dynabook VZ72/Dレビュー 軽量コンパクトなハイスペックノートPC


東芝のdynabook VZ72/Dは薄型で軽量、そしてコンパクトな高性能ノートパソコンです。もうちょっとで1kgを切るほどの軽さなので、気軽に持ち運ぶことができます。CPUとメモリの性能が高く、WordやExcelなどの文書作成も軽々こなせますし、インターネットやメールなども快適に使えます。標準付属のデジタルペンと手書きアプリを使えば、パソコンにメモをとることも簡単にできます。

実際に東芝dynabook VZ72/Dを使ってみましたので、レビューをご紹介します。





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薄くて軽く、そして丈夫 だから持ち運びにとても便利


dynabook VZ72/Dの薄さは15.4mmで、重さは約1.09kgと非常に軽量です。下の写真のように、片手で簡単に持ち上げることができます。




横から見ると、その薄さがよくわかります。とてもすっきりしています。




大きさは12.5インチで、A4ノートとほぼ同じサイズです。カバンに入れても、かさばることなくスッキリ持ち運ぶことができます。軽いので肩が凝ることもありません。また、自宅内で場所を変えて使用する場合にも楽々運ぶことができます。





ボディは軽くて強いマグネシウム合金が使われています。耐久性の面でも、100kgfの加圧試験や一般的な机の高さである76cmから落下試験、剛性試験などの様々な耐久性試験をクリアしています。頑丈な作りになっているので、カバンに入れて持ち運ぶときも安心ですね。





高速な動作でとても快適


CPUにCore i7またはCore i3、メモリも4GB/8GB/16GBから選べ、ストレージはSSDを搭載しているため、非常に高速に動作します。WordやExcelを用いたレポート作成はもちろんのこと、インターネットやメールはいうまでもなく、他の用途にも幅広く対応することができます。





必要最小限のインターフェース


パソコン本体に搭載されているインターフェース(USBポートなど)は、必要最小限なものになっています。下の写真のように、本体右側に電源ボタンとUSB3.0ポートが1つ、本体左側にUSB Type-Cポートが1つとヘッドフォン出力/マイク入力端子が1つあるだけです。







光学ドライブや有線LANポート、HDMIなどの外部出力ポートは搭載されていません。使用頻度は低いので、普段使う分には問題ないことも多いです。ただ、それでも、有線LANや外部出力機能を使いたい場面が出てくるのも事実です。それを解決するために、dynabook VZ72/Dには、次で紹介するようなアダプターが標準で付属しています。





手のひらサイズのアダプターが標準で付属しているから、周辺機器との接続も困らない


dynabook VZ72/Dには下のようなアダプターが標準で付属しています。このアダプターを利用すると、有線LAN、HDMIもしくはVGAコネクタによる外部出力、USB3.0ポートとUSB Type-Cポートを使用することができるようになります。


このアダプターが標準で付属しているというのがうれしいですね。別途買い足す必要がありません。しかも、手のひらサイズの大きさなので、持ち運びにも困りません。







このアダプターは、パソコン本体のUSB Type-Cポートに接続することによって利用することができます。




大学に持って行ってプレゼンをする場合でも、HDMIもしくはVGAポートがないとせっかく作成した資料をモニターやプロジェクターに映し出すことができませんが、アダプターがあることによって簡単に出力することができます。


無線LANが普及していますが、場合によっては有線LANしか使えない場合もあります。そのようなときでも、このアダプターの有線LANポートに接続すればすぐにインターネットに接続できます。


また、USBポートはパソコン本体に1つしかないので、接続できる周辺機器の数が限られていましたが、アダプターによって最大2つまで接続できるようになります。2つのUSBポートがあれば、ほぼ問題がないといっていいです。





インターネットへの接続は基本は無線LAN 標準付属のアダプターで有線LANでも可能


インターネットへは通常は無線LANを使用して接続することになります。ただ、上でも紹介したように、標準で付属しているアダプターを使用すれば、有線LANでもネット接続が可能になります。





