[レビュー]デルInspiron 16 Plus(7610)はGeForceの有無が選べて高精細ディスプレイ搭載のノートPC
DELL Inspiron 16 Plus。機材貸出:デル・テクノロジーズ株式会社
DELL Inspiron 16 Plusは、高速に動作するハイスペックCPUを搭載したノートパソコンです。負荷のかかる処理にしっかりと対応することができます。
グラフィックスには、高い性能を持つNVIDIA GeForce RTX 3050を搭載することができるだけでなく、一般的な性能のグラフィックスを搭載したモデルもラインナップされているので、CPU性能だけ高い製品が欲しい人にとっても選びやすい製品です。価格が下がって、より購入しやすくなります。
美しい表示が可能なディスプレイが搭載されているので、画像や動画を楽しむだけでなく、作品制作などにも活用することができます。
実際にDELL Inspiron 16 Plusを使用してみましたので、レビューをご紹介します。
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負荷のかかる作業もこなせるインテル製最新HシリーズのハイスペックCPUを搭載
DELL Inspiron 16 PlusはハイスペックなCPUである、インテル製のCore i5-11400HまたはCore i7-11800Hを搭載することができます。非常に高性能で、負荷のかかる処理も快適にこなすことができます。
ノートパソコンの多くは、Core i7-1165G7やRyzen 5 5500UなどのCPUが搭載されています。これらのCPUは一般向けの性能なのですが、DELL Inspiron 16 Plusが搭載するCore i5-11400HやCore i7-11800Hは、約2倍以上も性能が高いです。
Core i7-11800H | |
Core i5-11400H | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 3 5300U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 | |
スコア(CINEBENCH R20) 黄色:DELL Inspiron 16 Plusで選択できるCPU |
非常に高速に動作するので、作業が早く完了します。大学生であれば、理系の研究用途で負荷のかかる処理を行うことも多いでしょう。プログラムを書いてデータ解析に使ったり、下でも解説しているように画像や動画の高度な編集処理などにも用いることが可能です。
高性能グラフィックスなしの構成も可能
ハイスペックなCPUを搭載したノートパソコンの多くは、NVIDIA GeForceシリーズなどの高性能なグラフィックスを搭載していることが多いです。高いグラフィックス性能を使う作業を予定している人にとっては良いのですが、グラフィックス性能は別にいらない、という人も多いかもしれません。
その点、DELL Inspiron 16 Plusではグラフィックスの自由度が高いです。
インテル製のCore i5-11400HまたはCore i7-11800Hを搭載しながらも、グラフィックスは以下の2つから選ぶことができます。
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 または インテル UHDグラフィックス |
---|
高性能なグラフィックスが欲しい人はNVIDIA GeForce RTX 3050を選択し、必要でない人はインテル UHDグラフィックスを選択すればOKです。インテルUHDグラフィックスを選択すれば価格も下がります。ハイスペックCPUを搭載したノートパソコンがより購入しやすくなります。
NVIDIA GeForce 3050を選択可能で、高いグラフィックス性能を利用した作業に活用できる
上述のように、DELL Inspiron 16 Plusでは高性能なグラフィックスであるNVIDIA GeForce RTX 3050を搭載したモデルがラインナップされています。
非常に高い性能のグラフィックスで、画像や動画の高度な編集作業を高速に行うことが可能になります。また、CADやデザイン・イラスト制作などの用途に活用したりすることも可能です。
下でも解説していますが、ディスプレイのsRGBカバー率が100%で広い色域になっていて、しかも解像度が高く高精細な表示が可能です。クリエイティブな作業に適した仕様になっているので、良い作品の制作にもつながります。
DELL Inspiron 16 Plusで画像編集をしているイメージ。
sRGBカバー率100%の高精細なディスプレイ
ディスプレイのサイズは16インチとなっていて、広い画面で快適に作業することができます。クリエイター向けノートPCやゲーミングノートPCでは、15.6インチの画面が主流なので、より広い画面で作業したい場合には良い選択肢になるでしょう。ディスプレイのフレームも細く、画面に集中しやすくなっています。
色域~表現できる色の範囲
