dynabook FZ/HPレビュー スタイリッシュなデザインで大学生に似合う高性能ノートパソコン
dynabook FシリーズのWEBモデルであるdynabook FZ/HPは、快適に使える高い性能を持っていて、学業からプライベートまで幅広く使うことができるノートパソコンです。
高級感のあるとてもスタイリッシュなデザインで、大学生に良く似合います。15.6インチの広い画面で作業ができる上に、持ち運ぶこともできる軽さも魅力的です。
タブレットとしても使うことができ、イラストを描いたりするなど、幅広い使い方ができます。
実際にdynabook FZ/HPを使ってみましたので、レビューをご紹介します。
Dynabookの直販サイトであるDynabookダイレクトの無料会員(COCORO MEMBERS)に登録すると、Dynabookのノートパソコンが会員価格で購入できるようになり、表示されている価格より大きく値段が下がります。
ただいま期間限定で、会員価格よりもさらに最大で17,600円安く購入できます(詳しい解説)。
当製品は販売終了しました。
現在、DynabookのノートPCのレビューは、こちらの記事をご参照ください。
関連記事 → Dynabookノートパソコン
美しくスタイリッシュなデザインで大学生に良く似合う
dynabook FZ/HPは本体カラーがシルバーとなっていて、非常に美しい外観です。手で触れた時の質感も良く、10代、20代の大学生にとても良く似合うスタイリッシュなデザインのノートパソコンです
本体はスリムでスッキリしています。ディスプレイのフレームがとても細くなっていて画面占有率が高く、かっこよさが感じられます。
ディスプレイとキーボードをつなぐ部分は下の写真のようになっていて、良いアクセントになっています。
キーボードの上部にはスピーカーが搭載されていて、下の写真のようなファブリックが使われています。他のノートパソコンでは見られないデザインとなっていて、高級感があります。
15.6インチの広い画面で作業がしやすく、しかも軽くて携帯性がとても良い
dynabook FZ/HPは15.6インチのノートパソコンです。A4ノートよりも大きくなるのですが、奥行き方向がとてもコンパクトになっています。15.6インチの画面があると、画面を広く使えるので快適に作業することができるようになります。
dynabook FZ/HPの上にA4ノートを重ねたところ。従来の15.6インチノートPCよりも奥行きがとてもコンパクトにできている。
本体は実測で約1.68kgとなっていました。15.6インチノートパソコンとしてはとても軽いです。自室で使ったりリビングで使ったりなど、自宅内で場所を変えて使うことが簡単にできるようになります。気分に応じて場所を変えられる自由度があります。
また、これくらい軽くなると、15.6インチのノートPCでも十分に持ち運ぶことができるようになります。毎日のように持ち運んだり、長時間の持ち歩きにはおすすめしませんが、比較的短時間の移動であったり、持ち運ぶ頻度が低い場合には、カバンに入れて外出先に持って行くことができるでしょう。
dynabook FZをリュックに入れたところ。短時間の移動であれば、十分に持ち運ぶことができる。
普段は自宅に据え置いて使うことが中心で、時々持ち運んで使いたいというような場合に、良い選択肢になるでしょう。
高い性能で学業からプライベートまで幅広く対応できる
dynabook FZ/HPはインテル製の最新のCPUであるCore i3 / Core i5 / Core i7から選ぶことができ、メモリは8GBまたは16GBを搭載することができます。ストレージは高速に動作するSSDです。
しっかり使うことができる性能です。実際に、今回のレビューではCore i7、8GBメモリ搭載モデルを使用してみましたが、インターネットやメール、動画鑑賞、SNSなどがとても快適に動作しました。もちろん、Officeソフトを用いたレポートや書類作成も快適に動作する性能です。
また、下でも紹介しているように、dynabook FZ/HPはタブレットにも変形することができるので、デジタルペンを使ってイラストを描いたり、マウス操作ではできないような画像編集などをするということもできるようになります。
タブレットに変形し、イラストを描いたり大学の講義ノートをとることができる
dynabook FZ/HPは下の写真のように、ディスプレイを回転させて使うことができます。ディスプレイはタッチパネルになっているので、指で触って操作することができます。
キーボードの面を隠して使うことで動画を見たり電子書籍を読んだりするなど、ディスプレイに集中することができます。
また、タブレットにも変形することができます。アクティブペンを使うことで、イラストを描いたり、デザイン作業をすることもできます。今回、専用のペンで書き込んでみたところ、適度な摩擦が感じられて書きやすかったです。紙に書き込むのに近い感覚で使えるのではないかと思います。
