Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)レビュー バランスのとれたゲーミングノートPC

更新日:2024年8月9日


Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)。機材貸出:レノボジャパン


色々なゲームをプレイできて、性能も良く価格も手頃な製品はないかなと探している方に最適なのが、LenovoのLOQ 15AHP9 (AMD)というゲーミングノートPCです。

エントリー ~ ミドルスペックゲーミングノートPCという位置づけで、ゲームを快適にプレイすることができます。

今回のレビューではミドルスペックの構成で実際にゲームをプレイしてみたところ、フォートナイトやモンスターハンターライズなどのゲームを快適にプレイすることができました。

Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。


詳細はこちら → Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)(直販サイト)








ゲームを快適に楽しめるゲーミングノートPC


Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)には、最新のAMD製CPUと、NVIDIA GeForce RTX 3000 / 4000シリーズが搭載されています。

エントリー~ミドルスペック向けゲーミングノートPCとして販売されていますが、多くのゲームをしっかり楽しめるゲーミングノートPCです。








AMD製のハイスペックCPUを搭載


AMD製のRyzen 8045HSシリーズのハイスペックCPUを搭載しています。

このCPUは非常に性能が高く、特にRyzen 7 8845HSは現在販売されているノートPCの中でもトップクラスの性能を発揮します。

また、Ryzen 5 8645HSも十分に高い性能で、高速に実行することができます。


CPUの性能比較
Ryzen 7 8845HS 16297
Core i7-13700H  15866
Core Ultra 7 155H  14964
Ryzen 7 7840HS 14883
Ryzen 5 7640HS 13898
Core i5-13500H 13589
Ryzen 5 8645HS 13171
Core Ultra 5 125H 12520
Ryzen 7 8840U 12411
Core i7-1360P 11875
Core i7-1260P 9689
Core i5-1340P 9675
Core Ultra 7 155U 9634
Core 7 150U 9613
Core Ultra 5 125U 9508
Ryzen 5 8840U 9345
Ryzen 7 7730U 9338
Core i7-1355U 9176
Core 5 120U 9158
Core Ultra 5 125U 8380
Core i5-1335U 8246
Core i5-1240P 8145
Ryzen 5 7530U 8123
スコア(CINEBENCH R23)
オレンジ:LOQ 15AHP9 (AMD)で選択できるCPU





NVIDIA GeForce RTX 3050 / 4050 / 4060を搭載


グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 3050 / 4050 / 4060を搭載したモデルがラインナップされています。性能は下のグラフのようになります。

最新のGeForce RTX 4000シリーズも選択することができます。RTX 4050はエントリー向けの製品に搭載されることが多いですが、下のグラフを見てもわかる通り、かなり性能が高いです。

今回のレビューでは、GeForce RTX 4060を搭載したモデルを使用しました。とても良い性能のグラフィックスです。実際にゲームをプレイすると、多くのゲームを快適にプレイすることができました。GeForce RTX 4060を搭載したゲーミングノートPCは価格が高くなる傾向にありますが、16万円台から購入することができます。他製品と比べても購入しやすい価格帯になっています。

もし、それほど性能が高くなくても良いのであれば、GeForce RTX 3050や4050を選択してみると良いです。価格が下がって購入しやすくなります。


グラフィックスの性能比較
スコア(3DMark FireStrike)
GeForce RTX 4080 26448
GeForce RTX 3080
23372
Radeon RX 6600M  23223
GeForce RTX 4060  22475
GeForce RTX 3070
21812
GeForce RTX 3060
19210
GeForce RTX 2080
MaxQ
17216
GeForce RTX 4050
MaxQ
16188
GeForce RTX 2070
MaxQ
15143
GeForce RTX 2060
MaxQ
14428
GeForce RTX 3050Ti
12652
GeForce GTX 1660Ti
12467
GeForce RTX 3050
11268
GeForce GTX 1650
8294
GeForce MX350
3503
Intel Iris Xe
3420
Intel UHD
1428
スコア(3DMark FireStrike)
オレンジ色:LOQ 15AHP9 (AMD)で選択できるグラフィックス