sRGBカバー率が100%となっていて、とても広い色域のディスプレイです。表示できる色が多くなるので、正確な表現が可能です。
動画や画像を楽しむだけでなく、色表現が重要になる作品の制作などにも適しています。
sRGBカバー率 | 100% |
---|---|
Adobe RGBカバー率 | 81.0% |
解像度
解像度は3K (3072x1920) となっています。一般的なノートパソコンのディスプレイの解像度がフルHD(1920×1080)なので、とても高精細なディスプレイです。
sRGBカバー率100%ということもあり、非常に綺麗に表示されるディスプレイです。テキスト情報を表示するのはもちろんのこと、画像や映像をしっかり楽しむことができるでしょう。また、イラストやデザイン、画像・動画編集などのクリエイティブな作業にも適しています。
視野角
視野角は広いです。上や横からなど、角度を変えてみても綺麗に表示されます。見やすいディスプレイです。
ブルーライト低減機能
DELLのモニター製品に搭載されていることが多いComfort View機能がこのPCにも搭載されています。ブルーライトを抑えることができ、長時間見続けても目にやさしく、疲れにくくなっています。
パソコンで作業しているとついつい長くなってしまうことがありますが、なるべく目にやさしいディスプレイを使うと健康にも良いです。
大きさと重さの確認
DELL Inspiron 16 Plusは16インチのノートPCですが、本体はスリムにできています。
厚みが抑えられているので、圧迫感も少なくスッキリと使えるのではないかと思います。
本体の大きさをA4ノートと比較してみました。A4ノートよりは大きくなるのですが、2~3年前の15.6インチノートPCと同等のサイズになっています。ディスプレイのフレームが細くなっていることもあり、サイズのコンパクト化につながっているようです。本体はコンパクトでディスプレイは広く、ということを実現できています。
重さは約2.07kgでした。
A4よりも大きく、約2.07kgの重さがあるので、カバンに入れて頻繁に持ち運ぶのには向いていません。自宅や大学に据え置いて使うのが良いでしょう。
ネットにはWi-Fiで接続できる
インターネットにはWi-Fiを用いて接続することができます。LANケーブルを挿すための有線LANポートは搭載されていません。
レポート作成に使えるOfficeソフトを選択可能
大学では講義のレポートをパソコンを用いて作成する必要がありますが、DELL Inspiron 16 Plusは講義レポートの作成に必要になるOfficeソフトをセットで購入することができます。Officeソフトを単体で購入するよりも大幅に安くなります。
OfficeソフトはMicrosoft Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalから選ぶことができます。それぞれのバージョンに含まれるアプリは以下の表のようになっています。
Office Personal | Word、Excel、Outlook |
---|---|
Office Home and Business | Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote |
Office Professional | Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、 Publisher、Access |
Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。これらの3つのソフトを大学では良く使うでしょう。
Outlookはメールソフト、OneNoteはデジタルノートになります。
もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはWord、ExcelとOutlookが含まれています。
Office ProfessionalはOffice Home and Businessに、さらにPublisherというDTPソフトとAccessというデータベースが含まれるようになります。ただ、あまりこれらのソフトが必要になる人は少ないのではないかと思います。
キーボード
テンキーが搭載された日本語配列のキーボードです。
キーの並び方や配置に特に変わった点はなく、問題なく使うことができます。
BackSpaceキーと「¥」キーがくっついています。両者とも若干小さく、「¥」キーのほうは最初は目で確認しながら入力したほうが良いかもしれません。慣れてくれば問題なく使えるでしょう。
テンキーはスタンダードな構成になっていて使いやすいです。
タッチパッドの周囲は金属で縁どられていて美しく輝きます。タッチパッドを押したときの感触は普通で、領域も広くて使いやすいです。
キーボードの上部には、ボリューム調整やディスプレイの明るさ調整用のキーが配置されています。手元で気軽に調整できるので便利です。
周辺機器との接続に必要なインターフェースや、その他の機能の確認
周辺機器との接続に必要になるインターフェースは、以下のようになっています。よく使われるポート類がそろっていて、使いやすいと思います。