また、文字も書き込むことができるので、大学の講義ノートをすべて電子化することも可能です。紙のノートと違って、ネット上の写真などを貼り付けたりすることも簡単にできます。
アクティブペンは専用のものが販売されています。2021年3月現在のところ、dynabook FZ/HPとセット販売されています。ただ、時期によってはアクティブペンが別売りになっていることもあるかもしれませんので、購入前によく確認してみてください。
快適で使いやすいキーボード
キーボードは下の写真のようになっています。15.6インチのノートパソコンなので、ゆとりのあるキーボードです。快適に使うことができます。
日本語配列のキーボードでとてもわかりやすいです。良く使われるキーは十分な大きさがあります。
Enterキー周りのキーも大きさが揃っていてとても使いやすいです。テンキーも搭載されていて、数値の入力がしやすいです。実験データの入力や家計簿などをつけるときなど、連続して数字を入力するのがとても便利になるでしょう。
キーを拡大したところです。打鍵感が良く、快適に入力できます。
タッチパッドです。
ディスプレイ
ディスプレイのサイズは15.6インチとなっています。下の写真のようにフレームがとてもスリムにできています。画面占有率がとても高く、画面への没入感があります。見た目的にもかっこいいです。
ディスプレイの色域は以下の通りになります。sRGBカバー率が91.0%となっていて、色域が広いディスプレイです。表示できる色が多くなるので、動画や画像を見たりするのも楽しめるでしょう。
sRGBカバー率 | 91.0% |
---|---|
sRGB比 | 99.5% |
Adobe RGBカバー率 | 70.3% |
Adobe RGB比 | 73.8% |
上や横など、角度を変えて見ても綺麗に表示されます。とても見やすいディスプレイです。
解像度は1920×1080(フルHD)です。
周辺機器との接続に必要なインターフェース
周辺機器との接続に必要なインターフェースは充実しています。しっかり使うことができるでしょう。
プレゼンに使えるHDMIポートや、複数のUSBポート(標準サイズのUSB3.1ポート×2、USB Type-Cポート×2)、micro SDカードスロットが搭載されています。
複数のUSBポートが搭載されているので、USB機器を同時に接続するのも問題ありません。
micro SDカードスロットは奥まで入るので、作業の邪魔になりません。
HDMIポートを搭載しプレゼンにも対応できる
大学ではプレゼンを行うことも多いです。特にゼミや研究室に所属するようになると、プレゼンをする機会が増えるでしょう。
dynabook FZ/HPにはHDMIポートが搭載されているので、モニターやプロジェクターとノートPCをHDMIケーブルで接続するだけで、すぐにプレゼンを行うことができます。
実際にPCとモニターをHDMIケーブルで接続してみました。下の写真のようにPCの画面を問題なく映し出すことができました。
プライベートを守ることができる顔認証に対応したカメラ、マイク、スピーカーを搭載し、オンライン授業にも対応できる
dynabook FZ/HPにはカメラとマイク、スピーカーが搭載されていますので、ZoomやTeamsといったビデオ通話ソフトを使ったオンライン授業にもしっかりと対応することができます。
順番に確認してみましょう。
まず、カメラとマイクはディスプレイの上部に搭載されています。カメラは顔認証に対応しています。パスワードを入力することなく、顔パスでログインすることができるようになるので、パソコンを簡単に使い始めることができます。また、セキュリティも向上し、他人が勝手にPCを使うことを防止することができます。
カメラにはレンズカバーも搭載されています。ディスプレイの上側にスライドレバーがあって、これを左右に動かすことでカバーをかけたり外したりできます。
ビデオ通話ソフトを使っていると、気がつかないうちにカメラに映ってしまっていたというようなことも起こりますが、レンズカバーをしておくことで、そのようなうっかりミスを予防することができます。寝ぐせがついた姿や散らかった部屋など、見られたくないものが映りこまないように、プライバシーをしっかりガードしてくれます。
カメラのレンズカバーを操作するためのスライドレバー。
スピーカーはキーボードの上部と、本体の底面に搭載されています。2way4スピーカーとなっていて、広がりのあるサウンドです。
キーボードの上部に搭載されたスピーカー。
本体の底面に搭載されたスピーカー。左右に1つずつ搭載されている。
Dolby Atmosサウンドシステムが搭載されています。音楽を聴くときも、自分好みのサウンドに調整することができます。
マニュアルなどの付属物
マニュアルなどの付属物です。保証書やスタートアップガイド、操作マニュアルなどが付属しています。
