dynabook RZ53レビュー 軽量でDVDドライブを搭載した持ち運べるノートパソコン


東芝のdynabook RZ53は、軽くて性能が高く、必要な機能がすべて搭載されたオールインワンノートパソコンです。CPUもメモリも高性能なものが搭載されていて、インターネットやメール、インターネットだけでなく、幅広い用途に使えます。

本体は軽くて持ち運びにも便利です。有線LANポートやVGAポート、光学ドライブなどもしっかり搭載されています。メインパソコンとしても持ち運びにも使えて、とても使い勝手が良いです。


実際に東芝dynabook RZ53を使ってみましたので、レビューをご紹介します。



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性能が高く、必要な機能がこれ1台に搭載されているから、レポート作成やインターネットはもちろん、あらゆる場面に対応できる


dynabook RZ53はCPUにCore i7またはCore i5が搭載されていて、メモリは8GB、16GBから選ぶことができます。


1世代前のCPUが搭載されているのが気になるのですが、高速に動作するSSDが搭載されているのでパソコンの動作はとても快適です。


今回のレビューで使用したものは、Core i7、メモリ8GBでストレージはSSD 256GBのものです。実際、パソコンの起動は8~9秒程度と非常に高速で、アプリの起動も速く、インターネットの閲覧も快適でした。もちろん、WordやExcel、PowerPointなどのOffice製品も快適に使用することができますので、レポート作成も楽々です。


また、光学ドライブやプレゼンのための外部出力機能など、必要な機能がこれ1台にすべて搭載されています。何かやりたいことが出てきたときでも、幅広く対応できて、とても便利です。





持ち運びに便利な軽さと大きさ、そして丈夫さ


dynabook RZ53は光学ドライブや有線LAN、HDMI、VGAポートなど、パソコンを使っているときによく使う機能がすべて搭載されているのに、重さが約1.4kgと軽いノートパソコンです。下の写真のように片手で持上げることができるくらい軽く、持ち運びがしやすいです。





大きさはA4ノートよりも少しだけ大きくなります。下の写真のように、A4ノートと比較すると、その大きさがわかります。







ノートと同じくらいの大きさなので、カバンに入れてもスッキリとかさばらず、重くないので楽々運ぶことができます。自宅で場所を変えてノートパソコンを使うことも簡単にできます。


耐久性の面でも、100kgfの加圧試験や一般的な机の高さである76cmから落下試験、剛性試験などの様々な耐久性試験をクリアしています。また、医療機器、航空電子機器、自動車関連機器などの高い信頼性が求められる分野で実勢のある、QUALMARK社の検査システムを採用しているようです。






インターネット接続は有線LAN、無線LANのどちらでもOK


インターネットをするときには無線か有線で接続することになります。dynabook RZ53には無線LANでネット接続ができるのはもちろんのこと、有線LANでも接続することが可能です。




ノートパソコンを大学に持っていくことも多いと思いますが、大学の研究室などではまだまだ有線LANしか使えないところも多いです。また、自宅でインターネットの契約をする際にも、プランによっては有線LANでしか接続できない場合もありますので、ノートパソコンに有線LANポートが搭載されていると非常に便利です。





プレゼンに必要な外部出力機能を搭載


大学生ではゼミや研究室に所属すると、WordやExcel、PowerPointで資料を作ってプレゼンをする機会も増えます。パソコンの画面をプロジェクターやモニターに映すための外部出力機能が必要になりますが、dynabook RZ53にはHDMIとRGBコネクタという、2種類の外部出力用インターフェースが搭載されています。




最近はHDMIでの出力があればたいていは大丈夫なのですが、まだまだRGBコネクタでしか接続できない機器も多くあります。両方とも搭載されていると、どのような状況でも柔軟に対応できる利便性があります。





光学ドライブ搭載だから音楽やDVDの鑑賞もOK ソフトのインストールも大丈夫


持ち運びに便利な軽量で薄型のノートパソコンの場合には、光学ドライブが搭載されていないことが多いのですが、dynabook RZ53には搭載されています。



CDから音楽を聞くこともできますし、映画のDVDを見ることもできます。また、CDやDVDでしか販売されていない市販のソフトもインストールすることが可能になります。


大学で使用するソフトの中には、CDからのインストールしか対応していないものも多いので、光学ドライブがあると、いざというときに困らずに対応することができます。

さらに、大事なデータをDVDにバックアップしたり、大学の友達と一緒に撮影した旅行の写真をCDに焼いて配布するというような使いかたもできるようになります。





スマホやデジカメのデータもしっかり管理


フルサイズのSDカードスロットも搭載されています。一眼レフカメラなどのデジカメで撮影した写真や、スマホのデータなどをパソコンで管理することができるようになります。







