LIFEBOOK WAA/C2レビュー 低価格で購入できる日本製のエントリーノートパソコン


富士通のLIFEBOOK WAA/C2は低価格で購入できる、エントリーノートパソコンです。ネットやメール、レポート作成などのライトな使い方をするのに十分な性能を持っています。

光学ドライブやHDMIポート、有線・無線LANなど、よく使う機能もほとんど搭載されています。さらに、デザイン性が良いノートパソコンで、光沢感のあるボディが美しく、入力性に優れたキーボードを搭載しています。

今回、LIFEBOOK WAA/C2を実際に使用してみましたのでレビューをご紹介します。





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安価に購入できるエントリーノートパソコン


富士通LIFEBOOK WAA/C2はCPUがAMD E2-9000またはAMD A9-9425、メモリは4GBまたは8GBを搭載したエントリーノートパソコンです。8万円台からとなっていて、リーズナブルな価格設定になっています。




性能はAMD E2-9000よりもAMD A9-9425の方が高くなります。Intel製のCore iシリーズを搭載したノートパソコンと比べると、どちらも性能はそれほど高くはないのですが、インターネットやメール、レポート作成に使用するのは全く問題ありません。負荷のかかる処理をするというよりは、ネットやメールを中心にしたライトな使い方をするのに最適です。





インテリアにも合う上品なホワイトのボディカラー


今回のレビューで使用しているのはボディカラーがホワイトのものです。白といっても、ボディに光沢感があるので、とてもクリアで洗練された色合いに感じられました。




上品なデザインですので、家具やテーブル、机などのインテリアにも調和してオシャレな感じがするのではないかと思います。


また、ホワイトということで、女子大生にも使いやすい色合いになっています。「パソコンは黒色のものばかりでなんだかしっくりこないな」という人には、こちらのホワイトのボディカラーを選択してみるのも良さそうです。





大学の講義レポート作成に必要なMicrosoft Officeの選択ができる


大学の講義ではレポートの提出があります。WordやExcel、PowerPointを使ってレポートを作成する必要がありますが、LIFEBOOK WAA/C2はMicrosoft Officeを選択することが可能です。

Word、Excel、PowerPointが必要であれば、Office Home and Business Premium、WordとExcelだけでよければOffice Personal Premiumを選択すると良いです。







15.6インチの大きさで広々と快適に作業ができる


大きさは15.6インチとなっていて、下の写真のようにA4ノートよりも大きいです。重さは2.3kgです。大きさと重さを考慮すると、カバンに入れて毎日持ち運ぶというよりは、自宅や大学など1か所に置いてじっくり使うのに向いています。







画面が広くて作業がしやすくなります。また、キーボードも余裕があるので、ゆったりと使えます。






インターネットには有線でも無線LANでも接続可能


インターネットには有線でも無線でもどちらでも接続が可能です。下の写真のように、有線LANポートが搭載されているので、LANケーブルを挿せばすぐにネットに接続できます。




自宅や大学など、使用する場所や環境によってはWi-Fiが使えないこともあるので、このように有線LANが標準で搭載されていると安心です。






標準的でスムーズに使えるキーボード


キーボードは標準的な仕様になっています。イレギュラーな配置や大きさの異なるキーなどがなく、とても使いやすかったです。


まず、キーボード全体の様子は下の写真のようになっています。





キー同士の間隔は約18.4mmで標準的です。手を乗せた時に窮屈な感じもなく、快適に入力できます。そして、キーを押したときの深さは約1.7mmで、やや深めになっています。打鍵感が感じられ、しっかりと入力できて使いやすいです。





キーボードの左半分です。キーの大きさや配置に気になるところはありません。





同じく右半分です。EnterキーやBackSpaceキーの大きさなども標準的な大きさで使いやすいです。Enterキー周辺のキーの大きさもイレギュラーなものがなく、非常に好感が持てます。矢印キーの大きさも十分な領域がとってあり、操作しやすいです。





