NEC LAVIE NEXTREME Infinityレビュー 超高速で映りの良い画面を搭載したハイスペックノートPC
更新日:2024年2月28日
NEC LAVIE NEXTREME Infinity。貸出機材:NECパーソナルコンピュータ株式会社
NEC LAVIE NEXTREME Infinityは高性能なCPUと高性能グラフィックス、そして有機ELディスプレイを搭載したハイスペックなノートパソコンです。
一般的な作業に使えるのはもちろんのこと、画像や動画編集などCPUやグラフィックスの性能を必要とするような作業にもしっかり使うことが可能です。
実際にNEC LAVIE NEXTREME Infinityを使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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LAVIE NEXTREME Infinityはどんなことができて、どんな大学生に最適?
NEC LAVIE NEXTREME Infinityは16インチのハイスペックなノートパソコンです。具体的には以下のような特徴があります。
非常に高い性能で、レポート作成、インターネット、メール、動画編集など、どんな処理も楽々!
LAVIE NEXTREME Infinityはインテル製のハイスペックなCPUであるCore Hシリーズを搭載していて、最近のノートパソコンの中でも非常に高性能です。
メモリは16GB / 32GB / 64GBとなっていて容量が大きく、複数のアプリを同時に実行したり、大きなデータを扱ったりすることも簡単にできます。
大学生の場合は、レポート作成やインターネット、動画鑑賞など、幅広い用途で快適に使うことができます。プログラムを書いてデータ解析を行ったりするといったことにもしっかり対応することができます。勉学にもプライベートにも問題なく対応することができます。
また、下でも解説しているように、ディスプレイの品質が高く、しかもグラフィックスの性能もとても高いです。そのため、グラフィックスの性能を必要とするような画像や動画編集などの作業にもしっかり使うことができます。
普通のノートPCよりも良い性能のグラフィックスを搭載
LAVIE NEXTREME Infinityには、インテルArc A570Mというグラフィックスが搭載されています。一般的なノートパソコンよりも4倍程度高い性能で、かなり良い性能になっています。
グラフィックスというと、ゲーミングPCやクリエイティブPC向けに搭載されることが多いNVIDIA GeForce RTXシリーズを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、インテルArc A570MはGeForce RTX 3050TiとGeForce RTX 4050の間くらいの性能になっています。
このため、グラフィックスの性能を必要とするような作業にも対応することができるようになっています。
豊富な色表示が可能な16インチの広い画面で快適に作業できる
LAVIE NEXTREME Infinityは16インチのディスプレイを搭載していて、とても広々と作業することができます。下でも解説していますが、有機ELディスプレイを搭載していて映りが良く、しかもたくさんの色をしっかりと表示することができます。
NEC LAVIE NEXTREME Infinityはこんな大学生におすすめ
NEC LAVIE NEXTREME Infinityは、以下のような大学生にとって最適です。
・CPUやグラフィックスの性能が高いハイスペックなノートパソコンを探している人
・プログラミングや画像・動画編集などの作業を行う人
・豊富な色表示が可能なディスプレイで作業したい人
・広い画面で快適に作業したい人
・持ち運びはせずに自宅で据え置いて使う予定の人
・プログラミングや画像・動画編集などの作業を行う人
・豊富な色表示が可能なディスプレイで作業したい人
・広い画面で快適に作業したい人
・持ち運びはせずに自宅で据え置いて使う予定の人
上述の通り、NEC LAVIE NEXTREME InfinityはCPUもグラフィックスの性能もとても高くてハイスペックなノートパソコンです。軽めの作業も負荷のかかる処理にもしっかり使うことができます。
そのため、プログラミングなどの作業やデータ解析、また画像・動画編集など、CPUやグラフィックスに負荷のかかりやすい作業を多く行う人にとって、しっかりと性能を発揮することができるでしょう。
また、ディスプレイの品質が高く豊富な色表示が可能なので、色表現が大事になる作品制作などの作業にも良いと思います。そして、16インチの広い画面で作業できるのもメリットです。
