Surface Laptop 3 13.5インチレビュー 大学生が爽やかに使える高性能なノートパソコン


Surface Laptop 3はスタイリッシュなノートパソコンで、大学生が爽やかに使うことができます。

性能も高く、学業からプライベートまで幅広く対応できます。持ち運びにも便利なサイズで薄くて軽く、自宅で使うのはもちろんのこと、大学に持って行って使うことも簡単にできます。

ディスプレイのクオリティも高く、高精細な画面で動画や画像などを楽しむこともできます。

今回Surface Laptop 3を実際に使用してみましたので、その内容をレビューしてみたいと思います。





現在、最新モデルであるSurface Laptop 5が発売されました。以下のリンクより最新モデルのレビューをご確認ください。







大学生が爽やかに使えるスタイリッシュなデザイン


Surface Laptop 3 13.5インチは爽やかで上品なデザインのノートパソコンです。プラチナ、サンドストーン、ブラック、コバルトブルーの4つのカラーモデルがラインナップされています。今回のレビューで使用しているのは、プラチナカラーのモデルになります。

天板は爽やかな色合いで、中央にWindowsのロゴがあります。ロゴは四角が4つ並んでいるだけなので、幾何学的な模様にも見えてデザイン性も高いです。天板は肌触りも良く、指紋がつきにくくなっています。








本体はスリムになっていて、スタイリッシュです。涼やかな印象があります。




プラチナとコバルトブルーのカラーモデルでは、キーボードにアルカンターラ素材が用いられています。スウェードのような肌触りで温かみが感じられます。

ブラックとサンドストーンのカラーモデルでは、アルカンターラ素材ではなくメタルキーボードとなります。一般的なノートパソコンと同様に金属質のキーボードとなります。








とてもスタイリッシュなデザインなので、大学生に良く似合うノートパソコンです。自宅でも大学でも爽やかに使うことができます。







レポートや書類の作成に便利なMicrosoft Officeソフトが標準で搭載


Surface Laptop 3はMicrosoft社製のノートパソコンということもあってか、Microsoft Officeが標準でインストールされています。




OfficeのバージョンはHome and Business 2019なので、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Accessが使えます。大学の講義のレポートを作成する必要が出てきても、すぐに使えるようになっています。






スリムで軽く、自宅や大学などどこでも使える


上でも紹介したように、Surface Laptop 3はスリムなノートパソコンです。ディスプレイを閉じた状態でも、開いた状態でもとてもスッキリしています。








サイズは13.5インチで、A4ノートよりも若干大きいくらいです。







重さは約1.26kgです。片手でも簡単に持つことができます。





A4ノートサイズで軽いノートパソコンなので、気軽に使うことができます。使った後に片付けることも簡単ですし、気分を変えていつもとは違う場所で使うのも問題ありません。

講義の教科書やノート、資料と一緒にカバンに入れて持ち運ぶことができるので、大学の講義やゼミ、研究室に持って行くのも簡単です。





インターネットにはWi-Fiで接続


インターネットにはWi-Fiで接続します。広く普及している11acや11nなどの従来の規格に対応しているだけでなく、最新の規格である11ax(Wi-Fi 6)にも対応しています。高速な無線通信が可能なノートパソコンです。





美しくて見やすいディスプレイ


ディスプレイの解像度は2256 x 1504となっていて、一般的なノートパソコンに搭載されているフルHD(1920×1080)のものよりも高精細です。よりクリアな画質となり、テキスト情報だけでなく映像や画像などを楽しむことができます。

画面の比率は3:2となっています。やや縦長に感じるかもしれませんが、画面に表示できる範囲が広くなります。一度に確認できる情報量が増えるので、効率的に情報を処理することが可能です。

ディスプレイは角度を変えて見ても、色やコントラストの変化がなく、とても見やすいです。










ディスプレイはタッチパネルとなっていて、指でタッチして操作することが可能です。直感的な操作ができます。




また、デジタルペンで書き込むこともできます。ただ、タブレットに変形できないので少し書き込みづらいです。しっかり書き込むというよりは、メモをとったり、デジタルペンでの画面操作というのが使いやすいのではないかと思います。




もし、デジタルペンを使って講義ノートやメモをとったり、イラストを描きたいというような使い方をする場合には、同じMicrosoft社製のSurface Proが使い勝手が良いと思います。


レビューはこちら → Surface Proレビュー






キーボード


キーボードは下の写真のようになっています。パームレスト(手を置く部分)が広くなっていて、快適なキー操作が可能です。




パームレスト部分が広いですが、キーの大きさは一般的で入力しやすいです。肌触りも良いです。




アルファベットキーや数字キー、記号キーなどは大きさが揃っていて使いやすいです。「\」キーが小さくなっていますが、周辺のキーと間隔がとってあるので打ち間違えることはないでしょう。








タッチパッドです。広くて使いやすいです。クリックやマウスカーソルの移動だけでなく、二本指によるピンチ操作(つまむ、押し広げる)、スクロールなどの操作にも対応しています。









周辺機器との接続に必要なポート類


周辺機器との接続に必要なポート類は必要最低限となっていて、やや少ないです。USB Type-Cポートと、標準サイズのUSBポート(USB Type-A)のみとなっています。







USB機器との接続はType-AとType-Cポートが1つずつあるので問題ないでしょう。外付けのハードディスクやUSBメモリをつないだり、USB Type-Cに対応したスマホを接続するのも問題ありません。


SDカードスロットがないので、必要であれば外付けのSDカードリーダーをご用意ください。Amazonなどで2,000~3,000円程度で購入できます。

[USBポートに挿してSDカードを利用するためのアダプター]