HDMIポートとUSB Type-Cポートを使ってプレゼンに対応したりディスプレイへの出力が可能
プレゼンをしたり、もう1台ディスプレイをつないでマルチモニターで作業をするときなどには、HDMIポートやUSB Type-Cポートを使えばOKです。
HDMIポートにHDMIケーブルを挿すところ。
実際にHDMIポートを使って、PCとモニターをつないでみました。下の写真のように、PCの画面を映し出すことができました。ケーブルをつなぐだけで簡単に表示されます。
USB Type-Cポートも同様です。こちらも簡単に表示できます。
フルサイズに対応したSDカードスロット
SDカードスロットはフルサイズのものに対応しています。しっかり奥まで入るので、作業の邪魔になりません。デジカメやビデオカメラで撮影した写真や動画を直接取り込めるので便利です。
カメラとマイク、スピーカー
カメラとマイク、スピーカーがしっかり搭載されているので、ZoomやTeamsを使ったオンライン授業を受けたり、ネットを使ったオンライン英会話や資格取得講座を受講したりすることが可能です。
カメラとマイクはディスプレイの上部に搭載されています。顔の正面に来るようになっています。
スピーカーは底面の左右に1つずつ搭載されています。音質は良いと思います。音楽や動画を楽しんだりすることができます。
セキュリティ機能
指紋認証
キーボードの一番右上に指紋センサーが搭載されています。指紋センサーを使った認証を行うと、他人が勝手にPCを使うのを防止することができます。パスワードの入力が不要になって、ワンタッチでログインできるようになるので便利です。
また、このキーは電源ボタンとしても使用します。
カメラのレンズカバー
カメラにはレンズカバーが搭載されています。すぐ上側にあるレバーを左右に動かすことによって、カメラレンズにカバーをかけることができます。
今はカメラに映りたくないというような場合や、なんとなくカメラが目の前にあると見られているようで落ち着かない、というようなときにはカバーをかけておくと安心です。
カメラOFFの写真を見るとわかるように、カメラの見た目でカバーがかかっているかどうかがわかりやすいです。
顔認証機能はなし
カメラには顔認証機能はないため、顔パスでのログインできません。
パソコンのパフォーマンスをコントロールする機能を搭載
DELL Inspiron 16 Plusには、パソコンのパフォーマンスをコントロールするアプリが搭載されています。
通常は最適化モードとなっていて、よりパフォーマンスをアップさせたい場合は最高パフォーマンスモードを、静かに使いたい場合は静音モードを選択することができます。
実際に使ってみたところ、最高パフォーマンスモードでは2%程度の性能アップ、静音モードでは数db程度の静音効果となりました。最適化モードとそれほど変わらなかったのですが、少しでもパフォーマンスを変えたい場合には使ってみてください。
静音性の確認
上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、PCの動作音の大きさを計測しました。
いずれのモードでも、YouTubeでの動画鑑賞など、負荷がかからない処理をしているときは静かに使うことができます。
CPUやグラフィックス(GPU)に負荷がかかる処理をすると動作音は大きくなります。最適化モードでは、一般的なノートパソコンと同程度の大きさの動作音となります。超高パフォーマンスモードでは一般的なノートパソコンより若干大きめの動作音でした。
一方で静音モードでは、CPUに高い負荷をかけると最適化モードの時よりも動作音は若干抑えられます。ただ、グラフィックス(NVIDIA GeForce RTX 3050)も使用した時の動作音の大きさについては、なぜか最適化モードよりも大きくなりました。このあたりについては、アプリがアップデートされれば解消されるのではないかと思います。
通常は最適化モードで使えば問題なく使えるでしょう。
測定項目 | 測定値 | ||
---|---|---|---|
最適化 | 静音 | 超高パフォーマンス | |
PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db | ||
アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db | ||
YouTube閲覧時 | 28~29db | ||
インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~31db | ||
CPU 100%使用時 (CINEBENCH R20実行) |
38~39db | 35~37db | 41~43db |
CPUとグラフィックスの使用時(ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズループ再生) CPU: 10~40% GPU: 30~50% |
37~38db | 41~42db | 40~41db |
