LIFEBOOK WA1/Sレビュー:大学生活に幅広く対応し、広い画面で快適に作業できるノートPC


富士通のLIFEBOOKカスタムメイドモデルWA1/Sは15.5インチの広い画面で快適に作業ができ、大学生活に幅広く対応できる機能が搭載されたノートパソコンです。実際にWA1/Sを使ってみましたので、レビューをご紹介します。





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WA1/Sは広い画面でゆったり作業ができるノートパソコン


富士通のWA1/Sの大きさは15.5インチで、下の写真のようにA4サイズのノートよりも大きいです。画面が広いのでとても見やすく、インターネットをしながらメールソフトでメールを見たり、WordとExcelを同時に起動してレポートを書くということが非常に快適に行えます。







下の写真のように液晶部分とA4ノートを比べてみても、画面が大きいのがお分かりいただけるかと思います。これくらい広いと文字も見やすく、ゆったりと快適に作業ができます。






15.5インチのノートパソコンはA4ノートよりも大きく重さも2.2kgなので、カバンに入れて長い距離を持ち運ぶというよりも、自宅に置いて使うという方におすすめです。


15.5インチで2.2kgというのは、家の中の移動など短い距離であれば楽々持ち運べます。いつもは自分の部屋でパソコンを使うけど、たまにはリビングでパソコンしたいなというときにもサッと持ち運んで使うことができます。




これ1台で色々な作業をこなせる便利なノートPC


WA1/Sは15.5インチの広い画面が特徴のノートパソコンです。これ1台によく使う機能がすべて搭載されていて大学生活において困ることはあまりないでしょう。WA1/Sに搭載されている機能がどのように役に立つかを以下にご紹介したいと思います。



広い画面だからレポート、卒業論文の作成が快適


上でも記載したように、15.5インチの大きさがあると文字も見やすく、ゆったりと快適に作業をすることができます。大学生の場合は特にレポートの作成の際にその効果が感じられます。


大学の講義でレポート作成の課題が出る場合、Wordで文章を書いたり、データをグラフにまとめたりする作業をすることになります。そのときにWordとExcelを同時に開くことができ、しかもそれぞれのウィンドウを広く保てるのでストレスなく快適にレポート作成ができます。また、必要なことをインターネットで調べる必要も出てきます。ネットで調べものをしながらWordに文章を書いていくという作業をウィンドウを閉じることなくできますので、作業がはかどります。


卒業論文をまとめるときも基本はWordに卒論を書いていきます。実験データをまとめたり、参考文献を見ながら文章を書き起こしたりしますので、複数のソフトを同時に開いて作業ができるととても効率的に進みます。





テンキーつきなのでExcelでの数字入力が楽チン!家計簿作成や理系の実験データの入力が簡単に


15.5インチの大きさになるとキーボードにもゆとりが出てきて、WA1/Sには下の写真のようにテンキーが配置されています。テンキーというのは数字や「.」、足し算・引き算・割り算・掛け算などの計算がしやすいように配置されたキーのことです。普通にネットやメールをする分には使うことは少ないかもしれませんが、数字を連続して入力するときにとても便利なものです。


たとえば理系の実験データをExcelに入力するときには重宝します。多くのデータを取得して1つずつExcelに入力していくときにテンキーを使うと、手の位置をほとんど変えることなく数字を入力することができますので、入力のスピードが著しくアップします。レポート作成や実験データの解析が効率よく行えます。


理系でなくても家計簿をつけるときやサークルの会費の集金状況などをまとめる時など、金額をExcelなどに入力するときにも同様の理由で非常に便利です。







スマホやデジカメで撮った写真や動画の取り込みに使えるSDカードスロット搭載


WA1/SはSDカードを挿すことができるようになっています。




大学生ではスマホやデジカメで写真や動画を撮ることが増えます。友達と旅行に行ったり、サークル活動をしたりなど、いろいろな場面で写真を撮ると思います。スマホやデジカメはSDカードにデータを保存しておくようになっていることが多く、撮りためたデータをパソコンに移すことができるとデータのバックアップにもなりますし、写真や動画をCDに焼いて友達に配るといったことができるようになります。




ソフトのインストールやDVDの再生、データの書き込みができるDVDマルチドライブ搭載


WA1/SにはDVDマルチドライブが搭載されています。市販のソフトや大学の授業で使うソフトをインストールすることができますし、データ書き込みソフトが標準で付属しているので、大事なデータをCDやDVDに保存してバックアップを取るといった使い方もできます。音楽をCDから取り込んでスマホに移すという使い方もできるようになります。





動画再生ソフトが最初からインストールされているので、DVDの動画も簡単に見ることができます。レンタルしてきたDVDをパソコンで見るといった使い方もできます。




広辞苑、英和・和英辞書、電子辞書搭載で学業に使える


WA1/Sには最初から広辞苑、英和・和英辞書、電子辞書が搭載されています。大学の授業でわからない英単語が出てきたり、知らない言葉が出てきたときには簡単に調べることができます。広辞苑が入っていますので、わからない言葉に遭遇してもしっかりと調べることができて安心です。





インターネット、メールが使える


インターネットをするためのソフト(インターネット・エクスプローラー)が最初からインストールされているのですぐにインターネットが利用できます。


Windowsに最初から搭載されているメールアプリを使えばGmailやYahoo、Outlook.com(Hotmail)などのメールをパソコンで簡単に見ることができます。Officeの購入時に付属しているOutlookをインストールすることでもメールを利用することができます。





