LIFEBOOK WA3/G2 (AHシリーズ)レビュー 自宅でしっかり使える3年保証の高性能ノートパソコン


富士通のLIFEBOOK AHシリーズであるLIFEBOOK WA3/G2は、15.6インチの広い画面で快適に作業ができ、大学生活に幅広く対応できる性能を持つノートパソコンです。

最近のノートパソコンとしては貴重な光学ドライブを搭載したモデルで、英語などのCDやDVDを使った語学学習、データのバックアップ、DVDの鑑賞などにも使うことができます。

また、3年のメーカー保証が標準でつき、しかもセキュリティソフトとして3年間使用可能なマカフィーリブセーフもインストールされているので、安心して使うことができます。

実際にLIFEBOOK AHシリーズのフルHD液晶フルフラットファインパネル搭載モデルであるLIFEBOOK WA3/G2を使ってみましたので、レビューをご紹介します。






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美しいカラーバリエーション


LIFEBOOK AHシリーズのLIFEBOOK WA3/G2には、メタリックブルー、ブライトブラック、ファインシルバー、プレミアムホワイトの4色のカラーモデルがラインナップされています。いずれもとても爽やかな色合いです。

自分の好きなカラーが選びやすいですし、自宅の部屋の雰囲気にあったものを選ぶことができるのでうれしいです。


ファインシルバー、ブライトブラック、メタリックブルーの各カラーモデル。これらにくわえて、プレミアムホワイトのカラーモデルもラインナップされている。



今回のレビューでは、LIFEBOOK WA3/G2(フルHD液晶 フルフラットファインパネルモデル)のブライトブラックのカラーモデルを使用しています。

ブライトブラックはパソコンらしい落ち着いた雰囲気がある色合いです。




天板はとてもシンプルです。メーカーのロゴは左下に小さく刻印されているので目立ちません。シンプルなデザインはとても好感が持てます。




富士通のロゴは無限大を意味する∞をイメージしたものになっていて、幾何学的なデザインに見えるのも良いです。







カラーは4色あるのですが、以下のようにモデルと搭載するCPUによって選択できるカラーが変わってきますのでご注意ください。

色を中心に選ぶのであれば、Core i7を搭載したフルHD液晶モデルが選択肢が多くて選びやすいかなと思います。

 モデル  CPU 選択できるカラー
フルHD液晶  Core i7 ブライトブラック、メタリックブルー、ファインシルバー
Core i3 プレミアムホワイト
フルHD液晶
フルフラットファインパネル
Core i7 ブライトブラック






軽めのボディと15.6インチの広い画面で作業がしやすい


LIFEBOOK WA3/G2は15.6インチのディスプレイを搭載していて、広い画面で快適に作業ができます。文字も見やすくなり、余裕をもって作業をすることができます。小さい画面を覗き込まなくても良いのはありがたいです。




PCの上にA4ノートを置いて筐体の大きさをA4ノートと比較してみました。写真の通り、本体のサイズはA4ノートより大きくなります。




重さはモデルとCPUの違いによって、以下のように変わってきます。


 モデル  CPU 重さ
フルHD液晶  Core i7 約1.7kg
Core i3 約2.0kg
フルHD液晶
フルフラットファインパネル
Core i7 約1.9kg



今回のレビューではフルHD液晶フルフラットファインパネル搭載モデルを使用しています。実際の重さを計測してみたところ、約1.84kgとなっていました。カタログに掲載されている重さよりも少しだけ軽かったです。

なるべく軽い製品ということであれば、フルHD液晶モデルでCPUにCore i7を搭載したモデルが良いでしょう。自宅に据え置いてどこにも持っていく予定はないということであれば、どのモデルでも問題なく使うことができます。




2.0kgを切ってくるととても使いやすくなってきます。部屋を移動して使うのも簡単です。いつもは自分の部屋でパソコンを使うけど、たまにはリビングでパソコンしたいなというときにもサッと持ち運んで使うことができます。

