マウスコンピューターm-Book Jシリーズレビュー 安価で高性能なノートPC

2018年5月8日

マウスコンピューターのm-Book Jシリーズは、CPUにCore i5またはCore i7、メモリは8GB以上を搭載している高性能なノートパソコンです。ボディは薄くて軽く、持ち運びにも便利です。しかも、日本製なのに安く購入できるのも非常に魅力的です。

今回、m-Book Jシリーズの1つ、m-Book J350SN-S2を使ってみましたので、レビューをご紹介します。






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最新CPUとメモリを搭載して高い性能を発揮するから、
インターネットやメール、レポート作成なども非常に快適


マウスコンピューターのm-Book Jシリーズは最新のCPU(Core i5-8250U、Core i7-8550U)、ならびにメモリが8GB/16GB/32GBから選択できる、非常に高い性能を持ったノートパソコンです。


今回のレビューでは、実際にCPUにCore i5、メモリ8GB、ストレージがSSD 240GBを搭載したm-Book J350SN-S2を使用してみたところ、パソコン本体の起動も速く、アプリの起動やデータの読み書きも非常に快適でした。


インターネットを見るのもサクサクと動き、調べ物をするのにもYouTubeで動画を鑑賞するのもとても快適でした。


もちろん、メールを送受信するのも問題ありませんし、大学の講義で必要となるWordやExcelを使ったレポート作成も快適に行うことができます。


また、CPUやメモリの性能が良いので、やりたいことが出てきてもいろいろなことに幅広く対応できます。





薄くて持ち運びに便利な13.3インチのノートパソコン


マウスコンピューターのm-Book Jシリーズは厚さが25.0mm(突起部含む)となっています。下の写真のように、薄くてとてもすっきりとしています。

重さは約1.5kgです。持ち運びに特化したような軽量パソコンと比べると少し重さがありますが、十分に持ち運べます。毎日通学で持ち運んだとしても、問題のない重さです。






真横から見たところです。ボディが薄いのがよくわかります。





大きさは13.3インチです。A4ノートと比べると一回りほど大きいですが、カバンの中に入れてもそれほど違和感なく収まるサイズになっています。












レポートや卒論作成に使えるOfficeを選択できる


大学では講義のレポートを作成する必要があります。理系では実験レポートも作成しなければなりません。提出にはMicrosoftのWordやExcelを使うことが多いです。

マウスコンピューターのm-Book JシリーズはWord、Excel、PowerPointが入ったMicrosoft Office Home and Businessを選択することができます。

もし、PowerPointが必要なければ、Office Personalを選択することもできます。





プレゼンに使えるポートやインターネット接続のためのポートを完備した充実のインターフェース


マウスコンピューターのm-Book Jシリーズは、持ち運びができるノートパソコンとして、とても充実したインターフェースを搭載しています。

まず、大学ではプレゼン発表を行う機会がよくあります。プレゼンにはHDMIやVGAポートがよく使われます。m-Book JシリーズはHDMIもVGAポートも両方とも搭載しているので安心です。どちらのポートを使うことになっても、標準で備わっているので追加でアダプターを準備する必要がなく、即座に対応することができます。

[本体左側面に搭載しているインターフェース]




SDカードスロットが搭載されていて、スマホやデジカメなどで使用するSDカードの管理も簡単にできます。デジカメで撮りためた写真を、パソコンに取り込んで編集したりすることが可能です。


USB端子は3つ搭載されています。本体の右側面に2つと左側面に1つあり、いずれもUSB3.0の規格に対応していますので、高速にデータのやり取りが可能です。


[本体右側面に搭載しているインターフェース]




インターネットに接続するための有線LANポートも搭載されています。下でも紹介していますが、インターネットにはWi-Fiでも接続可能です。

まだまだLANケーブルを挿してインターネットに接続する機会は多いですので、有線LANポートが1つあると、非常に安心ですね。


[本体左側面に搭載しているインターフェース]



マイクとヘッドフォン端子も搭載されています。それぞれ1つずつあります。





カメラも搭載されています。オンライン英会話で英語を学んだり、遠方の友達とスカイプでテレビ電話をしたりすることに使えます。






光学ドライブは搭載されていません。最近はソフトウェアをダウンロードしてインストールしたり、音楽のダウンロード販売も一般的になりましたので、それほど必要性は高くないですが、もし必要ということであれば外付けのDVDドライブなどをご用意ください。





インターネットには有線でも無線でも接続が可能


最近ではインターネットへの接続にWi-Fiを使うのが当たり前の時代になりましたが、まだまだLANケーブルを使ったネット接続もよく行われます。


上でも紹介したように、m-Book Jシリーズには有線LANポートが搭載されていて、LANケーブルを用いたネット接続も可能ですし、Wi-Fiを用いた無線接続も可能になっています。


特に大学でパソコンを使うような場合、まだ無線LAN環境が整備されていないところも多いので、ノートパソコンに有線LANポートが搭載されているとどのような環境でもネットに接続できるので非常に安心です。





キーボード


キーボードの全体像は下の写真のようになっています。






キーとキーの間隔は約18.7mm、キーを押したときの深さは約1.5mmと標準的です。窮屈な感じもなく快適に入力できますし、打鍵感もしっかりと感じることができます。