自己啓発にも活用できるカメラ


天板を開いて顔の正面に来る位置に、カメラが搭載されています。スカイプなどのソフトを使うことによって、パソコンでテレビ電話を利用することができるようになります。



友達の顔を見ながら電話を楽しむことができます。また、インターネットを使ったオンライン英会話を習う際には、パソコンのカメラを使ってテレビ電話を利用します。英会話は大学生のうちに習得しておくと就職にも有利ですので、この機能が役に立ちます。







おたすけナビで使い方がわからないときも安心


パソコンの使いかたがわからない場合には、インストールされているおたすけナビというソフトを使うと便利です。写真を編集したいときはどうすればいいの?、DVDやCDにデータを保存したい場合はどうすればいいの?など、やりたいことからアプリを探せるようになっています。






スマホのデータをパソコンから楽々管理できる


sMedio TrueLink+ Phoneと呼ばれるソフトがインストールされていて、スマホのデータ(連絡先や音楽、写真、動画など)をパソコンから管理できるようになります。


まず、スマートフォンに登録している連絡先の管理・編集ができます。メッセージも送ることができ、長文を送信したいときなどには、パソコンのキーボードを使えるのでスマホよりも速く入力できて便利です。


また、スマホに保存された音楽や写真、動画などのデータをパソコンへ取り込むこともできますし、逆にパソコンに保存されたデータをスマホへ取り込むこともできます。スマホにたまったデータをパソコンでまとめて管理できるので、とても便利になります。






性能と仕様


dynabook RZ53はdynabook RZシリーズの中の1モデルで、ほかにも、CPUやメモリ、ストレージ容量などが異なるモデルがラインナップされています。ここでは、RZ53を含むdynabook RZシリーズのスペックをご紹介します。

モデル名 RZ53 RZ63
OS Windows 10 Pro
Windows 10 Home
CPU Core i7-7500U
Core i5-7200U
Core i7-8550U
Core i5-8250U
Core i3-8130U
メモリ 16GB
8GB
16GB
8GB
ストレージ SSD 512GB
SSD 256GB
SSD 512GB
SSD 256GB
SSD 128GB
光学ドライブ ブルーレイ
DVD
-
SDカード
有線LAN
無線LAN
指紋認証  -
グラフィック インテルHD
HDMIポート ○ 
VGAポート ○ 
カラー  グラファイトブラック  コスモシルバー
 重さ  約1.4kg  約1.2kg


今回このページで紹介しているのはRZ53になります。今回のレビューで使用したのは、スペックはCPU:Core i7、メモリ:8GB、ストレージ:SSD256GBです。

OSはWindows 10 HomeとProを選ぶことができます。Windows 10 Homeを搭載したものはRZ53/J、Windows 10 Proを搭載したものはRZ53/Mというモデルになります。

大学生であればWindows 10 Homeで十分です。セキュリティを強化したい場合はWindows 10 Proを選択すれば良いでしょう。ストレージ全体を暗号化できる機能を使うことができます。

CPUは性能が高い順にCore i7、Core i5となります。RZ53はCPUが1世代前のものになりますので、なるべく性能の高いCPUを選択しておくと長く使い続けられます。文系も理系も、できればCore i7、メモリ16GBの構成が良いのですが、価格を抑えたければCore i5、メモリ8GBのものを選択すると良いでしょう。


レポートや卒論作成に必要になるOfficeも選択できます。dynabook RZシリーズはWord、Excel、PowerPointが入ったMicorosoft Office Home and Businessを搭載することができます。






外観の確認


それではdynabook RZ53の外観を確認してみます。光学ドライブの搭載されていないRZ63/Dの外観等は、こちらのレビューに詳しく記載していますのでをご覧ください。dynabook RZ63レビュー


まず、天板を閉じたところです。




斜めから見たところです。





斜め後方から見たところです。







キーボードです。




左側面です。有線LANポート、USB3.0ポート、光学ドライブが搭載されています。




右側面です。ヘッドホン・マイクジャック、USB3.0ポート×2、HDMIポート、VGAポートが搭載されています。




手前部分です。フルサイズのSDカードスロットが搭載されています。




背面部分です。





まとめ


dynabook RZ53は持ち運びに便利な軽さと大きさを備えた、高性能なノートパソコンです。

インターネットやメール、インターネットだけでなく、幅広い用途に使えます。

持ち運びに便利なノートパソコンでは削られがちな有線LANポートやVGAポート、光学ドライブなどもしっかり搭載されています。これ1台で持ち運びにも使えますし、メインパソコンとして自宅でしっかり幅広く使いこなすこともできます。


東芝の直販サイトである東芝ダイレクトの会員に登録すると会員価格で購入できるようになり、表示されている値段より10~20%値段が下がります。


詳細はこちら → dynabook RZ53(直販サイト)





この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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