ただ、2.0kg以下の重さと言えども、カバンに入れて持ち歩くのは少し疲れると思います。そのため、どちらかというと自宅に置いて使うのがおすすめです。






DVDドライブまたはブルーレイドライブを搭載し、英語の学習や大事なデータのバックアップに簡単に対応できる


最近のノートパソコンからは光学ドライブが消えつつありますが、LIFEBOOK WA3/G2を含め、LIFEBOOK AHシリーズには光学ドライブがしっかりと搭載されています。とても貴重な製品です。光学ドライブとして、DVDドライブまたはブルーレイドライブを選択することができます。





大学生は英語やフランス語などの語学を頑張っている人も多いと思います。語学学習本や英語教材を購入すると、DVDや音声が入ったCDがついていることが多いですが、パソコンに光学ドライブが搭載されていると、パソコンを使って映像や音声を再生し勉強することが簡単にできるようになります。

また、大事なデータをバックアップするときにCDやDVDが使えると便利ですし、友達に写真などのデータをコピーしてあげることも簡単にできます。






学業からプライベートまで快適に使える性能


性能を決める大事なポイントとしてCPUがあります。LIFEBOOK WA3/G2では、Core i3またはCore i7から選択することができます。選択するCPUによって、以下のように性能が変わってきます。

CPU 説明
Core i3-1115G4 性能は抑えめ
ライトユーザー、文系向き
Core i7-1260P 高性能
幅広い用途に対応
文系も理系もOK


Core i3は抑えめの性能なので、どちらかというとインターネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成、動画鑑賞などのライトな作業が中心になる文系向きのCPUです。重たい作業をあまりしないような人であれば、Core i3を搭載したモデルを選択すると良いと思います。

Core i7は最新のCPUになっていて、とても性能が高いです。ネットやメール、Officeソフトの使用、動画鑑賞などはもちろんのこと、プログラミングやデータ解析、画像や動画の編集などの負荷のかかりやすい作業にもしっかり使うことができます。




また、メモリは4GBから最大64GBまで選択することができます。大学生はネットで調べながらレポートを書いたり、動画を見たり、オンライン授業をしたりなど、複数の作業を並行して行うことも多いと思います。文系も理系も最低8GBあればしっかり使うことができるでしょう。16GBあればとても快適に使うことができます。

それぞれのモデルについて、CPUやメモリの容量、ストレージ、Officeソフトの有無などをカスタマイズして購入することが可能です。予算や用途に応じて構成を選ぶことができます。





安心の3年間のメーカー保証とセキュリティソフト


一般的に、パソコンを購入するとメーカー保証は通常は1年間で、この間に故障した場合は無償でのサポートとなります。ノートPCは高い買い物なので、1年は短いと思う人もいるかもしれません。

その点、LIFEBOOK WA3/G2などのAHシリーズの場合は、富士通の直販サイトWEB MARTで購入すると3年間のメーカー保証となり、サポート期間が長くなります。

また、セキュリティソフトも最初から3年間使い続けられるマカフィーリブセーフがインストールされています

大学生活は4年間ありますので、その内の3年間を追加料金なしでメーカー保証が受けられるのはとても安心できます。






レポートや書類の作成に使えるOfficeソフトを選択可能


富士通の直販サイトWEB MARTでは、大学の講義レポートの作成に使えるOfficeソフトをセットで購入することが可能です。Officeソフト単品で購入するよりも安くなります。

選択できるOfficeソフトは、Office PersonalとOffice Home and Businessの2種類があります。それぞれに含まれるソフトは以下のようになっています。

Officeの種類 含まれるソフト 
Office Personal Word、Excel、Outlook
Office Home and Buisness Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote


レポートの本文はWordで、表計算やグラフ作成はExcelで、プレゼン資料の作成はPowerPointを使うことが多いです。そのため、多くの場合、Office Home and Businessを選択すると、レポート作成やプレゼンにしっかりと対応できるでしょう。





インターネットにはWi-Fi、またはLANケーブルを挿して接続できる


インターネットにはWi-Fi、またはLANケーブルを挿して接続することができます。有線・無線のどちらでもネットが使えるのでとても便利です。





Wi-Fiは最新の通信規格であるWi-Fi 6 (11ax)に対応しています。もちろん、従来の規格である11acや11nなどにもしっかり対応していますので、ルーターを買い替えることなく使うことが可能です。