ただ、下でも紹介しているように、16インチのハイスペックなノートパソコンなのでサイズが大きくて重たくなります。そのため、カバンに入れて外に持ち運ぶのは不向きです。自宅に置いて使うのがおすすめです。
サイズと重さの確認
LAVIE NEXTREME Infinityの大きさの確認をしてみました。
16インチの大きさがあるので、下の写真のようにA4ノートより大きくなります。
重さも量ってみたところ2.45kgでした。ノートパソコンとしては重ためです。
A4よりも大きく2.0kgよりも重たくなるので、持ち運びにはあまり向いていませんので、自宅でしっかりと使うのが良いでしょう。
ただ、ディスプレイ周りのフレームが細くなっているので、一般的な15.6インチタイプのノートPCと同じくらいのサイズにコンパクト化されています。
レポート作成に必要なOfficeを選択可能
大学の講義ではレポートの提出が必ずあります。パソコンでレポートを作成するためには、MicrosoftのOfficeというソフトが必要になります。特にWord、Excel、PowerPointは外すことができません。
LAVIE NEXTREME Infinityは講義レポートの作成に必要になるOfficeソフトをセットで購入することができます。Officeソフトを単体で購入するよりも安くなります。
OfficeソフトはMicrosoft Office Personal、Office Home and Businessから選ぶことができます。それぞれのバージョンに含まれるアプリは以下の表のようになっています。
Office Personal | Word、Excel、Outlook |
---|---|
Office Home and Business | Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、 |
Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Businessがおすすめです。レポートの本文はWordで、数値計算や集計、グラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointで行うことができます。これらの3つのソフトを大学では良く使うでしょう。
Outlookはメールソフト、OneNoteはデジタルノートになります。
もし、PowerPointが必要なければOffice Personalを選択してください。Office PersonalにはWord、ExcelとOutlookが含まれています。
インターネットにはWi-FiまたはLANケーブルで接続できる
インターネットにはWi-Fi、またはLANケーブルを使って接続することができます。
通常はWi-Fiで問題なく使うことができます。最新の通信規格であるWi-Fi 6Eにも対応しています。もちろん、従来の通信規格であるWi-Fi 5 (11ac)などにも対応していますので、現在使っているルーターを買い替えることなく使うことが可能です。
LANケーブルと有線LANポート。
LANケーブルを使うとネット接続がより安定します。もし、ネット接続が切れては困るというような場合や、オンライン授業を受けるような場合にはLANケーブルを使うとしっかり使うことができると思います。
キーボード
実際の作業をするキーボードは下の写真のようになっています。問題なく使うことができると思いますが、一般的なキーボードとは少し異なる点もありました。
キーボードの左半分になります。数字、アルファベットキーは一般的な大きさですし、半角/全角切り替えキーやタブ、シフトキー、スペースキーなども問題のない大きさです。しっかりとタイピングできます。
一般的なキーボーとと比べて、FnキーとCtrlキーの位置が逆になっていますのでご注意ください。
キーボードの右半分です。バックスペースキーやEnterキーが大きく、確実に入力することができます。ただ、Shiftキーは小さめです。また、矢印キーは独立して配置されているわけではなく、Shiftキーと「ろ」キーの間に入り込む形になっています。
テンキーも搭載されています。3列構成になっています。実験で得られた数値データを入力したり、家計簿をつけたりなど、数字情報を連続で入力するのが便利になります。
キーボードの拡大写真です。キーとキーの間隔(キーピッチ)は19mmで一般的なキーボードとほぼ同じです。キーを押したときの深さ(キーストローク)は1.7mmで、打鍵感をしっかり感じながら快適に入力できます。
タッチパッドです。マウスポインターの操作もクリック操作もやりやすかったです。
映りの良い有機ELディスプレイ
