dynabook Tシリーズの特徴とWEBモデルAZシリーズとの違い
更新日:2025年5月20日

dynabook Tシリーズには、dynabook T9 / T7 / T6 / T5という4つのモデルがラインナップされています。いずれも16インチのディスプレイと高性能なインテル製CPUを搭載しているので、広い画面でネット動画を楽しんだり、Officeソフトを用いて書類やレポートを作成したりなどの作業が快適にできます。
また、WEBモデルであるdynabook AZシリーズは、dynabook Tシリーズとほぼ同じ機能とデザインで、CPUやメモリ容量、SSDの容量、Officeソフトの有無をカスタマイズして購入することが可能です。
今回このページでは、dynabook TシリーズとそのWEBモデルであるdynabook AZシリーズについて、それぞれの特徴と違いについてご紹介します。
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dynabook Tシリーズの特徴
15.ンチの広い画面で快適に使えるホームノートPC
dynabook Tシリーズは16インチのノートパソコンです。以前は15.6インチのサイズだったのですが、最近の技術の進歩で本体全体のサイズと重さが15.6インチモデルとほぼ同じにすることができるようになったようです。
全体のサイズと重さが変わらないのであれば、画面が少しでも広いほうが見やすさと作業のしやすさがアップして良いですね。
実際、12インチなどのノートパソコンだと、画面が小さくて見づらいということがありますが、16インチになると画面が広いので見やすく、そしてキーボードも広々と使えるので作業がしやすいです。
なるべく広い画面でゆったりと作業したい、というような方に最適なノートパソコンです。

カバンに入れて持ち運ぶよりも自宅に据え置きで使うのがおすすめ
dynabook Tシリーズは16インチのサイズがあり、重さは約1.99kg(dynabook T6 /T5)、約2.02kg (dynabook T9 / T7)となっています。A4ノートよりも一回り大きくてやや重たく感じるので、カバンに入れて持ち歩くのにはあまり向いていません。
ただ、いつもは自宅の自室で作業してるけど今日はリビングで作業しようかなという場合など、ちょっと場所を変えて使うということは簡単にできます。
dynabook Tシリーズは、どちらかというと外出先に持っていかずに自宅で使うという人に最適なノートパソコンです。
dynabook Tシリーズは店頭モデル
dynabook Tシリーズを店頭モデルとなっていて、一般の量販店で販売されているモデルになります。そのため、各モデルでCPUやメモリ容量、SSDの容量などの構成については固定されています。
もし、CPUやメモリ容量を自分好みにカスタマイズしたい場合は、下で紹介しているdynabook AZシリーズを検討してみてください。dynabook Tシリーズと同等のモデルになります。Officeソフトの有無も選べるので、より柔軟な構成で購入できるようになります。
ブルーレイドライブまたはDVDドライブを搭載
最近は光学ドライブを搭載したノートパソコンが減っていますが、dynabook Tシリーズにはブルーレイドライブ、またはDVDドライブがしっかり搭載されています。非常に貴重な製品です。

英語などの語学学習ではCDやDVDを使って勉強を進めることが多いので、ブルーレイドライブやDVDドライブがあるととても勉強がしやすくなります。
また、ブルーレイ/DVDドライブがあると、CDやDVDの再生だけでなく、ソフトウェアのインストールや、データのバックアップなどにも使えて便利です。最近はソフトウェアをダウンロードしてインストールすることが増えましたが、まだまだCDやDVDで販売されている製品も多く、それらを利用する場合にはブルーレイ/DVDドライブが使えると便利です。
ネットやOfficeソフトを使った作業、動画鑑賞などが快適にできる高い性能
dynabook Tシリーズは、インテル製の最新CPUであるCore i7-1360Pなどが搭載されていて、とても高速な動作が可能です。
そして、メモリは16GB (8GB×2)、32GB (16GB×2)となっていて十分な容量があります。また、ストレージは高速に動作するSSDが搭載されています。
dynabook Tシリーズには、Dynabook社で長年培われたエンパワーテクノロジーという技術が搭載されていて、高い処理性能を安定して発揮できるようになっています。
インターネットにはWi-FiまたはLANケーブルを挿して接続できる
dynabook Tシリーズには有線LANポートが搭載されています。そのため、インターネットにはWi-FiまたはLANケーブルを使って接続することができます。