LANケーブルが使えるとネット通信がより安定します。特にオンライン授業など、長時間ネットに接続しなければならないような場合には、LANケーブルでつないでおくと安心です。






パソコンを使用していて困ったときにも便利な機能


パソコンでこんなことがしたいんだけど、どのソフトを使えばいいかわからない、というようなことがあると思います。LIFEBOOK WA3/G2にはキーボード上部に下の写真のようなMENUボタンがあり、これを押すとメニュー画面が開いて、目的別に探せるようになります。





ネットを使いたいときにはこのソフト、写真を取り込んだり編集したいときはこれ、といったように目的別に探せるようになっていて、初心者でも使いやすい設計になっています。


アプリ・サービスを探す画面。写真や動画の取り込み、CDの作成など目的別に探すことができるようになっています。


また、パソコンを使っていると、時々ネットにつながらなくなったりといったトラブルが起こることがあります。

パソコンに詳しい人であれば、原因を1つずつ調べて解決することができるのですが、そうでない場合には困ってしまうことも多々あります。

こんなときも、MENUボタンを押せばパソコンやネットワークの状態を診断してくれる項目がありますので、何が悪いのかを簡単に知ることができます。夜中にレポートを書いていてネットにつながらなくなっても、自力で解決できそうです。


トラブル診断メニューの画面。ネットワークの状態を確認してくれたり、パソコンの状態を診断してくれたりします。







キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。スタンダードな日本語配列のキーボードです。テンキーも搭載されていてとても使いやすいです。筐体の端までめいっぱいに使ってキーが配置されているので、キーの大きさもしっかり確保されています。




キーの大きさや並び方などに癖もなく、とても使いやすいと思います。




EnterキーやBackspaceキーもしっかりと大きさが確保されています。Enterキー周りにも余裕があり、とても入力しやすいです。テンキーも搭載されていて、実験データを入力するときや家計簿をつけるときなど、数字を連続して入力するのがとても便利です。スタンダードな4列仕様というのも使いやすいです。




キー同士の間隔は約18.4mmです。キーを押したときの深さは約2.5mmとなっていて、最近のノートパソコンとしては深めです。その分、しっかりとした打鍵感があります。




タッチパッドです。




パームレスト(手を置く場所)はヘアライン仕上げとなっていて、より高級感のあるデザインとなっています。








ディスプレイ


ディスプレイは以下の2つから選ぶことができます。

 モデル パネル  解像度
フルHD液晶  スーパーファイン液晶
広視野角
1920×1080
(フルHD) 
フルHD液晶
フルフラットファインパネル
フルフラットファインパネル
広視野角


スーパーファイン液晶は一般的なディスプレイです。こちらのモデルの方が価格は安くなります。

フルフラットファインパネルは、パネルのガラスで画面全体を覆い、四隅は2.5D形状にラウンドさせたディスプレイになっています。

今回のレビューではフルフラットファインパネルを搭載したモデルを使用しています。



映り方と色の表示


ディスプレイの色合いは自然な感じに見えました。テキスト情報を見るだけでなく、画像や動画を見たりするのも問題ないでしょう。




視野角は広いです。正面からだけでなく、横や上からなど角度を変えて見ても綺麗に表示されるディスプレイです。とても見やすいでしょう。





sRGBカバー率は63.0%となっています。色域はそれほど広くはありませんが、インターネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などの一般的な作業をする分には全く問題ありません。

sRGBカバー率 63.0%
Adobe RGBカバー率  47.0%



フレーム


ディスプレイのフレームがとてもスリムになっています。上と左右がスリムになっている製品は多いのですが、LIFEBOOK WA3/G2では下側のフレームも細く見えるようになっています。製品サイズがコンパクトになるだけでなく、見た目的にも良くなっています。








