レッツノートSVレビュー 大学生が安心して使える丈夫なモバイルノートパソコン


パナソニックのレッツノート(Let's Note) SVは、12.1インチのコンパクトな本体に光学ドライブや有線LAN、プレゼンに必要なHDMIやVGAポートといった必要となる機能がすべて搭載されたノートパソコンです。

それでいて重さはたったの1.0kgしかなく、光学ドライブが搭載されていないモデルであれば1kgを切り、非常に軽くて大学に持っていくのにも便利です。とても丈夫にできているので、振動や衝撃にも強く安心です。

必要な機能がすべて搭載されているので、想定していなかった使い方をすることになっても慌てることがありません。また直販サイトで購入すれば、保証期間が4年間もあるので、万が一のときでもとても安心です。

実際にパナソニックのレッツノートSVを使用してみましたので、レビューをご紹介します。





詳細はこちら → レッツノートSV(直販サイト)






大学生活で必要となる機能が1台に全部搭載されたノートパソコン




レッツノートSVの大きな特徴として、大学生がPCを使う場面で必要となる機能が全部入っているということです。


大学生は勉強からプライベートに至るまで、多くの場面でパソコンを活用する機会があります。たとえば、授業でプレゼンをする、自宅や大学でインターネットに接続する、さらにはCD・DVDを使ったり、デジカメ・スマホのSDカードを管理するなど、いろいろな使い方をします。


ノートパソコンの多くはよく使われるものを中心に搭載されるのですが、レッツノートSVはすべてを搭載していて、どんなときでもこのPC1台ですべて事足りてしまうのです。何か後付けで買い足さなければいけないということがなく、とてもスッキリ安心して使うことができます。


詳しくはこの後でも説明していますが、これらの機能をわずか1.01kg、12.1インチというコンパクトで軽量なボディにしっかりと搭載しているところがすごいです。


大学の授業に持っていくのも簡単ですし、どんな状況にもしっかりと対応できる安心感があります。







コンパクトで軽いから大学に持っていくのも便利


レッツノートは重さがわずか1.0kg程度しかない、とても軽いノートパソコンです。片手で簡単に持ち上げることができます。今回は光学ドライブ搭載モデルを使用していますが、光学ドライブを搭載しないモデルになると939グラム~となって、さらに軽くなります。




大きさは12.1インチです。A4ノートよりも小さいです。




A4ノートの上にレッツノートを置いてみました。ノートよりも小さいのがわかります。





横から見ると本体がやや厚く見えます。確かに最近の薄型ノートPCと比べると分厚く感じますが、A4ノートよりも小型化されているのと、とても軽い作りになっているため、あまり気になりません。





ノートパソコンを大学に持っていく機会が多くありますが、これだけコンパクトで軽いと通学するのも楽です。





ビジネスの現場でもよく使われるほど、性能が良くて丈夫なPC


レッツノートはビジネスパーソンに人気が高い製品です。仕事現場でよく使われている理由は、持ち運びに便利な軽さとコンパクトさ、それでいて性能も高く、必要な機能が全部詰まっているからです。


仕事で持ち運んで使っている人も多く、出張や営業などでもよく使われています。長い時間持ち歩いても壊れにくい頑丈な設計になっているというのも人気の理由の1つです。


実際、このような理由のために、大学生でレッツノートを使っている人も多いです。




光学ドライブが搭載だから専門的なソフトのインストールやデータのバックアップ、音楽・DVD鑑賞もできる


CDやDVDを利用できる光学ドライブが搭載されています。本体手前からCDを挿入する形になります。




CDやDVDを使う機会は減ってきているとはいえ、やはりまだまだCDやDVDを使ってソフトをインストールしたり、音楽や映画を楽しんだりする機会は多いです。

いざというときにいつでも使えるようになっているのは、やはり安心ですね。


レッツノートSVには光学ドライブを搭載しないモデルもラインナップされています。光学ドライブはあると安心ですが、あまり必要ないなと感じる人はそちらを検討してみてください。939グラム~となってさらに軽くなります。





インターネットにはWi-FiでもLANケーブルでも接続できる


インターネットににはWi-Fiで接続できるのはもちろんのこと、LANケーブルを挿して接続することもできます。




Wi-Fiが当たり前になってきているとはいえ、まだまだLANケーブルでネット接続している大学も多いです。研究室やゼミに所属するようになった時に対応できるように、有線LANポートがあると安心です。






プレゼンに必要なHDMIとVGAの両方を搭載している


プレゼンはノートパソコンとモニターやプロジェクターを専用のケーブルで接続することで行います。HDMIケーブルを挿すことができれば大丈夫なことが増えていますが、VGAという規格にしか対応していない機器もまだまだたくさんあります。

レッツノートにはHDMIポートとVGAポートの2つが両方とも搭載されています。HDMIとVGAの両方のポートが搭載されていて、持ち運びできる軽量タイプのノートPCは富士通のSHシリーズ東芝のdynabook RZシリーズだけですので、とても貴重です。


[HDMI]



[VGA]



実際にHDMIケーブルでPCとモニターを接続してみました。問題なくPCの画面を映し出すことができました。







デジカメやスマホのSDカードも管理可能


フルサイズのSDカードを挿すことができます。デジカメやスマホのSDカードをパソコンで管理できるようになります。大量の画像や動画を撮影したときには、パソコンで作業すると効率的です。







Officeソフトを選択可能


大学の講義で課されるレポートや卒論・修論の作成に必要な、Officeソフトを選択することができます。

Microsoft Office Home and Businesを選ぶことができます。

Office Home and BusinessにはWord、Excel、PowerPointが入っています。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。