滑らかな表示が可能なリフレッシュレート144Hzのディスプレイ


IPS液晶が搭載されていて、見やすいディスプレイです。色域も広いので、色表示にこだわる使い方をする場合にも使いやすいです。

ゲームをプレイしたりネットを見たりするなど、特に困ることはありません。リフレッシュレートは144Hzとなっていて、快適にゲームプレイを楽しむことができます。

なお、今回のレビューで使用したモデルのディスプレイの仕様は以下のようになっています。



ディスプレイ:IPS液晶、 解像度:1920×1200、リフレッシュレート:144Hz




色の表示と見え方


ディスプレイの表面は非光沢となっていて、反射が抑えられています。作業している自分自身の姿や、部屋の様子が映りこまないので、画面に集中することができます。ゲーム中に余計なものが映りこんで、集中力がそがれることもないので安心です。




角度を変えてみても、綺麗に表示されます。





sRGBカバー率は99.5%となっていて、色域の広いディスプレイです。ゲームをプレイしたり、ネットやOfficeソフトを使った書類作成などの一般的な作業をするのに問題はなく、また、画像や動画編集など、色彩にこだわった作業をするのも大丈夫です。

一般的な作業やゲーム、そしてクリエィティブな作業にもしっかり使うことが可能です。





sRGBカバー率 99.5%
 DCI-P3カバー率 84.0%
Adobe RGBカバー率  81.6%




最大144Hzのリフレッシュレート


画面を1秒間に何回更新できるかというリフレッシュレートは、144Hzとなっています。一般的な60Hzのディスプレイと違って、とても滑らかな表示です。

フォートナイトやAPEXレジェンズなどのFPSゲームをする場合は、敵の動きをよりとらえやすくなります。




サイズ、解像度など


ディスプレイのサイズは15.6インチです。広めの画面で快適にゲームプレイを楽しむことができます。

解像度は1920×1080、または2560×1440の2種類が用意されています。









ゲームはどれくらい快適にプレイできるか?


実際にゲームをプレイしたり、専用のベンチマークソフトを使って、ゲームがどれくらい快適にプレイできるか性能を評価してみました。以下にその結果をご紹介します。

今回のレビューで使用したLOQ 15AHP9 (AMD)の仕様は以下の通りです。

OS: Windows 11 Home
CPU: Ryzen 7 8845HS
メモリ: 16GB(8GB×2)
ストレージ: SSD 512GB
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 4060
ディスプレイ:IPS液晶、 解像度:1920×1080、リフレッシュレート:144Hz


CPUとグラフィックスの性能を考えると、ゲーミングノートPCの性能としてはミドルスペックな性能になります。フォートナイトやモンハンなど、高いフレームレートが出て、快適にプレイすることができました。

以下、いくつかの代表的なゲームをプレイしてみた結果をご紹介します。



詳細はこちら → Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)(直販サイト)







フォートナイト





チャプター5シーズン3をプレイしました。

バトルバスから飛び降りて、キルされるまで計測しました。

DirectX12、パフォーマンスの設定を試してみたところ、とても高いフレームレートでプレイすることができました。動きも滑らかでカクツクこともなく、快適に楽しめました。