NEC LAVIE NEXTREME Infinityは有機ELディスプレイを搭載していて、とても映りが良いです。文字情報はもちろん、画像や動画などのコンテンツもしっかり楽しむことができるでしょう。
サイズと解像度
ディスプレイのサイズは16インチです。
解像度は3840×2400(WQUXGA)となっていて、高精細な表示が可能です。
映り方
有機ELディスプレイを搭載していて表示できる色数が多いです。発色が良く、綺麗な表示が可能なディスプレイです。
正面はもちろんのこと、上や横からなど角度を変えてみても問題ありません。
色域(表示できる色の範囲)は以下のようになっています。
sRGBカバー率は100%、Adobe RGBカバー率は98.5%となっていてとても広い色域です。インターネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの一般的な作業をするのも全く問題ありませんし、画像や動画編集などの作品制作の用途にもしっかり使うことができます。
sRGBカバー率 | 100% |
---|---|
Adobe RGBカバー率 | 98.5% |
周辺機器との接続に必要なインターフェース
パソコンで作業をしていると、様々な周辺機器をつないだり、外部メディアを取り込まなければならない時が出てきます。LAVIE NEXTREME Infinityには、それらの機能もしっかりと搭載されています。
インターフェースは以下のようになっています。
USBポート
USB3.2ポートが2つと、USB Type-Cポート(Thunderbolt 4)が1つ搭載されています。USBメモリや外付けハードディスクなど、複数のUSB機器を同時に接続するのも問題ありません。
USB Type-CポートはPower Deliveryに対応しています。今回、20Wと45W、60WのPower Delivery対応の充電器やモバイルバッテリーを使って本体の充電ができるかどうかを試してみましたが、いずれもできませんでした。
ハイスペックなノートパソコンで必要な電力が高いため、これらの一般的な充電器やモバイルバッテリーでは難しいようです。本体に付属しているACアダプターを使うのが良さそうです。
HDMIポートとUSB Type-Cポートを搭載し、別モニターに映すことができる
パソコンの画面をテレビやプロジェクターにつないで大画面に出力する場合には、HDMIポートを使用します。大学で行うプレゼンの練習などに活用したり、YouTubeの画面をテレビで見たりできるようになります。
実際にPCとモニターをHDMIケーブルでつないでみました。下の写真のように、PCの画面をモニターに映し出すことができました。
また、PCとモニターでそれぞれ違う画面を映し出すことも可能です。2つの画面でそれぞれ別の作業を行うことができるようになります(マルチモニター)。
また、USB Type-Cポートもディスプレイ出力に対応しています。
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットが搭載されています。デジカメで撮影した写真や動画をパソコンに取り込んで、編集作業を行うという使い方も簡単にできます。
カメラとマイク、スピーカー
カメラとマイク、スピーカーがしっかり搭載されているので、ZoomやTeamsを使ってビデオ通話を行うことも問題なくできます。
カメラ
カメラはディスプレイの上部に搭載されています。このカメラは顔認証に対応しています。
カメラにはプライバシーシャッター機能があり、カメラレンズのすぐ上側にあるレバーを左右に動かすことで、カメラレンズにカバーをかけることができます。カメラを使わないときはカバーをかけておくと安心です。気が付かないうちにカメラに映っていたということを防ぐことができます。
また、カメラの横には人感センサーが搭載されています。パソコンを使っていて、トイレなどで席を離れたときに感知して自動的に画面をオフにしてくれたり、近づいたらスリープを解除してくれたりといったことを行ってくれます。
もし必要なければ、設定でOFFにすることができます。
スピーカー
スピーカーの音質は普通で、特に問題はないと思います。音楽や動画も楽しめると思います。
もし、より良い音質をということであれば、イヤホンやヘッドホンを使うと音質はさらに良くなります。
バッテリーの寿命を延ばす機能を搭載
ノートパソコンにはバッテリーが搭載されていますが、電源につないで使っているとバッテリーがだんだんへたってくるのですが、LAVIE NEXTREME Infinityにはバッテリーの寿命を伸ばす機能が搭載されています。長く快適にパソコンを使うことができるようになります。
静かに使える?