周辺機器との接続に必要なインターフェース


周辺機器との接続に必要なインターフェースは非常に充実しています。特に、有線LANポートが搭載されていたり、最近のノートパソコンでは珍しい光学ドライブが搭載されています。







USBポート


USBポートは合計3つ(USB3.2×2、USB Type-C×1)あります。USB機器との接続は問題ないでしょう。

USB Type-Cはディスプレイ出力機能やPower Delivery機能はありません。純粋にデータ転送のみとなります。



HDMIポートを搭載し、プレゼンをしたりマルチディスプレイで作業できる


HDMIポートが搭載されているので、大学でプレゼンを行ったり、もう一台ディスプレイをつないでマルチモニターで作業したりすることが可能です。




実際に、HDMIケーブルを使って、PCとモニターを接続してみました。PCのディスプレイを問題なくモニターに映し出すことができました。




PCのディスプレイを拡張し、モニターとPCの2画面で作業することもできます。







他のPCやゲーム機のディスプレイとしても使える


フルHD液晶フルフラットファインパネルモデルでは、HDMIから画面出力ができるだけでなく、他のHDMI搭載機器の画面をLIFEBOOK WA3/G2の画面に映し出すこともできます。

たとえば、下の写真では、左のPCの画面を右のPC(LIFEBOOK WA3/G2)に映し出しています。




また、PCの画面を拡張して2画面で使用することもできます。つまり、LIFEBOOK WA3/G2をサブモニターとして使用することも可能になります。




PCだけでなく、ゲーム機なども接続が可能です。たとえば、ゲーム機やスマホをつないで、より大きな画面でゲームを楽しむといった使い方ができます。




実際に使う場合には、キーボードに搭載されているHDMIボタンを押すだけです。HDMIの入力と出力をワンタッチで切り替えることができます。





SDカードスロット


SDカードスロットはフルサイズのものに対応しています。micro SDカードもアダプターを使うことで対応することができます。





動画を見たり、オンライン授業を受けたりすることもできる


LIFEBOOK WA3/G2にはカメラとマイク、スピーカーが搭載されていますので、動画を見たり、ZoomやTeamsを使ったオンライン授業を受講したりすることができます。

カメラ


カメラはディスプレイ上部に搭載されています。

フルHD液晶フルフラットファインパネルモデルでは、顔認証にも対応しています。通常のフルHD液晶モデルでは顔認証機能には対応していませんのでご注意ください。




カメラにはレンズにカバーをかけることができるようになっています。カメラのすぐ左側にあるレバーを左右に動かすだけで簡単にできます。

レンズの前を遮る形になるので、カバーをかけていると絶対にカメラに映ることはありません。

普段はカバーをかけておいて、使用するときだけカバーを外せば安心です。ソフトウェアの設定を間違っていて、気が付かない間にカメラに映ってしまっていたというようなことを防ぐことができます。





スピーカー


スピーカーは本体の底面に左右1か所ずつ搭載されています。




音質は普通だと思います。動画を見たり、ビデオ通話で人の声を聞くのも問題ないでしょう。より良い音声で聞きたい場合は、イヤホンやヘッドホンを使うと良いでしょう。



マイク


マイクも搭載されているので、会話することが可能です。LIFEBOOK WA3/G2にはAIノイズキャンセリング機能が搭載されています。もし、ノイズをカットしたい場合には使用すると良いでしょう。









パソコンを静かに使ったり、よりパワフルにしたりできる機能を搭載


PC設定の電源モードを見ると、3種類の設定が用意されています。



通常はバランスモードに設定されています。トップクラスの電力効率モードにするとパフォーマンスは下がりますが、CPUに大きな負荷がかかっても動作音を抑えて静かに使うことができます。

最適なパフォーマンスにすると、若干ですがCPUのパフォーマンスをアップさせることができます。その分動作音は大きくなりますが、パフォーマンスを優先したい場合には使用してみると良いでしょう。