コンパクトなボディでも、入力しやすいフルサイズのキーボード


dynabook VZ72/Dは12.5インチの大きさで、ややコンパクトなボディですが、キーボードは打ちやすくなっています。キーとキーの間隔は19mmでキーを押した時の深さは1.5mmのフルサイズキーボードとなっています。ただ、「\」や「[」などの右側に位置するキーは、使用頻度が低いためか、少し小さくなっています。それでも、よく使うアルファベット・キーや数字キーはフルサイズの大きさですので、問題なく使用できます。




キーを拡大したところです。




打ちやすさの工夫も見られます。キーのトップがわずかにくぼんでいて、指にフィットしやすいような構造になっています。




タッチパッド部分です。左上部にあるのは指紋認証センサーです。
1本指でなぞるとマウスカーソルの移動が可能になり、2本指でなぞるとページのスクロール、2本指でつまんだり押し広げたりする操作(ピンチ操作)で画面の拡大・縮小が可能です。外に持ち運んだ時など、マウスがなくても、このタッチパッド操作が非常に便利に感じられます。クリックしたときの感覚も問題ないです。




実際にタイピングしているところです。手のひらはきちんとパームレスト部分に乗ります。フルサイズキーボードなので、窮屈感もありません。ストレスなく、快適に入力できます。







標準付属のペンで大学の講義のメモをとったり、サークルやミーティングの議事録をとることができる


dynabook VZ72/Dには、電子ペンが標準で付属しています。VZシリーズの他のモデル(VZ62とVZ42)の場合は、電子ペンは別売りとなりますのでご注意ください。この電子ペンと標準でインストールされている手書きノートアプリ「TruNote」を使うと、ディスプレイに手書きで文字を書き込むことができるようになります。大学の講義をノートにとる代わりに、パソコンにデータとして取り込むことができるようになります。




下の写真のように、dynabook VZ72/Dはディスプレイを360度回転させて、タブレットとして使うことができます。ペンで文字を入力するときは、タブレットとして使うと書き込みやすくなります。




実際に大学の物理学の講義メモを、電子ペンを使ってdynabook VZ72/Dにとっているところです。TruNoteアプリはとても便利で、下の写真のように簡単に手書きできます。色を変えるのも簡単ですし、曲線を描いたり、グラフや数式を記入するのも全く問題ありません。




TruNoteのペンの設定の例です。ボールペンやマーカー、鉛筆というようにペンの種類を選ぶことができます。設定を変えると、入力する文字の質感が変わります。様々な色を選ぶことができますので、カラーペンを持ち歩く必要がありません。入力する文字の透明度を変えたり、太さを変えることもできます。




消しゴムモードにすれば、ペンを軽くこするだけで簡単に消すことができます。消しカスが出ないのがうれしいです。


パソコンに内蔵されたカメラで写真をとって、それをTruNoteに張り付けることもできます。サークルでの話し合いやミーティングなど、ホワイトボードなどに書かれたものを写真にとってTruNoteに張り付け、必要なメモを書き加えれば、簡単に議事録を作成することができます。


書き込んだデータは、TruNote上にどんどんためていくこともできますし、PDFファイルとして出力することもできます。





指紋認証センサーでセキュリティが高まる


タッチパッドの左上部には指紋センサーが搭載されています。指紋認証があることによって、他人に勝手にパソコンを使われなくなるので、とても安心してパソコンを使うことができます。大事なデータを守ることができるようになります。








使い方がわからないときも安心のヘルプ機能


パソコンの使いかたがわからない場合には、インストールされているおたすけナビというソフトを使うと便利です。やりたいことから目的別にアプリを探せるようになっています。







スマホのデータをパソコンから楽々管理できる


sMedio TrueLink+ Phoneというソフトがインストールされていて、スマホのデータ(連絡先や音楽、写真、動画など)をパソコンから管理できるようになります。dynabook VZ72/DにはSDカードリーダーが搭載されていないので、このソフトを使って直接データのやり取りができるのは非常に便利です。



スマートフォンに保存された音楽や写真、動画などのデータをパソコンへ取り込むこともできますし、逆にパソコンに保存されたデータをスマホへ取り込むこともできます。

スマートフォンに登録している連絡先の管理・編集もできます。メッセージ送信もでき、長文を送信したいときなどには、パソコンのキーボードを使えるのでスマホよりも速く入力できて便利です。