DELL Inspiron 16 Plusの仕様と性能
DELL Inspiron 16 Plusの仕様と性能を確認してみましょう。
OS | Windows 11 Home / Pro Windows 10 Pro |
---|---|
CPU | Core i5-11400H / Core i7-11800H |
メモリ | 8GB(4GB×2) 16GB(8GB×2) |
ストレージ | SSD 512GB / 1TB |
ディスプレイ | WVA(広視野角) 非光沢 3K (3072x1920) |
グラフィックス | インテルUHD NVIDIA GeForce RTX 3050 |
光学ドライブ | - |
SDカード | 〇 (フルサイズ) |
有線LAN | - |
無線LAN | ○ |
指紋認証 | 〇 |
USBポート | USB3.2 × 1 USB Type-C (Thunderbolt 4)× 1 |
HDMIポート | 〇 |
Office | 選択可 Microsoft Office Home & Business Microsoft Office Personal Microsoft Office Professional |
重さ | 約2.01kg |
今回のレビューで使用したDELL Inspiron 16 Plusの主な仕様は以下の通りです。
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-11800H
メモリ: 16GB (8GB×2)
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 3050
CPU: Core i7-11800H
メモリ: 16GB (8GB×2)
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 3050
CPUはCore i5またはCore i7から選ぶことができます。性能はCore i5 < Core i7となりますが、両者ともに非常に高性能なCPUです。特にCore i7-11800Hは、一般的なノートパソコンに搭載されることが多いCore i7-1165G7よりも、2倍以上も高い性能になります。
メモリは8GBまたは16GBとなります。それぞれ4GB×2、8GB×2となっていて、デュアルチャネルのメモリです。しっかりと性能を発揮することができます。
グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 3050、もしくはインテルUHDグラフィックスとなります。高いグラフィックス性能を必要とする作業をしない場合は、インテルUHDグラフィックス搭載モデルを選択するとよいでしょう。価格が下がって購入しやすくなります。
画像や動画編集、CADやデザイン、ゲームプレイなどを予定している場合は、GeForce RTX 3050搭載モデルを選択すると良いです。とても高いグラフィックス性能を発揮することができます。
レポート作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Word、Excel、PowerPointが必要であればOffice Home and Businessを、Word、ExcelだけでよければOffice Personalを選択してください。Office ProfessionalはOffice Home and BusinessにデータベースソフトとDTPソフトを加えたものになります。
以下はCPUとストレージの性能、そしてグラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。
CPUのベンチマーク
CINEBENCH R20とR23というソフトを用いてCPUの性能を計測しました。
スコアはそれぞれ4509 pts、11270 ptsとなり、非常に高い性能であることがわかりました。通常のノートPCによく搭載されているCore i7-1165G7は2000 pts前後の値を示す(CINEBENCH R20の場合)ので、約2倍以上もの高い性能を持っていることがわかります。
また、シングルコアの性能がとても高いのも特徴です。
また、上述のパソコンのパフォーマンスを制御する機能を使って、各モードでCPUの性能を計測しました。ご参考までにご覧ください。通常は最適化モードで高速に使えます。
[全部表示されていない場合、横にスクロールできます]
設定 | スコア (CINEBENCH R20) |
スコア (CINEBENCH R23) |
||
---|---|---|---|---|
マルチコア | シングルコア | マルチコア | シングルコア | |
最適化(標準) | 4509 | 578 | 11270 | 1490 |
静音 | 3680 | 581 | 9810 | 1482 |
超高パフォーマンス | 4547 | 571 | 11531 | 1487 |
ストレージのベンチマーク
SSDの読み書きの速度を計測しました。読み書きとも非常に高速です。快適に使えるでしょう。