静音性の確認
ネットや動画鑑賞など、負荷がかからない処理をしているときは静かに使うことができます。
CPUに負荷がかかる処理をすると動作音は大きくなりましたが、一般的なノートパソコンと比べても同じくらいの大きさでした。
特に問題なく使えると思います。
測定項目 | 測定値 |
---|---|
PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db |
アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db |
動画閲覧時 (フルHD動画視聴) |
28~29db |
動画閲覧時 (YouTube視聴) |
28~29db |
インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~30db |
CPU 100%使用時 (CINEBENCH R20実行時) |
39~40db |
性能と仕様
dynabook FシリーズのWEBモデルであるdynabook FZ/HPのスペックをご紹介します。
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Core i3-1115G4 Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | SSD 256GB / 512GB / 1TB |
顔認証 | 〇 |
サイズ | 15.6インチ |
ディスプレイ | フルHD 高輝度・高色純度・広視野角 (ノングレア) |
グラフィックス | インテルIris Xe インテルUHD |
無線LAN | 〇 |
有線LAN | - |
SDカードスロット | 〇 (micro SDカードスロット) |
HDMIポート | ○ |
VGAポート | - |
バッテリー | 最大13時間 |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business |
重さ | 約1.72kg |
今回のレビューで使用したdynabook FZの主な仕様は以下の通りです。
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-1165G7
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス:インテルIris Xe
CPU: Core i7-1165G7
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス:インテルIris Xe
CPUはCore i3 / Core i5 / Core i7から選ぶことができます。性能はCore i7 > Core i5 > Core i3となります。
Core i5またはCore i7を選択すると、グラフィックスはインテルIris Xeとなります。Core i3を選択するとインテルUHDとなります。インテルIris XeはインテルUHDグラっフィックスよりも3倍程度高い性能になります。カジュアルな画像や動画編集、ライトなゲームプレイもできるようになるので、より幅広い使い方ができるようになります。
メモリは8GBまたは16GBとなります。
ストレージは高速に動作するSSDが搭載されています。
文系の場合はレポート作成やネット、メール、動画鑑賞などが中心となるのであれば、CPUにCore i3を選択しても全く問題ありません。できればCore i5にするとより高い性能になりますので、ほかの用途に使いたいと思った時でも性能不足にならずに安心して使えます。
理系の場合は、CPUはCore i5がおすすめです。理系は実験や実習の解析などで重い処理をすることもあるため、なるべくCPUの性能を高めておいたほうが良いです。余裕があれば、CPUをCore i7にしたり、メモリを16GBにしたモデルを選択してみてください。
レポートや卒論作成に必要になるOfficeも選択できます。Word、Excel、PowerPointが入ったMicorosoft Office Home and Businessを搭載することができます。
以下はCPUとストレージの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。
専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。
CPUのベンチマーク
CPUの性能を測定しました。とても高い性能です。同じCPUを搭載した他のノートパソコンよりも高めの性能です。とても快適に使えるでしょう。
ストレージのベンチマーク
続いてストレージのアクセス速度を計測しました。非常に高速です。データの読み書きなど、パソコンが高速になります。
グラフィックスのベンチマーク