レンダリングモード 解像度  平均フレームレート(fps)
パフォーマンス 1920 × 1080 180.9
DirectX12 118.9

※アンチエイリアス&スーパー解像度:中、テンポラルスーパー解像度:推奨、
描画距離:中、エフェクト:中、テクスチャ:中




モンスターハンターライズ





クエストをプレイした時のフレームレートを計測しました。

設定が「高」の状態でも、100fps以上出ていてスムーズにプレイすることができました。巨大なモンスターと戦っているときも、動きが滑らかで楽しむことができました。



品質 解像度  平均フレームレート(fps)
1920 × 1080 119.1







ファイナルファンタジーXIV 黄金のレガシー


ファイナルファンタジーXIVは中程度の重さのゲームです。
高品質の設定でも100fps以上出ていて非常に快適にプレイすることができるでしょう。




グラフィック設定 解像度  スコア
評価
平均フレームレート(fps)
高品質
(ノートPC)
1920 × 1080 17106
非常に快適
132.3





ファイナルファンタジーXV ベンチマーク


ファイナルファンタジーXVは重めのゲームですが、非常に快適にプレイすることができるでしょう。




グラフィック設定 解像度  スコア 
評価
平均フレームレート(fps)
標準品質 1920 × 1080 12623
非常に快適
125.2 







ゲーム以外にも使いやすいデザイン


一般的なゲーミングノートPCらしい派手さは抑えられていて、シンプルなデザインになっています。

そのため、ゲーム以外の用途にも使いやすいでしょう。




本体はルナグレーというカラーが採用されていて、落ち着いた雰囲気があります。赤や青、黄色などの派手なイルミネーションはなく、ロゴが光ったりということもありません。




ゲーミングノートPCらしさという点では、ディスプレイが本体の一番奥から開くというのではなく、少し手前部分から開くというところです。これはPC内部の放熱をよくするための設計らしいのですが、デザイン的には特に気になる点ではありません。









キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。一般的なホームノートPCのような見た目ですが、アンチゴースト機能なども利用でき、ゲームプレイをしっかり楽しめる仕様になっています。また。テンキーも搭載されていて、一般的な作業にも使いやすいです。




キーボードの左半分です。個々のキーの間隔や大きさ等、特に気になる点はありません。フォートナイトをプレイしてみたときに、WASDキーやCtrl、Shiftキーなどを多用しましたが、特に問題なく快適にプレイできました。普段から15.6インチ以上のノートPCやフルサイズのキーボードを使っている場合には、特に問題なく使用できると思います。





キーボードの右半分について、「\」キーが少し小さいかなと思いました。最初は見ながら入力したほうが良いかもしれません。それ以外の部分については特に気になる点はありません。

テンキーは標準的な4列構成で使いやすいです。矢印キーは独立していて、大きさもしっかり確保されていて使いやすいです。




キーを押したときの深さは約1.5mmとなっています。



タッチパッドです。








ゲーム以外の用途について


Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)は、ゲーム以外の用途にもしっかり活用することができます。

具体的には以下の用途が挙げられますが、CPUとグラフィックスの性能が非常に高いので、これら以外にもしっかりと使うことができるでしょう。

・インターネット
・メール
・Officeソフトを使ったレポートや書類作成
・動画鑑賞
・SNS
・ブログ、ホームページ制作
・プログラミング
・画像・動画編集
・デザイン、イラスト制作
・ZoomやTeamsを使ったオンライン授業などのビデオ通話


CPUとグラフィックス性能が高いので、プログラミングとの相性は抜群です。データ解析やアプリの開発、グラフィックス性能を用いたディープラーニングや機械学習などにも良いでしょう。15.6インチの画面サイズがあるので、見やすいというのも良い点です。


プログラムを書いて実行しているところ。



さらに、CPUとグラフィックスの性能が高いので、画像や動画編集などの作業にも良いでしょう。ただし、色域もsRGBカバー率99%以上あって広いので、色表示を重要視される方もしっかり使えるでしょう。

ExcelやWord、PowerPointなどを使ってレポートや資料を作成するということもまったく問題ありません。


講義資料を開いているところ。




Office Home and Businessを選択可能


LOQ 15AHP9 (AMD)には、CPUやメモリなどの構成が決まったモデルと構成をカスタマイズできるモデルがあります。

構成が決まったモデルではOfficeソフトは非搭載なのですが、カスタマイズできるモデルではOfficeソフトの有無を選択することができます。

OfficeソフトはOffice Home and Businessを選択することができます。Office Home and Businessには、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが含まれています。

ゲーム以外にもOfficeソフトで書類作成などの作業をしたいと考えている場合には、Officeソフトをセットで購入することを検討してみてください。






サイズと重さの確認


A4ノートと大きさを比較すると下のようになります。A4よりもだいぶ大きいです。




重さは実測で約2.33kgでした。ちょっと重たいです。カバンに入れて持ち運ぶのは厳しいと思います。自宅でじっくり使うのがおすすめです。









Wi-FiまたはLANケーブルでインターネットへ接続する


インターネットにはWi-Fi、またはLANケーブルを用いて接続できます。オンラインゲームをする場合はネットの安定性が重要になるので、LANケーブルが使えると安心です。


