DELL Latitude 13 5000(5310) 2-in-1レビュー

執筆者:石川
(ITエンジニア)
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DELLのLatitude 13 5000(5310) 2-in-1は13.3インチのサイズのコンパクトなノートパソコンです。1.32kg~と比較的軽量で、HDMIなどの周辺機器との接続に必要なインターフェースもしっかり搭載されているので、セミナーや学会の発表などで持ち運んで使うという使い方ができます。

ディスプレイを回転させることでタブレットとしても使うことができ、ペンを使って手書きで入力することも可能です。大学のゼミや研究室でのディスカッションの内容を記録するなど、アカデミックなラボの運営に役立ちます。

実際にDELLのLatitude 13 5000(5310) 2-in-1を使用してみましたので、レビューをご紹介します。





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タブレットにも変形できる


DELL Latitude 13 5000(5310)の2-in-1タイプは、ディスプレイをクルっと回転させることで、タブレットとしても使うことができます。回転角度を変えることによって、下の右側の写真のような使い方もできます。

タッチパネルになっているので、指で画面を触って操作することが可能です。スマホを操作するような感じで使えます。










ゼミや研究室のディスカッション内容を記録しやすい


タブレットに変形すると、デジタルペンでの入力がとても便利になります。Officeソフトに含まれているOneNoteなどの手書き対応アプリを使うことによって、パソコンに直接手書きで入力できるようになります。




ゼミや研究室で、論文の輪読会や研究状況の発表などを行う場合に、内容をデジタル化して記録しておくことが可能になります。

記録した内容は簡単にPDF化することができるので、内容をメンバーで共有することも簡単にできます。

今回、Amazonで購入したデジタルペンを使うことができましたが、ストレスなく滑らかに書くためにも、なるべく専用のペンを使うことをおすすめします。カスタマイズページで、DELLのアクティブペンを選択できるようになっていますので、希望される方は選択してみてください。






とても快適に使える性能


DELL Latitude 13 5000(5310) 2-in-1は、インターネットでの調べ物やメールの送受信、Officeソフトを使った書類やプレゼン資料の作成などが快適に動作する性能を持ったノートパソコンです。

CPUにはCore i3 / Core i5 / Core i7から選択でき、メモリは4GB~32GBまで搭載できるようになっていて高速に動作します。サクサク動いて快適に使うことができるでしょう。









セミナールームで使うなど、場所の移動がしやすいコンパクトさと軽さ


サイズは13.3インチとなっていて、気軽に移動しやすい大きさになっています。PCを持ってセミナールームに移動したりすることが簡単にできます。

A4ノートとほぼ同じ大きさです。横幅は若干A4ノートよりも大きいのですが、奥行き方向はA4ノートよりもコンパクトです。







今回のレビューで使用したPCの重さは約1.41kgでした。カタログに記載された値は最小重量が1.32kgとなっているので、構成によってはもう少し軽くなるかもしれません。




とても軽いというわけではないのですが、これくらいの重さであれば、カバンに入れて外出先に持ち運ぶことも可能です。






レポートや書類作成に必要なOfficeソフトを選択可能


本体購入と合わせて、Officeソフトを選択することができます。Office単体で購入するよりも安くなります。

Microsoft Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalから選ぶことができます。

Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。

もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはWord、Excelのみが含まれています。

Office ProfessionalはOffice Home and Businessに、さらにPublisherというDTPソフトとAccessというデータベースが含まれるようになります。より専門的な使い方をしたい人はこちらを選択してください。







インターネットにはWi-Fiで接続する オプションでSIMカードによるLTE通信も可能


インターネットへはWi-Fiを用いて接続します。最新の通信規格であるWi-Fi 6(11ax)にも対応していますので、非常に高速な無線通信が可能となります。




オプションになりますが、SIMカードによるLTE通信も可能です。サイズはマイクロSIMとなります。LTE通信機能を搭載するためには、現在のところフルカスタマイズ可能モデルを選択する必要があります。

SIMカードを選択する場合は、PCの構成をカスタマイズするページのモバイルブロードバンドの項目でWWANカードを選択してください。




今回のレビューでは、Latitude 5310 2-in-1タイプのものを紹介していますが、タブレットに変形しないノートパソコンタイプのモデル(13インチ 5310)もラインナップされています。