インターネットやメール、SNS、動画鑑賞やOfficeソフトを使った作業など、全く問題ありません。また、カジュアルな画像や動画編集、イラスト制作などにも使える性能です。
各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。グラフィックスがインテルIris Xeなので、インテルUHDよりも高いスコアが出ています。
ベンチマーク | 評価対象 | スコア |
---|---|---|
Time Spy | DirectX 12 | 1368 |
Fire Strike | DirectX 11 | 3444 |
Night Raid | DirectX 12 | 13086 |
ゲームのベンチマーク
ゲームがどれくらい快適にプレイできるかをベンチマークソフトを使って計測しました。
結論としては、軽め~中程度の重さのゲームであれば、画質や解像度を低めにすればカジュアルにプレイできるでしょう。重めのゲームは厳しいと思います。
軽めのゲーム
軽量級のゲームであるファンタシースターオンライン2です。画質を比較的軽めに設定する必要はありますが、快適にプレイできるでしょう。
簡易描画設定 | 解像度 | スコア | フレームレート(fps) |
---|---|---|---|
3(標準設定) | 1920 × 1080 | 6958 | 76.3 |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー漆黒のヴィランズです。中程度の重さのゲームは、グラフィックス設定や解像度を低くすれば、まずまずプレイできそうです。
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 | フレームレート(fps) |
---|---|---|---|---|
標準品質 | 1920 × 1080 | 3836 | 快適 | 26.7 |
標準品質 | 1280 × 720 | 6938 | 非常に快適 | 53.5 |
重量級のゲーム
ファイナルファンタジー15です。重量級のゲームは、画質や解像度を低くしてもやや厳しいかもしれません。
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 | フレームレート(fps) |
---|---|---|---|---|
軽量品質 | 1920 × 1080 | 1975 | 動作困難 | 19.1 |
軽量品質 | 1280 × 720 | 3044 | 普通 | 29.6 |
外観の確認
dynabook FZ/HPの外観を確認してみましょう。
まず、天板を閉じたところです。爽やかな色合いです。
本体はスリムです。ディスプレイとキーボードをつなぐヒンジ部分が良いアクセントになっています。
前から見たところです。
後ろ側から見たところです。
本体の底面です。
ACアダプターです。小型で軽量なので、使いやすいです。
左側面です。セキュリティロックスロット、HDMIポート、マイク・ヘッドホンジャック、USB Type-Cポート×2があります。
右側面です。micro SDカードスロット、USB3.1ポート×2があります。
手前部分です。
背面部分です。
まとめ
dynabook FZ/HPは高級感のあるとてもスタイリッシュなデザインで、大学生にとても良く似合うノートパソコンです。
性能も高く、ディスプレイもとても映りが良いので、しっかり使うことができます。学業もプライベートも幅広く使うことができるでしょう。
普段は据え置いて使いながらも、必要に応じて持ち運べる軽さもうれしいポイントです。
Dynabookの直販サイトであるDynabookダイレクトの無料会員(COCORO MEMBERS)に登録すると、Dynabookのノートパソコンが会員価格で購入できるようになり、表示されている価格より大きく値段が下がります。
ただいま期間限定で、会員価格よりもさらに最大で17,600円安く購入できます(詳しい解説)。
当製品は販売終了しました。
現在、DynabookのノートPCのレビューは、こちらの記事をご参照ください。
関連記事 → Dynabookノートパソコン
この記事を書いた人
石川 |
著者の詳細はこちら
1.大学生が使いやすいdynabookのノートパソコン
2.dynabook PZレビュー 10万円以内で購入できる軽量な15.6インチノートPC
3.dynabook GZ/HPレビュー 1kgを切る軽くて性能も高く大学生が使いやすいノートパソコン
4.dynabook NZレビュー スリムでコンパクトな使いやすい15.6インチノートパソコン
5.dynabook VZ/HP、VZ/HRレビュー 1kgを切る超軽量な高性能ノートパソコン
6.大学生におすすめのノートパソコン
7.大学生におすすめの薄くて軽い持ち運びに便利なノートパソコン
▲ このページの上部へ戻る