実際に、LANケーブル接続時の回線速度を計測してみました。筆者の自宅で契約している回線速度が320Mbpsになっていて、回線の状態を考慮するとほぼ上限のスピードが出ました。これよりも高速な回線を契約している方であれば、さらに高速なスピードが出ると思われます。

実際にこのスピードでゲームをプレイしてみたところ、問題なくゲームプレイを楽しむことができました。








周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なポート類は以下のようになっています。

主に背面に集中して配置されていて、ケーブル類がPCの裏側に回る形になるのでPC周りをスッキリさせることができます。











USBポート


USB3.2 Type-Aポート×3、USB Type-C×1となっていて、一般的なノートパソコンよりもUSBポートの数が多いです。特にType-Aポートが3つあるのは使いやすいと思います。

有線タイプのゲーミングマウスやヘッドセットを同時に接続するのも問題ありません。



モニターへの出力


HDMIポートがあるので、モニターへの出力も簡単にできます。

PCと同じ画面をモニターに映し出すことも問題ありません。





PCの画面を拡張し、PCとモニターのそれぞれで異なる作業を行うこともできます。ゲームをプレイしつつ、モニターで別の画面を開いて作業を行うというような使い方が可能です。画面を2つ使えるので、作業効率がアップします。




また、USB Type-Cポートも画面出力に対応しています。





SDカードスロット


SDカードスロットは非搭載です。デジカメやビデオカメラで撮影したデータをSDカードを介してパソコンに取り込む場合には、別途外付けのSDカードリーダーをご用意ください。






カメラとマイク、スピーカー


カメラとマイク、スピーカーについて確認してみましょう。

カメラ


カメラはディスプレイの上部に搭載されています。





本体の右側面に搭載されているレバーを手で動かすことによって、カメラの撮影を強制的にOFFにすることが可能です。カメラを使わないときは、OFFにしておくと安心です。ZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトを使っていて、気が付かないうちにカメラに映ってしまっていたということを防ぐことができます。


本体側面にある電子式プライバシーシャッター。手動でカメラのON/OFFを切り替えることができる。




スピーカー


スピーカーは本体の底面に搭載されています。音質は良いと思います。動画を見たりするのも問題ありません。


本体の底面にあるスピーカー。左右に1つずつ、合計2つ搭載されている。






静かに使える?


Lenovo LOQ 15AHP9にはパソコンの性能を制御する機能が搭載されています。

通常はバランスモードに設定されています。




このPCのパフォーマンスを制御できる機能を使って、バランスモードと静音モードでの動作音の大きさを確認しました。

以下に結果をご紹介していますが、通常はバランスモードで使うので特に問題はありません。ゲーム以外で静かに使いたい場合には、静音モードにするととても静かに使うことができると思います。



測定項目 バランス
(標準)
静音
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db 
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db 
YouTube動画閲覧時 28~30db  
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~30db 
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R23実行時)
44~45db 31~32db
ゲームプレイ時
ゲーム:フォートナイト
43~44db -
(未計測)


軽めの作業をしているとき


バランスモード、静音モードのどちらでも、ネットをしたり動画を見たりするなど、軽めの作業をしているときは静かに使うことができました。



CPUに負荷がかかる時


CPUに大きな負荷がかかると、動作音は大きくなります。バランスモードでは一般的なノートPCよりも大きな動作音ですが、ゲーミングノートPCとしては普通の大きさです。

静音モードでは、かなり静かに使うことができました。CPUに負荷がかかる作業を静かに行いたいときなどは、このモードにすると良いでしょう。



ゲームをプレイする時


フォートナイトをプレイするときの動作音の大きさを計測しました。

バランスモードでは動作音は大きくなりましたが、ゲーミングノートPCとしては一般的な大きさです。

今回、静音モードでは動作音を計測するのを忘れてしまいました(申し訳ありません)。

ゲームをしているときはヘッドセットをしていることが多いと思うので、多少動作音が大きくてもあまり気にならないかもしれません。





LOQ 15AHP9 (AMD)の仕様と性能


レノボLOQ 15AHP9 (AMD)の仕様は以下の表のようになっています。

 OS Windows 11 Home / Pro
CPU Ryzen 5 8645HS
Ryzen 7 8845HS
メモリー 16GB
ストレージ SSD 512GB / 1TB
 グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3050 / 4050 / 4060
無線LAN
有線LAN
光学ドライブ -
SDカードスロット -
 HDMI
USBポート USB3.2 × 3
USB Type-C × 1
ディスプレイ FHD IPS液晶(1920×1080)
WQHD IPS液晶 (2560×1440)
リフレッシュレート 144Hz
非光沢
サイズ 15.6インチ
重さ 約2.38kg


