HP OmniBook X Flip 14-fm使用レビュー何でもできて優秀なノートPC

更新日:2025年6月11日


HP OmniBook X Flip 14-fm。【PR】貸出機材提供:株式会社日本HP


HP OmniBook X Flip 14-fmは性能がとても良く、普段使いはもちろん、動画編集やクリエイティブな作業まで、幅広い用途にしっかり使えるノートパソコンです。

OLEDディスプレイを搭載していて映りがとても良く、しかもタブレットとしても使えてアクティブペンでの入力にも対応しています。

しかも、A4サイズで軽いので、カバンに入れて持ち運ぶことも簡単にできます。

実際にHP OmniBook X Flip 14-fmを使ってみましたので、レビューをご紹介します。


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普段使いからクリエイティブ、AIまで幅広い用途にしっかり使える


HP OmniBook X Flip 14-fmはインテル製の最新CPUを搭載していて、高速な処理が可能なノートパソコンです。優れた性能と機能を搭載したノートパソコンであるというインテルevo認証も取得しています。






AIエンジン(NPU)を搭載していて性能も高く、CPUがCore Ultra 5なら最大40TOPS、Core Ultra 7なら最大47TOPSの処理性能を持っています。






実際に実際の使用場面としては、WordやExcel等を使ったレポートや書類作成、インターネットやメールなどの作業は余裕でこなせますし、プレゼンやマルチモニター環境での作業、プログラミングやデータ解析などの高度な使い方も問題なく行うことができます。


HP OmniBook X Flip 14-fmの使用例。


また、実際に使ってみていいなと思ったのが動画編集です。Davinci Resolve等の動画編集ソフトを使うときはプレビューを見ながら編集作業を進めていくのですが、一般向けのノートPCなのにグラフィックスの性能が高く、とても滑らかに表示されていて動画編集がやりやすいと感じました。

グラフィックスはCPU内蔵のものなのですが大きく性能がアップしています。実際に性能を計測してみると、NVIDIA GeForce GTX1650と同等の性能でした。


Davinci Resolveを使って動画編集を行っているところ。


また、この下で紹介していますが、HP OmniBook X Flip 14-fmはタブレット変形ができてペン入力にも対応しているので、イラストの制作などにも使うことができます。しかも、OLED (有機EL)ディスプレイを搭載していて画質が非常に良いので、作品の制作作業にも最適です。


Clip Studio Paint Proというソフトとオプションのアクティブペンを使ってイラストを描いたところ。



このように、一般的な使い方からAI、動画編集、クリエイティブな作業まで、幅広く対応することができる性能と機能を持っています。

大学で色々なことをやってみたいと考えている大学生にとっても、学業からプライベート、そして創作活動まで、いろいろなことにしっかり対応できるでしょう。





タブレット変形+デジタルペンで使い方の幅が広がる


HP OmniBook X Flip 14-fmはディスプレイを360度回転させることができます。回転角度を変えることによって、下のような形にすることも可能です。キーボードとディスプレイは分離できませんのでご注意ください。




特に下のようなタブレットに変形して使うことが多いかもしれません。




そして、アクティブペンも使うことができます。このペンはオプションになっていますので、必要であれば別途ご購入ください。




実際にこのペンを使って書いてみました。筆圧検知にも対応していて、筆圧に応じて線の太さが変わり、自然な感じで滑らかに書くことができました。




イラストを描くのも問題ありません。





また、OneNoteなどのアプリを使えば、手書きでパソコンにノートをとることができるようになります。大学の授業をパソコンでとりたい、というような場合にも使えます。





綺麗な表示が可能なOLEDディスプレイ


画面サイズは14インチです。

OLEDディスプレイが搭載されていてとても発色が良く、綺麗な表示が可能です。解像度は2880×1800となっていて、一般的なディスプレイよりも高精細な表示が可能です。ディスプレイのクオリティがとても高いので、全く問題なく使えるでしょう。




角度を変えて見ても綺麗に表示されます。










表示できる色の範囲であるsRGBカバー率とDCI-P3カバー率はともに100%となっていて、とても広い色域です。多くの色を表示することができます。作品制作など、色味が重要になるような作業を行うのにも良いでしょう。

sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率  100%
Adobe RGBカバー率 95.2%


画面のリフレッシュレートは最大120Hzとなっています。滑らかな表示が可能です。




また、画面はタッチパネルになっています。指で触って操作したり、デジタルペンでの書き込みを行ったりすることができます。








キーボード


キーボードはこれまでのHPになかったデザインが新たに取り入れられています。




このノートPCのキーボードはラティスレスキーボードと呼ばれていて、通常のキーボードよりも隙間が狭くなっています。デザイン的に洗練された印象が出るだけでなく、隙間が狭くなる分個々のキーが大きくなっていて、入力しやすくなっています。

