NEC Lavie Direct NS(H)レビュー:音楽や映像が楽しめる本格ノートパソコン
NEC Lavie Direct NS(H)はWordやExcel、インターネット、メールといった一般的な作業ができるだけでなく、映像や音楽も本格的に楽しめるというノートパソコンです。実際にLavie Direct NS(H)を使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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現在販売されているNECのノートパソコンのレビューは、こちらの記事をご参照ください。
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IPS液晶とヤマハのサウンドシステムで映像と音楽が楽しめる
Lavie Direct NS(H)のディスプレイはIPS液晶です。IPS液晶は視野角が広いため、見る角度による変化が少ないのが特徴で、どの方向から見ても輝度や色の変化の少ない高画質な液晶ディスプレイです。今回のレビューで使用しているパソコンは4K液晶でさらに高画質なものとなっています。
実際、非常に綺麗な画面でした。パソコンでDVDやブルーレイを見て映像を楽しんだり、デジカメで撮った写真を見たりするときにとても良さそうな感じです。もちろんインターネットで写真や動画なども綺麗に見えるでしょう。YoutubeなどでHD動画などの高画質な動画を楽しめるようになります。
そして、もう一つの大きな特徴がヤマハのサウンドシステムを採用していることです。下の画像にあるように、キーボードのすぐ上の部分に約3cm×38cmのスピーカーが搭載されています(YAMAHAの文字の上側の部分)。実際に音楽を聴いてみるとステレオも再現され、パソコンの左側と右側から音が聞こえてきました。音質については詳しくないのでわからないのですが、CDを聞いてみると変にこもるような感じもなく、綺麗な音が楽しめました。パソコンでCDをかけながら作業をするのも楽しそうです。
音響効果が選べるので、音楽やテレビ、映画、スポーツなど、場面に応じて音響を変えて楽しむことができます。
大学生活では何かと必要なものが多いですが、このノートパソコンでDVDを観たりCDを聞くようにしてみると、専用のDVDプレーヤーやオーディオセットを購入する必要がなく、経費も抑えられて良いかもしれませんね。
インターネット、メール、レポート作成など、大学やプライベートでの用途で快適に動作する
Lavie Direct NS(H)はインターネットやメール、WordやExcelなどを使ったレポート作成を行うのに十分なスペックを持っています。CPUはIntel Core i5もしくはi7、メモリも8GBまたは16GBを搭載していて、非常に高速に処理が行えます。基本性能がとても高いノートパソコンです。そして無線LANならびに有線LANでインターネットにアクセスすることができますので、インターネットやメールもすぐにできます。
動画閲覧や画像管理などもストレスなく行えます。一般的な使用については全く問題ないと言っていいです。
レポート作成に必要なOfficeの選択が可能
NECの直販サイトでは、レポートの作成に必要なOfficeの有無を選択することができます。Word, Excel, PowerPointが必要ならOffice Home and Business Premium、Word, Excelのみで大丈夫ならOffice Personal Premiumがおすすめです。
15.6インチの広い画面で見やすく快適に作業ができる
大きさは15.6インチです。ノートパソコンとしては大きな部類になります。A4のノートと比べてみると、下の写真のようになります。かなり大きいことがわかります。これくらい大きいと、画面にも十分に余裕がありますので、広々と快適に作業できると思います。
サイズは15.6インチで重さは約2.9kgです。大きいですし、重さもありますのでカバンに入れて持ち運ぶのはあまりおすすめしません。どちらかというと自宅にずっと置いて使う方が良いです。パソコンの持ち運びはせずに、広い画面で快適に使いたいという方におすすめです。
抗菌仕様で防滴構造を持つキーボード
Lavie Direct NS(H)のキーボードは抗菌仕様になっています。一番汚れやすいところですので、清潔に保つことができるのはうれしいですね。
また、このキーボードは防滴構造を持っているそうで、お茶などをこぼしても中に水が入りにくい構造になっているようです。防水を保証するものではないのですが、万が一飲み物をこぼしても、内部に入り込むまでの時間を稼いでくれますので、水によるパソコンの故障確率が減りそうです。パソコンでレポートを作成したり、ネットを見たりしているときにはついつい飲み物を飲んでしまうのですが、万が一のときのためにこのような構造があると安心して使えそうです。
手を置く部分にあたるパームレストも抗菌仕様になっています。清潔に保てそうですね。
外部インターフェース、ポート、その他の機能
Lavie Direct NS(H)で搭載されている外部インターフェースやポート、出力端子などを見ていきましょう。
DVD(ブルーレイ)ドライブ搭載
DVDマルチドライブ(もしくはブルーレイドライブ)が搭載されています。ソフトウェアのインストールやCDやDVDの再生、データをCD/DVDに焼いたりといったことが簡単にできます。
USBポートは全部で4つ
マウスや外付けハードディスクなどを接続するためのUSBポートは全部で4つ搭載されています。すぐ下の写真にあるように右側面に2つ、さらにその下の写真にあるように左側面に2つあります。いろいろな機器を接続する余裕があります。
有線LAN、無線LAN両方接続可能
インターネット接続に必要なLANは無線LANと有線LANの両方が備わっています。有線LANポートは下の写真のようにパソコンの左側面に位置しています。下の写真は2015年夏モデルのものです。2015年秋冬モデルよりHDMIポートと有線LANポートの位置が、左側面のスピーカー部分の近くに移動しています。