レポート作成にすぐ使うことができます。




キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。キーとキーの間にすき間がないタイプなので、12.1インチのコンパクトなボディでも入力しやすいようになっています。

キーとキーの間隔は横が19mmで縦が16mmとなっています。横の間隔はスタンダードなのですが、縦がやや詰まっているように感じます。ただ、実際入力してみると窮屈な感じはしませんでした。縦のキー間隔が16mmとなっている分、パームレスト(手のひらを置く部分)が広くなっていて、男性でもしっかりと手のひらを置くことができました。ビジネスマンに人気の製品だけあって、よく考えられていると思いました。






半角・全角切り替えキーは少し小さめです。慣れてしまえば大丈夫かと思いますが、よく使うキーなので最初は時間が必要かもしれません。それ以外は特に気になる点はありません。アルファベットキーや数字キー、スペースキーやShiftキーは問題のない大きさです。




キーボード右半分については、特に気になる点は見当たりませんでした。EnterキーやBackspaceキーは十分な大きさですし、矢印キーもすべて同じ大きさでそろっていて使いやすいです。

最近のキーボードの傾向として、Enterキー左隣の記号キーが小さくなることが多いのですが、レッツノートではすべて大きさがそろっていて使いやすいです。「@」や「_」などの記号も入力しやすいです。





タッチパッドです。丸形になっていて面白いです。クリックボタンは分かれています。








ディスプレイ


ディスプレイは解像度が1920×1200となっています。最近主流の1920×1080の解像度とは少しだけ異なります。

IPS液晶ではないので角度を変えて見ると少し色合いが変化しますが、画質にこだわった使い方をしなければ問題ありません。










インターフェースの確認


上でも紹介しましたが、レッツノートに搭載されているインターフェースをすべて確認しておきましょう。以下のようになります。










フルサイズのUSBポートが3つも搭載されています。12.1インチのサイズで、ここまで充実のインターフェースは他のノートPCにはありません。





メーカー保証期間が4年もあり安心


直販サイトでレッツノート製品を購入すると、メーカー保証が4年もつくようになります。ノートパソコンは高い買い物なので、万が一故障しても4年間は無料で修理対応してもらえるとなると安心ですね。







静音性の確認


比較的静かに使えるノートパソコンです。

負荷がかからない処理をしているときは、ほぼ無音です。とても静かです。

CPUに負荷がかかる処理をすると動作音は大きくなりますが、他のノートパソコンと比較しても静かです。快適に使えると思います。

測定項目 測定値 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~29db
動画閲覧時
(フルHD動画視聴)
28~29db
CPU 80%使用時 35~38db






性能と仕様


レッツノートSVの仕様と性能を確認してみましょう。

OS Windows 10 Pro
CPU Core i5-8265U / Core i7-8565U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB
SSD128GB+HDD1TB
 ディスプレイ  TFTカラー液晶 WUXGA(1920×1200ドット)
光学ドライブ
SDカード
有線LAN
無線LAN
指紋認証 -
USBポート USB3.0× 3
USB Type-C × 1 
HDMIポート
 VGAポート 〇 
Office 選択可
Microsoft Office Home & Business
カラー シルバーダイヤモンド
ジェットブラック
マルサラワインレッド
ディープネイビー
ノーブルゴールド
 重さ  約1.01kg~
約939g~(光学ドライブ非搭載モデル)
 保証 4年 


CPUは最新のCore i5またはCore i7を選択することができます。メモリは8GBまたは16GBを搭載することができます。

ストレージはSSDとなっていて、SSDの中でも高速に動作するPCIe接続のものなので、とても快適に使うことができます。

文系も理系もCPUはCore i5、メモリ8GBを選択すれば、スタンダードな構成になります。長く快適に使い続けられるでしょう。

理系の場合は負荷がかかる処理が増える傾向にあるので、余裕があればCPUをCore i7にしたり、メモリを16GBに増やしてみても良いでしょう。

光学ドライブが必要なければ、光学ドライブ非搭載のモデルも選択できます。


レポート作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessをつけることができます。

カラーは全部で5色から選べます。






外観の確認


レッツノートSVの外観を確認してみましょう。今回はシルバーダイヤモンドのカラーのものをご紹介します。


天板部分です。




横から見たところです。やや分厚い印象がありますが、スッと軽く持ち上げられます。





前から見たところです。












キーボードです。





後ろから見たところです。









ACアダプターを接続したところです。ACアダプターは小型で軽量タイプです。




本体の底面にはバッテリーがあります。外すことが可能で、万が一バッテリーが消耗しきって使えなくなっても交換が可能です。





左側面です。




手前側です。




右側面です。





背面側です。




まとめ


パナソニックのレッツノートSVは、コンパクトで軽いのに性能が高く、しかも必要となる機能が全部入っているのが本当にすごいと感じました。

これくらい小さいと通常はインターフェースが大きく削られるのですが、妥協することなくすべて入れ込んでくるのはさすがです。ビジネスマンに人気があるのも納得です。

大学で使用する場合でも、進級するにしたがって当初は想定していなかった使い方をする場合がありますので、レッツノートのように必要な機能が全部入っていると安心ですね。


詳細はこちら → レッツノートSV(直販サイト)





この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
著者の詳細はこちら





関連記事    

1.LIFEBOOK WS1/C3レビュー:大学4年間と就職してからも使えるノートパソコン
2.HP Spectre x360 13レビュー 大学生にぴったりの高性能でおしゃれなノートパソコン
3.DELL XPS 13レビュー 大学生がかっこよく使えるフレームレス・ノートパソコン
4.大学生のノートパソコンに光学ドライブは必要か?








▲ このページの上部へ戻る