無線LAN、有線LANの両方に対応


インターネットを利用するためには無線もしくは有線で接続する必要がありますが、WA1/Sでは両方とも利用できるようになっています。無線LANの普及に伴って有線LANが搭載されていないノートパソコンも増えていますが、このPCには有線LANポートが搭載されています。大学ではまだまだ有線LANしか使えないところも多く、大学で使用する場合には重宝するでしょう。また、プロバイダーの契約時においても、有線プランのほうが安く上がることもありますので、有線LANポートがあると便利でしょう。








大学のゼミや卒論の発表で使える外部出力ポート搭載


大学ではゼミや講義の中でプレゼンをしたり、卒業論文の発表を皆の前で行う機会が何回かあります。PowerPointなどで資料を作成し、プロジェクターやモニターに映し出して発表します。このときに外部出力をするポートがないと映し出すことができないのですが、WA1/SにはVGAポートならびにHDMIポートの両方が搭載されています。特にうれしいのがVGAポートです。


プロジェクターによっては、VGAケーブルしか対応していないこともあるので、
VGA、HDMI両方に対応していると慌てなくて済みます。








友達や恋人の顔を見ながらTV電話。自己啓発にも使えるWEBカメラが搭載


WA1/SにはWEBカメラが搭載されています。カメラのすぐ横にはマイクもついています。ノートパソコンを開いたときにちょうど顔の正面に位置する場所にあります。このソフトを使うときにこのカメラ機能を利用すると、相手の顔を見ながらお話ができます。インターネット回線を利用した通話は料金を気にしなくても済むことが多いので、恋人や友達とこのカメラを利用して会話を楽しんでみてはいかがでしょうか?





また、大学のうちに身につけておきたいスキルに英語があります。インターネットを利用するとオンラインで英会話のレッスンを受けることができます。先生とのレッスンにWEBカメラを使いますので、この機能が役に立つと思います。




万が一の時にも安心のバックアップ機能


WA1/Sにはバックアップナビというソフトが最初からインストールされています。
レポートや卒論を作成しているときに万が一のことが起こっても、データのバックアップが残っていれば、最初からやり直さなくても済みます。大事なデータを守るためのうれしい機能です。






性能


WA1/Sはエントリーモデルからハイスペックモデルまで選べる機種です。

 CPU Celeron
Core i3/ i5 / i7
メモリ4GB / 8GB
 ストレージ 500GB HDD / 1TB HDD


購入する際はこれらのものを選択して組み合わせますが、今回実際に使用したWA1/SのスペックはCPU:Celeron、メモリ:8GB、ストレージ:500GB HDDになります。


文系であれば、最小構成のCeleron、メモリ4GBでも大丈夫ですが、Celeronだと長く使うという意味では少し不安かもしれません。今後いろいろなソフトやシステムを使っていくうえで性能不足になることも考えられますので、少しでも長く使いたいと考えるのであれば、できればCore i3、メモリ4GB、ストレージ500GB HDDがおすすめです。


理系の人はCore i5、メモリ4GB、ストレージ500GB HDDがおすすめです。色々な用途に使っても快適に処理してくれるでしょう。4年生に進級し研究室に配属されたときにしっかり使いたいのであればCore i7、メモリ8GB以上がおすすめです。理系の研究で使用するソフトは重い処理が含まれることが多いので、時間がかかる処理をしたとしてもより短い時間で完了するでしょう。





安心の3年間のメーカー保証


パソコンを購入するとメーカー保証は通常は1年間で、この間に故障した場合は無償でのサポートとなります。しかし、WA1/Sの場合は富士通の直販サイトWebMartで購入すると3年間のメーカー保証となり、サポート期間が長くなります。


大学生活は4年間ありますので、その内の3年間を追加料金なしでメーカー保証が受けられるのはとても安心できます。




WA1/Sの外観


WA1/Sの外観やデザインを確認してみましょう。


15.5インチの大きさですが、天板を閉じるとスリムに感じるボディです。光沢のあるボディが高級感を感じさせます。





天板を開いたところです。





真横から見ると、ディスプレイ部分がとても薄くすっきりしています。ボディ部分も薄く感じます。





天板を閉じて真横(左)から見たところです。USBポートが3つ、VGAポート、HDMIポート、LANポートがあります。一番厚い部分で35mm、一番薄い部分が25mmとなっています。





天板を閉じて真横(右)から見たところです。DVDマルチドライブと電源、USBポート、マイクとヘッドフォン端子があります。






キーボード部分です。軽やかで打ちやすいです。






選べる2色のカラー


このレビューで紹介したパソコンはシャイニーブラック(黒色)ですが、富士通の直販サイトではもう1色アーバンホワイト(白色)も選択できます。黒よりも明るい色がいいなという場合にはホワイトを選択してみるのもいいですね。好みに応じて選べるのがうれしいところです。





まとめ


LIFEBOOK WA1/Sは15.5インチのゆったり広い画面で快適に作業ができるノートパソコンです。頻繁に持ち運びはせず、自宅など1か所でじっくり使うことを考えている人におすすめです。


画面サイズが大きいので、広い画面でExcelやWordを同時に立ち上げても快適にレポートの作成ができるでしょう。インターネットをしたり動画を見るなどもゆったりとした気分でできると思います。


低価格で購入できるのもとても魅力的です。予算に応じてカスタマイズして、より高性能な構成にできるのもうれしいところです。


当製品は販売終了しました。

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この記事を書いた人

  石川
ITエンジニア。2014年から2024年現在まで10年間、約450台以上のノートパソコンのレビューを実施。プログラマー兼SEとして、システムやアプリの開発に携わっています。保持資格:応用情報技術者、基本情報技術者、英検準1級等 
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