ウイルスバスタークラウドレビュー 軽快に動作し実績のあるセキュリティソフト
ウイルスバスタークラウドはクラウド技術を使ってPCへの負荷を軽減させることで、軽快に動作するセキュリティソフトです。
AI技術を使っているので、未知の脅威からもパソコンを守る機能が備わっています。
第三者機関による性能テストでも高い評価を得ているだけでなく、実際に国内でのメーカー別量販店販売数量がNo.1のシェアを誇っているなど、高い実績もあります。
今回、ウイルスバスタークラウドを実際に使用しましたので、そのレビューをご紹介します。
詳細はこちら → ウイルスバスター クラウド (公式サイト)
高い実績のあるソフト
トレンドマイクロ社のウイルスバスタークラウドは、とても人気のあるセキュリティソフトで、2018年のメーカー別量販店販売数量がNo.1のシェアになっています。多くの人が実際に購入して使っています。
また、第三者機関による性能評価にも実績があり、第三者評価機関「AV-TEST」にて2018年 年間を通じて継続的に高い防御力を評価された製品のみに与えられる「Best Protection 2018 Award」を受賞したり、第三者評価機関「AV-Comparatives」におけるアンチフィッシングテストで高いスコアをマークし「アンチフィッシング認証」を獲得しています。
同じく、「AV-Comparatives」における防御力テストで「Advanced」賞を獲得したり、第三者評価機関「AV-TEST」のmacOS
Mojave上でのテストで検出率100%を達成したりするなど、非常に高い性能を持っています。
このように高い実績のあるソフトなので、安心して使うことができます。
わかりやすい管理画面
ウイルスバスタークラウドの管理画面は直感的に操作でき、とてもわかりやすいです。
スキャンを実行したい時は、真ん中のスキャンボタンを押せばOKです。クイックスキャン、コンピューター全体のスキャン、カスタマイズ・スキャンに対応しています。
また、各項目ごとの設定もとても分かりやすくできていて、使いやすいと感じました。
AIを含めた多層防御で高い防御力を持つ
ウイルスバスタークラウドの大きな特徴の1つとして、AIが用いられていることです。日々様々な手口で脅威が増加していますが、未知の脅威に対してもAIによって未然に防ぐことが可能になります。
また、多層的な防御構造になっているので、巧妙な手口で侵入しようとする場合でも大切なデータを守ります。
コンピューターはリアルタイムで守られるようになっていて、機械学習型のスキャンの実行や、不正に変更しようとする動作の監視、ランサムウェア対策などが実行されています。
安心してインターネットができる
ウイルス感染や脅威にさらされる確率が最も高いのが、インターネット利用時です。
ウイルスバスタークラウドではブラウザ(インターネットをするときに使用するソフトウェア)にTrendツールバーというアドオン(プラグイン)が組み込まれ、安全にインターネットを利用できるようになっています。
具体的にはWEBサイトの安全性の評価やネット決済の保護、詐欺メールへの対策などです。これらについては、以下で順番に解説しています。
ネット決済保護機能で大事なお金を守る
インターネット上のオンラインバンキングを利用したり、ネットショッピングでクレジットカードで決済する時など、暗証番号やクレジットカード番号などを入力することが多いです。
ウイルスバスタークラウドでは、オンラインバンキングやネットショッピングをする際に、ウイルスバスター決済保護ブラウザを利用することができます。
このブラウザを利用すると、口座情報やクレジットカード情報を盗む攻撃をブロックすることができるようになります。安心してネットでの決済ができます。
危険なサイトやSNSのURL安全性への対策
インターネットをしていると危険なサイトが存在します。何も知らずにアクセスしてしまうと、気がつかないうちにウイルスに感染したり、脅威にさらされてしまいます。
ウイルスバスタークラウドでは、WEBの脅威への対策機能が備わっています。管理画面で設定することができます。
また、Trendツールバーをブラウザに組み込むと、検索エンジンで検索した際に表示されるサイト名がハイライトされます。安全なサイトであれば、下の画像のように緑色で表示されます。安心してアクセスできることがわかります。
また、FacebookなどのSNSには別サイトへのURLが含まれて投稿が多いですが、それが本当に安全かどうかをチェックしてくれる機能も備わっています。SNSを利用した詐欺や脅威というのはよくありますので、SNSをよく使う人はこの機能があると安心できるのではないかと思います。
保護するフォルダを指定することでランサムウェアから守る
ランサムウェアはパソコン内に保存されたデータを勝手に暗号化し、復元するために身代金を要求するというものです。感染するだけでもイヤなのに、大事なデータを見ることができなくなったら非常に困ります。
ウイルスバスタークラウドでは、保護するフォルダを指定してランサムウェアの脅威から守ることができます。
詐欺メールから守る
たくさんのメールが送られてきますが、中には詐欺メールのように悪意のある内容も混じっていることが多いです。そのようなメールから守るための機能が備わっています。
WEBメール限定になりますが、フィッシング詐欺などの情報や金銭を窃取する目的で利用者を騙す詐欺メールを、不正なURLや電話番号による判定にくわえて、AI(人工知能)による判定で検出し、下のような警告画面を表示してくれます。
対応しているWEBメールサービス
・Gmail
・Outlook.com
対応ブラウザ
・Google Chrome
・Mozilla Firefox
・Internet Explorer
データの完全消去が可能
パソコンからデータを削除しても、専用のソフトを使うと復元ができてしまいます。
そのようなことができないように、安全に消去できる機能が備わっています。管理画面では、消去レベルを設定することができます。
実際に使う際は消去したいファイルやフォルダを右クリックし、「データ消去ツールで削除」をクリックすると、安全に削除することが可能です。
大事なデータや見られたくないフォルダにパスワードをかけることができる
パソコンを使っていると、大事なデータや秘密にしておきたいデータが増えていきます。
そのようなデータを家族や友達、他人に見られたくない場合は、リモートファイルロックという機能を利用すると、フォルダにパスワードをかけて守ることができるようになります。
もしパソコンを紛失したり盗難に遭った場合は、トレンドマイクロのサイトからロックをかけることができます。パスワードが合っていても開くことができないので、安全に保護されます。
クラウド技術を使っているから動作が軽い
セキュリティソフトの重さの原因となるパターンファイルの約80%をクラウド上に置いて利用することで、パソコンへの負荷が大きく軽減されています。
実際、筆者も以下の環境でウイルスバスターの動作を検証してみました。
CPU: Core i7-7500U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 1TB
最新のノートパソコンのスペックと比較すると抑えめの性能になっているのですが、ウイルスバスタークラウドはとても快適に動作しました。
パソコンの起動や終了、アプリの動作にも特に影響を与えているとは感じませんでした。軽快に動作するでしょう。
まとめ
ウイルスバスタークラウドはAIやクラウド技術を利用して、軽快に使えてパソコンを安全に守ってくれるセキュリティソフトです。
多くの人が実際に利用していることや第三者機関による性能評価テストでも高い実績を上げていることから、安心して使うことができるのではないかと思います。
実績のあるセキュリティソフトで、軽快に動作するものを探している方は、是非検討してみてください。体験版のダウンロードもできます。
詳細はこちら → ウイルスバスター クラウド (公式サイト)
この記事を書いた人
石川 |
著者の詳細はこちら
1.カスペルスキーレビュー 軽くて高い検出率を誇る高性能セキュリティソフト
2.マカフィーリブセーフレビュー 台数無制限でインストールが可能な高性能セキュリティソフト
▲ このページの上部へ戻る