マウスコンピューターm-Book B504Eレビュー
2018年5月15日
マウスコンピューターのm-Book B504Eは、CPUにCeleron、メモリ4GBまたは8GBを搭載した低価格で購入できるノートPCです。
性能は抑えめですが、インターネットやメール、レポート作成などの軽めの処理であれば十分に使うことができます。
今回、m-Book B504Eを実際に使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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ゆったりと快適に使える15.6インチノートPC
マウスコンピューターのm-Book B504Eは15.6インチのサイズです。実際の大きさは下の写真のように、A4ノートよりも大きくなります。
下でも解説していますが、キーボードはゆったりとしていてテンキーもついているので、とても快適に入力できます。ディスプレイも広いので作業がしやすいです。
真横から見ると下の写真のようにすっきりとしています。キーボード部分にゆるやかに角度がつく設計になっているので入力がしやすいです。
重さは約2.0kgとなっていて、同様のノートパソコンと比較するとかなり軽くなっています。15.6インチとしては持ち運びしやすい重さですが、A4ノートよりも大きいので、カバンに入れにくいかもしれません。どちらかというと自宅などに置いてじっくり使うという使い方が向いています。
性能は抑えめで、インターネットやメールなど軽めの処理が中心の人向け
m-Book B504Eが搭載しているCPUはCeleron N3450、メモリは4GBまたは8GBとなっていて、性能は抑えめです。
そのため、いくつもアプリケーションを起動して同時に使ったり、負荷のかかる処理をする用途には向いていません。
インターネットやメール、レポート作成など、軽めの処理が中心の文系の学生に適しています。
今回のレビューで使用したものはCeleron N3450、メモリは4GB、ストレージSSD 240GBのもので、マウスコンピューターよりお借りしました。
実際に試してみると、インターネットなど問題なく使えました。ネットで調べ物をしながら、レポートを作成するという使い方も問題ないです。ストレージがSSDですので、高速に処理できるのも効いているようです。
Core i5/Core i7、メモリ8GBなどを搭載したノートPCと比較すると少し遅い感じはしましたが、それでもストレスはあまり感じることなく使えました。
もし、少し気になるなという人や、より高い性能のノートPCでもっと快適に使いたいということであれば、同じマウスコンピューター製のm-Book Jシリーズがリーズナブルで性能も高く、使い勝手も非常に良いので検討してみてください。
Officeを選択でき、レポート作成にすぐ使える
大学では講義のレポートを作成する必要があります。理系では実験レポートも作成しなければなりません。提出にはMicrosoftのWordやExcelを使うことが多いです。
マウスコンピューターのm-Book B504EはWord、Excel、PowerPointが入ったMicrosoft Office Home and Business Premiumを選択することができます。
もし、PowerPointが必要なければ、Office Personal Premiumを選択することもできます。
パソコンの購入後にすぐにOfficeを使い始めることができるので、レポート作成がスムーズに行えます。
インターネットにはWi-Fiでも有線でも接続できる
この下で紹介しているように、m-Book B504Eでは有線LANポートが搭載されているので、インターネットには有線でも無線でも接続することが可能です。
Wi-Fiでのネット接続が当たり前になってきましたが、まだまだLANケーブルを挿してインターネットに接続することも多いです。
どんな環境であっても、すぐにインターネットに接続することができるのはとても安心です。
有線LANポート、HDMI、VGAポート搭載で周辺機器の接続は完璧
m-Book B504Eには使用頻度の高いインターフェースがしっかり搭載されています。
まず、外部モニターやプロジェクター、テレビなどに映し出すのに必要なHDMIポートとVGAポートが両方搭載されています。出力する機器によってはどちらか片方にしか対応していないので、使用頻度の高いこれらのポートが両方とも搭載されているのは非常に安心です。プレゼンをすることになっても、安心して使うことができます。
そして、有線LANポートが搭載されています。ネットにはWi-Fiで接続できるだけでなく、LANケーブルを挿して接続できます。
SDカードスロットはフルサイズのものに対応しています。デジカメ、スマホなど対応範囲が広いです。
USBポートはUSB3.0が1つ、USB Type-Cポートが1つ、USB2.0ポートが2つ搭載されています。速度が必要ない場合はUSB2.0で、サイズの大きなファイルを移動させるときなど、高速に処理したい時はUSB3.0ポートを使うことができます。
カメラもしっかり搭載されています。オンライン英会話などの自己啓発に使えますので、大学在学中にしっかりと英語を身につけることも可能です。
光学ドライブは搭載されていません。最近はパソコンでの光学ドライブの必要性が少なくなってきていますが、もし必要であれば外付けのものを購入してください。