そちらのモデルでは、有線LANポートも搭載されているので、LANケーブルを挿してインターネットに接続することができます。もし、有線LANポートが必要であれば、13インチ 5310モデルを検討してみてください。






指紋センサーを搭載


電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。パスワードを盗み見られることなく指でログインすることができるので、安全に使うことが可能です。




指紋センサーが必要な場合は、構成をカスタマイズする画面で、パームレストの項目で指紋センサーが搭載されていることを念のためご確認ください。指紋センサーを非搭載にすることも可能です。





キーボード


キーボード全体は下の写真のようになっています。

今回のレビューでは英語配列のキーボードを使用していますが、日本語キーボードも選択することができますのでご安心ください。








英語キーボードの場合は、Enterキーが横長ですぐ上に別のキーが配置されているので、慣れるまでは見ながら入力した方が良さそうです。




キー同士の間隔やキーを押したときの深さなどは問題ありません。入力しやすいと思います。




タッチパッドです。クリックボタンが分離しているタイプのものになります。








色域と視野角が広いIPS液晶ディスプレイ


ディスプレイは綺麗な表示が可能です。sRGBのカバー率は96.7%となっていて、色域が広いです。正しい色彩表現が可能なので、学会の口頭発表用スライドなどを作成するような場合でも、正しい色合いでデータやグラフを表現したり、印象に残るような資料を作成するのに役立ちます。




sRGBカバー率 96.7%
 sRGB比 99.0% 
Adobe RGBカバー率  72.4%
Adobe RGB比 73.4%


上や横など、角度を変えて見ても色が抜けたり、見え方が変わったりすることはありません。とても見やすいディスプレイです。





解像度は1920×1080です。







カメラを使ったオンライン授業に対応する場合


ディスプレイの上部にはカメラとマイクを搭載することができます。カメラを搭載していないモデルもラインナップされていますので、カメラが必要な場合は必ず構成をご確認ください。

構成のカスタマイズ画面において、ディスプレイの項目が「カメラ&マイク」となっていればカメラが搭載されています。「マイクonly」となっているとカメラが搭載されません。




カメラを搭載したモデルでは、カメラのすぐ上にスライドレバーがあって、レンズにカバーをかぶせることができるようになっています。ZoomやTeamsなどのビデオ通話ソフトを使っているときにこのカバーをしておけば、「カメラにうっかり映ってしまっていた」を確実に防止することができます。





また、カメラが常にONになっていると、Zoomなどのソフトを使っていなくても、何となく見られているような気持ちになる人も多いかもしれません。そのような場合でも、レンズにカバーをしておけば絶対に映ることはないので安心です。



スピーカーも搭載されています。カメラを選択すれば、マイクとスピーカーも搭載されるので、これ1台でオンライン授業に対応することが可能です。


スピーカーは本体の底面部に左右1つずつ搭載されている。







周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器を接続するためのインターフェースは以下のようになっています。







プレゼンに必要なHDMIポート、micro SDカードスロット、USB3.2ポートが2つと、USB Type-Cポートが1つ、スマートカードリーダーが搭載されています。
オプションでSIMカードトレイを搭載することができます。

DELL Latitude 13 5000(5310)は、スマートカードリーダーを搭載することができる貴重なモデルです。フルカスタマイズ可能なモデルではスマートカードリーダーを非搭載にすることもできます。もし必要なければ、カスタマイズ画面のパームレストの項目で、スマートカードリーダー非搭載のものを選択してみてください。


HDMIやUSBポートなど、よく使われるものがバランス良く搭載されているので、周辺機器との接続に困ることはないでしょう。

オプションでLTE通信可能な構成にすると、micro SDカードリーダーの下側がSIMカードトレイとなります。LTE通信ができないモデルでも、スロットが搭載されているように見えますが、実際は開閉できないようになっています。



LTE搭載モデルでは、micro SDカードスロットの下側にSIMトレイが搭載される。この写真ではSIMトレイがあるように見えるが、実際には開閉はできない。






HDMIポート搭載でプレゼンもOK


HDMIポートが搭載されているので、モニターやプロジェクターをHDMIケーブルでつなぐことによって、プレゼン発表に使うことが可能です。ケーブルを挿すだけですぐに表示されるのでとても簡単です。