通常はバランスモード、静かに使いたいと思ったときはトップクラスの電力効率モードなど、状況に応じて使い分けることができるようになっています。





静音性の確認


上述のPCのパフォーマンスを制御できる機能を使って、各設定時のパソコンの動作音を計測しました。

アイドル状態でも若干動作音がしています。YouTube動画を見たりするなどの軽めの作業をするときはアイドル状態と変わらないと思います。

インターネットをする場合、標準のバランスモードでは、タブを連続で開いたり画像の多いページを読み込んだりすると時々動作音が大きくなることがありましたが、すぐに元に戻りました。静音モードにすると、そのようなことはなくアイドル状態と変わりませんでした。最適なパフォーマンスモードにすると、動作音の大きさ少し大きくなりました。

CPUに大きな負荷がかかると動作音は大きくなりますが、標準バランスモードでは一般的なノートパソコンの動作音と同じ程度でした。静音モードにすると、静かに使うことができました。一方でパフォーマンスモードにすると、動作音は一般的なノートパソコンよりも若干大きめの音になりました。

通常は標準のバランスモードで大丈夫でしょう。もし、より静かに使いたい場合にはトップクラスの電力効率モード(静音モード)に設定すれば大丈夫です。

測定項目  測定値   
バランス
(標準) 
トップクラスの電力効率(静音) 最適なパフォーマンス  
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
30~31db
YouTube鑑賞時 30~31db 
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
30~33db   30~31db   30~35db
CPU 100%使用時
(CINEBENCH R20実行時)
39~41db  30~31db 43~44db 





LIFEBOOK WA3/G2の仕様と性能


LIFEBOOK WA3/G2の仕様は以下のようになっています。


 モデル名 フルHD液晶モデル フルHD液晶
フルフラットファインパネルモデル 
 OS Windows 11 Home / Pro
 CPU Core i3-1115G4
Core i7-1260P
Core i7-1260P
メモリ 4GB / 8GB / 16GB / 32GB / 64GB
 ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB 
 光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ブルーレイドライブ    
ディスプレイ フルHD
(1920×1080) 
フルHD フルフラットファインパネル
(1920×1080)  
 有線LAN 〇   
 無線LAN 〇   
 HDMI
(HDMI出力)

(HDMI入力・出力)
 USB USB 3.2 × 2
USB Type-C × 1    
 SDカード 〇    
 顔認証  -  〇
 サイズ 15.6インチ    
Oficeソフト  Office Personal
Office Home and Business 
 セキュリティ マカフィーリブセーフ 3年    
 カラー ブライトブラック
プレミアムホワイト
メタリックブルー
ファインシルバー
ブライトブラック
 保証期間 3年


今回のレビューで使用したLIFEBOOK WA3/G2の仕様は以下の通りです。

モデル名:フルHD液晶 フルフラットファインパネル搭載モデル (LIFEBOOK WA3/G2)
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1260P
メモリ: 64GB
ストレージ: SSD 1TB



モデルの違い


LIFEBOOK WA3/G2には、2つのモデルがラインナップされています。

それぞれ、フルHD液晶搭載モデル(解像度:1920×1080)、フルHD液晶フルフラットファインパネル搭載モデル(解像度:1920×1080)となります。

両者の主な違いとしては、通常のフルHD液晶モデルでは一般的なディスプレイとなっていますが、フルフラットファインパネル搭載モデルでは、ディスプレイがパネルのガラスで画面全体が覆われ、四隅が2.5D形状にラウンドされています。フルフラットファインパネルの方がより強度がアップしています。

また、フルフラットファインパネル搭載モデルではHDMIの出力だけでなく入力にも対応している点と、顔認証機能を搭載しています。ただ、選択できるカラーはブライトブラック1色のみになります。

いくつか違いはありますが、通常はフルHD液晶搭載モデルで問題ないかなと思います。選択できるカラーも多いですし、価格も安くなりますので購入しやすいと思います。

もし、カラーがブラックでも良ければ、顔認証やHDMI入力、より良いディスプレイを搭載したフルフラットファインパネル搭載モデルを選択してみてください。



構成について


CPUはCore i3とCore i7が用意されています。性能はCore i3 << Core i7です。

Core i3は抑えめの性能になりますので、ネットやOfficeソフトの使用などのライトな使い方が中心になる人が選ぶと良いと思います。

Core i7は最新のCPUでとても性能が高く、高速な処理が可能です。通常はこちらを選んでおくのが良いでしょう。

メモリは4GB~64GBまで選ぶことができます。8GB以上のメモリを選ぶとデュアルチャネルとなっていて、とてもしっかりと性能を発揮することができます。複数の作業を同時に行うためにも、メモリは8GB以上がおすすめです。

