性能も機能も充実の優れモノHP OmniBook Ultra Flip 14-fhレビュー
更新日:2024年12月21日
HP OmniBook Ultra Flip 14。【PR】貸出機材提供:株式会社日本HP
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは、性能と機能が他の製品よりも優れた一般向けのノートパソコンです。できることがとても多く、色々な用途にしっかり用いることができます。
大学生であれば、入学後どんな使い方をするのかわからないというような人や、今後いろんなことをやってみたいかも、というような人にとってしっかりと使える可能性が高い製品です。
実際にHP OmniBook Ultra Flip 14-fhを使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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AIエンジンを搭載し、グラフィックス性能も高く、マルチにサクサク快適に使える
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは最新のCPUを搭載していて性能が高く、タブレットに変形することができたり、ペン入力ができたり、ディスプレイのクオリティが高いなど、守備範囲の広いノートパソコンです。
一般的なノートパソコンよりもできることが多いので、色々なことに使いたい人や、今後どんな作業に使うかわからない人にとって使い勝手の良い製品です。
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの使用例。
たとえば、WordやExcel、PowerPointなどのOfficeソフトを使ってレポートや書類を作成したり、インターネットやメールの送受信を行うといったことが非常に快適に行えます。サクサク動くという言葉がぴったりで、とても良い性能です。
パソコンの心臓部分にはCore Ultra 7 258Vという最新のCPUが搭載されています。今回初めて実際に使ってみたのですが、CPUの性能を専用のソフトで計測してみると、一般的なノートパソコンよりも高い性能を発揮することがわかりました(CPUのベンチマーク、グラフィックスのベンチマークの項を参照)。
特にシングルコアと呼ばれるCPUの処理性能が高く、プログラミングや一部のイラスト・グラフィックス系ソフトを実行するときに、他の一般向けのノートパソコンよりも処理が速くなると思われます。
また、グラフィックスはCPUに内蔵のものなのですが、とても性能が良いです。いわゆるゲーミングノートパソコンやクリエィティブ向けノートパソコンに搭載されているようなグラフィックスには全然かなわないのですが、一般向けのノートPCとしては頭一つ抜けて性能が良く、数年前によく使われていた高性能グラフィックスであるNVIDIA GeForce GTX 1650と同程度の性能を発揮できます。
イラストを描いたりデザインが趣味というような人や、軽く動画編集をやってみたいなとか思っている人にとっては、良い作業環境なのではないかと思います。
そして、今話題のAIエンジンも搭載されています。まだ、AI機能を利用するアプリは少ないのが現状ですが、今後利用する機会が出てきても対応することができるのは安心です。
タブレットとしても使えてペンでの手作業がとても便利
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhはノートパソコンなのですが、ディスプレイを360度回転させることができ、タブレットとしても使用することができます。
回転角度を調整することで下の写真のような形状にすることもできます。動画を見たり、電子書籍を読んだりするときに便利な形です。
360度回転させるとタブレットとして使うことができます。キーボードとディスプレイは分離できないのでご注意ください。
タブレットとして使えるので、指で触って操作できるだけでなく、デジタルペンでの入力にも対応しています。ペンは一部のモデル(パフォーマンスモデル、スプリームモデル)に同梱されています。
実際にペンで書いてみると、引っ掛かりもなくスムーズに書くことができました。
タブレットで絵を描きたいという人も多いと思いますが、通常のタブレットだと画面サイズが小さいのがネックになることもあると思います。
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは14インチのサイズがあるので、とても広い画面で作業することができます。ゆったりと絵を描くことができるので、作業がしやすいのではないかと思います。
OLEDディスプレイはやっぱり美しい!