HDMIポートでプレゼンにも対応できる
上の写真のようにHDMIポートが搭載されています。このポートがあれば、ノートパソコンの画面を別のモニターやプロジェクターに映し出すことができます。大学のゼミや研究室でプレゼンを行ったり、卒論の発表でパワーポイントのスライドをプロジェクターに映して発表するときなどに活用できます。
SDカード対応でデジカメやスマホのデータ移動も簡単
SDカードを読み込めるSDカードスロットが搭載されています。デジカメやスマホのデータ管理がパソコンで簡単に行えます。
スマホや周辺機器との通信が便利になるNFC搭載
NECの直販サイトでは、ノートパソコン購入時にNFC機能を選択することができます。NFC機能があると、パソコンのパームレストの部分にNFC対応のカードやスマホなどの機器をかざすだけで接続・通信ができます。
自己啓発にも使えるWebカメラ搭載
天板を開くと、顔の正面にあたる部分にカメラが内蔵されています。スカイプなどでテレビ電話をするときなどに使えます。特にオンライン英会話などスカイプを利用して学習を進めるものでは重宝するでしょう。大学生のうちに英会話をマスターしたい人にとっては、活用の機会が多いかもしれません。
性能
Lavie Direct NS(H)は全部で3種類のモデルを選択することができます。以下に、各モデルのスペックを記載します。赤字は特徴的な部分を示しています。
フルHD 液晶モデル |
タッチパネル対応モデル | タッチパネル、Ultra HD 4K液晶搭載モデル | ||
---|---|---|---|---|
CPU | Core i5 / Core i7 |
Core i7 | ||
メモリ | 8GB / 16GB | |||
ストレージ SSD |
ハードディスク 1TB / SSHD 1TB / ハードディスク 1TB + SSD 128GB |
|||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ / ブルーレイドライブ | |||
サイズ | 15.6インチ | |||
液晶 | フルHD液晶 | IPS液晶 タッチパネル |
Ultra HD 4K IPS液晶 タッチパネル |
|
Office | 選択可 Office Home and Business Premium Office Personal |
|||
カラー | クリスタルレッド クリスタルゴールド クリスタルホワイト クリスタルブラック |
クリスタルレッド クリスタルゴールド クリスタルホワイト クリスタルブラック シャインレッド |
クリスタルブラック | |
重量 | 約2.7kg | 約2.9kg | ||
保証期間 | 1年 (有償:3年) |
購入する際はこれらのものを選択して組み合わせますが、今回実際に使用したLavie Direct NS(H)のモデルは、タッチパネル、Ultra HD 4K液晶搭載モデルになります。上の表の一番右側のモデルで、メモリ16GB、ストレージはハードディスク 1TB + SSD 128GBのものです(NECよりお借りしたものです)。非常にハイスペックな構成です。起動にかかる時間は3秒程度、非常に高速でした。ソフトの起動もスムーズでサクサク動きました。
実際の選び方は、タッチパネルが必要かどうか、ディスプレイをどの程度重視するか、カラーはどれにするかの3つで選択すると良いと思います。
タッチパネルは必要ない、ディスプレイも高画質であればそれで良いというのであれば、「フルHD液晶モデル」が価格も一番安くお得になります。カラーも4色から選べます。一方で、タッチパネルもほしい、4Kの最高画質のディスプレイがほしいということであれば「タッチパネル、Ultra HD 4K液晶搭載モデル」になりますが、カラーはクリスタルブラック1色しか選べません。
これら2つの中間的な位置づけが「タッチパネル対応モデル」になります。カラーも5色から選べます。もちろん構成は変更可能です。
必要な性能を考えてみましょう。文系の人も理系の人もCore i5、メモリ8GBで全く問題ありません。ストレージも1TBもあるので、よほどのことがない限りは不足することはないでしょう。これらよりもさらにグレードを上げるとより高性能になります。必要であれば選択してみてください。
レポートの作成に使用するOfficeを選ぶ場合は、Word, Excel, PowerPointが必要ならOffice Home and Business Premium、Word, Excelのみで大丈夫ならOffice Personal Premiumがおすすめです。
Lavie Direct NS(H)の外観
Lavie Direct NS(H)の外観やデザインを確認してみましょう。
天板を閉じたところです。この写真では「NEC」のロゴが入っていますが、2015年夏モデルから「LAVIE」のロゴに変わっています。
真正面から見たところです。
少し斜めから見たところです。
右側面です。
左側面です。
2015年秋冬モデルよりHDMIポートと有線LANポートの位置が、左側面のスピーカー部分の近くに移動しています。
手前部分です。
背面部分です。
まとめ
Lavie Direct NS(H)はDVDドライブや有線/無線LAN、HDMIポートなどの外部インターフェースを搭載し、処理も高速に行うことができるオールインワンのノートパソコンです。それに加えて、さらにディスプレイとサウンドも高品質なものが搭載されています。大学のレポート作成などをこなしつつ、プライベートでも映像や音声を楽しむことができ、1台で幅広く対応できるのではないかと思います。
DVDを綺麗な画面で観たり、デジカメで撮った写真を高画質なディスプレイで確認するといったこともでき、プライベートでの使い方の幅も広がりそうです。
当製品は販売終了しました。
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この記事を書いた人
石川 |
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