今回のレビューで使用したモデルは以下の仕様になっています。メーカーから実機をお借りしました。

OS: Windows 11 Home
CPU: Ryzen 7 8845HS
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 4060
ディスプレイ:FHD IPS液晶(1920×1080)リフレッシュレート 144Hz


Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)には、CPUやストレージ容量などの構成があらかじめ決まっているモデルと、構成をカスタマイズできるモデルがラインナップされています。

CPUはRyzen 5 7645HS、またはRyzen 7 8845HSが選択できます。性能はRyzen 5 < Ryzen 7となりますが、両者ともに非常に高い性能を発揮することができます。

メモリは16GBとなっていて、32GBや8GBの容量は用意されていません。

グラフィックスは、NVIDIA GeForce RTX 3050 / 4050 / 4060から選ぶことができます。性能はRTX 3050 < 4050 < 4060となります。


構成をカスタマイズ可能なモデルでは、レポート作成に必要なMicorosoft Officeを選択することもできます。Office Home and Businessが搭載されますので、Word、Excel、PowerPointを利用することができます。


以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUの性能


CPUの性能をCINEBENCH R23とR20という2つのソフトを用いて測定しました。スコアはそれぞれ16297pts、6410ptsとなりました。現在販売されているノートPCの中でもトップクラスの性能です。非常に高速な処理が可能です。








ストレージの性能


SSDの読み書きの速度を計測しました。読み書きともに高速で快適に動作します。





グラフィックスの性能


NIVIDIA GeForce RTX 4060の性能です。とても良いスコアが出ています。非常に多くのゲームを快適にプレイすることができるでしょう。







ベンチマーク  スコア  
Fire Strike
(対象:Direct X11)
23060
Time Spy
(対象:Direct X12)
9713







外観の確認


それでは、Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)の外観を確認してみましょう。

本体カラーにはルナグレーという色が採用されています。落ち着いた雰囲気の色です。天板には製品名であるLOQと、メーカー名のLenovoのロゴが対角線上に配置されています。




ゲーミングノートPCですが、これらのロゴが光るということはありません。




ディスプレイのフレームがスリムになっています。












本体カラーはグレーで統一されています。








底面部です。本体の背面にも大きな換気口があり、排熱も問題ないように思われます。







ACアダプターとケーブルです。ゲーミングノートPCなので、一般的なノートPCのものよりも大きくなります。




ACアダプターが手のひらサイズでした。かなり大きいですね。





左側面です。




右側面です。




背面側です。




手前側です。







まとめ


最後に、Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)についてまとめたいと思います。

良いところ


・高性能なCPUとグラフィックスを搭載
・144Hzのリフレッシュレートで滑らかな表示が可能
・多くのゲームを快適にプレイできる
・ゲーム以外の用途にも使いやすいデザイン
・ディスプレイの色域が広く、作品制作にも使いやすい


注意するところ


・持ち運びには不向き
・SDカードスロットは非搭載



今回、GeForce RTX 4060を搭載したモデルを使ってみましたが、とても良い性能で快適にゲームプレイを楽しむことができました。多くのゲームを快適にプレイすることができる性能を持っているので、しっかり楽しむことができるでしょう。

また、ディスプレイのクオリティが良く、ゲーム以外にも画像や動画編集、作品制作などクリエィティブな用途にも使えます。

GeForce RTX 3050 / 4050などを選択すると、価格が下がって購入しやすくなるのも良い感じです。必要に応じてカスタマイズできるのはとてもありがたいです。


是非検討してみてください。


詳細はこちら → Lenovo LOQ 15AHP9 (AMD)(直販サイト)







この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
著者の詳細はこちら





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