ディスプレイには全てのモデルでOLEDディスプレイ(有機ELディスプレイ)が搭載されています。表示できる色の数が非常に多く、鮮やかな表示が可能な画面です。
実際、とてもきれいに表示されるディスプレイです。
正面、上、横からなど、角度を変えて見ても問題ありません。気になることがあるとすれば、ディスプレイの表面が光沢なので、蛍光灯や作業している自分の姿が画面に映りこんで見えるということがあるくらいです。
ディスプレイの基本情報としては、サイズは14インチ、解像度は2880×1800となっています。一般的なノートパソコンに搭載されるディスプレイよりも高い解像度なので、高精細な表示が可能です。
少し専門的な内容になりますが、ディスプレイに表示できる色の数(色域)を計測してみると、下のようになっていました。色域がかなり広く、sRGBカバー率は100%、DCI-P3カバー率もほぼ100%あります。
色合いが重要になるような作業をする場合でもしっかり使うことができます。
sRGBカバー率 | 100% |
---|---|
DCI-P3カバー率 | 99.9% |
Adobe RGBカバー率 | 97.7% |
ちなみに、ディスプレイは下のようにカラープロファイルを変更することができ、作業内容にあった色域に調整することが可能です。
持ち運びもしやすいサイズと軽さ
サイズと重さを確認してみましょう。
まず、大きさは14インチです。本体の上にA4ノートを乗せてみると、ほぼ同じ大きさでした。使いやすいサイズ感です。
重さを実際に量ってみると約1.32kgでした。
片手でも持つことができるくらいの軽さです。自宅で使うだけでなく、大学などの外出先に持っていくのも問題ありません。
バッテリー駆動時間とモバイルバッテリー
バッテリー駆動時間は最大20時間となっています。作業内容によって、バッテリー駆動時間は変わってくることに注意が必要ですが、FHDビデオ再生、解像度1080p(1920x1080)の条件で20時間程度となっているので、結構長めです。ACアダプターなしでも半日以上作業することができます。
もし、充電をし忘れていて、しかもACアダプターを使って電源を供給できない状況の場合には、モバイルバッテリーを使うことができます。
Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーや充電器を使うと、USB Type-CポートからPCの充電を行うことができます。PCの電源がONの場合は45W以上の出力に対応したものであればPCの充電ができました。PCの電源がOFFの場合には、20W以上の出力があれば大丈夫です。
PC 電源ON | PC 電源OFF | |
---|---|---|
モバイルバッテリー (20W) |
× | 〇 |
充電器 (45W) |
〇※ | 〇 |
Power Delivery対応のモバイルバッテリーや充電器を使用して、PCの充電が行えるかどうかを調査した結果。
※付属のACアダプターを推奨の表示が出る。
※付属のACアダプターを推奨の表示が出る。
普段、スマホの充電用にモバイルバッテリーを使っている人も多いと思います。モバイルバッテリーを兼用することができるので、PCの充電が切れそう!というようなときでも安心です。
インターネットとOfficeソフトについて
インターネットへの接続
インターネットへの接続はWi-Fiを使います。スマホでもWi-Fiを利用している人は多いと思うので、特に苦労することはないのではないかと思います。
最新のWi-Fi 7 (11be)にも対応しています。
Officeソフト
OfficeソフトはMicrosoft Office Home and Businessを選択することができます。もちろん、Officeが必要ない方は選択しなくても大丈夫です。
このバージョンには、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが含まれています。
キーボード
スタンダードな日本語配列のキーボードが搭載されています。最新の製品らしく、Copilotキーもしっかり搭載されています。