クオリティの高いサウンドが楽しめる


ヨーロッパの高級車にも採用されているharman/kardon社製のスピーカーが内蔵されています。車に搭載されているものとは違うのですが、スピーカーはパソコン本体底面の前側に2つ搭載されています。








音質の調整も可能です。私個人の感覚では、ヘッドフォンやイヤホンを通した時のサウンドがとても良いものに感じました。









性能と仕様


dynabook VZ72/Dを含む、VZシリーズのスペックをご紹介します。

モデル名 VZ82/D VZ72/D   VZ62/D
OS Windows Home / Pro   
CPU Core i7  Core i7 Core i5
メモリ 16GB  8GB 8GB
4GB
ストレージ SSD 512GB SSD 256GB  
光学ドライブ -  
ディスプレイ  FHD 高輝度・広視野角 TFTカラー LED液晶
(省電力LEDバックライト)
1,920×1,080ドット
ノングレア  
サイズ 12.5インチ   
有線LAN
(標準付属のアダプター使用)  
無線LAN ○  
SDカード
指紋認証 ○  
グラフィック インテルHD  
タッチパネル
タブレット変形
 ○  
Office 選択可 
Office Home and Business Premium    
HDMIポート
(標準付属のアダプター使用)  
VGAポート
(標準付属のアダプター使用)  
重さ  約1.099kg  
デジタルペン 標準付属
拡張アダプター 標準付属
カラー オニキスメタリック  
保証期間  1年(有償:3年/5年)    

dynabook VZシリーズには3つのモデルがラインナップされています。見た目やインターフェース、標準でインストールされているソフトに違いはありません。この3つのモデルの違いとして大きいのは、選択できるCPUとメモリの量、ストレージ容量です。


ここで紹介しているVZ72/Dは、CPUがCore i7でメモリが8GB、ストレージの容量も256GBとなり、高い性能をもっています。


VZ82/DはCPUがCore i7でメモリが16GB、SSDが512GBで、3つのモデルの中では一番高い性能です。16GBのメモリがあれば、同時に複数の処理を走らせても高速に動作します。ただし、その分価格は一番高くなります。


VZ62/DはCPUがCore i5でVZ72やVZ82と比べると少し性能が下がりますが、それでも十分に高性能です。メモリは4GBまたは8GBから選択できます。ストレージが256GBのSSDとなっています。


文系の人はそれほど高い性能を必要としない場面が多いですので、VZ62/Dのモデルでメモリが4GBで大丈夫でしょう。ただ、メモリは8GBにしておくとより長く快適に使い続けられるでしょう。理系の人は重い処理をすることもあるので、VZ72/DもしくはVZ82/Dがおすすめです。


レポートや卒論作成に必要になるOfficeも選択できます。Word、Excel、PowerPointが入ったMicorosoft Office Home and Business Premiumを搭載することができます。






外観の確認


それではdynabook VZ72/Dの外観を確認してみます。


天板を閉じたところです。




前方から見たところです。





横から見ると、非常に薄くなっているのがわかります。











ディスプレイが360度回転しますので、写真のように180度ペタッと開くこともできます。





ディスプレイを回転させると、タブレットとして使用できます。





カメラも搭載されています。友達とのテレビ電話や、オンライン英会話などの受講、スカイプミーティングなどに活用できます。





斜め後方から見たところです。








キーボードです。




右側面です。USB3.0ポートとセキュリティロック・スロットが搭載されています。




左側面です。マイク入力・ヘッドフォン出力端子、USB Type-Cポート、電源ボタンが搭載されています。電源アダプターはUSB Type-Cポートに接続して使用します。




手前部分です。




背面部分です。




まとめ


dynabook VZ72/Dはコンパクトなボディですが、フルサイズのキーボードとなっていて使いやすく、そしてとても薄くて軽いため持ち運びに便利なノートパソコンです。

標準で拡張アダプターが付属しているのもうれしいポイントで、追加費用を払うことなく、有線LANでインターネットに接続したり、HDMIやVGAでモニターやプロジェクターに接続できます。

CPUやメモリも性能が高いものが搭載されているので、快適にそして高速に動作します。自宅で使うのにも、大学に持ち運んで使うのにも便利です。


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