LANケーブルを挿すところ。使用しているPCは、dynabook TシリーズのWEBモデルであるdynabook AZシリーズ。
Wi-Fiだけでなく有線LANが使えるはとても便利です。LANケーブルを挿してネットが使えるとネット接続が高速で安定するので、ZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトを使って就活の時のWEB面接やオンライン授業を受ける場合など、ネット接続が便利になります。
Office Home and Businessを標準搭載
dynabook TシリーズにはMicrosoft Office Home and Business 2024が搭載されています。
Office Home and Businessには、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが含まれていますので、文書作成、表計算・グラフ作成、プレゼン資料作成、メールの送受信、デジタルノートなどの作業に対応することができます。
テンキー付きで使いやすいキーボード
キーボードはスタンダードな日本語配列となっています。キーの配置や大きさ、キー同士の間隔など、特に気になる点はありません。入力しやすいでしょう。
文字はキーの中心に刻印されていてわかりやすいです。テンキーが搭載されていて、家計簿をつけたり、数値データを入力するのに便利です。

また、キーボードは抗菌仕様になっています。とても清潔に使い続けることができます。
周辺機器との接続が充実
周辺機器との接続に必要なインターフェースは、HDMIポート、有線LANポート、USB3.2ポート×3、Thunderbolt 4 (USB Type-C)ポート、ブルーレイ/DVDドライブ、SDカードスロットとなっています。SDカードスロットはフルサイズのものに対応しています。