ファンクションキー(一番上に並んでいるキー)の色が少し変わっていて、わかりやすくなっています。
一番右上の水色のキーは電源ボタン+指紋認証となっています。
キー同士の間隔は問題なく、窮屈な感じはまったくありません。打鍵感も良いので、自然な感じで入力できました。
タッチパッドのクリック感がとても良かったです。
インターフェース(ポート類)、カメラ、マイク、スピーカーについて
インターフェース(ポート類)
インターフェースはUSB Type-C×3となっていて少なめです。USB Type-AポートやHDMIポートはありません。ここは少し残念なポイントかなと思いました。
もし、今後USBメモリや外付けハードディスクなどを購入する場合には、USB Type-Cに対応したものを選択するようにしておくと良いでしょう。
もし、必要であれば下の写真のようなUSB Type-Cポートに挿して、USB Type-AやHDMI、有線LANなどの複数のポート類が使えるアダプターが販売されているので検討してみてください。
参考記事:HPユニバーサル USB-C マルチポートハブ
また、大学でモニターやプロジェクターとPCをつないでプレゼンを行う場合には、HDMIポートが使えると便利です。ほぼ100%のモニターやプロジェクターがHDMIに対応しているので確実に使うことができます。
ただ、HP OmniBook Ultra Flip 14-fhにはHDMIポートがないので、USB Type-CをHDMIに変換するアダプターがあると重宝します。
詳細はこちら → USB-C HDMI変換アダプター
USB Type-CをHDMIに変換するアダプター。
実際にアダプターを使って、PCと同じ画面をモニターに映すことができました。これでプレゼンも問題ありません。
また、PCの画面を拡張して、PCとモニターでそれぞれ別の作業を行うこともできます(マルチモニター)。作業を並行して進めることができるので、とても効率的に作業を進めることができます。
USB Type-Cポート自体が画面出力に対応しているので、USB Type-Cケーブルを使ってもモニターに出力することができます。下の写真では、HDMIケーブルとUSB Type-Cケーブルを使って、パソコンとモニターの3画面で作業してます。
HDMI、USB Type-Cケーブルを使って3画面表示を実現。
カメラとマイク
カメラとマイクはディスプレイの上部にあります。顔の正面に来る位置にあるので、ZoomやTeams等のビデオ通話ソフトを使うときに、顔がちゃんと映り、声もしっかり拾ってくれます。
カメラの画質やマイクの音質は特に問題ないと思います。
スピーカー
スピーカーは本体底面に合計4つ搭載されています。一般的なノートPCではスピーカーは通常2つなので、音に広がりと奥行きが感じられました。
底面にあるスピーカー。
底面にあるスピーカー。
スピーカーなどのサウンドシステムはPoly製のものが搭載されています。アポロ計画におけるアメリカの有人月面着陸時に、宇宙飛行士たちがつけていたヘッドセットがPoly製のものです。それくらい古くから音響機器の開発を行っているメーカーです。
サウンドは良かったです。動画を見たり、音楽を聴いたり、ビデオ通話で人の声を聞いたりするのも特に問題ないと思います。
セキュリティ
指紋認証
電源ボタンには指紋センサーが搭載されています。ワンタッチでログインできるので便利です。
顔認証とプライバシーシャッター
カメラは顔認証に対応しています。
また、プライバシーシャッターも搭載されていて、レンズのすぐ上にあるレバーを動かすことで、レンズにカバーをかけて撮影不可の状態にすることが可能です。
カバーをかけておけば絶対に撮影されないので安心です。
[撮影が可能な状態]
[撮影不可の状態]
法人向けPC並みの高いセキュリティ機能
HPで販売している法人向けPCに搭載されている、HP Wolf Securityという高いセキュリティ機能がこのOmniBook Ultra Flip 14-fhに搭載されています。
サイバー攻撃から自己修復する機能があるなど、より高い次元でパソコンを守ってくれます。
静かに使える?
