Lenovo Ideapad S530レビュー 大学生によく似合うシンプルでスタイリッシュなノートPC


Lenovo Ideapad S530は、大学生によく似合うシンプルでスタイリッシュなデザインのノートパソコンです。本体はスリムで約1.19kgと軽く、自宅内で場所を移動して使うのはもちろんのこと、大学の授業に持っていくのも簡単です。

性能は高く、学業からプライベートまで幅広い用途に快適に使うことができます。

今回、Lenovo Ideapad S530を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。






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大学生によく似合うシンプルでスタイリッシュなデザイン


Lenovo Ideapad S530はアルミニウムの質感が美しいノートパソコンです。天板部分にはLenovoのロゴが小さく刻印されているだけで、非常にシンプルな印象を受けます。その分、素材の美しさが引き立ちます。




本体はとてもスリムで、奥から手前にかけて薄くなるデザインは非常にスタイリッシュです。




天板部分はグレーで、キーボードの部分はシルバーになっています。




キーボードです。シルバーのパームレスト(手を置く部分)とライトグレーのキーがうまく調和しています。







このように、シンプルでスタイリッシュなデザインをしているので、大学生にとても良く似合います。





スリムで軽いから、自宅でPCを移動したり大学に持っていくのも簡単


Lenovo Ideapad S530はとても薄くできていて、重さは約1.19kgです。とても軽く、片手でも余裕で持ち上げることができます。




ディスプレイを開いて真横から見ると、とても薄くできていることがよくわかります。




本体のサイズは13.3インチです。A4ノートとほぼ同じサイズになっています。







A4サイズで軽いので、自宅で場所を移動してパソコンを使うことも簡単ですし、大学にノートPCを持っていく場合でも楽々持ち運ぶことができます。





学業からプライベートまで幅広く対応できる高い性能


搭載しているCPUはCore i5またはCore i7で、メモリは8GB、そしてストレージはSSDとなっていて、とても性能が高く快適に使うことができます。

実際、パソコンやアプリの起動はとても高速でしたし、インターネットやメール、SNSなどの操作もサクサク快適に使えました。もちろん、Officeソフトを使ったレポートや卒論の作成も問題なく動作する性能です。

ほかにも、動画や画像を見たりするのも大丈夫ですし、幅広い用途に用いることができます。





WordやExcelなど、レポート作成に必要なOfficeソフトの選択が可能


大学ではWordやExcelを使って講義のレポートを作成する機会が非常に多くあります。また、卒論やゼミの発表ではPowerPointを使ってプレゼン資料を作成する必要もあります。

Ideapad S530を購入する際には、Word、Excel、PowerPointが含まれたMicrosoft Office Home and Businessを選択することができます。購入してすぐにレポート作成やプレゼン資料の作成ができます。






インターネットにはWi-Fiで対応


Ideapad S530には有線LANポートが搭載されていませんので、インターネットには無線LAN(Wi-Fi)で接続します。

最近は無線LANルーターは安価に購入でき、設定も簡単になっていますので、問題なく使えるでしょう。





キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。PCは13.3インチのサイズですので、キーとキーの間隔もキーを押したときの深さも特に問題ありません。快適に入力できると思います。




キーボードの左半分です。無変換キーとスペースキーがくっついていますが、打ち間違えるということはなさそうです。問題なく入力できました。アルファベットキーや数字キーも大きさがそろっていて使いやすいです。




キーボードの右半分です。Enterキーと「む」キー、Backspaceキーと「\」キーがくっついています。Backspaceキーは問題ない大きさですが、最初のうちは見ながら入力してしまうかもしれません。慣れてしまえば問題なく使えます。




キーボードを拡大したところです。




タッチパッドです。広くて使いやすいです。








ナローベゼルで作業に集中しやすく、映りが良いディスプレイ


Lenovo Ideapad S530は、ディスプレイを取り囲むフレーム(ベゼル)がとても細くなっています。洗練された印象があるだけでなく、画面に集中しやすくなるという効果があります。勉強に使う場合でも、プライベートで使う場合でも、作業に集中して進められます。




ディスプレイはIPS液晶が搭載されています。どの角度から見ても色やコントラストの変化がなく、とても見やすいです。文字情報だけでなく、動画や画像を見るときなど、クオリティの高い表示を体験することができます。フルHDとなっていて、解像度は1920×1080、非光沢液晶です。















指紋センサー搭載だから簡単ログイン&高いセキュリティ


キーボードの右下部分には指紋センサーが搭載されています。指先をかざすだけでログインができるようになります。パスワードの入力が不要になるので、PCを使うのがとても楽になります。

また、他人が勝手にパソコンを使うのを防止することができるので、大事なデータや人に見られたくない情報を守ることができます。








周辺機器との接続はまず大丈夫だが、必要に応じてアダプターが必要になるかも


Lenovo Ideapad S530に搭載されているインターフェース(周辺機器との接続に必要なポートなど)は、使用頻度の高いものが搭載されていて、HDMIポートと、2種類のUSBポート(標準サイズのもの×2、USB Type-C×1)となっています。




プレゼンにはHDMIポートで対応でき、USB機器との接続はUSBポートで対応できます。USBポートが全部で3つあるので、複数のUSB機器を同時に挿すこともできるので安心です。