打鍵感が感じられ入力しやすいキーボード
キーボードの全体像は下の写真のようになっています。
広々としたキーボードで、テンキーもしっかりと搭載されています。
キーとキーの間隔は18mmで標準的です。、キーを押したときの深さは1.8mmで、しっかりと打鍵感を感じることができて、非常に快適に入力できます。作業がはかどりそうです。
キーボードの左半分です。アルファベットキーや数字キー、Shiftキー、スペースキー、半角・全角切り替えキーなど、大きさや配置などに問題のある点は見当たりません。
キーボードの右半分です。Shiftキーがやや小さくなっている点を除けば、特に気になる点はありません。テンキーが搭載されていて、家計簿やサークルの会計処理で金額を入力したり、実験データの数値入力に非常に便利です。
タッチパッドです。操作がしやすくて使いやすいです。
フルHD画質のディスプレイ
m-Book B504EはフルHDで解像度が1920×1080のディスプレイが搭載されています。
真正面から見ると、下の写真のようにきれいな画面を見ることができます。
ただ、斜めから見ると暗くなります。パソコンで作業をするときは真正面から見ることが多いので気になることは少ないとは思います。
性能と仕様
マウスコンピューターのm-Book B504Eのスペックをご紹介します。なお、製品仕様・販売価格については変更となる可能性があることをご了解ください。
OS | Windows 10 Home / Pro | |||
---|---|---|---|---|
CPU | Celeron N3450 | |||
メモリ | 4GB / 8GB | |||
ストレージ | SSD 120GB~1TB HDD 1TB / 2TB |
|||
光学ドライブ | - | |||
SDカード スロット |
〇 | |||
USBポート | USB3.0 ×1 USB Type-C × 1 USB2.0 × 2 |
|||
HDMIポート | 〇 | |||
VGAポート | 〇 | |||
グラフィックス | インテルHD | |||
有線LAN | 〇 | |||
無線LAN | ○ | |||
サイズ | 15.6インチ | |||
液晶 | Full HD 光沢 解像度:1,920×1,080 |
|||
タブレット変形/ タッチ対応 |
- | |||
Office | 選択可 Office Home and Business Office Personal |
|||
重量 | 約2.0kg | |||
保証期間 | 1年(有償:3年) |
CPUはCeleron N3450、メモリは4GB/8GBで性能は抑えめです。ただ、ストレージにSSDを搭載していてデータのアクセスが高速化される分、同様のCPUやメモリ、ハードディスクを搭載した安価なモデルと比べると速く感じます。
今回のレビューで使用したものはメモリ8GB、SSD 240GBのもので、ネットやメール、文書作成などに問題なく使えました。
ただ、CPUの性能が抑えめなので、できればメモリを8GBにしておくと安心です。より長く使うことができます。
m-Book B504Eはストレージのカスタマイズが柔軟にできます。なるべく予算をかけたくない場合は、特に何も変更する必要はありません。標準仕様では240GBのSSDとなります。
SSDの容量は120GB~1TBまで選べ、さらにハードディスクも搭載することができます。SSD + ハードディスクの構成にすることも可能です。SSDの高速性とハードディスクの大容量を活かした使い方ができます。
速度はM2 SSDが一番高速になります。M2 SSDを選択すると、OSがこのSSDにインストールされますので、パソコンの起動が高速化されます。ストレージの選択によるOSのインストール先の設定については、以下のページをご参照ください。
レポート作成に必要なOfficeの選択も可能です。カスタマイズ画面において、Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Business Premiumを選ぶことができます。PowerPointが必要なければ、Office Personal Premiumを選択すると良いでしょう。
外観の確認
m-Book B504Eの外観を確認してみましょう。
まず、天板を閉じたところです。ホワイトのボディカラーにロゴが良い感じで馴染んでいます。
正面から見たところです。
真横から見たところです。15.6インチの大きさのノートパソコンとしては、スッキリとしたボディをしています。キーボードに傾斜がついていて、入力しやすいです。
背面側から見たところです。
本体右側面です。USB2.0×2、SDカードスロット、VGAポート、有線LANポートが搭載されています。
本体左側面です。電源端子、HDMIポート、USB3.0×1、USB Type-C×1、マイク入力、ヘッドフォン出力端子が搭載されています。
背側です。
手前側です。
まとめ
マウスコンピューターのm-Book B504Eは性能は抑えめで、インターネットやメール、レポート作成などの軽い処理を中心に使えます。
安価に購入できますので、なるべく価格を抑えたノートパソコンが欲しいという文系の学生の方は検討してみてはいかがでしょうか?
PCの詳細はこちら → マウスコンピューター(直販サイト)
この記事を書いた人
石川 |
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