隙間がないからといって、2つのキーを同時に押したりということは全くありません。キーの中心から中心までは一般的なキーボードと同じ19×19mmとなっているので、ブラインドタッチでも問題なくスムーズに入力することができました。




実際にキーを押してみたところです。キーの深さは約1mmとなっていて、やや浅めかなという印象ですが、特に気になることはありませんでした。




キーボードの左半分と右半分を拡大したところをご紹介します。キーの配置は一般的なキーボードと同じなので、迷うことなく使えるでしょう。







タッチパッドも一般的なキーボードと同じように使うことができます。





持ち運びできるサイズと軽さ


本体の上にA4ノートを乗せてみると、A4よりもほんの少し大きいだけでした。コンパクトな作りで使いやすいと思いました。




重さは約1.36kgです。




楽に持ち上げることができました。





A4サイズで約1.36kgの重さなので、自宅で場所を変えて使うのはもちろんのこと、カバンに入れて外に持っていくのも楽にできます。

大学生の場合は、大学の講義や演習、ゼミや研究室に持っていくことも簡単にできるので、便利に使うことができます。





バッテリーの持続時間


バッテリーの駆動時間は最大で約17時間30分となっています。外出先で数時間連続して使ったり、大学で複数の講義や演習で使っても大丈夫です。

もし、バッテリーが切れそうだなと思ったら、普段スマホの充電用に使っているモバイルバッテリーを使うこともできます。




実際に試してみたところ、Power Delivery対応のモバイルバッテリーで45W以上の出力が可能なものであれば、パソコンの電源がONの状態で給電することができました。65Wの出力が可能なモバイルバッテリーであれば、より高速に充電することができるでしょう。

パソコンの電源がOFFであれば、20W以上のモバイルバッテリーでも充電することができました。

出力数(W)  PC 電源ON PC 電源OFF 
20W ×
45W  〇
65W
Power Delivery対応のモバイルバッテリーや充電器を使用して、PCの充電が行えるかどうかを調査した結果。
※「低速の充電ケーブル」の表示が出る。





インターネットとOfficeソフト


インターネットへの接続


インターネットへの接続はWi-Fiを使います。スマホでもWi-Fiを利用している人は多いと思うので、特に苦労することはないのではないかと思います。

最新のWi-Fi 7 (11be)に対応しています。



Officeソフト


OfficeソフトはMicrosoft Office Home and Business 2024を選択することができます。もちろん、Officeが必要ない方は選択しなくても大丈夫です。

このバージョンには、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが含まれています。






インターフェース(ポート類)、カメラ、マイク、スピーカーについて


インターフェース(ポート類)


ポート類はHDMIポート、USB Type-Aポートが2つ、USB Type-Cポートが
2つとなっていて、よく使われるものがしっかり搭載されています。SDカードスロットは搭載されていませんが、問題なく使えるでしょう。









HDMIポート、USB Type-Cを使って画面出力ができる


モニターやプロジェクターへの出力はHDMIポートやUSB Type-Cポートを使うことでできます。

プレゼンを行う時はHDMIを使うことが多いですが、HDMIポートが搭載されていますのでスムーズに対応できます。



HDMIポートとHDMIケーブル。


実際、HDMIケーブルを使ってモニターに出力してみました。ケーブルをつなぐだけでPCと同じ画面を映し出すことができました。




また、PCの画面を拡張して、PCとモニターで別の画面を表示して2画面で作業することもできます(マルチモニター)。







カメラとマイク、スピーカー


カメラとマイクはディスプレイの上部に搭載されています。



スピーカーはPoly社製のものが搭載されています。実際に聞いてみると、とても良い音質だと感じました。動画を見たり、ビデオ通話で会話をするのも問題ありませんし、音楽を聴くのも良いと思いました。

Poly社はアメリカの月面探査計画(アポロ計画)に参加した企業で、サウンド技術に定評があるので、さすがだなという感じです。








セキュリティ



顔認証とプライバシーシャッター


IRカメラが搭載されていて顔認証に対応しています。

また、カメラにはプライバシーシャッターが備わっていて、気がつかないうちに撮影されていたということを防ぐことができます。

カメラを使わないときや、絶対にカメラに映りたくないときはシャッターを閉じておくと安心です。見た目が変わるので、カメラの状態がどうなっているかパッと見てわかりやすいです。

[カメラでの撮影が可能な状態]


[カメラでの撮影が不可能な状態]




指紋認証


指紋認証は搭載されていません。パスワード以外の認証方法が必要であれば、顔認証を利用してください。



プレゼンスセンシング


席を立ってPCから離れたら、自動的に画面をOFFにしてくれるプレゼンスセンシング機能が搭載されています。離席時にパソコンのロックし忘れを防ぐことができるので、セキュリティを高めてくれます。

この機能を搭載しているノートパソコンは少ないので、とてもありがたいです。








静かに使える?