ただ、SDカードスロットは搭載されていません。SDカードを使わない人も多いとは思いますが、デジカメやAndroidスマホで使われますので、パソコンで管理したいということもあるでしょう。その場合は、下の写真のようにUSBポートをSDカードリーダーに変換できるアダプターが販売されていますので、別途ご用意ください。





詳細はこちら → 外付けSDカードリーダー




ディスプレイ上部にはカメラが搭載されています。オンライン英会話で英語を勉強するときはこのカメラがあると便利です。








HDMIポート搭載だからプレゼンにもすぐ対応できる


大学ではプレゼンを行うことがよくあります。ゼミや研究室に入ると、プレゼンをする機会が増えます。

Lenovo Ideapad S530にはHDMIポートが搭載されていますので、プレゼンがあっても安心して対応することができます。




実際にHDMIポートを利用して、モニターにパソコンの画面を映し出してみました。問題なく画面が表示されました。







HARMAN製のスピーカー内蔵


スピーカーはHARMAN製です。個人的にはスピーカーのクオリティはとても高く感じました。音が割れたりこもったりせず、良いサウンドでした。




スピーカーはPC底面の左右に1つずつ配置されています。







静音性の確認


比較的静かに使えるノートパソコンです。

インターネットや動画など、負荷があまりかからない作業をしているときは静かです。CPUに負荷がかかると、ファンが回り始めますので動作音は大きくなりますが、一般的なノートパソコンと比較しても同じくらいの大きさでした。

問題なく使えます。


測定項目 測定値 
パソコンOFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~31db
動画閲覧時
(フルHD動画視聴)
28~29db
CPU約80%使用時 39~40db




Lenovo Ideapad S530の性能と仕様


Ideapad S530の仕様は以下の表のようになっています。

 OS Windows 10 Home  
CPU Core i5-8265U
Core i7-8565U
メモリー 8GB
ストレージ SSD 256GB
無線LAN
有線LAN -
光学ドライブ -
SDカードスロット -
 HDMI
USBポート USB3.0 × 2
USB Type-C × 2  
ディスプレイ Full HD IPS液晶(1920x1080)
光沢なし
サイズ 13.3インチ
厚み 14.8mm
重さ 1.19kg
バッテリー持続時間 約11.4時間


今回のレビューで使用したLenovi Ideapad S530の仕様は以下の通りです。


OS:Windows 10 Home
CPU: Core i5-8265U
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 256GB


CPUはCore i5またはCore i7を選択することができます。メモリは8GB、ストレージはSSD 256GBとなります。SSDはPCIe NVMe/M.2接続のものが搭載されているので、パソコンやアプリの起動、データの読み書きが高速です。

メモリとSSDの容量を選択できないのが残念ではあるのですが、メモリ8GB、ストレージはSSD 256GBというのはノートパソコンとしてとても人気のある構成なので、まず問題ないといっていいです。安心して使うことができるでしょう。

文系も理系も、Core i5を選択するとスタンダードな構成になります。長く快適に使用することができるでしょう。

理系の学生など、もっと高性能なCPUがいいという場合には、価格は少しあがりますが、Core i7の方を選択してみても良いでしょう。より快適に作業ができるようになります。

レポート作成に必要なMicorosoft Officeが搭載されたモデルも選択することができます。Office Home and Businessが搭載されていますので、Word、Excel、PowerPointを利用することができます。



以下はCPUとストレージの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。
専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。


[CPUのベンチマーク:CINEBENCH R15で測定]


まず、CPUの性能を測定しました。CPUの性能は636cbとなりました。Core i5-8265Uを搭載したノートPCとしては、約20%ほど高い数値となりました。高い性能を持っているといえます。






[ストレージのベンチマーク:CrystalDiskMarkで測定]

ストレージの速度を測定しました。PCIe NVMe/M.2接続のものなので高速な読み書きが可能です。








外観の確認


それでは、Lenovo Ideapad S530の外観を確認してみましょう。

天板を閉じると、下の写真のようになっています。アルミニウムのボディで、とてもシンプルです。




天板にはLenovoのロゴだけが小さく刻印されています。




本体は薄くてスリムです。




ディスプレイを開いたところです。










キーボードです。




後ろ側から見たところです。









ACアダプターです。小型で軽量になっています。





本体左側面です。電源コネクタ、USB 3.0ポート、マイク・ヘッドフォンジャックが搭載されています。





本体右側面です。USB Type-Cポート、USB3.0ポート、HDMIポートが搭載されています。





本体背面部です。





本体の手前部分です。







まとめ


今回Lenovo Ideapad S530を利用してみて、シンプルでスタイリッシュなデザインが大学生にとてもよく似合うなと思いました。性能も高く、学業からプライベートまで快適に使えます。

スリムで軽いので、大学に持っていくのも簡単です。大学の授業で必要になった場合でも、楽々持ち運べそうです。

プレゼンに使えるHDMIポートやUSBポートも複数搭載しているので、周辺機器との接続も大丈夫そうです。SDカードリーダーが搭載されていないので、必要な方は別途USB接続のアダプターを用意すればよいでしょう。

シンプルなデザインで、性能も良く、持ち運びもできるようなノートパソコンを探している方は、ぜひ検討してみてください。


詳細はこちら → Lenovo Ideapad S530(直販サイト)




この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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