実際にパソコンを操作して、動作音の大きさをチェックしてみました。
インターネットや動画を見るなど軽めの作業をしているときは、動作音が抑えられていました。
また、CPUに大きな負荷がかかると動作音は大きくなりましたが、一般的なノートPCよりも動作音は抑えられていました。
比較的静かに使えるパソコンです。
測定項目 | 測定値 |
---|---|
PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db |
アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
28~29db |
インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
28~29db |
YouTube動画閲覧時 | 28~29db |
CPU 100%使用時 (CINEBENCH R23実行時) |
35~36db |
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの仕様と性能
HP Elite Folioのスペックをご紹介します。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Core Ultra 5 226V Core Ultra 7 258V Core Ultra 9 288V |
メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ SSD |
SSD 1TB / 2TB |
光学ドライブ | なし |
有線LAN | - |
無線LAN | ○ |
HDMI | - |
SDカード | - |
USB | USB Type-C × 1 Thunderbolt 4 (USB Type-C)×2 |
サイズ | 14インチ |
画面 | 2.8K OLED (有機EL)ディスプレイ 2880×1800 |
タッチパネル+ タブレット変形 |
タッチパネルあり タブレット変形あり |
Office | 選択可能 Office Home and Business |
重量 | 約1.34kg |
保証期間 | 1年(有償:3年) |
今回のレビューで使用したHP OmniBook Ultra Flip 14-fhの仕様は以下の通りです。
OS: Windows 11 Home
CPU: Core Ultra 7 258V
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
CPU: Core Ultra 7 258V
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
OSはWindows 11 Homeになります。
CPUはCore Ultra 5 / 7 / 9が用意されています。性能はCore Ultra 5 < Core Ultra 7 < Core Ultra 9となります。どれもとても性能が良いので、Core Ultra 5でもとても快適に使用することができます。
メモリは16GB、または32GBとなっていて十分な容量があります。
文系も理系も、Core Ultra 5、メモリ16GBを選択すればとても快適に使うことができるでしょう。
以下は専用のソフトで計測したベンチマークです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。
CPUのベンチマーク
CPUの性能をCINEBENCH R23とR20という2つのソフトで計測しました。それぞれ、8978pts、3521pts (マルチコア)となりました。
このスコアだけを見ると、一般的なノートPCと同等~やや良い性能となるのですが、注目なのはシングルコアのスコアがそれぞれ1933pts、741ptsとなっていて、一般的なノートPCのCPUよりもかなり高くなっている点です。
通常の用途ではシングルコアの性能が効いてくることも多く、このスコアが高いことでかなり快適に使うことができるでしょう。
ストレージの読み書きの速度
SSDのアクセス速度になります。読み書きともに非常に高速に動作します。
グラフィックスのベンチマーク
グラフィックスはCPUに内蔵されているものになりますが、一般向けのノートPCのグラフィックスとしてはとても高いです。NVIDIA GeForce GTX 1650と同程度の高いスコアになっていて、かなり良い性能です。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Fire Strike (対象:Direct X11) |
7840 |
Night Raid (対象:Direct X12) |
30857 |
外観の確認
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの外観を確認してみましょう。
天板にはHPのロゴが入っています。本体カラーはイクリプスグレーと呼ばれる色が採用されています。下の写真のように、シックな感じの上品な色合いです。
スリムにボディで使いやすいです。
本体の角が少しカットされていて、そこにThunderbolt 4 (USB Type-C)ポートが搭載されています。デザイン性と機能性が上手く両立されていて、上手く考えられているなと思います。
底面です。
ACアダプターです。コンパクトにできていて、邪魔になることなく使えるでしょう。
本体左側面です。
右側面です。
背面です。
手前側です。
まとめ
最後にHP OmniBook Ultra Flip 14-fhについてまとめたいと思います。
良いところ
・一般向けノートPCとしてCPU処理性能とグラフィックス性能がとても良い
・ノートPCとしてもタブレットとしても使える
・OLED (有機EL)ディスプレイを搭載し、とても鮮やかな映り
・バッテリー駆動時間が長い
・セキュリティ機能が豊富
・A4サイズで軽く、持ち運びがしやすい
注意するところ
・ポート類はUSB Type-Cのみで少し不足気味
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは性能が良くて、タブレットとしても使える便利なノートパソコンです。対応できる範囲がとても広く、色々なことをしたい人や、これからどんなことに使うかわからないから良い性能・機能を持った製品を買いたいという人にとって良い選択肢になるでしょう。
自宅で使うだけでなく、大学など自宅外に持ち運ぶこともでき、またバッテリー駆動時間も長くモバイルバッテリーも使えるので、機動性にもとても優れています。
ポート類がUSB Type-Cのみとなっているのが残念ではありますが、かなり優秀なノートパソコンです。
価格は少し高めなのですが、下のクーポンを使うことで割引価格で購入することができるので、購入の際は是非ご活用ください。
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この記事を書いた人
石川 |
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