを綺麗に相手に伝えることができます。





実際にどのように聞こえるかという動画がありますのでご覧ください。











dynabook RZ/HWは静かに使える?


dynabook RZシリーズにはパソコンの使用電力を設定する機能(dynabook省電力設定)が搭載されています。

この機能を有効にして、電源モードから「トップクラスの電力効率」を選択すると動作音を抑えて使用することができるようになります。通常のモードでも問題のない動作音ですが、外出先で使用する場合など、より静かに使いたいときに使用すると良いでしょう。



dynabookの設定アプリから利用できる「dynabook省電力設定」機能。



Windowsの設定から利用できる電源モード。



実際に、標準のバランスモードと省電力モードにおいて、パソコンの動作音の大きさを比較しました。

標準モードでは動画を見たり、インターネットをしたりする等、軽めの作業をしているときは静かに使うことができます。パソコンに負荷がかかると動作音は大きくなりますが、他のパソコンと同程度~やや抑えめの動作音となりました。問題なく使えるでしょう。CPUが高い性能を発揮することを考えると、とても優れた静音性です。

また、省電力モードにすると、軽めの作業はもちろんのこと、パソコンに負荷がかかる処理を行っても静かに使うことができました。より静かに使うときは、省電力モードに設定すると良いでしょう。このモードでもサクサク快適に動作しますのでしっかり使うことができます。

測定項目   測定値    
 標準  省電力
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db 
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db 
YouTube鑑賞時 28~29db 
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~31db   28~29db
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R20実行)
37~38db  29~30db






dynabook RZ/HWの仕様と性能


dynabook RZシリーズの仕様は以下のようになります。dynabook RZ/HWとdynabook RZ/MWの仕様についてまとめています。


 モデル  dynabook RZ/HW dynabook RZ/MW
 OS Windows 11 Home Windows 11 Home / Pro 
CPU Core i7-1370P Core i7-1360P  / Core i5-1340P

メモリー
 16GB 16GB / 32GB 
ストレージ 1TB   512GB / 1TB   
ディスプレイ 高輝度・広視野角 TFTカラー LED液晶
1920×1200(WUXGA)
ノングレア   
 サイズ 14インチ    
USBポート USB3.2 × 2
USB Type-C × 2   
SDカード micro SDカードスロット   
有線LAN 〇   
無線LAN ○   
指紋認証 〇 
 顔認証  〇
 Officeソフト Office Home and Business 搭載 Office Home and Business 選択可能 
バッテリー  約24時間 約20.5時間  
 重さ 約1.05kg  約940g  



今回のレビューで使用したdynabook RZシリーズの仕様は以下の通りです。

モデル名:dynabook RZ/HW
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1370P
メモリ: 32GB
ストレージ: SSD 1TB


dynabook RZシリーズにはRZ/HW、RZ/MWの2つのモデルがラインナップされています。それぞれのモデルにおいて、CPUやバッテリー持続時間と重さなどが違います。

CPUはCore i7-1370P / Core i7-1260P / Core i5-1240P から選ぶことができます。性能的にはCore i5 < Core i7ですが、どちらも最新世代のCPUで非常に高い性能を発揮します。Core i7同士の性能を比較すると、Core i7-1360P < Core i7-1370Pとなります。


dynabook RZ/HWは約1.05kgと1kgを少しオーバーしますが、とても軽いことに変わりはありません。dynabook RZ/MWの場合は、約940gとなっていて非常に軽いです。少しでも軽いほうが良ければdynabook RZ/MWから選択すると良いでしょう。

バッテリー持続時間はdynabook RZ/HWが最大24時間、dynabook RZ/MWは最大20.5時間となっています。

文系も理系もCPUにCore i5、メモリ16GBを選択すれば非常に快適に使用することができます。もちろん、CPUをCore i7にすればさらに高速に、そして快適に使用することができます。


以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。


CPUの性能


CPUの性能をCINEBENCH R23 / R20という2つのソフトを用いて計測しました。

スコアはそれぞれ11113ts、4245ptsとなり、とても高い値になりました。ひとつ前のモデルよりも20%近く性能がアップしています。

とても快適に使うことができるでしょう。







また、上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、各モードでCPUの性能を計測しました。ご参考までにご覧ください。

静音モードにするとスコアは40%程度低下しますが、ほとんど動作音がしなくなるくらい静かに使うことができました。より確実に静かに使いたい場合はこちらの設定を利用してみてください。この状態でもとても快適に使うことができます。


[全部表示されていない場合、横にスクロールできます]
設定  スコア
(CINEBENCH R23) 
スコア
(CINEBENCH R20)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
標準 11113 1699 4245 647
省電力 6106 1171 2452 452



ストレージの性能


SSDのアクセス速度を計測しました。読み書きとも非常に高速です。非常に快適に使うことができるでしょう。





グラフィックスの性能


グラフィックスの性能は一般向けのノートパソコンよりも60%程度高いです。ネットやOfficeソフトを用いた一般的な作業だけでなく、カジュアルな画像や動画編集、軽めのゲームプレイなども対応できます。







各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。


ベンチマーク 評価対象 スコア
Fire Strike DirectX 11 5614
Sky Diver DirectX 12 20100






外観の確認


最後にdynabook RZ/HWの外観を確認してみましょう。

ダークテックブルーというカラーが採用されています。黒の品格と青のカジュアル感を合わせ持つという意味があるようです。確かに上品な感じで使いやすそうな印象があります。




本体はスリムです。




ディスプレイのフレームが細く、とてもスッキリした外観です。



















底面です。




ACアダプターです。小型で軽量タイプです。




本体の左側面になります。




右側面です。




手前側です。




背面です。







まとめ


最後にdynabook RZ/HWについてまとめたいと思います。

良いところ


・1kgを切ってとても軽く、大学に持っていきやすい
・学業からプライベートまで幅広く使える良い性能
・バッテリー駆動時間が長い
・ポート類が充実していて、周辺機器の接続も安心
・セキュリティ機能が充実


注意するところ


・顔認証機能有りと無しのモデルがある



今回実際にdynabook RZシリーズを使ってみて、14インチのサイズがありながらもたったの1kg以下という軽さというのはとても魅力的でした。大学に持っていく場合にも、楽に持ち運ぶことができます。また、性能も良く快適に使うことができました。

14インチの画面サイズがあるととても作業がしやすくなります。軽くて作業がしやすいノートパソコンを探している方には、とても良い選択肢になるでしょう。

セキュリティ機能やポート類も充実し、ディスプレイも目に優しくなっているので、とても使いやすいと思います。


Dynabookの直販サイトであるDynabookダイレクトの無料会員(COCORO MEMBERS)に登録すると会員価格で購入できるようになり、表示されている価格より大きく値段が下がります。

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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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