グラフィックスのベンチマーク
グラフィックスの性能を3DMarkというソフトを使って測定しました。NVIDIA GeForce RTX 3050を搭載しているので、非常に高い値となっています。ゲームなど、DirectXを使ったソフトウェアが軽快に動作するでしょう。
各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。DirectXを使ったアプリケーションが快適に動くでしょう。
ベンチマーク | 評価対象 | スコア |
---|---|---|
Time Spy | DirectX 12 | 5030 |
Fire Strike | DirectX 11 | 11211 |
ゲームのベンチマーク
DELL Inspiron 16 PlusはゲーミングノートPCではありませんが、実際にどれくらいゲームプレイを楽しめるかを調べてみました。
結論としては、グラフィックスにGeForce RTX 3050を搭載しているため、軽量級のゲームから重量級のゲームまで、幅広いゲームタイトルを快適にプレイすることができます。
軽量級のゲーム
まず、軽量級のゲームであるファンタシースターオンライン2です。標準の設定でフレームレートが300fpsを超えました。非常に快適にプレイすることが可能です。フォートナイトやマインクラフトなども快適にプレイできる性能です。
軽量級のゲームは解像度や画質を高めに設定しても快適にプレイできるでしょう。
簡易描画設定 | 解像度 | スコア | フレームレート(fps) |
---|---|---|---|
3(標準) | 1920 × 1080 | 107601 | 300.2 |
中程度の重さのゲーム
続いて、ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズです。
グラフィックス設定を高品質、解像度を1920×1080にするとスコアは13994(非常に快適)で、平均フレームレートも106.1fpsと高い値となりました。とても快適にプレイすることができるでしょう。
中程度の重さのゲームも快適にプレイできます。
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 | フレームレート(fps) |
---|---|---|---|---|
高品質 (ノートPC) |
1920 × 1080 | 13994 | 非常に快適 | 106.1 |
重量級のゲーム
最後にファイナルファンタジーXVです。
画質を標準品質で解像度を1920×1080に設定すると、スコアは6929で「快適」となりました。平均フレームレートは68.2fpsでした。ゲームが快適にプレイできる基準である60fpsを少し超えたぐらいとなりました。
重量級のゲームも快適にプレイできそうですが、ゲームタイトルによっては画質設定や解像度を下げないといけない場合が出てくるかもしれません。
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 | フレームレート(fps) |
---|---|---|---|---|
標準品質 | 1920 × 1080 | 11051 | とても快適 | 110.2 |
外観の確認
DELL Inspiron 16 Plusの外観を確認してみましょう。
まず天板になります。アルミニウム製の質感がとても良いです。ミストブルーというカラーになっていて、緑色がかった感じの色合いです。
16インチのサイズで、NVIDIA GeForce RTX 3050を搭載しているとは思えないほどスリムです。見た目は一般的なノートパソコンと変わりません。
ディスプレイのフレームがスリムでデザイン的にも良いです。
エッジはダイヤモンドカット加工がされていて、キラリと光る輝きが美しいです。
キーボードの上部は以下のようになっていますが、これはスピーカーではなく、PC内部の熱を放出するための換気口になります。
後ろ側から見たところです。
底面です。
換気口は底面と背面に開いています。背面部の換気口はデザイン的にも良い感じです。
ハイスペックCPUと高性能グラフィックスを搭載しているため、ACアダプターは大きいです。
本体右側面です。
左側面です。
背面部分です。
手前側です。
まとめ
DELL Inspiron 16 PlusはハイスペックなCPUを搭載し、高速な動作が可能です。複数の処理を同時に実行したり、負荷のかかる処理にもしっかり対応できます。
グラフィックスは高性能なGeForce RTX 3050、または一般的なインテルUHDから選べます。高性能なCPUだけを搭載した製品が欲しい人にとっても選びやすいです。
ディスプレイは高精細でとても美しい表示が可能です。画像や動画を楽しむだけでなく、作品制作などの用途にもしっかり活用できます。
詳細はこちら → Inspiron 16 Plus (直販サイト)
この記事を書いた人
石川 |
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