LAVIE NEXTREME Infinityについて、静かに使うことができるかどうか、動作音の大きさを計測しました。
何もしていないアイドル状態でも少しだけ動作音がしているのですが、あまり気にならない程度だと思います。インターネットをしたりYouTube動画を見たりするなどの軽めの作業をする場合も同程度の動作音がしていますが、特に大丈夫だと思います。
CPUに大きな負荷がかかると動作音は大きくなりましたが、一般的なノートパソコンよりも静かでした。ハイスペックなノートパソコンに大きな負荷をかける作業を行うと動作音はとても大きくなるのですが、LAVIE NEXTREME Infinityは動作音が抑えられていて使いやすいと思いました。
問題なく使えると思います。
測定項目 | 測定値 |
---|---|
PCの電源OFF時の室内の音量 (できるだけ無音の状態) |
28~29db |
アイドル状態 (PCを起動し何もしていないとき) |
30~31db |
YouTube鑑賞時 | 30~31db |
インターネットをしているとき (タブを10個開いた状態) |
30~31db |
CPU 100%使用時 (CINEBENCH R23を実行して5分経過後) |
35~37db |
NEC LAVIE NEXTREME Infinityの仕様と性能
NEC LAVIE NEXTREME Infinityのスペックをご紹介します。
OS | Windows 11 Home / Pro | |||
---|---|---|---|---|
CPU | Core i5-13500H Core i7-13700H Core i9-13900H |
|||
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB | |||
ストレージ | SSD 512GB / 1TB / 2TB | |||
グラフィックス | インテルArc A570M | |||
光学ドライブ | - | |||
有線LAN | 〇 | |||
無線LAN | ○ | |||
HDMI | 〇 | |||
USB | USB3.2×2 USB Type-C (Thunderbolt 4)× 1 |
|||
SDカード スロット |
〇 (フルサイズ) |
|||
サイズ | 16インチ | |||
液晶 | 有機ELディスプレイ WQUXGA: 3840×2400 |
|||
Office | 選択可 Office Home and Business Premium Office Personal |
|||
カラー | アルマイトブラック | |||
重量 | 約2.3kg | |||
保証期間 | 1年(有償:3年~5年) |
今回のレビューで使用したNEC LAVIE NEXTREME Infinityの仕様は以下の通りです。
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-13700H
メモリ: 32GB
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス:インテルArc A570M
CPU: Core i7-13700H
メモリ: 32GB
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス:インテルArc A570M
OSはWindows 11 HomeまたはProから選ぶことができます。通常はWindows 11 Homeでまったく問題ありません。
CPUの性能はCore i5-13500H < Core i7-13700H < Core i9-13900Hとなりますが、いずれもとても高い性能です。
メモリは16GB / 32GB / 64GBから選ぶことができます。
CPUの性能
CPUの性能を計測しました。スコアは15863pts、5984pts (それぞれCINEBENCH R23とR20を使用)となり、非常に高い値となりました。非常に高速な動作が可能です。
ストレージの性能
SSDの読み書きの速度を計測しました。ノートパソコンの中でもトップクラスの速い速度です。データの読み書きが速くなり、快適に使うことができます。
グラフィックスの性能
インテルArc A570Mの性能はとても高いです。NVIDIA GeForceシリーズと比較すると、GeForce RTX 3050TiとGeForce RTX 4050の間くらいの性能になっています。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Fire Strike (対象:Direct X11) |
14435 |
Night Raid (対象:Direct X12) |
31353 |
外観の確認
それでは、LAVIE NEXTREME Infinityの外観をチェックしてみましょう。
まず、天板を閉じたところです。中央にあるのはLAVIEのロゴマークです。三角を二つ組み合わせた幾何学的なデザインなのが良いですね。
天板を開いて前から見たところです。
後ろ側から見たところです。
底面です。
ACアダプターとケーブルです。ハイスペックなノートパソコンなのでACアダプターは普通のノートパソコンよりも大きくて重たいです。
本体の左側面です。
本体右側面です。
手前部分です。
背面部です。
まとめ
最後に、LAVIE NEXTREME Infinityについてまとめたいと思います。
良いところ
・ハイスペックなCPUと高性能グラフィックスを搭載し、高速な動作が可能
・画像や動画編集、プログラミングなど、高い負荷のかかる用途にもしっかり使える
・高解像度で広色域の有機ELディスプレイを搭載
・広い画面で快適に作業ができる
・Wi-FiまたはLANケーブルを使ってインターネットに接続できる
注意するところ
・持ち歩きには向かない
LAVIE NEXTREME Infinityは非常に高性能なノートパソコンです。軽い処理はもちろんのこと、負荷のかかる処理も高速に実行することが可能です。
また、ディスプレイの品質がとても高く豊富な色表現が可能です。画像や動画もしっかり楽しむことができるでしょう。
16インチで2.4kg程度の重さがあるので、持ち歩きには不向きです。自宅に据え置いて使うのが良いでしょう。
ハイスペックなノートパソコンを探している方は是非検討してみてください。
下の限定クーポン利用で割引になりますのでご利用ください。リンク先のページに表示されるクーポンをコピーして、ショッピングカート内で入力すると割引価格が適用されます(クーポンの使い方)。
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この記事を書いた人
石川 |
著者の詳細はこちら
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