実際にPCとモニターをHDMIケーブルで接続してみたところ、問題なくPCの画面を表示することができました。ゼミや研究室で使うだけでなく、学会の口頭発表などでも使うことができます。









静音性の確認


アイドル状態や負荷のかからない作業をしているときは、ほぼ無音です。とても静かに使うことができます。

インターネットをする際に、短時間でタブを複数開くと、ファンが回り始めて動作音がし始めますが、すぐにファンの回転は止まり静かになりました。

CPUへの負荷が大きくなると、動作音は大きくなりました。一般的なノートパソコンと比較すると少し大きいです。


測定項目 測定値 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~33db
動画閲覧時
(フルHD動画視聴)
28~29db
CPU 80%使用時 42~45db







性能と仕様


DELL Latitude 13 5000(5310)の仕様と性能を確認してみましょう。

OS Windows 10 Home / Pro
CPU Core i5-10310U
Core i7-10610U
Core i3-10110U
Core i5-10210U
Core i7-10810U
メモリ 4GB / 8GB / 16GB / 32GB
ストレージ SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB
 ディスプレイ  フルHD(解像度:1920×1080)
 サイズ 13.3インチ 
光学ドライブ -
SDカード micro SD
有線LAN -
無線LAN
指紋認証
(オプション)
USBポート USB3.2 × 2
USB Type-C × 1
HDMIポート
Office 選択可
Microsoft Office Home & Business
Microsoft Office Personal
Microsoft Office Professional
 重さ  約1.32kg~


今回のレビューで使用したDELL Latitude 13 5000(5310) 2-in-1の主な仕様は以下の通りです。

OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-10610U
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
ディスプレイ:フルHD(解像度:1920×1080)


OSはWindows 10 HomeまたはProを選択できます。Windows 10 Proを選択すると、ストレージ全体を暗号化できるbitlocker機能や仮想化技術であるHyper-V機能を使えるようになります。セキュリティをより高めたい場合やプログラミングなどでHyper-V機能を使用する場合はWindows 10 Proを選ぶと良いでしょう。

CPUはCore i3 / Core i5 / Core i7から選べます。性能はCore i3-10110U < Core i5-10210U < Core i5-10310U < Core i7-10610Uとなります。Core i7-10810Uの性能については、データがないため現在のところ不明です。Core i3-10110UとCore i5-10210U、Core i7-10810Uについてはフルカスタマイズ可能モデルで選択することが可能です。

メモリは最低で4GB、最大で32GBまで搭載することが可能です。

レポートや書類作成に必要なOfficeソフトも選択できます。Word、Excel、PowerPointが必要であればOffice Home and Businessを、Word、ExcelだけでよければOffice Personalを選択してください。Office ProfessionalはOffice Home and BusinessにデータベースソフトとDTPソフトを加えたものになります。



以下は、CPUとストレージの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUのベンチマーク


CPUの性能をCINEBENCH R15というソフトで測定したところ、698cbとなり高い値を示しました。高速に動作する性能です。




同じくCINEBENCH R20という別のソフトでも計測してみました。スコアは1596ptsとなりました。





ストレージのベンチマーク


ストレージ(SSD)の速度を計測しました。読み書きともに高速に動作します。










DELL Latitude 13 5000(5310) 2-in-1の外観の確認


DELL Latitude 13 5000(5310) 2-in-1の外観を確認してみましょう。

まず、天板部分です。シルバーの天板にDELLのロゴが刻印されています。シンプルな印象です。








ディスプレイを開いて前から見たところです。












後ろ側から見たところです。












タブレット変形したところです。




底面です。




ACアダプターです。





本体右側面です。マイク・ヘッドフォンジャック、micro SDカードスロット(上)、SIMカードスロット(下:オプション選択時)、USB3.2ポート、セキュリティロックスロットがあります。




左側面です。電源コネクタ、USB Type-C、HDMI、USB3.2ポートがあります。




本体手前側です。




背面側です。






まとめ


DELL Latitude 13 5000(5310) 2-in-1は、タブレットとしても使える便利なノートパソコンです。一台二役の活躍をしてくれます。

気軽に使える大きさと軽さなので、ちょっと持ち運んで使うということが簡単にできます。メンバーの発表の内容や大事な情報を記録したりするなど、研究室やゼミで使用する共用のパソコンとしても使いやすそうです。

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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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