Lenovo YOGA S740(14)レビュー プレミアムなデザインで大学生がかっこ良く使えるノートPC

Lenovo YOGA S740(14)。機材貸出:レノボジャパン
Lenovo YOGA S740(14)は最新のCPUと8GBまたは16GBのメモリを搭載し、快適に動作するノートパソコンです。上質な色合いとデザインで、大学生がかっこよく使うことができます。
バッテリー時間が最大26時間と非常に長く、ACアダプターなしでも安心して使うことができます。大学にパソコンを持って行く場合でも、荷物が減ってスッキリと持ち運ぶことができます。
今回、Lenovo YOGA S740(14)を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。
当製品は販売終了しました。
現在販売されているLenovoのノートパソコンのレビューは、こちらの記事をご参照ください。
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スリムで洗練されたデザインだから大学生がかっこよく使える
Lenovo YOGA S740(14)の本体カラーは濃いグレーとなっていて、スリムでスッキリとした設計になっていることもあり、全体的にとても洗練された印象を受けます。スタイリッシュな雰囲気の中にも落ち着いた部分も感じられ、大学生がかっこよく使えます。

本体を真横から見ると、その薄さが良くわかります。

キーはボディカラーよりも少しライトなグレーで、刻印されている文字の色はホワイトになっています。文字が見やすく、そしてデザイン的にも綺麗に調和しています。

天板も濃いグレーで統一されていて、製品名であるYOGAのロゴが控えめに刻印されているだけのシンプルなデザインです。

インターネットやメール、Officeソフトを使ったレポート・書類作成などが快適に行える性能
Lenovo YOGA S740(14)は最新世代のCPUと8GBまたは16GBのメモリが搭載されていて、快適に使うことができます。
大学生であればよく使う、インターネットやメール、SNS、そしてOfficeソフトを使ったレポートや書類作成、そして就職活動の際のエントリーシートの作成や企業情報の調査など、いろいろな用途に使えます。

びっくりするくらい長いバッテリー時間
一般的なノートパソコンでは、バッテリーの持続時間は10時間~19時間程度くらいのものが多いのですが、Lenovo YOGA S740(14)では最大で約26時間もの長時間となっています。電源を気にすることなく丸一日以上使えるのは驚異的です。
大学に持って行くときには、しっかりと充電しておけばACアダプターがなくても困りません。大学やカフェなどでしっかりと作業することができます。
大学にも持って行ける大きさと軽さ
Lenovo YOGA S740(14)は約1.4kgの重さがあります。下の写真のように片手でも十分に持ち上げることができます。
重さが1.4kgというと、ノートPCを持ち歩くのは少し疲れるのでは?と思うかもしれません。しかし、上でも紹介しているように、Lenovo YOGA S740(14)はバッテリーの持続時間が約26時間と、驚異的な長さを持っています。そのため、バッテリーだけで1日中使うことができ、ACアダプターを持ち歩く必要がありません。本体の重さ約1.4kgにACアダプターの重さが元々含まれていると考えれば、十分に軽いと言えます。

サイズは14インチでA4ノートとほぼ同じ大きさです。扱いやすいサイズになっています。ノートや教科書とサイズがそろうので、カバンの中に入れてもスッキリと持ち運ぶことができます。

キーボード
キーボードは下の写真のようになっています。右上には電源ボタンが、そして左右両端にスピーカーが搭載されています。日本語配列のキーボードとなっていて、わかりやすいです。

キーボードは特に気になる点はありません。キーボード右側にあるBackspaceキーと「¥」キーや、Enterキーと「む」キーなど、一部のキー同士がくっついている箇所がありますが、個々のキーがしっかりと大きさを確保してあるので打ち間違えることなく使えます。


キーを拡大したところです。程よい打鍵感のあるキーボードです。

タッチパッドです。

映りの良いIPS液晶ディスプレイ
Lenovo YOGA S740(14)のディスプレイを取り囲むフレームは細くなっていて、とてもスッキリとしています。
14インチの画面サイズがあるので、13インチよりも広い画面で作業ができます。文字も見やすくなるでしょう。
IPS液晶が搭載されていて、鮮やかで映りが良いです。上や横からなど、角度を変えて見ても色や明るさが変わってしまうことがなく、とても見やすいです。
インターネットでの調べものやレポートの作成が見やすくなるだけでなく、動画や画像を見るのも楽しめます。



周辺機器との接続に必要なインターフェース
周辺機器との接続に必要なインターフェースはややシンプルです。標準サイズのUSB3.0ポートが2つと、USB Type-Cポートが1つのみとなっています。


USBメモリや外付けハードディスク、USB Type-Cを搭載したスマホなど、USB機器を接続するのは問題ないです。複数の機器を同時に接続することができます。
ただ、SDカードスロットもHDMIポートも搭載されていませんので、これらのポートを使う場合は、USBポートに接続してSDカードスロットやHDMIポートを使えるようになるアダプターをご用意ください。特に大学生の場合は、プレゼンをすることが多いので、HDMIポート変換アダプターがあると安心です。詳しくは、この下のところで解説していますのでご参照ください。
ディスプレイの上部にはカメラが搭載されています。IRカメラとなっていて顔認証を行うことができます。もちろん、ビデオカメラとしても使えますので、Skypeで友達とテレビ電話したり、オンライン英会話を受講したりするという使い方もできます。