タッチパッドです。クリックボタンが分かれているタイプのものです。こちらも問題なく使うことができました。








モニターやプロジェクター、液晶テレビに映し出すことができるHDMIポート搭載


大学ではゼミや研究室でプレゼン発表を行うことがよくあります。プレゼンではパソコンをモニターやプロジェクターにつないで、パソコンの画面を映し出します。

LIFEBOOK WAA/C2にはHDMIポートが搭載されているので、問題なく対応することができます。







USBポートは合計4つ


上の写真でも紹介しているように、USBポートは全部で4つ搭載されています。
高速にデータの転送ができるUSC2.0ポートが2つ。そして、USC2.0より速度は劣りますが、普通に使う分には全く問題のないUSB2.0ポートが2つあります。

外付けハードディスクをつなぐなど、周辺機器の接続には十分な数です。




本体右側には上の写真のようにUSB2.0があります。ここにマウスを挿すと使いやすそうです。






光学ドライブ搭載だから、DVD鑑賞やCDアルバム作成、データのバックアップもできる


光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブかブルーレイドライブを搭載することができます。DVDで映画を見たり、CDに写真を焼いて友達に配布したり、大事なデータをDVDにバックアップするという使い方ができます。




もちろん、ソフトを購入してCDからインストールするという使い方もできます。大学の授業で必要なソフトウェアのインストールに利用する場合は重宝します。


光学ドライブが最初から備わっているので、急に必要になった場合でもすぐに対応できて安心です。





困ったときも安心のナビ機能つき


パソコンを使っていると使い方がわからなかったり、トラブルに出会うこともあります。特にパソコンを使い始めたばかりの初心者のころは、ちょっとしたトラブルでも解決できずに困ることがあります。






そんなときは、キーボードの上部に搭載されているボタンを押すことによって、使い方を教えてくれる機能を利用することができます。「インターネットにつながらない」、「写真をCDに焼きたいけど、どのソフトを使ったらいいかわからない」というような時でも、わかりやすくナビゲートしてくれます。困った時でも解決までの時間が短くなるので安心です。












スマホやデジカメのデータ管理に必要なSDカードスロット搭載


SDカードスロットが搭載されていて、スマホやデジカメで使うSDカードの管理をすることができます。大学の友達と行った旅行の写真をアルバムにして整理したい、スマホのデータを管理したい、というような時でも簡単に対応できます。







ディスプレイはHD液晶


LIFEBOOK WAA/C2のディスプレイは、解像度が1366×768のHD液晶です。

最近のノートパソコンでよく見かける解像度が1920×1080のフルHD液晶ではありません。

画質にこだわるのであればご注意ください。ただ、ネットやメール、レポート作成などのライトな使い方であれば、ほとんど気になることはないでしょう。






性能と仕様


LIFEBOOK WAA/C2の性能と仕様は以下のようになっています。


 OS Windows 10 Home
 CPU AMD E2-9000 / AMD A9-9425
メモリ 4GB / 8GB
 ストレージ ハードディスク :約500GB / 約1TB
SSD : 約128GB / 約256GB
 光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ /
ブルーレイドライブ 
 ディスプレイ HD液晶
解像度 1366×768 
 有線LAN
 無線LAN
 HDMI
 USB USC2.0 ×2
USB2.0 × 2
 SDカード 〇 
 サイズ 15.6インチ 
 重さ 約2.3kg 
 セキュリティ マカフィーリブセーフ 3年 
 カラー シャイニーブラック
アーバンホワイト
 Officeソフト  Office Home and Business Premium
Office Personal Premium
 保証期間 3年


CPUはAMD E2-9000とAMD A9-9425を選択できます。AMD E2-9000よりもAMD A9-9425の方が性能は高くなります。


メモリは4GBまたは8GBを選択でき、ストレージはハードディスクかSSDを選択することができます。


今回のレビューでは、CPUはAMD A9-9425、メモリ8GB、SSD 128GBのものを使用しました。


このスペックで、インターネットやメール、文書作成などは問題なく実行することができました。性能が抑えめですので、ライトな使い方が多い文系の方におすすめです。


価格も抑えつつなるべく良いものをというのであれば、AMD A9-9425、メモリ8GB、ハードディスク500GBの組み合わせが良いでしょう。CPUとメモリを1つ上のものを選ぶのが良いです。