キーボードの左半分です。アルファベットキーや数字キーは問題のない大きさで、半角・全角切り替え、ShiftキーやCtrlキー、スペースキーなど気になるところはありません。





キーボードの右半分です。「@」キーや「:」「/」キーの右横のキーが大きかったり、上矢印(↑)キーがShiftキーの左隣に並んでいるのも少し気になりました。この辺りは慣れるまでは少し違和感を感じるかもしれません。





タッチパッドです。指をスムーズにスライドさせることができますし、特にタッチパッドを押すときの感覚が非常に良かったです。とても自然な感覚で押すことができました。







フルHD画質のディスプレイ


搭載されているディスプレイは解像度が1,920×1,080で、フルHD液晶となっています。最近増えているフルHD画質の動画も十分に楽しむことができます。

また、映り込みの少ないノングレア画面ですので、目にも優しく疲れにくくなっています。

実際、下の写真のように画像を表示させてみたところ、非常に鮮やかに映し出すことができました。








安心の国産ノートPC


マウスコンピューターは日本のコンピューターメーカーで、国内で開発と製造を行っています。

国産のノートパソコンなので、安心して使用することができます。

  




性能と仕様


マウスコンピューターのm-Book Jシリーズのスペックをご紹介します。なお、製品仕様・販売価格については変更となる可能性があることをご了解ください。

 OS Windows 10 Home
 CPU Core i5 / Core i7
メモリ 8GG / 16GB / 32GB
ストレージ SSD 128GB ~ 1TB
ハードディスク 500GB ~ 2TB
 光学ドライブ -
SDカード
スロット 
USBポート USB3.0 × 3
 HDMIポート
VGAポート  〇 
グラフィックス  インテルHD 
有線LAN
無線LAN
 LTE 対応モデルあり 
 サイズ 13.3インチ
 液晶 Full HD
非光沢
解像度:1,920×1,080
 タブレット変形/
タッチ対応
-
 Office 選択可 
Office Home and Business
Office Personal
 重量 約1.5kg  
 保証期間 1年(有償:3年)  


今回のレビューで使用したものは、CPUにCore i5、メモリ8GB、ストレージがSSD 240GBを搭載したm-Book J350SN-S2モデルです。マウスコンピューターよりお借りしました。


CPUは最新のCore i5-8250U、Core i7-8550Uのどちらかを選択でき、またメモリは8GB/16GB/32GBから選ぶことができます。非常に性能の良いノートパソコンです。


いくつかのモデルがあらかじめ準備されています。

価格を抑えたい場合には、500GBのハードディスクを搭載したモデル(m-Book J350EN)を選択すると、Core i5のCPUと8GBのメモリを搭載して8万円台(税抜き)で購入することができます。


他にもSSDを搭載したモデルやLTE通信にも対応したモデル、SSD+ハードディスクを搭載したモデルなどが用意されています。


SSDやハードディスクの容量を柔軟にカスタマイズすることができるので、必要に応じて選択してみてください。


初期設定のモデルでも十分に高い性能を持っていますが、カスタマイズすることができて、大容量のメモリを搭載することでより負荷のかかる処理にも対応できるようにすることができます。


理系も文系もCPUはCore i5、メモリ8GBで十分な性能を発揮します。理系の学生で、重い処理や時間のかかる処理を行うような場合には、CPUをCore i7にしてみたり、メモリをもっと容量の多いものに変更してみたりすると良いでしょう。


ストレージの容量は250GB程度あれば大丈夫なことが多いですが、使い方にもよります。ただ、m-Book Jシリーズは性能の良いノートパソコンで、一番安いモデルで8万円台、一番高いモデルでも12万円台で購入できますので、安い予算でより高い性能のものが手に入ります。必要に応じて容量の多いものに変えてみると良いのではないかと思います。


レポート作成に必要なOfficeの選択も可能です。カスタマイズ画面において、Word、Excel、PowerPointが入ったOffice Home and Business Premiumを選ぶことができます。PowerPointが必要なければ、Office Personal Premiumを選択すると良いでしょう。





外観の確認


m-Book Jシリーズの外観を確認してみましょう。

まず、天板を閉じたところです。ホワイトのボディカラーが良い感じです。






正面から見たところです。












後ろ側から見たところです。










本体の右側です。マイク入力、ヘッドフォン出力、USB3.0×2、VGAポート、電源端子が搭載されています。





本体の左側です。有線LANポート、HDMI、SDカードスロット、USB3.0ポートが搭載されています。




本体の背面側です。




本体の手前側です。





ACアダプターです。小型のもので、便利な手のひらに収まるので持ち運びにも便利です






まとめ


マウスコンピューターのm-Book Jシリーズを使ってみて、非常に性能の高いノートパソコンだと感じました。

薄くて軽く、持ち運びにも便利な上に、インターフェースもしっかりと搭載しているので、自宅でも外出先でも使えます。

しかも、日本製なうえに、このスペックで他と比較しても安く購入できるのもとてもうれしいところです。Officeの選択もできるので、文書作成にすぐ使えるのも良いですね。

性能の良いパソコンを安く買いたいという人は、是非検討してみてください。


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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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