プレゼンに対応するにはアダプターがあると安心
上で紹介したように、Lenovo YOGA S740(14)にはHDMIポートが搭載されていません。USB Type-Cポートはディスプレイ出力に対応しているので、モニターやプロジェクターがUSB Type-Cに対応していれば、Type-Cケーブルで直接接続することができます。
ただ、現状ではUSB Type-Cに対応したディスプレイなどは少ないのが現状で、HDMIに対応している機器が圧倒的に多数です。そのため下の写真のように、USBポートをHDMIポートに変換するアダプターがあると安心です。
下の写真のものはUSB Type-CポートをHDMIに変換するタイプのものです。手の平よりもずっと小型です。

実際このアダプターを使って、パソコンの画面をモニターに映し出すことができました。
詳細はこちら → USB Type-C & HDMI変換アダプター

大学の研究室やゼミに所属するとプレゼンの機会が増えますので、このようなアダプターを持っておくとすぐに対応できます。
音響システム
キーボードの両端には大きめのスピーカーが搭載されています。

Dolby ATMOSスピーカーが採用されています。

サウンドは音楽や映画、声などの種類によって予め決められた設定があるだけでなく、個別に細かくカスタマイズすることができます。好みの音質に設定できます。

動作音のチェック
パソコン操作時の動作音の大きさを確認しました。
パソコンに負荷がかからない作業をしているときは、ほぼ無音で使うことができます。負荷がかかると動作音は大きくなりますが、他のノートPCと比べて同等の大きさでした。
比較的静かに使えるパソコンだと思います。
測定項目 | 測定値 |
---|---|
パソコンOFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db |
アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db |
インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~29db |
動画閲覧時 (フルHD動画視聴) |
28~29db |
CPU80%使用時 | 38~39db |
Lenovo YOGA S740(14)の性能と仕様
Lenovo YOGA S740(14)の仕様は以下の表のようになっています。
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Core i5-1035G4 / Core i7-1065G7 |
メモリー | 8GB / 16GB |
ストレージ | SSD 256GB / 512GB |
無線LAN | ○ |
有線LAN | - |
光学ドライブ | - |
SDカードスロット | - |
HDMI | - |
USBポート | USB3.0 × 2 USB Type-C × 1 |
ディスプレイ | Full HD IPS液晶(1920x1080) |
サイズ | 13.3インチ |
重さ | 1.4kg |
今回のレビューで使用したPCの主な仕様は以下の通りです。
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i5-1035G4
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB
CPU:Core i5-1035G4
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB
CPUはCore i5またはCore i7を選択することができます。どちらも最新世代のCPUです。内蔵のグラフィックスが若干強化されています。
メモリは8GBまたは16GBを搭載できます。
CPUとメモリの組み合わせとしては、Core i5+8GB、またはCore i7+16GBとなります。どちらも快適に動作しますが、Core i7+16GBメモリの方が高性能になります。
ストレージはSSDが搭載されています。PCIe NVMe M.2タイプのものなので、高速に動作します。とても快適に使えるでしょう。
文系も理系もCPUにCore i5、メモリ8GBを選択するとスタンダードな構成になります。長く快適に使うことができるでしょう。
理系の場合は、より負荷のかかる処理も多いので、余裕があればCPUをCore i7にしておくのも良いでしょう。
レポート作成に必要なMicorosoft Officeが搭載されたモデルも選択することができます。Office Home and Businessが搭載されていますので、Word、Excel、PowerPointを利用することができます。
以下は専用のソフトで計測したベンチマークです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。
[CPUのベンチマーク:CINEBENCH R15で測定]
CPUの性能を測定すると589cbとなりました。もう少し高くても良いかなとも思ったのですが、一般的な使い方をするのであれば全く問題なく使えます。

[ストレージのベンチマーク:CrystalDiskMarkで測定]
PCIe NVMe M.2タイプと呼ばれる現在最も速いSSDが搭載されているため、非常に高速なアクセス速度となりました。とても快適に使えると思います。

外観の確認
それでは、Lenovo Yoga S740(14)の外観を確認してみましょう。
天板部分です。サンドブラスト加工されたアルミニウムが用いられていて、濃いグレーのカラーがとても上品な印象を受けます。YOGAのロゴが左上に刻印されているだけのシンプルなデザインとなっているのも好印象です。

本体はスリムです。

ディスプレイを開いて前から見たところです。


キーボードです。

後ろ側から見たところです。



本体底面部です。

ACアダプターです。

左側面です。電源コネクタ、USB3.0ポート、USB Type-Cポートとマイク・ヘッドフォンジャックがあります。

右側面です。USB3.0ポートが1つあります。

手前側です。

背面側です。

まとめ
Lenovo YOGA S740(14)はバッテリー時間が最大約26時間と非常に長いのが大きな特徴です。持ち運ぶこともできるので、大学などの外出先でACアダプターなしでノートパソコンを使えてとても便利です。
性能も良く、洗練されたデザインで、快適に使えることも良いですね。
この記事を書いた人
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石川 |
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