実際にパソコンを操作して、動作音の大きさをチェックしてみました。

インターネットや動画を見るなど軽めの作業をしているときは、動作音が抑えられていました。

また、CPUに大きな負荷がかかると動作音は大きくなりましたが、一般的なノートPCの動作音と同程度でした。

問題なく使うことができるでしょう。

測定項目 測定値 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~29db
YouTube動画閲覧時 28~29db
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R23実行時)
38~40db






HP OmniBook X Flip 14-fmの仕様と性能


HP OmniBook X Flip 14-fmのスペックをご紹介します。

 OS Windows 11 Home
 CPU Core Ultra 5 226V
Core Ultra 7 258V
メモリ 16GB 32GB 
ストレージ
SSD 
SSD 512GB SSD 1TB 
 グラフィックス  インテルArc 130V  インテルArc 140V
 光学ドライブ  なし 
有線LAN
無線LAN ○ 
 HDMI
 SDカード  - 
 USB USB Type-A × 2
USB Type-C × 1
USB Type-C (Thunderbolt 4)× 1
 サイズ 14インチ
 画面 2.8K
OLED
2880×1800
120Hz
 タッチパネル+
タブレット変形
 Office 選択可能
Office Home and Business 2024
 重量 約1.39kg 
 保証期間 1年(有償:3年)   
  

今回のレビューで使用したHP OmniBook X Flip 14-fmの仕様は以下の通りです。

OS: Windows 11 Home
CPU: Core Ultra 7 258V
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
グラフィックス:インテルArc 140V


OSはWindows 11 Homeになります。

CPUはCore Ultra 5、またはCore Ultra 7となっています。メモリは16GB、または32GBとなっていて十分な容量があります。

文系も理系も、Core Ultra 5、メモリ16GBを選択すればとても快適に使うことができるでしょう。

もし、動画編集やイラスト、デザインなどの作品制作用途に使いたいということであれば、Core Ultra 7の方がグラフィックス性能が高くなるのでより快適な環境になるかと思います。

以下はCPUとSSD、グラフィックスの性能を専用のソフトで計測したベンチマークの結果になります。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。



CPUのベンチマーク


CPUの性能をCINEBENCH R23とCINEBENCH 2024という2つのソフトで計測しました。それぞれ、10630pts、585pts (マルチコア)となりました。

とても高い性能です。しかも、シングルコアのスコアもとても高く、優秀な性能です。とても高速な処理が可能でしょう。










SSDの読み書きの速度


SSDのアクセス速度になります。読み書きともに非常に高速に動作します。







グラフィックスのベンチマーク


グラフィックスはCPUに内蔵されているものになりますが、一般向けのノートPCのグラフィックスとしてはとても高いです。NVIDIA GeForce GTX 1650と同程度の高いスコアになっていて、かなり良い性能です。








ベンチマーク  スコア  
Fire Strike
(対象:Direct X11)
7942
Night Raid
(対象:Direct X12)
31051







外観の確認


HP OmniBook X Flip 14-fmの外観を確認してみましょう。カラーはミッドナイトブルーになります。

天板にはHPのロゴが入っています。本体にはアルミニウムが用いられていて、良い質感です。




厚みは14.6~16.9 mmとなっていてスリムな作りです。




















キーボードとディスプレイをつなぐヒンジ部分です。










底面です。




ACアダプターとケーブルです。




ACアダプターは手のひらの半分くらいのサイズです。




本体左側面です。




右側面です。




背面です。




手前側です。







まとめ



最後にHP OmniBook X Flip 14-fmについてまとめたいと思います。

良いところ


・性能がとても良く、普段使い、動画編集クリエイティブなど幅広い用途にしっかり使える
・AIエンジンを搭載
・タブレットとしても使える
・アクティブペンでの入力が可能
・OLEDディスプレイを搭載し、とても映りが良い
・モバイルバッテリーが使える
・持ち運ぶこともできるコンパクトさと軽さ


注意するところ


・指紋認証はない
・SDカードスロットはない



HP OmniBook X Flip 14-fmはとても性能が良く、幅広い用途にしっかり使えるノートパソコンです。今後動画編集を始めてみたいなという人にとっても良い選択肢になるでしょう。

映りの良いディスプレイを搭載していますし、タブレットとしても使え、アクティブペンでの入力にも対応しているなど、1台でいろいろなことができるノートパソコンです。

指紋認証がないといった点はありますが、比較的短所の少ない製品なので、満足して使えるのではないかと思います。

下のクーポンを使うことで割引価格で購入することができますので、購入の際は是非ご活用ください。


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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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