レポート作成に必要なOfficeは2種類から選べます。
Office Home and Business Premiumを選択するとWord、Excel、PowerPointが含まれています。もし、Word、Excelだけが必要で、PowerPointが必要なければOffice Personalで大丈夫です。






安心の3年間のメーカー保証と3年間のセキュリティソフト


パソコンを購入するとメーカー保証は通常は1年間で、この間に故障した場合は無償でのサポートとなります。しかし、WAA/C2の場合は富士通の直販サイトWebMartで購入すると3年間のメーカー保証となり、サポート期間が長くなります。


また、セキュリティソフトも3年間使えるものが最初からインストールされています。


大学生活は4年間ありますので、その内の3年間を追加料金なしでメーカー保証が受けられるのはとても安心できます。






WAA/C2の外観


WAA/C2の外観やデザインを確認してみましょう。

天板は光沢感があり、ホワイトのボディカラーが美しく見え、上品さが感じられるデザインです。








正面から見たところです。15.6インチとしては薄く作られていて、スッキリとした印象です。2.3kgの重さがありますが、持った感じはそれほど重くはありません。









後ろ側から見たところです。










本体左側面です。有線LANポート、HDMIポート、USC2.0ポート×2、USB2.0ポート×1が搭載されています。





本体右側面です。マイク・ヘッドフォン端子、USB2.0ポート、光学ドライブが搭載されています。





本体手前側です。左側にSDカードスロットが搭載されています。





背面側です。





最後にACアダプターです。小型で軽量なタイプです。すっきりと使うことができ、収納するときもコンパクトにまとまります。






選べる2色のカラー 天板にオリジナルデザインも施せる


ここで紹介したのはホワイトのものですが、ブラックのものも選択することができます。

今回のレビューでは使用していないのでご紹介できないのですが、「ブラックの方がかっこよさそうだな」という場合にはブラックを選択してみてください。


また、他メーカーにはない独自の天板プリントサービスも利用できます。希望すれば、迷彩柄や子犬、蝶などの模様だけでなく、自分だけが持っているオリジナルの写真や画像、文字を天板にプリントしてくれます。


世界に一台だけのノートパソコンを作ることができます。


「そのパソコン、どこで買ったの?かっこいいね。」と、自宅に遊びに来た友達から聞かれて、自慢することもできそうです。






まとめ


LIFEBOOK WAA/C2を実際に使ってみて、性能は抑えめでしたがネットやメール、レポート作成などの軽めの作業をするには問題なく使うことができました。

15.6インチの大きさでキーボードも使いやすく、作業がしやすかったです。

ホワイトのデザインがとてもきれいで机やテーブルに調和し、使っていて楽しく感じました。

ライトな使い方が中心にはなると思いますが、価格を抑えられるので、なるべく安価に購入したい人は検討してみてはいかがでしょうか?


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富士通 LIFEBOOK WS1/C2

性能の高いCPUを搭載し、持ち運びにも便利な軽さのノートパソコン。光学ドライブや有線・無線LANなど必要な機能がすべて搭載されているので幅広い使い方ができます。

レビュー → LIFEBOOK WS1/C2レビュー



富士通 LIFEBOOK WU2/C3

1kgを切る超軽量ノートPC。CPUやメモリの性能も高く、スッキリと快適に使えます。

レビュー → LIFEBOOK WU2/C2レビュー



富士通 LIFEBOOK WA3/D1, WA2/D1

15.6インチの大きさで、性能の良いCPUとメモリを搭載したホームノートPCです。

レビュー → LIFEBOOK WA3/C2, WA2/C2レビュー




この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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