カメラはディスプレイ上部に搭載されています。Skypeを用いたオンライン英会話を受講したり、遠方の友達とテレビ電話をすることができます。また、顔認証にも対応していて、パソコンの起動とともに瞬時にログインできて便利です。








プレゼンにも対応できるがアダプターがあると安心


上で紹介したように、Surface Laptop 3にはHDMIポートが搭載されていませんので、そのままではプレゼンを行うときに困る場合が出てきます。

USB Type-Cに対応したプロジェクターやモニターがあれば、USB Type-Cポートにケーブルをつないでプレゼンを行うことができます。

ただ、まだHDMIに対応した機器の方が広く普及しているので、下の写真のようなUSB Type-CポートをHDMIポートに変換できるアダプターがあると安心です。多くの機器に対応できます。




実際このHDMI変換アダプターを使って、パソコンの画面をモニターに映し出すことができました。


詳細はこちら   USB Type-C & HDMI変換アダプター












高音質のサウンド


実際にSurface Laptop 3で音楽を聴いてみたところ、ノートパソコンのスピーカーとして、とてもサウンドのクオリティが高いと感じました。

キーボードとディスプレイのつなぎ目あたりから音が出ているためか、臨場感もありました。音楽を聴くだけでなく、動画を見ているときなども楽しめるのではないかと思います。






静音性の確認


静かに使えるノートパソコンです。インターネットや動画視聴などの低負荷の時はほとんど音がしませんでした。

CPUに負荷がかかると音がするようになりますが、他のノートパソコンよりも比較的静かな動作音でした。

快適に使えると思います。

測定項目 測定値 
PCの電源OFF時の室内の音量
(できるだけ無音の状態)
28~29db
アイドル状態
(PCを起動し何もしていないとき)
28~29db
インターネットをしているとき
(タブを10個開いた状態)
28~29db
動画閲覧時
(フルHD動画視聴)
28~29db
CPU 80%使用時 37~38db






スペック詳細


Surface Laptop 3 13.5インチモデルのスペックを確認してみましょう。


 モデル  13.5インチモデル
 OS Windows 10 Home 
 CPU Intel
Core i5-1035G7
Core i7-1065G7
メモリ 8GB / 16GB 
ストレージ
SSD 
SSD:128GB / 256GB / 512GB / 1TB 
 光学ドライブ なし 
 サイズ 13.5インチ 
 液晶 PixelSenseディスプレイ
タッチパネル
解像度: 2256 x 1504
 Office Office Home and Business 2019 
有線LAN なし  
 無線LAN Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
 重量 約1288g (カラー:ブラック、サンドストーン)
約1265g (カラー:プラチナ、コバルトブルー)
 カラー プラチナ
サンドストーン
コバルトブルー
ブラック



今回レビューに使用したものは以下のようになっています。

CPU: Core i5-1035G7
メモリ: 8GB
ストレージ:SSD 256GB
サイズ:13.5インチ


文系も理系も、CPUはCore i5、メモリ8GBを選択するとスタンダードな構成になります。どんな処理もサクサクとこなしてくれます。

理系の場合は解析などで重い処理を行うことも多いので、余裕があればCPUをCore i7、メモリ16GBのモデルにしておいても良いでしょう。

SSDはPCIe接続のものが搭載されているので、データの読み書きが高速です。パソコンの起動やアプリの動作がとても高速になります。

本体カラーは4色から選べます。

Officeソフトが標準でインストールされているので、レポート作成にすぐに使えます。Office Home and Businessが使え、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが含まれています。






ベンチマーク


実際にCPUとSSDのベンチマーク(性能テスト)を測ってみました。

まず、CPUは739cbとなり、非常に高い値となりました。薄型軽量のノートパソコンとして、とても高速に動作する性能です。




SSDのアクセス速度(データの読み書きの速度)も非常に高速でした。アクセス速度が速いと、高速に動作しますので、快適に使うことができます。









外観チェック


Surface Laptop 3の外観をチェックしてみましょう。今回はカラーがプラチナのものになります。

天板を閉じたところです。シルバーのボディがさわやかです。




正面から見たところです。







本体はスリムでとてもスタイリッシュです。




後ろ側から見たところです。












キーボードです。プラチナとコバルトブルーのモデルはキーボード(パームレスト)がアルカンターラ素材となります。スウェードのような質感です。ブラックとサンドストーンのモデルはメタルとなります。




ACアダプターです。小型ですが、少し厚みがあります。




ACアダプターは右側面にあるSurface Connectに接続します。磁石でくっつくようになっていて、出っ張りもなく邪魔になりにくいです。





本体右側面です。Surface Connectポートが搭載されています。この部分には、ACアダプターやSurfaceドックと呼ばれる拡張機器を接続することができます。





本体左側面です。USB Type-Aポート、USB Type-Cポート、マイク・ヘッドホン端子が搭載されています。





本体手前部分です。




背面部分です。






まとめ


今回Surface Laptop 3を使用してみて、スタイリッシュなデザインで大学生に良く似合うノートパソコンだと感じました。

性能も高く、学業からプライベートまで幅広く対応できます。持ち運びに便利なのもうれしいですね。自宅で使うだけでなく、大学やカフェで使うのも大丈夫そうです。

現在、最新モデルであるSurface Laptop 5が発売されました。以下のリンクより最新モデルのレビューをご確認ください。











Surface Laptop 3には13.5インチモデルのほかに15インチモデルもあります。15インチモデルについては以下の記事で紹介しています。

レビューはこちら → Surface Laptop 3 15インチモデルのレビュー





この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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