プレゼン発表にはHDMIポートが使えます。HDMIケーブルを挿せば、すぐにノートPCの画面をモニターやプロジェクターに映し出すことができます。HDMIに対応した機器は非常に多いので、HDMIがあれば安心です。
標準サイズのUSBポートが3つとUSB Type-Cポートが1つあるので、USB機器を接続するのも問題ありません。
各モデルの仕様を確認
dynabook Tシリーズには、T9 / T7 / T6 / T5の4つのモデルがラインナップされています。詳しい仕様は以下の通りです。
モデル名 | dynabook T9 |
dynabook T7 |
dynabook T6 |
dynabook T5 |
OS | Windows 11 Home | |||
CPU | Core i7-1360P | Core i7-1355U | Core i3-1305U | |
メモリ | 32GB | 16GB | ||
ストレージ | 1TB | SSD 512GB | SSD 256GB | |
光学ドライブ | ブルーレイドライブ | DVDドライブ | ||
サイズ | 16インチ | |||
有線LAN | 〇 | |||
無線LAN | ○ | |||
ディスプレイ | 高輝度・広視野角 LED液晶 1920×1200(WUXGA) ノングレア |
|||
Office | Office Home and Business 2024 | |||
HDMIポート | ○ | |||
カラー | アッシュブルー | アッシュシルバー アッシュブルーアッシュゴールド |
アッシュゴールド アッシュブルー |
アッシュブルー |
重さ | 約2.03kg | 約1.99kg |
各モデルの共通項目
各モデルでOSはWindows 11 Homeで共通しています。
USBポートやHDMIポートなどのインターフェース、ディスプレイも共通です。大きさ、デザインも共通しています。
また、各モデルにはOffice Home and Businessが標準でインストールされています。
各モデルで異なる項目
各モデルで変わってくるのはCPUの種類、メモリとSSDの容量、光学ドライブの種類、カラーとなります。
dynabook T9はCPUがCore i7-1360Pでメモリが32GB、SSDが1TBとなっていて、ハイスペックな構成です。
dynabook T7はCPUがCore i7-1360P、メモリ16GB、SSD 512GBで、dynabook T6はCPUがCore i7-1355U、メモリ16GB、SSD 256GBの構成になっています。筆者としては、このあたりの構成が使いやすいかなと思います。
dynabook T5はCPUがCore i3-1305U、メモリ16GB、SSD 256GBの構成です。
dynabook T9 / T7がブルーレイドライブを搭載しているのに対して、dynabook T6 / T5はDVDドライブになることにご注意ください。
価格はT9 > T7 > T6 > T5の順にいなります。CPUが一番抑えめの性能でDVDドライブになるということもあり、価格はdynabook T5が一番安くなります。
もっと柔軟に構成を選択し、安く買うならWEBモデルのdynabook AZシリーズがおすすめ
dynabook Tシリーズは店頭モデルになりますが、Tシリーズと同等のWEBモデルも販売されています。
WEBモデルはdynabook AZシリーズと呼ばれていて、オンライン上のDynabookオンラインストア(Dynabookダイレクト)で購入することが可能です。
以下のような特徴があり、dynabook Tシリーズと同等の製品をより柔軟に、安く購入することが可能です。
dynabook AZシリーズの特徴
dynabook TシリーズはCPUやメモリ容量、ストレージの容量などが全て固定されていますが、dynabook AZシリーズはこれらの構成を自分好みにカスタマイズして購入することができます。構成を柔軟に変更できるのが魅力です。
ブルーレイドライブや有線LANポート、HDMIやUSBポートなどのインターフェースはdynabook Tシリーズと同じです。デザインも同じですが、選択できるカラーモデルはアッシュゴールド、またはアッシュブルーの2色となります。
店頭モデルではOfficeソフトはすべて標準でインストールされていますが、dynabook AZシリーズはOfficeソフトの有無を選択することができます。Officeはいらないという人にとっても便利でしょう。
そして、dynabook Tシリーズよりもかなり安く購入できるのも大きなメリットです。dynabookの無料会員(COCORO MEMBERS)に登録すると、表示されている価格よりも大きく割引された価格で購入することが可能です。
dynabook AZシリーズの仕様
dynabook AZシリーズの仕様は以下のようになっています。
モデル名 | dynabook AZ/MY |
dynabook AZ/LY |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home / Pro |
CPU | Core i7-1355U | Core i5-1334U |
メモリ | 16GB / 32GB | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB | SSD 256GB / 512GB |
光学ドライブ | ブルーレイ | DVDスーパーマルチ |
サイズ | 16インチ | |
有線LAN | ○ | |
無線LAN | ○ | |
顔認証 | 〇 | - |
指紋認証 | - | |
ディスプレイ | 高輝度・広視野角 LED液晶 1920×1200(WUXGA) ノングレア |
|
Office | 選択可能 Office Home and Business 2024 |
|
HDMIポート | 〇 | |
重さ | 約1.99kg | |
カラー | アッシュゴールド | アッシュブルー |
dynabook AZシリーズには16インチモデルのdynabook AZ/MYとdynabook AZ/LYという2つのモデルがラインナップされています。
dynabook AZ/MYについて
dynabook AZ/MYモデルは、性能的にdynabook T6と同じになります。dynabook T6がいいなと思う人は、こちらのモデルを選択すると良いでしょう。
dynabook T6ではDVDスーパーマルチドライブが搭載されていましたが、dynabook AZ/MYではブルーレイドライブが搭載されています。また、メモリ容量は16GBまたは32GBから選ぶことができます。性能的にも問題なく、使いやすい構成です。
Office Home and Businessの有無も選択できます。
カラーはアッシュゴールドのみになっています。
dynabook AZ/LYについて
dynabook AZ/LYは、dynabook T5と同等の製品になりますが、CPUが高速なため、dynabook T5よりも良い性能になります。
また、ストレージをSSD 256GB/512GBから選ぶことができるので、使い勝手が良いです。
メモリ容量は16GBで、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブである点はdynabook T5と同じです。
Office Home and Businessの有無も選択できます。
カラーはアッシュブルーのみになっています。
レビューはこちら → dynabook AZ/LYレビュー
外観の確認
最後にdynabook Tシリーズの外観を確認してみましょう。カラーは3色あります。WEBモデルのdynabook AZシリーズもほぼ同じデザインになります。
サテンゴールドのカラーモデルです。


続いて、プレシャスシルバーです。


最後にプレシャスブルーです。



まとめ
dynabook Tシリーズは16インチの広いディスプレイを搭載し、快適に使うことができるノートパソコンです。
インターネットへの接続や周辺機器との接続もしっかりしているので、不自由なく使うことができるでしょう。
また、dynabook TシリーズのWEBモデルであるdynabook AZシリーズもあります。CPUやメモリ、SSDの容量をより柔軟に選択でき、そしてDynabook無料会員(COCORO MEMBERS)になると、表示価格よりも大きく割引された価格で購入できるので、こちらも是非検討してみてください。
詳細はこちら → dynabook AZシリーズ
詳細はこちら → dynabook Tシリーズ (公式サイト)
この記事を書いた人
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石川 |
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