Lenovo YOGA S730レビュー 大学生が幅広く使えるシンプルなデザインのノートパソコン


Lenovo YOGA S730は高い性能と携帯性、そして美しいデザインを兼ね備えたノートパソコンです。

CPUやメモリ、SSDの性能は高く、サクサク快適に動作します。13.3インチの大きさで重さはわずか約1.1kgで、簡単に持ち運ぶことができます。大学やカフェに持って行くことも問題ありません。

さらにアルミニウムの質感が美しく、シンプルでスタイリッシュなデザインをしていて、大学生にとても良く似合います。

今回、Lenovo YOGA S730を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。






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大学生にピッタリの薄くてスタイリッシュなデザイン


Lenovo YOGA S730の第一印象は「とても薄くてカッコいい!」というものでした。

そして何よりも、シルバーで統一されたフォルムがとても美しいです。アルミニウムの質感が心地よく、シンプルなデザインもとても好印象です。

非常にスタイリッシュで洗練されているので、10代~20代の大学生にとても良く似合います。


実際に確認してみると、ディスプレイを閉じた状態でも、薄くてスッキリしています。




ディスプレイを開いて横から見ると、その薄さがよくわかります。




天板には左上の部分に製品名のYOGAのロゴがあるだけです。とてもシンプルなデザインです。








ディスプレイを取り囲むフレームが細くて、スッキリとした見た目です。









キーボードのカラーも、うまく調和してして良い感じに仕上がっています。








学業からプライベートまで快適に使える性能


Lenovo YOGA S730に搭載されているCPUは、Core i5-8265UまたはCore i7-8565U、メモリは8GBが搭載されています。そして、ストレージは高速に動作するPCIe NVMe M.2タイプのSSDです。

ノートパソコンとして十分に高い性能を持っていて、レポート作成やプレゼンなど大学の勉強で使うのはもちろんのこと、プライベートでインターネットをしたり、動画や音楽の視聴、メールの送受信など幅広い用途に使うことができます。







軽量だから大学やカフェに持って行くのも簡単


Lenovo YOGA S730は重さがわずか約1.1kgしかない、軽量なノートパソコンです。片手でも簡単に持ち上げることができます。




大きさは13.3インチです。A4ノートとほぼ同じ大きさです。








自宅で使うのにも十分ですし、もし大学の授業やゼミ、研究室などに持って行く必要があっても、簡単に持ち運ぶことができるので便利です。





レポートや卒論作成に使えるOffice搭載モデルもあり


大学の講義では必ずレポート作成が課されます。また、理系の場合には実験データをまとめる必要もあります。その際に必ず必要になるのが、WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Officeというソフトです。

Lenovo YOGA S730はOfficeが搭載されたモデルを選択することができます。Office Home and Businessがインストールされていて、Word、Excel、PowerPointが使えるようになっています。

レポート作成や卒論の作成にすぐに使えるので安心です。





インターネットにはWi-Fiで接続する


インターネットにはWi-Fiで接続します。LANケーブルを挿すための有線LANポートは搭載されていません。

最近はWi-Fiを使うことが普及しているので、問題なく使えると思います。





キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。テンキーはありませんが、キー同士の間隔も十分にあり、快適に入力できました。キーを押したときの深さも程よくあり、打鍵感をしっかりと感じることができます。





キーボードの左側です。キーの大きさや配置で、気になるところはありませんでした。




キーボードの右側です。「む」キーとEnterキーがくっついていますが、打ち間違えるということはありませんでした。問題なく使えるでしょう。




キーボードを拡大したところです。




タッチパッドです。








指紋センサー搭載だから簡単ログイン&高いセキュリティ


Lenovo YOGA S730には指紋センサーが搭載されています。ワンタッチでログインすることができて便利です。さらに、他人が勝手にPCを使うことを防ぐことができるので、セキュリティを高めるのにも役立ちます。








美しいIPS液晶ディスプレイ


ディスプレイを取り囲むフレームは細くできていて、とてもスッキリした印象があります。細いフレーム(狭額ベゼル)だとディスプレイのサイズを保ちながら、本体のサイズが小さくなるメリットもあります。




搭載しているディスプレイはIPS液晶となっていて、視野角が広いです。上から見たり、横から見たりするなど、どの角度から見ても色調やコントラストに変化がなく、映りの良いディスプレイとなっています。








色合いも鮮やかで、とても見やすいです。テキストだけの画面はもちろんのこと、動画や画像を見るのも楽しめます。








インターフェースはやや不足気味


周辺機器との接続に必要なインターフェース類は、USB Type-Cポートが3つだけとなっています。

標準サイズのUSBポートやHDMIポートは搭載されていません。

周辺機器を接続することが少ないのであればこのままでも問題ないのですが、大学ではプレゼンを行ったりすることもあるので、もし必要であればUSB Type-CポートをHDMIポートや標準サイズのUSBポートに変換するアダプターがあると安心です。