ストレージはSSDを搭載しています

光学ドライブはすべてのモデルに搭載されています。DVDドライブ、またはブルーレイドライブを選択することが可能です。


文系はネットやメール、Officeソフトを使ったレポートや書類作成などのライトな作業が中心になることが多いので、CPUはCore i3でメモリ8GBを選択するので大丈夫でしょう。できれば、CPUはCore i7を選択しておくと、長く快適に使い続けられます。

理系の場合は、負荷のかかる処理を行うことが多いので、CPUはCore i7、メモリ8GB以上を選択しておくのが良いです。


以下はCPUとストレージ、グラフィックスの性能を専用のソフトウェアを用いて測定したものです。専門的な内容になりますので、読み飛ばしてもらって構いません。なお、機材は先行機となる為、ベンチマークなどは製品版とは異なる可能性があることをご了解ください。



CPUの性能


CINEBENCH R20とR23という2つのソフトを用いて、CPUの性能を計測しました。それぞれ、3499pts、8438ptsという高いスコアが得られました。とても高い性能で高速な動作が可能です。問題なく使えるでしょう。






上述のPCのパフォーマンスを変えることができる機能を使って、CPUの性能を測定しました。まとめると下の表のようになります。ご参考までにご覧ください。


最適なパフォーマンスモードにしても、標準のバランスモードとあまり変わりませんでした。ただ、長時間実行するような場合にはパフォーマンスが変わってくる場合があるかと思います。

静音モードにすると、パフォーマンスはバランスモードよりも約40%程度下がりますが、とても静かに使うことができるようになります。この状態でも高速な動作が可能です。

モード  スコア
(CINEBENCH R20) 
スコア
(CINEBENCH R23)  
マルチコア シングルコア  マルチコア  シングルコア 
バランス 3499 646 8438 1624
最適なパフォーマンス 3617 649 8268 1522
トップクラスの電力効率(静音) 2097 467 5769 1224



ストレージのベンチマーク


SSDの速度を測定しました。十分な速度が出ています。快適に使えるでしょう。





グラフィックスのベンチマーク


デュアルチャネルとなっているので、グラフィックスの性能がしっかりと発揮されています。とても良いパフォーマンスです。







各ベンチマークテストの評価対象とスコアを表にすると以下のようになります。DirectXを使ったアプリケーションが快適に動くでしょう。


[全部表示されていない場合、横にスクロールできます]
ベンチマーク  スコア  
バランス(標準)  パフォーマンス 静音 
Fire Strike
(対象:Direct X11)
4719 4621 3878
Night Raid
(対象:Direct X12)
17018 16335 12910






外観


LIFEBOOK WA3/G2の外観を確認してみましょう。

カラーはブライトブラックになります。

まず、天板を閉じたところです。落ち着いた色合いです。隅っこに富士通のロゴがあります。同系色になっているので、背景に同化して目立ちません。シンプルなデザインに仕上がっています。

















幅いっぱいにキーボードが広がっていて、各キーに十分な大きさがあります。色合いも良い感じです。













底面です。




ACアダプターです。ノートPCのものとしては若干大きいですが、問題なく使うことができます。








まとめ


LIFEBOOK WA3/G2は15.6インチのゆったり広い画面で快適に作業ができるノートパソコンです。頻繁に持ち運びはせず、自宅など1か所でじっくり使うことを考えている人におすすめです。性能も十分ですので、しっかり使うことができます。

インターネットをしたり動画を見るなども快適にゆったりとした気分でできると思います。メーカー保証期間も3年ありますし、ウイルスソフトも3年間使うことができます。

国内メーカーである富士通製という点も安心なので、是非検討してみてください。



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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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