USB Type-Cポートに接続し、HDMIポートや標準サイズのUSBポート、SDカードを使えるようにできるアダプターです。2,000~3,000円で購入することができます。





USB Type-CポートをHDMIポートに変換するアダプターです。標準サイズのUSBポートやSDカードを使わないのであれば、こちらの方がシンプルです。




ディスプレイ上部にはカメラが搭載されています。








アダプターを使えばプレゼンもOK


上で紹介したアダプターを使って、PCの画面をモニターに映し出してみました。問題なく使うことができました。プレゼンを行うのも大丈夫です。







心地良いサウンド


スピーカーは底面部の左右2か所に配置されています。個人的な感想になりますが、実際に聞いてみたところ、想像していた以上に良いサウンドでした。良いクオリティのスピーカーだと思います。もちろん、イヤホンやヘッドフォンを通して聞くのも悪くありません。




スピーカーシステムとしてはDolby Atmosサウンドシステムが採用されていて、音響を調節することが可能です。







動作音のチェック


パソコン操作時の動作音の大きさを確認しました。

比較的静かに使えるパソコンだと思います。


測定項目 測定値 
パソコンOFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
31~32db
動画閲覧時
(フルHD動画視聴)
31~32db
CPU80%使用時 39~40db




Lenovo YOGA S730の性能と仕様


Lenovo YOGA S730の仕様は以下の表のようになっています。

 OS Windows 10 Home  
CPU Core i5-8265U / Core i7-8565U 
メモリー 8GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB
無線LAN
有線LAN -
光学ドライブ -
SDカードスロット -
 HDMI
USBポート USB Type-C × 3
ディスプレイ Full HD IPS液晶(1920x1080)
サイズ 13.3インチ
重さ 1.1kg


今回のレビューで使用したPCの主な仕様は以下の通りです。

OS:Windows 10 Home
CPU:Core i5-8265U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB


CPUはCore i5またはCore i7を選択することができます。どちらも最新世代のCPUなので、性能が高く高速な処理が可能です。

メモリは8Bのみです。16GBを選択することができないのは、少し残念ではあります。

ストレージはSSDが搭載されています。PCIe NVMe M.2タイプのものなので、高速に動作します。とても快適に使えるでしょう。


文系も理系もCPUにCore i5、メモリ8GBを選択するとスタンダードな構成になります。長く快適に使うことができるでしょう。

理系の場合は、より負荷のかかる処理も多いので、余裕があればCPUをCore i7にしておくのも良いでしょう。


レポート作成に必要なMicorosoft Officeが搭載されたモデルも選択することができます。Office Home and Businessが搭載されていますので、Word、Excel、PowerPointを利用することができます。



以下は専用のソフトで計測したベンチマークです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。

  

[CPUのベンチマーク:CINEBENCH R15で測定]


546cbとなり高い性能を示しました。問題なく使えるでしょう。





[ストレージのベンチマーク:CrystalDiskMarkで測定]

PCIe NVMe M.2タイプと呼ばれる現在最も速いSSDが搭載されているため、非常に高速なアクセス速度となりました。とても快適に使えると思います。










外観の確認


それでは、Lenovo Yoga S730の外観を確認してみましょう。

天板部分です。アルミニウムでできたシルバーの色合いがとても美しいです。左上に製品名のYOGAのロゴが同系色で刻印されています。それ以外には余計なものが一切なく、とてもシンプルです。




横から見たところです。厚みは11.9mmとなっていて、薄くできています。




ディスプレイを開いたところです。












ディスプレイは180度開くことができます。




キーボードです。





後ろ側から見たところです。








底面です。




ACアダプターです。小型で軽量です。持ち運ぶときもかさばりません。





左側面です。USB Type-Cポートとマイク・ヘッドフォンジャックがあります。




右側面です。USB Type-Cポートが2つあります。




手前側です。




背面側です。







まとめ


Lenovo YOGA S730はシンプルでスタイリッシュなデザインで、大学生にとても良く似合うノートパソコンです。

性能も高く、学業からプライベートまで幅広く使うことができます。薄くて軽いので、大学の授業やゼミ、研究室に持って行ったり、カフェでレポートを書いたりという使い方もできます。

高い性能と携帯性、そして高いデザイン性を兼ね備えたノートパソコンだと思いますので、興味のある方は是非検討してみてはいかがでしょうか。


詳細はこちら →  Lenovo YOGA S730(直販サイト)





この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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